これは「悪役令嬢の兄」が、破滅の未来を回避して幸せを目指す物語!

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悪役令嬢の兄の憂鬱

akuyaku reijou no ani no yuuutsu

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表題作悪役令嬢の兄の憂鬱

あらすじ

フィンラード王国の若き侯爵ユリシスは、
冷酷にも見える美貌の持ち主。
そんな彼の悩みは妹のイザベラだ。
彼女は性格が悪く、婚約中の第一王子と不仲らしい。
しかも「イザベラは悪役令嬢となり、ユリシスをも巻き込んで破滅する」という予言を、
ユリシスは側近のイザークから聞く。
「悪役令嬢とは?」と思いつつ、
運命を変えるため動き始めるユリシス。
一方、彼に忍び寄る謎の男が……。
奇想天外「悪役令嬢の兄」ファンタジー!

作品情報

作品名
悪役令嬢の兄の憂鬱
著者
夜光花 
イラスト
柳ゆと 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川文庫【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784041146125

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7

4.2

(35)

(17)

萌々

(12)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
148
評価数
35
平均
4.2 / 5
神率
48.6%

レビュー投稿数7

広げてまとめて収めてすごい!

BL以外のお話を読むのは久しぶりです。
夜光花さんなのでこれは読まねばと。

さすがです。
1冊で広げて広がりまくって、そこに乙女ゲームの転生者も絡めて、さらには家族愛兄妹愛や無自覚な美貌の主人公、ついでにBL風味を一滴。そしてまとめあげるのが素晴らしい!

1冊にこんなに盛り込めるなんて!イザベラ矯正の辺りでどうなるんだろ…と心配してましたが、まさかまさかの展開でお釣りどころかフルコースを食べてコーヒーを飲んでる気分です。

なんですがね。非BLもの小説というか読者対象がどういうカテゴリーかわからないのですが、なにか物足りない。うまくまとめてまさかの結末ですごいのに、それぞれが良い収まりどころなのに、なんだろう。
ユリシスとジハールが、え?そんなあっさりやり遂げちゃった感じ?とくにジハールはユリシスの言う通りにあっさり計画を変えて。
ユリシスへのちょっかいもなんか爽やかだし。

BLを読み慣れてるからかなあ。

1

夜光先生の一般小説

夜光先生の一般小説☆面白かったです!
まず悪役令嬢ではなく転生した人物でもない悪役令嬢の兄視点が斬新。
ユリシスは信頼する側近イザークに破滅する未来が視えると言われ疑うも、信じるしかない現実を目の当たりにし、未来を変える為に奮闘する。
そんなユリシスは早くに両親を亡くし、妹のイザベラを守る為に仕事に邁進する若き公爵。諸々完璧だけど人心を察するのが苦手で自己評価も間違っている、ちょっと残念だけど愛すべきキャラだった。
イザークの予言に疑問なのは解る。理解し現実を見るとイザベラの悪役令嬢っぷりに悪い未来しか視えず不安しかない。ユリシスが只管気の毒でした。
イザークのアドバイスがあるとはいえ、何が正解か分からない中で手探りで対応していくのはハラハラした。強制力働いてるし、聖女候補のマリアが悪女で自由奔放だし、ジハールも好きに動くし、ルートが変わってイザークは狼狽えてるし。読み終わってエンディングを迎えた時はホッとしました。ユリシスお疲れさま!
でも、まだまだ先が気になるので続編希望します!めちゃくちゃ楽しかったです!

2

流石でした

BL枠には入っていないものの、今ハマっているジャンルで尚且つ夜光花先生が書かれていると知り迷わず予約していました。SNSで流れて来なければ見逃していたと思うので、煩わしいと思っていたコミコミさんのフォローを外さなくて良かったです。www

こちらの作品が面白いと思ったのは、異世界転生者が主人公ではなかった点です。異世界転生者が悪役令嬢の兄こと侯爵ユリシスに側近として知識を与えて、降りかかであろう厄災を避けて最愛の妹を守って行くという視点が最高なんです。ページを捲る手が止まりませんでした。

そしてもう1人の転生者を登場させ、側近との2人の対比をすることでお話がなお一層奥行きが出たように思います。

更にユリシスが幼い時に助けた子竜がキーになることで、異世界というファンタジー作品に欠かせないものもしっかりと描かれていました。

決して魔獣をバタバタ倒したり、魔法をバンバン放ったりと派手なシーンはないんです。ただ、必要なシーンにここぞとばかりに使われてて、この辺の匙加減が流石でした。

比較すれば先生の人気BLシリーズの方が断然派手だと思います。
ただ、この手のジャンルだとこれくらいが主題に沿っててとてもバランスが良いのです。

夜光花先生は人気シリーズが沢山あって、そのどれもが違っててとても引き出しの多い作家さまだと思うのですが、こちらの作品でもその片鱗が伺えて更にこれからが楽しみになりました。

可能ならばこの続きが読んでみたいと思いました。他の方が気になっている魔族のジハールとか、とても良いキャラだと思ってます。
ただ、こちらは匂わすくらいでBL臭はこれ以上強くなくても良いと思います。
恋愛要素がないのも凄く良かったです。

9

じゃないほう のはずが

レーベル的には非BLカテゴリとはなっているのだけれど、はたしてBLになるのか、それとも匂う程度になるのかがまだ分からない状態なのが気になりますね。

と、それはひとまず置いておいて。
読み始めから、きっとこれは面白いに違いないぞという予感がひしひし。
結果、手に取ったら最後。あっという間に読み終えてしまうくらい面白かったです!
夜光花先生とファンタジーの相性の良さは言わずもがな。
悪役令嬢に前世の記憶の持ち主が登場する物語とくれば、どうしても最近WEB上でよく見かける流行りの題材なのかななんて印象を受けてしまうところがありまして。
でもですね。すでに数多くの方が描いているこちらの題材が、読めば読むほど今まで読んだことがない展開に変化していくものですから驚きました。
いやあ、どうしたらこのお話が浮かぶのでしょうか…
掴みの良さとテンポの良さに導かれ、気が付けばどんどんページをめくりたくなる魔法にかけられてしまいます。

まず、主人公ではない者が前世の記憶持ちなのがおもしろいですよね。
そして悪役令嬢が主人公なわけでもなく、その兄が主人公という斬新さ。いわゆる「じゃないほう」です。
前世の記憶を持った補佐官のイザークと共に最悪の運命を回避すべく、性格が壊滅的な妹を更生させていくお話となっています。

主人公・ユリシスの妹でありタイトルの悪役令嬢にあたる妹・イザベラ。
彼女が本当に良くない性格をしているのだけれど、悪い根っこを引っこ抜いて、時に厳しく時にやさしく癒していってあげると…みるみる愛されたがりのかわいらしい年相応の妹に変化していく様子が気持ち良くって!
魔族のジハールとユリシスの淡い展開を今後に期待する自分がいつつ、今作ではどちらかというと兄妹に萌えてしまった。
それくらい妹を愛してやまないユリシスと、お兄ちゃん大好きなイザベラがかわいかったー…!
ジハールと兄妹2人のシーンにもほのぼのとしました。

苦い運命を回避しようと行動を起こす度に、少しずつ予想とは異なる現実へと変化していく展開も面白くて目が離せませんでした。
もう、なんて気持ちの良いストーリー展開なのでしょうか。
眉目秀麗の切れ者ながら、決して完璧ではない主人公なのも良かったですね。
ジハールとユリシスの雰囲気からして続きがありそうな終わり方でしたが、これは続編を期待しても良いのかな?

7

斬新!

表紙からもBでLな波動を感じていますが、合ってますかーーー?????

異世転生のあるあるは主人公か相手が転生しているはず…この作品は主人公もBでLな波動を感じる彼も転生者ではなく。彼は色々モリモリで未来しか感じませんけども…
妹が悪役令嬢になりかけていて、それを矯正することに奮闘する一巻だった気はしますがタイトル通りの兄の憂鬱が感じられて面白かったです。面白いと言ったら主人公には怒られそう、斬られてあの世行きになりそうですがそんな主人公、自分の魅力にも気づかず本当は優しいのに恐れられていてそんなところも魅力的です。
聖女と側近が転生者という新しいストーリーで面白かったです。
ラブなお話が読みたいのできっと続きますよね…???

本来だったら主人公が色々奔走してわかるビックリ事実が、転生側近によって速攻露呈するのも楽しいです。主人公に女性婚約者がいるのが厳しいと読めないかもですが、個人的には表紙の未来を信じているので楽しく読めました!
続きがあることに期待したいです!!

10

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