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お父さんは性的コンテンツ 下

otousan ha seiteki kontentsu

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表題作お父さんは性的コンテンツ 下

水筒 香,超人気俳優,37歳
金屋敷 司之介,元子役の脚本家,26歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

10年以上の片想いを経て、憧れの俳優・香と恋人同士になれた司之介。
恋だけでなく、仕事にもビッグチャンス到来!
香が主演のドラマ脚本を手がけることに。

香とのドラマ制作と同棲生活は幸せ絶頂!のはずが…
自分に向けられる表情もすべて「演技」に見えてしまって!?

「司之介君にとって、永遠に性的コンテンツでいたいだけだよ」

隠れ執着攻 × 年下一途受
芸能界で才能を輝かせる二人の、恋と人生の物語。

作品情報

作品名
お父さんは性的コンテンツ 下
著者
池玲文 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799763285
4.5

(269)

(192)

萌々

(51)

(16)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
30
得点
1216
評価数
269
平均
4.5 / 5
神率
71.4%

レビュー投稿数30

最後は多幸感に包まれる、ハッピー芸能界BL♡

上巻は香さんの意味深な笑みで終わりましたが…なんと香さん、少々ストーカー気質でしたね!司之介を手に入れるべく、あんなに頑張って(?)いたとは…涙ぐましいです。

司之介は相変わらずエキセントリックで面白い!ただの美人じゃなく、ちょっと斜め上を行く言動をするところ、そして脚本家としても才能のあるところがすごく好きです。

疲れて無防備な姿で寝てる司之介に、覆いかぶさって自慰する香さんのシーン。そこで司之介が起きて「天国の光景だ…」
変態同士でよかった!と爆笑しましたw

下巻も香さんの色気が半端ないです、眼福です!濡れ場がエロい!あと目線もエロい、素敵!

下巻はドラマの撮影シーンも多くて、受賞式もあり、the芸能界のお仕事BLという感じでいいですね、楽しいです。

後半、とうとう香さんがプロポーズします。
悶々と悩む司之介に、香さんのお父さんの励ましがカッコいい。海香の「とっくに家族なのに」ってセリフも素敵。家族愛にキュンとします。

終盤、司之介が香さんに好きって気持ちを改めて伝える場面、こちらもすごくキュンとするいいシーンでした。香さんの涙が美しい…。

帯にある「最高のハピエン保証‼︎」に偽りなしでした!読後は多幸感に包まれました。素敵なハッピーエンドでした♡

脇役も魅力的だった本作。ミイノくんとかでスピンオフ、または続編出してくれないかな〜♪

紙本購入 白抜きと白短冊修正(カウパーなどの濡れ感はしっかりあります)

17

こんなの大好き

世間一般のイメージ的にはどう見ても「かっこいい」「色気がある」なのに、受けからは「かわいい」と思われている攻めの図が好きです。

上巻で感じた良さや面白さはそのままに、ちらほらと見え隠れはしつつも謎だった部分が明かされていく下巻。
お、面白かった…!上下巻共に最高でした!
上巻よりもいろんなものがぎゅぎゅっと詰まっているストーリーだというのに、スピード感もテンポも良くてすごく読みやすく、展開にわくわくとしながらページをめくり続けてしまう。
下巻は甘さとかわいらしさも増しているように感じましたね。

上巻ではどちらかというと司之介よりも香の方に魅力を感じていたのですが、下巻の司之介がかわいすぎて何事〜〜?!状態でした。魅力が爆発していたと思う。
香に対してのある種の変態的なものはそのまま持ちつつ、仕事にも恋愛にも懸命で素直な姿が妙に愛らしくて、喜怒哀楽が激しい彼のことを好きにならずにはいられませんでした。かわいすぎる。
そして、司之介が違和感を覚えていた、香という人間の掘り下げが非常に良かったです。
司之介にとって完璧に見えていた、香があえてそう見せていた姿の内側の部分がこれまた不器用で愛おしいったらないですよ。
司之介を繋ぎ止めておきたい一心であれこれと考えに考えて役作りをしていたのかと思うと、なかなかの重ための執着心をお持ちな気もしますが…
そんな香のことをかわいいと思える司之介が相手なのだから、きっと破れ鍋に綴じ蓋的に相性が抜群に良い2人なんだろうな。
私も香は不器用でかわいい人だと思う。

今作の個人的MVPは海香ですね!
この作品にとってなくてはならない、むしろ最重要キャラクターだったのでは?と思います。
海香の前でのお父さんな香の姿も、終始気安いやり取りが微笑ましい司之介との関係性もかわいくて大好きでした。

メインで描かれているものは芸能界の煌びやかさではなく、もっと手のひらで収まるくらいの小さなひとつの世界の幸せの形のお話だったと思うのですが、ラスト1話はきちんと業界ものらしい〆となっていてそこもまた素敵。
「冷たい猫が鳴く」見てみたいですね。
2人の恋愛を描きながら、お仕事方面もどんどん良い方向にブラッシュアップされていく様子も読んでいて楽しく、甘くて愛情にあふれた満足度の高い1作でした!

15

終わるのが寂しい

上巻では司之介が香に違和感を感じ香のとある部分に気が付いたわけですが、下巻ではその事によって2人の間に不協和音が生じるところから始まっていました。

そこで一度は香の元から逃げ出した司之介を香が追ってきて、自分の秘密を打ち明けるのですがこれがかなり重くてですね司之介への執着を感じて更に滾りました。

そしてこの事がキッカケで司之介は香の新たな魅力を発見して、ドラマの脚本作りにも一層力が入るんです。そのドラマが世界中で評価されて更に香のキャリアアップへと繋がるんです。

既に香の一人娘の海香ちゃんにも家族として受け入れられてる司之介ですが、下巻では香の求める関係に司之介が応えるまでが面白かったです。

下巻でも香の色気は健在ですが特筆すべきは香に開花させられた司之介の色気でした。初心いけどドエロなところが素晴らしかったです。そしてバックから攻められるので香の表情を見るために、スマホを利用することを考えつく貪欲さが微笑ましかったです。

せっかくの受賞スピーチで香がカミングアウトしたのに、誰も本気にしてないので2人が公式のパートナーと認識される後日談とか読みたいです。

15

最高最高最高ー

この世界、最高でしかなかった。。。

先ず何を差し置いても言いたい!
画力が神ってる!!!!
池先生なのでそりゃそうさ!って話だとは思うんですけど、今回は特に受けちゃんの美しさがパワーアップしてた気がスゴイする

池先生作品はイケおじもやんちゃくんも含めてとっても魅力的な攻めの宝庫と個人的に思ってます
今回の香さんも宝物庫行きまっしぐらなセクシャル爆イケな攻め様でした!!
そうです、これ、求めてたよ~な攻め様を十分堪能
ビジュアルもキャラ設定もセリフも行動も全てがツボ!!もぉ秘孔を突かれまくりなレベルで骨抜きのふっにゃふにゃですwww
そこに加えて今回は司之介の美しさと個性的なキャラが際立ってた~
マジでココは今回の作品での最推しポイントです!!!
美人受け大好き!そして更に影ある未亡人キャラ「じゃない方」の美人さん!
イイ!司之介、めっちゃカワイイ美人さん♡

この2人と海香の居る世界にまだ居たかった。。。
読み終わるのが惜しい、、、!!
そんな魅力が詰まった充実な上下巻!!
余計な事を一切考えずただ目の前の世界に没入出来る魅惑の世界、最高以外に言う言葉が見つからない

読み易い池先生作品としてとっても推せます

15

控えめに言って、最高。

上巻と同日発売になった「お父さんは性的コンテンツ」の下巻。

好きで、恋い焦がれ、あこがれ続けてきた香と一緒に仕事ができることを喜ぶ司之介だが、なぜか演じる香の姿に違和感を感じてー。

というところから下巻は始まります。

香さんから「恋人」と言われても、なんとなく実感がわかなかった司之介。
そのベースには、テレビの中の、あるいはスクリーンの中で見る「水筒香」という存在に対する憧れだったのかもしれないな、と思いました。香さんは「性的コンテンツ」という形容詞に反することなく司之介にとって欲情の対象ではあったけれど、そこには一枚壁があったのかも。

そして、その壁を作っていたのは、司之介だけではなく香さんの方も同じだったのかな。司之介に嫌われないように、去られないように、ずっとそばにいてほしいから。でも、きっと恋人、家族、は、汚い部分も醜い部分もすべてさらけ出せる関係のことなんだな。それに気づいてからの二人の行動はめっちゃ良い。それが作品に反映されていくさまもいい。芸能人BLで、ビジュアルも最高で、一見キラキラに見える彼らの素の姿は実に泥臭かった。

上巻を読んだとき、愛情のベクトルは香→←←←←←←司之介、だと思っていましたが、いやいや。二人の愛情は底なしです。

池さんらしい圧倒的な画力に支えられたビジュアルと、濃厚な濡れ場に目を奪われがちではあるのですが、それだけではなく深い深い愛情を描き切った今作品。上巻では見えなかった部分がきちんと下巻で回収されていてめっちゃ良かった。

上下巻の表紙を並べると一枚の絵になるんですよね。
この表紙もめっちゃ素敵。

ちなみに司之介が脚本を書き香さんが主演を演じたこの作品。
読んでみたいなあ…。

池さんの描く甘々、かつ深い愛情の物語。タイトルからエロエロなお話かな?と思っていましたが、読後は心がほっこり温かくなりました。
控えめに言って最高な、そんな1冊でした。

13

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