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愛の深さは膝くらい

ai no fukasa wa hiza kurai

爱的深度仅即膝

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表題作愛の深さは膝くらい

石倉正規・高校の臨時教師
坂下昴・意地っ張りでウブな高校生

あらすじ

代用教員として教師になった神主の息子・石倉先生は、書道部1年の坂下昴(さかしたすばる)から覚えの無い怒りを買っていた。どうやら石倉先生のテキトーな女性(&男性)遍歴を知っていて許せないでいるらしい。「デレデレすんな!エロくなんな!」なんて突っかかってくるけど、ある意味純粋な昴が可愛く見えてきて…!? 教師×小悪魔高校生のツンデレ★ラブストーリー!
出版社より

作品情報

作品名
愛の深さは膝くらい
著者
依田沙江美 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
愛の深さは膝くらい
発売日
ISBN
9784832285149
4

(53)

(24)

萌々

(10)

(15)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
23
得点
209
評価数
53
平均
4 / 5
神率
45.3%

レビュー投稿数23

意地っ張りで初心な青春16歳

先生x生徒ものです。たぶん…(笑)

なにこれ、もうむちゃくちゃ可愛すぎる。意地っ張りで見栄っ張りな高校生昴くんがあまりに可愛くて悶死するかと思っちゃったYO!(笑)

どうやら石倉先生は昴と出会うまでは、男も女もどっちも来いのタラシだったみたい、でも昴くんがまだ高校生で全然すれてなくて、これだけ可愛かったやっぱり大切にしようと思うよね、だって先生大人だし、昴くん見栄っ張りだけどほんとは超初心だし、そんな設定だから全然エロくもなんとも無いんだけど。やっぱり依田さんは良いです。好き好き大好き愛してる~

「いろいろ経験しておいた方がいいから」なんて女の子と付き合うことまで勧めちゃって余裕かましてるけど、実際そうなったら心中穏やかじゃいられないでしょうね。でもそんな言葉や態度の端々に石倉先生がどれだけ昴を大切に思っているかがわかって、なんだがジーンと来ちゃった。

これってまだ続いているんですよね、この先、この二人の関係がどういう風に変貌を遂げるのかものすごく楽しみです。

6

型通りの「ツンデレ」ではないので注意が必要。むしろ年の差に基づく価値観の差をとことん楽しむ物語。

すでにたくさんのレビューがあがっているのであまりくどくどと説明するつもりはないのだが、一点だけ強調しておく。
コミックスの裏表紙のあらすじや帯では、この物語の主人公の片割れである書道部1年生の坂下昴を「小悪魔高校生」とか「ツンデレ」と評している。
しかし、型通りの「ツンデレ」を求めてこのコミックスを読むと、肩透かしを食らうかもしれない。
昴の相手が同じ高校生であったならば、彼の言動はもっと「小悪魔・ツンデレ」に感じられたかもしれないが、読めば自明の通り、昴は単に子供なだけなのである。
それはもう一人の主人公である石倉の、大人のまなざしによる物語展開で裏付けられる。
したがって、むしろこの話の面白さは年の差モノ、つまり埋まらない価値観の差をとことん見せ付けられるところにある。
表面上は高校生を主人公とした可愛らしい話であるが、そこここに大人側の視点が入ることでなんともいえない味わいが増す、実は大人向けの物語ではないかと思うのである。

6

ツンデレLOVE!

先生×生徒です。
生徒の昴ちゃんがめっちゃ可愛いの!!
ツンデレで意地っ張りで、口が悪くて
・・・でも実はピュワピュワちゃんなの。
なんて私のツボをついてくる子なの。たまらん。

あとね~、私が依田さん上手いなぁ・って思うのは、脇キャラ。

書道部の先輩達がイイ。特になおちゃん先輩の絡ませかたうめぇ~。
そうそう思春期の頃って、ちょっとしたきっかけで嫌いになったり、転じて好きになったりね。
う~ん、青春だねぇ。
それをいやみなく表現できる依田さんが凄い。

昴ちゃんの高校生っぷりもとっても自然で可愛く感じました。
暴走しまくりで仰天な行動も起こすけど、私が一番かわいいなぁ、と思ったのは昴が母親としていたパンツの会話でした。
そうかそうか、パンツが駄目だったのか。(笑)
そんなスマートにいけない若さがとっても可愛らしい。

もう可愛いしか出てきません。
まあ、「ツンデレで意地っ張りで、口が悪くて」を可愛いと感じるかは好みの問題だけど、お年頃な感じがよく出ていてとっても可愛く思うわけですよ。
(まぁ、お年頃じゃなくても「ツンデレ・意地っ張り、口が悪い」には弱いですが)

意外と素直なところのある昴ちゃんが先生にどう迫っていくのか
(きっと先生は振り回されるぞ~♪)とっても楽しみです。
可愛い昴ちゃんに完敗・・・じゃない乾杯。
ごちそうさま。ありがとう。

4

メロメロです

みなさん仰る通り、受けの昂くんが可愛いこと可愛いこと!
また石倉先生も優しいところとか包容力あるところとか大人な感じがたまりません!

※以下特に萌えたシーン。ネタバレかもです
・壊れた水道の水で濡れちゃった昂くん、
ズボンはいてない姿を見て石倉先生がハッってなるところ。
昂くん、シャツからパンツの裾が見えなくていきなり足ってところがまた妙にエロイ。
なんか、男の人の、彼女が自分のTシャツ着てる姿を見てイイと思うのが分る気がします。

・八田部さんの車に乗せられた昂くんが、石倉先生に怒られるところ。
まず昂くんは八田部さんに、自分が握らせられたモノが何なのかいまいち気づいてないなんて!
すごい。そのウブさが良い。
しかも石倉先生にうがいするように言われた理由もいまいち分ってないなんて。
そして、昂が水道の蛇口でビューって水を飛ばす、小さな反抗がたまらない。

まだまだある……。というか、作品全体に萌えが散りばめられたような一冊ですね。
この作品のおかげで、先生×生徒もの、ツンデレがかなり好きになったかもです。

3

攻めも受けもステキ!

この話は、プレイシーンこそないもののしっかりBL。だけど、BLはちょっと…という人でもすんなり読めるお話で、多くのBL本にあるような展開の不自然さとか絵のおかしな感じとかは一切ありませんでした。しかも、ただちゃんとしているだけの漫画とかいうだけではなくて、可愛いー!とかカッコイイとかドキドキするシーンも満載です!
設定そのものは少女漫画の超定番、先生と生徒。それっていかにもありえない話になりそうなものなのに、最後までイライラすることなく本当に楽しめました。
大まかなストーリーの流れは、
神社の神主の息子である石倉は父親のコネで代理の高校教師となる。女子生徒にも同僚にも高感度大、学校にもなじんで先生って案外いいなと思い始めていた石倉先生だけど、なぜか生徒の中で坂下昇だけは反抗的。それはなぜかというと……って感じで……。

自分の頭の中を整理するためにもあらすじを書いてみて、あらためて思ったけど、その漫画が面白い作品になるか、つまらない作品になるかは案外小さな部分に左右されるのかも?依田沙江美先生のこの作品もどこか2、3、4、5、…箇所くらい間違っていたら、他のつまらないBL本と同じくだらないものになっていたかもしれないななんて。だって話自体は普通にそれ絶対ないでしょ!って部分もあるし。でもそれを不自然じゃなく見せるのがそれぞれの作家さんの腕の見せ所なんじゃないかなぁ……。

まぁとにかくこの作品は面白かったってことなんですが、私はBLに限らず結論をしっかり出さない作品のほうが好みだったりします。例えば主人公は死んだともとれるし生きてるともとれるというような。だから、今後本当のカップルになるの?ならないの?と、どっちづかずなこの話のラストもとっても良かったなぁ~。面白かったから次も見たいと思うけど、やっぱりこのまま続きは無ければいい!

2

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