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月はみちかけケモノの恋

tsuki ha michikake kemono no koi

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表題作月はみちかけケモノの恋

狛,孤独な狛犬の妖怪
伊月,都会から引っ越してきた青年

あらすじ

都会に馴染めず田舎に引っ越してきた孤独な青年伊月。だがその土地は妖怪が出ると噂されていた。
大量の虫や電波の届かない環境など慣れない山の生活にあくせくしていると突如妖怪が姿を現し襲われてしまう。
絶体絶命の危機を救ってくれたのは犬耳が生えた美青年だった。
彼は神社を守る狛犬の妖怪だと名乗り、主になってほしいと伊月に迫ってきて――! ?
妖怪と人間のセンシティブラブストーリー!

作品情報

作品名
月はみちかけケモノの恋
著者
野白ぐり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424400
4.4

(235)

(151)

萌々

(50)

(20)

中立

(9)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
35
得点
1024
評価数
235
平均
4.4 / 5
神率
64.3%

レビュー投稿数35

ひとりぼっちじゃない

人外がえらそうに人間に執着して甘えるのってかわいいんですよね。
それを先生のすばらしい絵と表現力で描かれていて前半ずっと萌え萌えしていました。
「おまえは私の主になれ」
て主に向かって命令形なのがおもしろかわいい。
きっちりしなきゃな伊月にお前は気にしすぎだと大らかなら 狛もいい。
小鳥ちゃんと遊ぶ狛が美しい。
やさしくバックハグする狛もいい。
寒いしひとりぼっちはもう嫌だしとすぐにくっつきたがるのがかわいらしく萌え萌え。先生わかってらっしゃる!とうれしくなります。
犬だしさみしいし伊月にどこでもついていくのもわかる〜と。

するとだんだんかわいい狛からシリアス狛になっていって。
町からの帰り道、伊月が狛を呼び
「私の名を呼ぶ人がいる」
─私を待っている
ここ、切なさと狛の伊月への気持ちがわかってうるっときまして
「狛見て 夕焼け」
「綺麗だな」
「……」
「ああ」←狛は夕焼けを見ずに伊月を見ている
きれいな夕焼けを一緒に見ているこの瞬間がしあわせだ…となると思ったんですが、狛は夕焼けを見ない。
伊月のことしか目に入らない。
伊月のことしか考えられない。
狛の気持ちがめっちゃ伝わってくる、このシーンたまらなく好きです。

狛が吽形の望みを叶えて壊してあげたのは、狛のやさしさと強さですよね。
その話を聞いて号泣する伊月もやさしい。

伊月は約束通りずっと狛と一緒にいた。
きっとしあわせだったねと思わせる写真たち。
狛はまたひとりぼっちになってしまったけど、伊月と過ごした日々がある。

出会った時
伊月が狛犬像に触れて
「おまえは ここで一人ぼっち?」
と話しかけられ狛はどれだけうれしかっただろうと思うとうるっとします。
一人ぼっちなことを気遣い、顔を見て、頭を撫でてくれた。
「こんな静かなところで…」
と気持ちをわかってくれた。 
伊月も孤独のさみしさを知っている人だからやさしい。それが狛にはわかった。
この人を主にして未来永劫守ると心に決めた。
狛犬は仕える者。
主を失う悲しみ、仕える者のいない悲しみ…十分と言っていいほど味わってきた。
1話では軽いタッチで描かれていますが(狛は伊月を逃がさないと必死なのもあり)、それが後半から終盤にかけ伊月との出会いが狛にとってどれほどうれしく救いだったかわかる構成もいい。

ラストシーン
─一人でも堕ちずによく頑張ったと また褒めてくれるだろうか
涙ぐんだ伊月が狛の頭を撫で
「おまえもひとりぼっち?」←伊月も狛と離れてからさみしかったので「おまえ も」で、やっとまた会える喜びもあり泣きそうになっている
泣きそうな顔の狛が顔をあげて抱き合う
狛、消えている。

感動です。
すばらしいラスト。
未来永劫2人でいられますね。
泥水(ココア)が飲みたくなりました。
これからココアを見るたび2人のことを思い出すと思います。

0

美麗絵で描かれる狛犬×山に来た青年のファンタジー・:*+.

野白ぐり先生の人外もの。
狛犬の狛(ハク)× 街から(一時的に)山に引っ越してきた青年のお話です。

野白先生の作品を読むのは『金銀ささめくひみつは夜』に続き2作目。
ああ、やっぱり私は先生の優しくて繊細な絵柄が大好きだなあ〜と読んでいてしみじみ感じました。攻めも受けもキラキラしているけどしっかり男性という感じで、見つめているとほうっとため息が出ます・:*+.

(以下内容について触れています)




「金銀〜」の幼馴染×秘密の恋の設定の方がより私好みで萌えましたが、この作品も良かった!

まあ。受けの伊月が最初から割と簡単に(一度は拒否するものの)狛の求めに応じるのはちょっと「ん?」と思いましたし、2人の愛が深まる過程をもう少しじっくり見たかったかな〜という気はします。

でもでも。
「めでたくくっつき、”狛が妖に変化しかけている問題”も解決してハッピーエンド」ではなく、2人のその後、別れの時までがしっかり描かれているところに切なさを感じグッときました。

2人の過ごす些細な日常・愛の深まる様子を、くっつく前とくっついた後でより詳しく見られていたら、もう文句なく私の中で「神!」作品だったと思います。
でも漫画はページ数もあるし、ある程度省かれてしまうのは仕方ないかもしれないですね;

狛犬だけあって(?)、犬のようにクンクン伊月に甘える狛がとにかく愛おしい…可愛い…と、犬好きの心を心地良くくすぐる作品でした◎

0

ファンタジーBL

田舎に引っ越してきた伊月が妖怪に襲われそうになったところを狛犬の化身である狛に助けてもらうところから始まるファンタジーBLです。

社の神に捨てられ、片割れである吽形もいなくなり一人ぼっちな狛の悲しみが伝わってきて胸が痛くなりました。
狛が伊月に出会えて良かったし、伊月も狛に出会えて良かったと思える優しいお話でした!

狛と伊月の寿命の違いには切なくなりましたが、あの世でも幸せに過ごしていると思えるハッピーエンドで最高でした!

シーモアは白抜き修正でした。
優しく大事に伊月に触れる狛が格好良かったです!

0

狛、良かったね。

表紙買いです。
先生の絵、すきです。

一人ぼっちどうしのお話。
狛、良かったね。
ふたりが出会えて良かったね。と心があたたかくなりました。

他の方のレビューを見て電子の容赦ない白抜きが悲しくなりました、、。

1

イケメンな狛犬さんに溺愛される

これは人外けもみみBLだ!と思って迷わず購入
だけど思ったよりもとても切なくて優しいお話でした。
最後泣けました。
狛犬の狛は滅ぶ寸前に都会育ちの伊月と出会います。信仰が失われ、滅びかけた小さな神社で孤独な狛、そして都会のなかにいても友達といても満たされない伊月
孤独を抱えたまま、山奥で出会った二人、最初狛を怖がっていた伊月も、自分と同じように孤独な狛と心を通わせるようになるんですよね。ひとりぼっちだと思っても
心を通じ会える人が、1人でもいればそれはたくさんの人といるよりもとても幸せなことを教えてくれます
この2人が尊い、そっかこれが尊いということなのかと改めて思わさせていただきました

狛がイケメンでしっぽブンブン可愛くてやられました。これは頭なでなでしたくなるね。表紙のしっぽがもっふもふなとこが良い!健気で一途なとこも可愛い攻さんです。ねこも可愛かった

最後の方は泣きましたね。やはりこれは泣けますよ~
伊月が年老いて天国に旅立つまでずっと傍らに居たんだね。でも最初に狛が伊月に『未来永劫私が守ろう』と言ったように、2人はまた生まれ変わって再び別れと出会いを繰り返すことをしんじてるっ!泣

1

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