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表題作くりかえしあいのおと

三ツ谷 修,田舎暮らしの八百屋
桐 阿住,都会暮らしの指揮者

その他の収録作品

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あらすじ

都会暮らしの指揮者で、態度俺様な桐阿住。
田舎暮らしの八百屋で、まるで大型犬の三ツ谷修。
療養のために田舎に一時帰省した阿住のトラブルを
修が助けたことから2人はお近づきに!
何かと阿住の世話を焼こうとする修と、
ウザがりながらもつい受け入れてしまう阿住。
どうやら修は以前から阿住のことを知っていたようで…?

作品情報

作品名
くりかえしあいのおと
著者
野白ぐり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033226
4.3

(240)

(133)

萌々

(73)

(27)

中立

(6)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
30
得点
1044
評価数
240
平均
4.3 / 5
神率
55.4%

レビュー投稿数30

予想のつかない展開

最新作からたどってきました。
絵が美しくてノンストレスで読めますね。

一読では色々唐突に思えてしまって…。
素敵なお話なのです。色々なぜ?どうして?が浮かんで気になって、作中に答えがあっても自分の中で解消?消化できなくて。
何周もしたらじっくり理解できそうです。

よく、ありがちな展開なお話がありますが、このお話は逆ですね!予想のつかない展開で、え?え?ええ?でした。

桐が深刻な状況なんですがチョロ可愛い!可愛い可愛いと思ってる修もいい!
修の家族問題が、んん?だからってなぜそうなる?と不思議でした。

どんな桐でも受け止めてくれる修がいて良かったですね。

1

No Title

ふわっとした設定とストーリー。絵柄と雰囲気の良い漫画でしたが、シリアスなストーリーなので設定の粗さがどうしても気になってしまいました。

ストーリーの軸となる主人公のスランプや、攻めの過去、学校でのいざこざ、攻めの妹の我儘など、納得の出来ない展開が多かったです。

しかし一番気になったのは後半の攻めの言動。一時的に田舎で静養していた主人公が東京に戻ることを知り、何故か被害者面で冷たく当たり始めるのですが、タイミング的に攻めのヤリ捨て感が強かったです。
主人公が一時的に田舎に来ていることは攻めも知っていた上に、主人公の音楽を愛していたにも関わらず、こんな束縛の仕方をするのかと残念な気持ちになりました。
とはいえ直ぐに謝罪ターンに入って良かったです(攻めと離れるのを不安がる主人公が可愛かった)。

色々と気になるところはありましたが、絵柄と雰囲気がとてもよく合っていたので、多少のツッコミどころは雰囲気で乗り切れました。
主人公も可愛かったです。

1

No Title

心身を病み東京から故郷の田舎へ療養に来た指揮者の阿住。地元で働く青年修は彼のファンだったと言い、好意を溢れさせまとわりついて来て…。
距離感がバグってる修の好きな想いの爆発に、疲れて冷え切っていた阿住の心が溶かされていくのが良い〜。
田舎を離れられないと諦めていた修もまた阿住との出会いで変わっていって、2人で歩むこれからの日々もとても楽しみ。家族になってずっと一緒にいる…って泣けるじゃないか〜。
フォロワーさんのオススメだったけど、すごく良かった。続きが読みたいなぁ。

1

めっ萌え!ずっ萌え!!

最っ高です!!
最初から最後までめっちゃ萌え!めっ萌え!
ずっと萌え!!ずっ萌え!!
ずっとドキドキしながら読みました。

野白先生作品3冊目なんですが、まず絵がますます美しい。背景もいい。
2人の性格のコントラストが最高。
修の桐へのスキンシップがいいし、何よりぎゅーとするのが好き。
その絵がまためちゃくちゃいい。キスの描き方も好きです。

桐が言ってほしいことを修が素直にストレートに伝えるのがいい。
桐が最初から修になぜ弱音を吐いてしまうのか…修が桐の母親に似ているからですよね。
どんな時でも桐を許し愛しているのが無意識にわかったから。
修は桐をすごい指揮者だからとか条件つきで好きなわけではないと、修なりの気づきと言葉で伝えるのがいいんです。

それも天然な素直ではなく、反抗期(不信感)があって葛藤を乗り越えてのキャラだから信頼できる。
だから押せ押せではなく一歩引いたり、冷静に考えて言葉にしたりもする。

修が押せ押せでくるかと思ったらたまに引くのが桐には効果的で。
そのバランスが絶妙。
それがストーリー運びに上手く活かされているのがすばらしい。
例えば
・中学生の合唱の指導を通常なら桐は断るだろうに、自然な感じでプライドと負けず嫌いを刺激されて引き受ける場面
・修が昔、桐が弾くピアノを聴いて心を動かされて、それが終盤
─あの時 本当はそばに行きたかった
─声をかけて 大丈夫だよって言って抱きしめたかった
と伏線回収する巧みさと更なる感動
・桐の友人の女医さんとの会話もストーリー展開につながっているのもさすがだし読みやすいし上手いです〜(偉そうにすみません)

私の記憶が確かならば、最後までした後、桐は初めて「修」と名前を呼びましたよねー!!
あっさり呼んじゃうけど、ここももちろん萌え〜萌え〜。

ひょうひょうとやさしい修の攻めっぷり
俺様桐の流されかわいい
他、全てに激萌えしましたが
特に
東京公演を観に来た修が帰ろうとした時、桐が後ろから抱きつく場面はめっちゃドキドキしました。
あの桐が!?
「俺も会いたかった」←
「なあ帰るなよ」←
かわゆすぎかー!?!?
そして恋人宣言!!(キリッ顔w)
俺様のツンデレのデレっぷりがすごい!好きーー!!と思わず叫びそうになりました。
野白先生萌えの見せ方、わかっていらっしゃる!!と何十回思ったことでしょう(知ってた)

とにかく全部がかわいらしくて萌えで感動でハッピーでした。
最愛の母を亡くし、仕事がうまくいかず挫折して弱った指揮者が修に癒され愛され愛して復活するだけでもいい話なのに。
修はずっと好きだった桐に会えてうれしいし、本物がそれ抜きに冷静に見てもかわいいし好きだし。本人が言う「奇跡みたい」だし、自分の無力感から脱して目標を持って上京する話でもあるし。
や〜すばらしい。

合唱の場面は感動してうるうるしました。

感動と興奮で思いつくまま書いたらまた長くなってしまいました。
すばらしい作品をありがとうございます。
野白先生全作品読みます。
今後追わせて頂きます。
この作品、先生に出会えてうれしいうれしい。

2

優しさいっぱい、大型わんこ攻め

いや〜…最高にジーンと来るお話でした。
切なさもあるものの、終始あったかい。

『金銀ささめくひみつは夜』で野白ぐり先生を知り、その他の作品も読んでいるのですが、こちらも「金銀〜」に負けず劣らず良い作品でした✨

なんと言っても、大型優しさ100%の世話好きワンコ攻めが良い!
受けを溺愛する攻めほどいいものはないよね…としみじみ。
もう、髪の毛のふわふわ具合も相まって、ゴールデンレトリーバーにしか見えない(笑)ブンブン揺れる尻尾も見えました( *´艸`)

優しさ溢れてるのに強引なところも、たまらないですね〜
押しに押して押しまくり、愛を手に入れた修に「よくやった!あっぱれ!」と言いたい◎

そしてツンツン美人だけど押しには弱い受けの桐も愛すべきキャラで、桐の故郷で繰り広げられる”再会愛(攻めにとっては)”ストーリーに胸きゅんでした。

二人の同棲編、その後のストーリーも読みたいなあ。


2

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