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金銀ささめくひみつは夜

kin gin sasameku himitsu ha yoru

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表題作金銀ささめくひみつは夜

ミカド・スカラ
主計局、アラム家で育った元孤児、22歳
アロイ・アラム
アラム家御曹司、鉱物局術部隊長、23歳

その他の収録作品

  • after world (描き下ろし)

あらすじ

魔術を用いて人々のライフラインに欠かせない鉱物を発掘する、通称《術部》のリーダーとして活躍するアロイ。 その華やかな美貌と、高貴な家柄を笠に着たりしない人当たりの好さで周囲の誰からも慕われている。 一方、眉間に皺を寄せた仕事人間で《主計局》の同僚に煙たがられるミカドは、“みんなの”アロイ様相手にも態度を崩さない。 傍から見れば何の接点もなく、反りも合わない二人。けれど本当は、誰にも内緒の関係で……?

作品情報

作品名
金銀ささめくひみつは夜
著者
野白ぐり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344852808
4.5

(383)

(255)

萌々

(91)

(32)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
39
得点
1738
評価数
383
平均
4.5 / 5
神率
66.6%

レビュー投稿数39

一途

漫画でよくある幼少期の出来事でダークな性格になるとかではなく、2人とも辛くはあったけどお互いが居たからこそそこまで陰鬱にならなかったという感じです。
いい子たちなので安心して読むことが出来ます。
そして皆さんが言うように絵がとても綺麗で色気が、、、素晴らしい

神評価をつけたのは
ファンタジー要素はあるものの漫画特有の盛った物語感(個人的に苦手)がなく、生きているうちで誰しもが抱えるような日常の中の感情の揺れ動き、後悔や愛情を素直に受け入れられない葛藤などが自然な流れで描かれていたためです。
すごく素敵な作品に出会えました。

11

極甘な身分差幼馴染み最高か…(∩´///`∩)

作家買いです。
しっとりとした詫び侘びを感じるストーリー展開で
心の動きを繊細に描く作家さんではあるんですが…。

今作の場合、特筆したいのはとにかく「萌え」!!!

同じ家で育った幼馴染みだけど身分差がある関係…。
大ッッッッッッ好物です!!!+゚。*(∩´///`∩)*。゚+
もぅもぅめちゃくちゃ良かった~~~~~~~!!!

作者さんのインタビュー記事を見て
攻め受けやお話の説明がツボならおすすめです。
(「それそれ!そこが好きー!」と頷きながら読んだ)
(インタビュー記事読んでるだけでニヤニヤした////)

一つだけ。魔術が使える世界観なんだけど、
魔術を使ってるシーンがほぼなかったのが残念です。
アロイの強い部分や美しい術をもっと見たかったな。

言い方はアレですがぶっちゃけ、
世界観を中世ファンタジーに移動させただけの印象。
ストーリー展開自体は現代モノと大差なかったです。

でも現代モノにない服装や装飾などガッツリ楽しめて、
個人的に身体をすっぽり覆うマントのような服が良き。
(でっかいマント?を着た攻めが覆い被さると、)
(受けがスッポリ包まれちゃうのが良いのよね…)

あとはショタ時代のリボンタイとか。
でっかい屋敷にでっかいベッドとか。
時代背景が違うだけで現代モノにない楽しみがある…!


さてさて。
沢山レビューが上がってますので萌え優先で感想をば。

まずはなんと言っても二人の関係性。
周囲からは仲が悪いと思われているけれど、
影では互いに溺愛しまくってる極甘な関係。
これがもうめちゃくちゃ萌えました。

攻め:ミカド はアロイの家に引き取られた元孤児で、
受け:アロイ は最高権力者の家柄の跡取りなんですね。

同じ家で育ったけれど仲が良すぎると周囲が警戒して
なるべくふたりを引き剥がそうとされてきました。
自然と人目を避けて逢い引きするようになってーーー。

アロイには跡取りとしての義務があるけれど、
ふたりきりの時間は全て忘れて溺愛に浸るのが良き////
大事な大事な箱庭になっているのがすごく萌えました。

子どもの頃のエピソードもしっかり描かれています。
駆け落ちしようとする純愛っぷりや、
アロイの初めての精通がミカドの手だったり、
子どもの純粋さや罪意識が切なくキュ~~ンときました。
幼いミカドの涙にもらい泣きしちゃうんですよ(;////;)

で。ミカドはアロイの立場を重々承知していて、
どんな形でも側に居られれば充分と考えているんですね。

一緒にいられる間はアロイをデロデロに甘やかして、
爪の先から全てアロイの世話をすることで満たされる。

どことなく献身的な愛を感じつつも、
アロイがミカドなしで生きられないようにしてる無自覚な矛盾が堪らんです////

で。アロイは外では完璧な人を装ってるんですね。
それが最高権力者の家に生まれた責務、
跡取りとして誰に甘えることなく振る舞っててーーー。

そんなアロイが唯一素に戻れるのはミカドの前だけ。
ミカドにだけ、子どものように素直に甘えられる。
外では一切見せない表情がめちゃくちゃ可愛いいい!
唯一無二の存在っていうのがグッときました。

甘やかしたい攻め×甘えたい受けで凹凸ピッタリカップル最高です(∩´///`∩)

あと特筆したいのはアロイの母親ですね。
最高権力者としての威厳と圧倒的オーラがありつつ、
何者でもないただの母親としての表情も見せつつ、
ひとりの女としての過去の匂わせもありつつ、
優しさも冷たさも憂いも内包してる魅力がありました。

大ッッ好きな設定揃いでニヤニヤニヤニヤしながら
何度も何度も読み返してます。めっちゃ萌える!好き!!

10

重ねた時間は解けない恋の魔術です

新刊情報に誘われました( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
「内緒の関係」というキラーワードのぶっ放す威力……!

2人だけの秘密とか内緒とか、もぉそれだけで萌えブーストかかりまくってしまうんです ((*♡ω♡*))ムフフ
そして表紙のただならぬ雰囲気!

魔術?ファンタジーかぁ…。という一抹の不安を感じながらもレビューのタイトルだけチラ見した所、世界観について言及されているのを確認(分かり易いタイトルレビューに感謝…!)
おや?その感じならもしや難しいファンタジーでは逆にないんじゃないか?こんな私でも読める感じなのでは…?と逆張り的発想で気になるキラーワードの魅せる世界へと誘われて参りました~♪

………最っ高~じゃんねっ⁈
身分差、秘密の逢瀬、内緒の2人だけの時間、お互い2人にしか見せない姿…
切ねぇーー…(゚Д゚;)と萌えぇーー…(≧▽≦)の応酬……
堪んねぇーー…( ´3`)~♡

堪んない!と言えば色気の表現がお上手で上品!
例えば、2人だけの逢瀬の場にエリー(ミカドの同僚女子)が来るシーン
あそこでミカドの眼鏡が外されている理由の真相を数コマ後に知るんですけど…!
「そういう事ねぇーーー///(〃∇〃)///」と、その真相にニンマリどころか1人でキャッキャウフフの小躍り状態ですよ♪
巧いですよね~!その表現‼
未読の方だと何言ってるか分からないと思うんですけど…まぁ2人で居て眼鏡が邪魔になるのはどんな時?って事ですよね??(ΦωΦ)フフフ…(まぁ、そこ一応職場なんでしょうけどもw)

そして驚く事に攻めのミカドはちゃんと気持ちが通じ合って2人で居る事を許されるまで徹底してアロイを優先し切っていた事!
何たる辛抱強さと忠誠心‼
もぉ、最終話は幸せ過ぎて萌え散らかりました♡

中世の名も知らぬこの世界観にマッチした絵柄のこの2人の愛の物語
とても素敵なお話しでした♪

そして、魔術設定に関してはもぉ正直言っちゃえばなぜこの設定に拘ったのか?というのは分からなかった…
でも、作者さまのあとがきを拝見して想い入れのある設定という事を知れましたし、世界観を浮き立たせる要素ではなくても邪魔になっている訳でもないので、寧ろファンタジー系を率先して読まない派の私にはただただ読み易かったな♪という感想です
後、ちょっとタイトルが私にはオシャレ過ぎて……ちょっぴりだけ最初は分かり難かったです(>︿<)
でも、調べてみたら「ささめく」ってひそひそ話す、とかの意味らしいので「ささめく夜」という高貴な言い回しにやっぱりおしゃれだゎぁーーと思いましたし、あとリズム感のいいタイトルですね

覗きたかった「内緒の関係」は思っていたよりもピュアで美しく、そして深い愛の詰まった世界でした

評価は萌2~神
作画の強さと読み易さ、後は初めての作家さまでしたので今回はプラス要素多めで神評価させてもらいました

10

上質な秘密の恋愛模様をお届けします

ストーリーが良い。キャラが良い。絵が良い。物語の舞台背景や設定も衣装も良い。
私の好きな要素いっぱいの大当たり作品でした!
あとねですね、ミカドのチェーン付き眼鏡とか、小物のあしらいもさりげなく素敵でそそられました。


アイドル的存在のヒーローと無愛想で堅物男の秘密の恋。
めちゃくちゃ良かったです!
表向きはツンなのに、2人きりになると甘い、甘い、甘い…。人前で思いっきり関わることができない立場があるせいか、秘密の逢瀬でのイチャつきが、ウッハー…堪りません(//∇//)
ミカドとアロイのビジュアルの良さはもちろん、佇まいや雰囲気がすんごく色気あって、絡みのシーンなんかは上質なエロが味わえると思います。


なんとなく、こういった作風だとBLの部分以上に物語の背景…たとえば国の政情とか対立構造だとか凝った設定が入り組んでいたりして、色々他にも見どころたっぷりだぞ〜っていうことが多そうですが、この作品はBL1本で勝負してるのが素晴らしいです。まるまる一冊、2人の恋愛それだけにフューチャーしているのでBL濃度は非常に濃い。どっぷり浸れました。

ミカドとアロイの秘密の恋、秘密の逢瀬に繋がる幼少期の出会いや逃避行といった過去の背景に加え、2人の身分の差というのも禁断の恋に拍車をかける物語構成になっています。
ストーリー的には障壁がある方が盛り上がるので、面白さが爆盛りになっているのは間違いないでしょう。


こっそり会ったりイチャっている2人なんですが、逢瀬部屋への移動中に誰かに見られてたり、部屋に誰か入ってきたり……隠さなきゃならない行為のドキドキ感はこちらにも伝わってきました。バレる?バレない?にハラハラです。

秘密の関係は2人が望んでいるはずなのに、ストレスが溜まる関係であることと、今後の見通しや展望が分からないことへの不安に襲われるシーンは胸がとても痛みました。

秘密の関係が終わるそのときは感動的のひと言!!ミカドの感情のバロメーターが振り切った素敵なシーンでした。
それとは別に、アロイのお母さんですよ……まさかああいう形で2人のことを認めてくれるとは思わなかったです。彼女のクールな存在感はこの作品の引き締め担当ですが、最後には母としての愛も相まって柔らかさが出ていたのはすごく沁みました。


大人の色気ある作品の雰囲気な一方で、コミカルなシーンもちょこちょこあり、思いのほか力を抜いて読むことが出来た印象です。
緊張と緩和の切り替えが絶妙。だからかな、すごく引き込まれました。

2人のBL…ただそれだけが綴られた物語です。濃くて深くて、静かだけど熱い愛に溢れています。
読後感はもちろん読後感も保証します。
最高でした(*´︶`*)

9

じんわり良い、ほんわか良い!!

作画大優勝。とにかくミカアロが終始尊い…。
ふたりの今までがギュッと詰まっていて、お互いがお互いを想っているのが切なくもたりあたたかくもあり素敵な作品です。胸が苦しくなる展開はありますが至高のハッピーエンドが待っています!野白ぐり先生の作品は本当に素敵であたたかくて幸せになれます。
そしてちゃんとエロい……キスもエロい……ワクワクドキドキが止まりません。
国宝級に美しいエロ。たまりません。
幼少期ミカアロも最高に可愛くてただただ癒されてとろけます。要チェックです!
どの書店様も絶対素敵な特典ばかりで全部購入するの待ったなしです!!

6

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