待てができないコワモテの番犬と織りなす、甘やか主従デイズ

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表題作甘噛みのエビデンス

蓮池忠広,26歳,強面の出版社担当編集
森譲司,33歳,人気ミステリー作家

その他の収録作品

  • 後日談(描き下ろし)

あらすじ

強面が悩みの出版社員・蓮池は人間嫌いで有名な人気ミステリー作家の担当を引き継ぐことになる。 小説家・森 譲司は噂通りの気難しい性格でまったく人を寄せ付けようとせず、早速拒絶される蓮池。 ところが不摂生がたたって倒れた森の介抱をきっかけに二人の距離はぐっと近づいていく。 撫でられ、褒められた蓮池はそばにおいてほしいと願うようになり、犬のように素直な反応を気に入った森は『躾』をほどこすことにーー… 「"待て"だ 終わったらごほうびをやる」 躾けられたい編集とご主人様な小説家。 スイート、時々ビターな甘やか主従デイズ

作品情報

作品名
甘噛みのエビデンス
著者
野白ぐり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オーバーラップ
レーベル
リキューレコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784865549270
4.1

(75)

(31)

萌々

(32)

(7)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
307
評価数
75
平均
4.1 / 5
神率
41.3%

レビュー投稿数9

年下の攻めが受けの飼い犬になるお話

野白先生の絵柄だとか世界観がだいすきー!
今回もとても良かった!
攻めが受けの飼い犬になるお話です。

受けが攻めのことを可愛いって言ってるBLは良い…!!!

蓮池を好きになってしまったからこそ距離を取ろうとする森の不器用さと、蓮池のひたむきさ。
森の過去が切なく、彼を不器用にさせてしまったのだなぁとじんわり。
森を追いかけていく蓮池の一途さがTHEわんこ年下攻めで良い。
二人の距離感の近さ、危うさにときめきます。

犬が出てくるBLは犬好き過ぎて評価厳しめになりがちなんですが、野白先生は画力も高く、ポメラニアンのわたげの存在が場を柔らかくしてくれていましたね。

あと、優しい関係性と柔らかいタッチなのに濡れ場が要所に盛り込まれていて良かった…!!

うちのこになる?って言われて
はい!!
って答える蓮池のわんこ感最高。

①攻めが待てのできる強面わんこ
②受けが主導権を握る
③受けをお世話する攻め
④わんこが出てくる
わたしの好きポイント4つも満たしてくれる、良質な1冊でした。

一本満足…!!

攻めへの待てを聞いて
きちんと自分も待てするポメラニアンのわたげがコミカルで和む。
犬好きにも堪らない一冊です。

みんなとても可愛かった

3

タイトルが凄く合ってる

「月はみちかけケモノの恋」を読了してから、こちらが野白先生の2作目だと気が付いて慌てて電子で購入しました。

大型犬攻めの蓮池が凄く可愛かったです。一見無表情で怖いのに、受けの森にだけ表情が分かるところにキュンと来ました。

人間嫌いの森に蓮池が「犬だと思ってくれていいですから」と言って、すんなり受け入れられた時は驚きましたけど下地がちゃんとあったんです。森と先住犬の話が何とも切なかったです。

でも森が飼い主気質過ぎて無理をしちゃうところとかが痛々しかったです。そのせいで蓮池が離れようとしちゃってハラハラしちゃったし。

森の愛犬のポメラニアンのわたげちゃんがすごく可愛いんです。それと森の同級生で人気作家の神田が良い味出してました。

森が蓮池を「忠広」呼びするとことか、ご主人と忠犬(下僕)と化してる2人のエチシーンが色っぽくて良かったですね。蓮池がご褒美を貰って喜ぶところなんてまさに犬でした。 
お互いに周りに勝手に見られてて、寂しい思いをした者同士が出会ってかけがえのない存在になるお話でした。

2

可愛らしい主従関係

ほわんほわん可愛くてえっちで癒し系!!
作画の雰囲気もあって全体的に柔らか。

強面編集者・忠広×人間嫌いの小説家。
ひょんなことから主従関係を結ぶことになるものの、
SとMとかではなく、ご主人様と犬なんだけども、
撫でられたい褒められたい先行で穏やか。
でも押しは強くて!!
褒めて褒めて!とガシガシ行って、ぐわしぐわし撫で回され、舐めてっちゃうのが微笑ましい。
編集の仕事せんかい!と思わんでもないけど、なぜか憎めない。
独特の主従関係。

このまま、イチャコラするのかなぁ~と思ってたら、先生のトラウマ(?)が絡み、
お互い無二の存在なのにすれ違う…
そこから、忠広も視野を広げれ、
先生が好きな人のために自分を大事にしなきゃって思えるようになるのが良かった。
自分より相手が大事だから、自分も大事にしなきゃいけないってのが堪らなく好きなんです。

さくさく進んで、冷静になればどうして?どこから?と思わんでもないけど、
雰囲気が好きなので、するっと作中に入り込めました。

電子は残念修正だけど!!
リキューレの修正は泣きたくなるくらい残念!!!

4

ハスキーわんこと飼い主とポメ

営業から編集部に異動になった見た目で誤解をされやすい忠広。
半ば押し付けられるように担当を受け持つことになった作家の森は噂通りの人間嫌いで…。

強面なシベリアンハスキー系忠犬の忠広。
美人だけど近寄りがたい雰囲気の森。
もふもふなポメラニアンのわたげ。
気怠げな飼い主と飼い主大好きな種類の違うわんこたち。
わたげがもうめちゃくちゃにかわいいです。

ふわふわと柔らかな作画が印象的で、じっくりと距離が縮んでゆっくりと関係が進んでいくのかな〜、と思いきや一話で酒インとはいえキス→兜合わせからさくっとわんこと飼い主な主従関係になるので、あれ、ふたり初対面だよね?となかなかなハイスピード感にちょっとびっくりしました(笑)
忠広の森への懐きぶりが、森の忠広への気の許しぶりがすごい。
それだけフィーリングの合うふたり、ということで、忠広が一度忠誠を誓った相手には揺るぎない愛を注ぐところがまさにわんこだなあ、と思いました。
森も自分に従順で勢いよくわふわふしてくるかわいいわんこをつい甘やかしてしまうという飼い主あるある的な一面もあり、そんな忠広のために身を削り仕事で無理をしてしまうところも。
いろいろとひとりで抱え込んでしまう性質の森でしたが、忠広が守りたいものが自分であることを理解して自分を大事にしようと考えを改めて…。
お互いがお互いを守らなきゃ、という想いが溢れているのにすれ違ってしまう不器用同士なふたりの恋のお話しでした。

2

わたげが可愛いのなんのって…!

『月はみちかけケモノの恋』を読み、他の作品も読みたいなぁと思いこちらを購入しました。

まず!!!!!!
わたげ(ポメラニアン)がすっごく可愛くて
とてつもなく癒やされました…!(*´ω`*)
わたげはしっかり待てが出来るのに
忠広は出来ないところも可愛かったです…(*´ω`*)

作家さんと編集さんのお話なのですが
躾けられたい編集(忠広)と、飼い主の森先生の関係性が良かったです(*´ω`*)

途中出てくる神田先生に当て馬か!?とハラハラしましたが
神田先生はただ森先生のことが心配なだけということがわかって、いい友人だなぁと思いました。
神田先生とミチさんがいないと、きっと二人はすごく拗れてたと思うので、
二人がいてくれてほんとに良かったです。
ミチさんの言葉が胸にジーンとくるんです。

最後にわたげの性別が載っていましたが
女の子だったんですね〜!(*´ω`*)
そして忠広のこと子分だと思ってるのに笑いました(*´ω`*)

ほっこりとして癒やされる可愛いお話でした(*´ω`*)
読めてよかったです〜!(*´ω`*)

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