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表題作ご主人様は危険がいっぱい

平賀総士郎
山中一清

あらすじ

甲賀忍者の末裔である山中一清は主筋にあたる平賀総士郎を守るためだけに生きていくと決められた人生は嫌だと反発。それでいて総士郎を綺麗で強いお兄さんとして幕っているが、十八歳の誕生日を前に総士郎から「私のものになりなさい」と言われてしまう。主の恋人という、主従関係を越えた関係を求められた一清はパニック!でも、余裕の殿様・総士郎から唆され、一清は総士郎のものになるか否かの賭けをすることに。

作品情報

作品名
ご主人様は危険がいっぱい
著者
若月京子 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829654064
1.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
1
評価数
3
平均
1.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ご主人様に従う健気な一清

一清は甲賀忍者の末裔の総士郎を守る?
一清が18歳の誕生日に俺のものになれといわれる。総士郎のものになるのが、嫌で総士郎の課題である、伊賀忍者の末裔が持っている秘伝書を奪いにいくが、上手くいかない。

0

BLなのにラブ要素が恐ろしく少ない。

若月さんの作品は初めてだったんですが、明神さんのイラストと、めずらしい忍者(の末裔)設定に惹かれて購入してみました。

まず、「え?本当にBL?」っていうくらいラブ要素が少ないんですよ。
どれだけ少ないかと言うと、全体の2分の1読み進めた所でやっと(しかも最後の合体までほっぺにキス止まり)レベル。
だからと言って「男同士がうんたら~」とか悩んでいる訳でもなく、クライマックスでは伊賀の末裔の男の子に怪我させて謝らないで帰宅→流されH みたいな感じで、正直総士朗(攻め)が一清(受け)好きな理由がわかりませんでした。
しかも、一清は最初「硬派」設定だったのですが、後半になるにつれてどんどん「自信家癇癪持ちキャラ」になっていく という設定が活かしきれてないところも多々あり(甲賀忍者の末裔という設定の時点で上手くまとめるのが難しかったのかも知れませんが)、もやもやしたまま終わってしまったのがすごく残念でした。

というか、BLにしないでBL風味のNL作品にしたほうが面白い設定だったような気がします。
BLである必要があまり感じられない作品でした。

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