よろめき番長

yoromeki banchou

よろめき番長
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神38
  • 萌×234
  • 萌22
  • 中立9
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
32
得点
401
評価数
105
平均
3.9 / 5
神率
36.2%
著者
依田沙江美 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832287150

あらすじ

日本茶専門店で働く若葉は、人間関係が大の苦手。 30年間できることなら人と関わらずに生きてゆきたいと思っていた。そんなひきこもり思考の若葉に一目惚れをしたのは、社交的な年下男子・吉川。「俺と付き合って下さい」と突然の告白を受け、経験の浅い若葉の頭はパンク寸前…!? 難攻不落な若葉に、吉川の愛が入り込む余地はあるのか!? 描き下ろし後日談はたっぷり22ページ★
(出版社より)

表題作よろめき番長

吉川,タウン誌の編集,23歳
若葉,日本茶専門店の店員,30歳

レビュー投稿数32

嫌いじゃないの、タイプが違うの

 依田先生は若葉のような独特のキャラを描き出すのが本当に上手いなぁ、と改めて感じました。ちょっと天然ぽくて、不思議ちゃんと評される若葉。会話する時に相手と目を合わさなかったり、基本受け身の姿勢だったり、人との付き合い全般的に消極的な彼。私自身はここまでコミュニケーション能力が低くはありませんが、彼の心情にはとても共感することが多かったです。自分の領域に他人がいるとリラックスできないし、気の置けない相手以外が家に来たらいつ帰ってくれるのかそわそわするし、会う約束をすれば何をするのか、場が保つのかが気になってしまう。相手の気を悪くしないように極力良い顔をしていたら、いろんな場に誘われてある日突然何もかも面倒になってしまったり。

 若葉のように態度には出しませんが、彼が考えていることは大抵自分も考えたことがある内容で、今までそんなキャラにあまり出会ったことがなかったので驚きました。いわゆる、内向型の特徴なんだと思います。他人とのやりとりではなく、自分との対話、1人の時間で力を充電する人。エネルギーが外ではなく内に向かっている人。若葉の場合、掃除もそういう大切な時間なんじゃないかな。吉川のような典型的外向型人間からすると不思議なことも多いかもしれませんが、私はむしろ若葉の方に親近感を覚えました。恋愛関連におけるぎこちなさもすごく分かります。吉川と付き合って変わるわけでもなく、最後まで若葉の性格がそのままなのもリアルで良かった。内向型の方には私にもこんな恋愛ができる日が来るかも、と自信になるかもしれないし、外向型の方には周りにいる不思議なあの人を理解するきっかけになるかもしれない1冊だな、なんて思いました。

0

鬼畜なわかぺー

潔癖で超絶ネガティブ思考なわかぺー。すごく生き辛いだろうなぁ…と思いました。

吉川は本当に頑張った!

所々に描かれるデフォルメ顔がすごく可愛いです。

初レビューなのでこんな感じですみません!

1

宇宙人わかぺー

私が"もっと評価されるべき"と思う作家さんのひとり、依田沙江美先生です。エロはあまりなく、落ち着いた絵柄ですが、人間の感情を深く描かれます。大好き。

インパクトのあるタイトルですがオラオラした番長は出てきません。
依田先生の作品に出てくるピュアで簡単に手折られそうな受け、そしてそれを騙したり宥めすかしたりときに翻弄されたりしながら守る攻め、という構図が大好きなのですが、ピュアというには度がすぎた成人男性の若葉(受け)が異彩を放ってます。潔癖症ゆえの純粋さも相まって相当な不思議ちゃん。

じっくり漫画を楽しみたいときにぜひ。

2012年の「このBLがヤバい」では13位ですが、この年は草間先生と腰乃先生が上位に2冊入ったり、かなり豊作な年でした。

4

説明できない面白味とわかぺーの可愛さ

だいぶ前に電子で読みました。
めっちゃ面白くて誰かとこの気持ち共有したい!とその電子サイトのレビュー読んだら、わかぺーにイラつく派が多数いて驚きました。
感じ方は人それぞれなので別に否定してるわけではなくて、ただ試し読みしてわかぺーのこの雰囲気が苦手と感じたら回れ右した方が良いと思う。終始一貫してわかぺーはわかぺーなので笑。

潔癖症で繊細、他人と関わらず自分の世界で日々丁寧に生きてきたわかぺー(若葉真平、美青年)。そんなわかぺーが吉川という熱血年下男と出会い、恋され、パーソナルスペースにズカズカと踏み込まれ、ペースを乱され、ちょっとずつ恋をします。

わかぺー、本当の意味で1人が好きなタイプの人なんだと思う。だから自分の心の平穏が乱されるのを何より嫌うし、それは好きな人が出来ようと変わらない。度々上手く立ち回れない自分に落ち込むし、キャパオーバーでそっちが勝手に来たんだろと怒りもする(これ良く分かるなー)。
そんなわかぺーを引っ張り出そうと頑張る吉川とのズレはクスッとした笑い満載なのでバランスも取れてると思います。

多分このカップル、吉川が目に見えて頑張ってるけどわかぺーも同じくらい頑張ってるんだよなー。
ラストの吉川の演説のように、時間をかけて愛を育てていければいいな。

1

攻めに、これからも頑張れとエールを送りたい

この少女漫画か?といったような表紙が気になってずーっと本棚登録してた本。ようやく読んでみました。

読む前に想像していたのは、不思議ちゃんとの恋。それを楽しむ話かなと。
でも読んでみたら確かにそれは間違っていないと思うんだけど、私にはわかぺーはアスペルガーなどの発達障害・知的障害を伴わない高機能自閉症もしくはそれらのボーダーにしか思えなかったんです…。
不思議ちゃんとしてすませるには余りにも確立しちゃってる独特のわかぺーの世界。
人の感情を読み取ることが苦手、異常に清潔にこだわって相手がどういう状況であろうが他人の家であろうが清潔・掃除が最優先(どんな時でもです。)。何かあると外の世界をシャットダウンする 、自分の専門(お茶屋さん)に関しては完璧 etc…

自分の何が相手を怒らせるか判らないけど、相手がしょっちゅう自分に対して腹を立てている事はわかる、でもいつも何で怒られているかは判らないから、一生誰とも深くつきあうつもりもなかったわかぺー。

攻めから諭されて「そっちが勝手に踏み込んで来たんじゃないか!」と言って、「俺は知らない 知らない」と耳を塞いで完全にパニックに陥っている様子が読んでて切な苦しいです。

その余りの世界観の違い、言語能力の違いを単純に「萌え」ですませちゃっていいのかなぁ…みたいな気分になっちゃいまして…。わかぺー本人が苦しんでいるだけに…。

1

大なり小なり、他人はみな宇宙人だ

依田先生のコミック初読みです……で、一体何なんでしょう?この世界は。
ふわふわの不思議ちゃん、30才(には絶対見えない美形!)の若葉。
彼に一目惚れし、果敢にアタックしていく23才の吉川。
2人の出会いは、周りを見ずに道路掃除をしていた若葉と、歩道を自転車で飛ばして走っていた吉川がぶつかりそうになって、というもの。
若葉はお仕事(日本茶屋さん勤務)は普通以上にこなせるけど、人と関わりたくない人です。そこに若葉の笑顔にキュンの吉川がグイグイ踏み込んでいく。セリフの吹き出しの外に若葉の心の声が記されてるんだけど、吉川が告白してる最中に《この人めんどう…》とか。傍目にはただの憂い顔なんで吉川には(いや誰にも)若葉の本心なんてわからない。
かといって若葉は本心を隠してるわけじゃないんだな。ここら辺が現代急速に社会の中で表沙汰になってきてる発達障害的コミュニケーション不全だと感じる。自分と他人の感じ方は違う、その他人もまた何かを考え感じている個人なのだということに思いを馳せず、自分一人の世界で閉じている。
吉川はいわゆる普通。いや普通以上。表裏ないし嘘はつかないし誠実。多分自分と同じような普通の人に囲まれてて、若葉とは真逆方向に本来自分と他人の感じ方は違うということを実感していない若者なんだな。ゲイだってことだけが人との相違で、そこは言わないほうがいいから人には言わない。若葉の事も「普通」に好きになって、相手が受け入れてるから自分のことが好きなんだ、って思ってる。確かに若葉は吉川が好きなんだとは思いますよ。でも好きのベクトルも温度も違うね。
他人同士が恋をする過程は正に違う価値観のぶつかり合い。どこをすり合わせ(こすりっこじゃないぞ!)どこを見て見ぬ振りするか。だから吉川と若葉の恋愛もある種普遍的な恋人のカタチではあるけれど、吉川は前途多難だね。
だって若葉は自分じゃないこの人も傷つくんだってことが分かってないから。
吉川は鳴海のお見立て通り、これからも上手く操縦してかなきゃいけないよ。または若葉の閉じワールドに入り込んで運命共同体になるか。これだと発展性がないから、ぜひ吉川には頑張って、末長く少し距離のある仲良し恋人でいて欲しいです。
(「よろめき番長」の意味がようわからん……)

5

最初苦手タイプの受けでしたが読んでるうちに

わかぺー可愛い。
まるで小動物のようです。
とーっても綺麗好きで警戒心の強い子。
これで30歳か~…年上男性とは思えませんw

お茶を飲むのが好きなのでわかぺーに淹れ方を伝授して貰いたいな~。
というか、わかぺーの淹れたお茶を飲みたい。
おばさま方から大絶賛のわかぺーのお茶を飲みたい。
コミュニケーションが下手かと思いきや、意外と商売上手なわかぺー。
宣伝の仕方がさりげないから買いやすいんだよね。
わかぺーは“常連さん”になって顔を覚えられるとごはんを食べに行けないタイプですが、私は洋服や靴を選んでいるときに率先して店員さんに寄ってこられるのがとても苦手で…逃げちゃうことが多いです←
どうしようか悩んでいるときにさりげな~く寄ってきてくれるとありがたいんですが、まだちゃんと見てもいないときに来られるのは本当に苦手で…。
寄ってこられそうになるとスッとお店から出ちゃうんですよね…見たいのに…orz
ダメだな~。。。

それにしてもヒロシ…素直だな~。
見た目はとてもいかついんだけど。
既成概念にとらわれなさすぎでしょwww
目玉のお菓子って斬新すぎる。

これを書いている今になって気付いたんですけど、9話目って描き下ろしだったんですね。
吉川の大プロポーズが描き下ろし。
普通に違和感なく“1話”として読んでいましたよ。

鳴海さんは今後も2人を引っ掻き回すんですかねwww

1

許すということ


前々からくせのある作家さんと伺っていて、評価の高いものを表紙も見ず購入、納得。

びくびくしながらも勝手?な若葉ちゃんに初めのうちはむっとしたものの、そのうち心を開きかけた描写にはほっこり。
しかし頑なな中であれに持っていくのは描きずらそうなのに、すごい。

タオルの下になんか…が面白かった。

初めての潔癖もの、汚いと触りたい、触ってほしいが共存しているからそのギャップにきゅんとくるんだろうなぁ。"汚い"が無くなるわけじゃなくて、その感情に触れたいと触れて欲しいが加わるから許容範囲が大きくなる…。

それから日本茶専門店ということで、お茶が飲みたくなりますね〜(*´︶`*)

心を開きにくいって、誰しも経験あることなんじゃないかなって思う今日この頃なので、そういう人もそれなりに頑張るよって見方をするといとしく思えそう。
また、再読したら感想も変わりそうです。

1

吉川偉いわー。(T-T)

今さらですが依田作品初読みです。
しかもけっこう前の作品…。(((^_^;)

絵柄がとても好きな感じなので萌×2にしました。(°▽°)
スッキリキレイ!

作品自体はどうかっつーと、コミカルなんだけど「アハハ!」って感じでもなく…
じゃあラブラブか…?つったらそうゆうワケでもなく…。
じゃあ萌え萌えか…?つったらそんなでもない…。
なんとゆうか…フワフワした感じなんですよね…。
だからって読後感が悪いワケではない…。
「あれ?読んだっけ?」と思うほどの…フワフワ感…?(天使の羽??)
わかぺーも鳴海も相当個性強いキャラなのに。
主役(?)の吉川は個性が強いと言うより我慢強いキャラです。( ̄▽ ̄;)ちょっと可哀想…。
そして偉い。修行僧は吉川だと思う。( ̄▽ ̄;)


確かにわかぺーは極端って言えば極端な人なんだけど、私自身もわかぺーみたいな部分に自覚はあります。
リアルにこないだ事故った瞬間にわかぺーみたいな思考になりましたし、多少体調が悪くても知らない人に笑顔で対応するのも仕事だから、社会だから、と割り切ってるから出来る事です。
素でいったら、可笑しくもないのに笑えません。
近所付き合いも親戚付き合いも煩わしいと思うし、時には友達付き合いも面倒な時あります。

……あれ?なんか…私サイテーですね…。( ̄▽ ̄;)

人との付き合いでも相手が自分の思った通りに対応してくれない事にムカつく事なんてしょっちゅうで、それどころか「私がこれだけやってあげたのに」「私が教えてあげたから貴方は良くなった」などと思いあがっている事も……ままあります…ね…。( ´△`)

うわ。やっぱサイテーだ…。orz

この作品は「そのままの相手」を受け入れる事の難しさや、解らない人(そもそも解る人なんていない)と付き合う事で自分が少しづつ成長するんだな…とお説教臭くなくホンワカと感じさせてくれるような毒があります。(^^)
これは好みが別れるだろうなとは思いましたが、私は好きです。多分、何回も読むと思いますし、読む度に違う感想が出てきそうです。

見逃せないのはフキダシ外の手書きの依田ツッコミ。
吉川の早く会いたいメールが嬉しくて返信しようとしたわかペー、メール内容に悩んだあげくに携帯をポイ。「じゃあ一言、書け。」とか。

私の一番の萌えどころは、わかぺー宅玄関先で吉川が吉川専用スリッパ履いてわかぺーひと安心。ホッとしてチュー。でした。 (^艸^)
やっぱり玄関チューはイイですねっ。(〃▽〃)

お互いにドキドキしつつ…精一杯がんばってカメ並みにゆっくりと歩み寄って…でもがんばってる割には想いがイマイチ伝わりあっていない二人……なんだけど…吉川とわかぺーはずっと一緒にいるといいと思います。
なんだか、そう思っちゃいました。


2

ちゃんと掃除してちゃんとお茶を淹れようと反省。

食が細くてスタミナなくてよろめくわかぺー。
ぐいぐいの吉川によろめくわかぺー。
告白されたら脳内に引き込もってしまうわかぺー。
裏っかわと裏っかわが……赤面わかぺー。
エッチの最中もずっとティッシュの箱を抱えているわかぺー。
エッチの余韻もそこそこに「吉川が汚い手で触った…」と引き出しをふきふきするわかぺー。
大好きな吉川だけど裸足でペタペタ歩かれるのがイヤなのでスリッパを履かせるわかぺー。
元気になった「吉川」をそっと触ってあげるわかぺーのうしろ姿。←ここがいちばん萌えました。
***
1冊まるごとわかぺーによろめかされました。
吉川に出逢えて良かったね、鳴海さんや商店街のおばちゃんたちにずっと大事にされてね、
30歳成人男子だけど。

淡い表紙もすてき。いつも目に付くところに置いて、何度も読みたい1冊です。

菓子舗のヒロシくんがどうなったのか気になる...。

3

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