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BLなのにラブ要素が恐ろしく少ない。

若月さんの作品は初めてだったんですが、明神さんのイラストと、めずらしい忍者(の末裔)設定に惹かれて購入してみました。

まず、「え?本当にBL?」っていうくらいラブ要素が少ないんですよ。
どれだけ少ないかと言うと、全体の2分の1読み進めた所でやっと(しかも最後の合体までほっぺにキス止まり)レベル。
だからと言って「男同士がうんたら~」とか悩んでいる訳でもなく、クライマックスでは伊賀の末裔の男の子に怪我させて謝らないで帰宅→流されH みたいな感じで、正直総士朗(攻め)が一清(受け)好きな理由がわかりませんでした。
しかも、一清は最初「硬派」設定だったのですが、後半になるにつれてどんどん「自信家癇癪持ちキャラ」になっていく という設定が活かしきれてないところも多々あり(甲賀忍者の末裔という設定の時点で上手くまとめるのが難しかったのかも知れませんが)、もやもやしたまま終わってしまったのがすごく残念でした。

というか、BLにしないでBL風味のNL作品にしたほうが面白い設定だったような気がします。
BLである必要があまり感じられない作品でした。

女装花嫁。

渡辺さんの作品は、同じルビー文庫の「大嫌いだと言ってみろ」は読んだ事があるんですが、同じ花嫁もの・金持ち設定なのにこうも作風が違うのは読んでいて斬新でした。
今回は新しく「女装」というジャンルも追加されていて、NLに近いBLというイメージが強く感じられました。

作中一番印象的に残ったシーンは、攻めの両親に受けの女装がバレていたと知らされて本気でバレてないと思っていた受けのリアクションでした。
中性的とは言え成人男性の骨格+声+身長とショートヘアなんだから普通分かるだろ・・・と読みながら思わず読者にツッコミさせる受けの天然加減のインパクトが強くて、読み終えたあともついついそこばかり読んでしまいました。(萌え場面な訳じゃないのに何ででしょう?)

後半はすれ違い場面が多く、最終的に両親に後押しされて受けが告白しに(攻めを探しに)行くんですが、式を挙げるまで告白しないと決めていた攻めが何故か告白。
さらに攻めが何故受けを好きになったか?とかも分からず仕舞い(攻めが寡黙設定+言葉下手+攻めの心境が書かれていないまま)でハッピーエンド。
設定とキャラが良かったので、消化不良のところが凄く残念でした。

ですが全体的にはまとまっていたし、さらに攻めが「何故ウエディングプランナーなのか」という読者が少し気になる話も盛り込まれていたので読んでいて面白かったです。
次回作もまた探して読んでみたいと思います。

かゆまさん作品を沢山みてきましたが・・・

3年前にかゆまさん作品に出会ってから、新刊は毎回チェックしている追っかけファンな私ですが、今回の作品は正直少し残念でした。
いつもながら「これでR指定してなくて大丈夫か?」と思わず心配するほど濃厚なエロだったんですが、王子様×不良というよりは腹黒×デレデレ。
これはこれで有りなんですが、自分の中で不良=ツンデレというイメージが強いからか、不良受けというジャンル分けには少し首をかしげてしまいました。

特に今回は内容が途中で飛ぶ(1話目のオチ)ところがあって、何回か繰り返し読んだんですが、何でそうなったのか結局理解できずに終わってしまったので、好きな漫画家さんなだけに更に残念でした。
懲りずに次回作に期待したいと思います!