無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です

munou na ouji to yobaretemasuga nakami ha tekikoku no saishou desu

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
30
評価数
7
平均
4.4 / 5
神率
71.4%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
サマミヤアカザ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199010828

あらすじ

怠惰で我儘、甘い物好きで白くぶよぶよ膨れた「豚皇子」──。突然の落雷で、馬鹿にしていた男と身体が入れ替わってしまった!? 若き有能な宰相リドリーは敵国の皇宮で呆然!! 元に戻る手段もなく、国交断絶中の祖国には帰れない──。まずは命を護るため、腕の立つ騎士団長シュルツを護衛に任命するけれど!? 無能皇子が一夜にして聡明な戦略家に変貌する、入れ替わりファンタジー開幕!!

表題作無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です

(仮)シュルツ・ホールトン,サーレント帝国の騎士団長
(仮)リドリー・ファビエル,アンティブル国の宰相

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

続くけど…お・も・し・ろーい!

えっ?は?いやいや衝撃!!
一冊で完結するお話じゃないのねーって…いきなりプツリと話が終わったからポカーンでした。あとがき読んで知らされる情報にビックリ。タイトルに1巻とないので、次はタイトル変わるのかな?何巻ものになるのか気になりますね。

というのも。
この作品がめちゃ面白くて、びっくりの驚きのハラハラのドキドキのニヤニヤの、フフフのアハハの感情に踊らされました!読めば分かります、この作品のストーリーの素晴らしさが。
ページをめくる手が止まりません。


タイトルでどんな話なのか分かると思いますが、ズバリ入れ替わりもの。有能な敵国の宰相・リドリーと、無能な豚皇子・ベルナールが「君の名は」しちゃいます。無能な皇子の身体を使って、どんどん名声を上げていく"シンデレラストーリー"(本来の意味とは異なりますが)が最高オブ最高。

頭の良いリドリーの立ち回り…みなさん、これは必見ですよ。
どんどん味方を作り外堀を埋めて名声を上げていく手腕はなかなかのもの。最初は皇子をバカにしていた周囲の者たちが、皇子の容姿が美しくなりキレッキレの頭の回転に度肝を抜かれていく様は、いやはや痛快愉快!
気難しい辺境伯までも虜にするリドリーが、次はどんなことをするのか期待胸がでいっぱいでした。

急に人が変わったようになった皇子に疑念を抱く者も一定数いますが、それをスルリと躱すスマートな立ち回りもお見事。頭の良さ、コミュ力、魔法力、弓の腕前、それに加えて人を魅了する力を併せ持つリドリーは、向かうところ敵なしの無双状態。彼の動向から目が離せません。

隙のなさそうなリドリーですが意外と俗っぽいとこもあり、そのギャップが推しポイント。カッコ書きの彼の心の声は、人間味溢れる的確かつ面白ツッコミ。笑い転げました。
リドリーのキャラが爆イケ過ぎてすっかりファンになりました(*´︶`*)♡


そんなリドリーに想いを寄せている護衛騎士のシュルツ。リドリーの"加護"の力にて従僕の身に置かれているのですが、リドリーに淡い恋心を抱く描写がチラホラと…。作品全体としてはキスシーンのみで、BL的萌えもほんのりと鼻をくすぐる程度です。ですがその鼻腔をかすめるような香りはふわ〜んと漂っているので、萌え度の派手さはないけど存在感はあります。

終盤まで全然大きな波来ないなーと思っていたら、納得の続きもの。ですが落胆より期待の方が大きかったです。BLの下地は確実に構築されていますし、これだけの濃密なストーリーには時間をかけた2人のラブが相応しいとも思ったので。
それにそれに!リドリーの国を掻き回すシーンがもっと見たい。BLが二の次になったとしても見たくなる中毒性がありました。

たくさんのキャラクターが登場するので、多少混乱するかもですが、焦らずゆっくりと読んで下さいね。私もパラパラと読み返しもしながら読んでいきましたから^ ^


こんなに楽しくてワクワクする作品に出会えて嬉しい気持ちでいっぱいです。私も魔法にかかったようにこの世界にどっぷりハマりました。キャラクターもストーリーも全部が神です。
すごく楽しい時間でした。続きが待ちきれない…早く次巻が読みたいです。

3

リドリー最高!

やっばい!今夜は眠れそうにない(笑)

切れ者宰相が隣の帝国の豚皇子と入れ替わっちゃったら…?
自分の国と元の体に戻りたいだけなのに、なまじ切れ者なリドリーだけに、目的のためにどんどん有力者を味方につけ、近衛騎士や重鎮の心をつかみ、なんなら帝国をより良くしちゃったりして?!

すっごく面白かったです。こういう成り上がりものは読んでて達成感がありますよね。
登場人物も多くてみんなキャラがたってるし、リドリーも口が達者だし、クスッとなるところもいっぱいあります。

おそらくやがて攻めになるであろう方が、ちょっと物足りなかったかな。リドリーがメインで途中はあんまり攻めの描写も少なくて。
それに真っ直ぐすぎて、謀略と無縁で、護衛以外に役に立つのかなぁ?と。

でも最後のエピソードで、純情で真っ直ぐさがやっぱりいい!!リドリーが軽く誘うのがちょっと引っかかるものの、返り討ち?

ニックスの正体ってもしかして…?

2

早く続きをください!

作家買い。
作家買いですが、夜光先生×サマミヤさん、ときたらこれはもう買わずにいられます?っていうね。そして、その期待を裏切らない、めちゃめちゃ面白く萌え滾る作品でした。

夜光さんはドシリアスなものからコミカルなもの、ファンタジーものまで幅広く書かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はコミカル+ファンタジーもの。で、はじめに書いてしまいますが、1巻完結のお話ではありません。完結してから読む派の腐姐さまはしばしお待ちください。

ということでレビューを。




主人公はアンティブル国の若き宰相・リドリー。
己の力で宰相にまで上り詰めた優秀な青年だ。

が、ある日、彼は落雷事故に巻き込まれ、目が覚めたときには敵国・サーレント帝国の第一皇子のベルナールと入れ替わってしまっていた。よりにもよって外交のない、しかも敵国の皇子と入れ替わってしまった彼は、なんとか自国に戻り自分の身体を取り戻そうと奮闘するがー。

というお話。

リドリーは優秀な人物ですが、彼が入れ替わってしまったベルナールはその体型と下品な行動から白豚と呼ばれ嘲笑されている無能な人物。さて、味方がいない中、しかも敵国でどうやって元に戻るべく行動するのか?という、ドシリアスにも振り切れるバックボーンを孕む作品ですが、もうこれが意外なほどコミカルなお話です。

まずリドリーは自分を護衛してくれる人物を探します。
そのターゲットになったのが騎士団長のシュルツ。腕の立つシュルツに護衛してもらう必要があるのですが、それはリドリーが命を狙われているから。なぜ入れ替わったばかりのベルナールの命が狙われていることをリドリーが知っているのか…?という部分からして、もう思わず笑いがこみあげてきてしまう面白いストーリーです。

白豚と嘲笑されているうえに、命を狙われてるベルナール。
敵国の騎士団長・シュルツに、自分はベルナールではないと理解してもらったうえで警護してもらわなくてはならない状況。
さて、リドリーはどう動く?

といった展開なのですが。

入れ替わりものですが、さらに魔力といった因子も加わり、より一層ファンタジー度が強い作品でもあります。

リドリーは敵国の中で奮闘しつつ立場を確固たるものにしていきますが、面白いうえにすべてがきちんとつながっているという素晴らしいストーリー展開。白豚と呼ばれていたベルナールが見目麗しい青年になる過程(方法、と言った方が正解か)と、そこにシュルツ×リドリーの恋のゆくえという部分が加わり、BL要素もきちんと盛り込まれています。

BL的なキモとなる部分は、リドリーは外見はベルナールなわけで、しかもシュルツは序盤からリドリーに恋心を抱いていますが、それにも「理由」がありまして、二人の恋がすんなり成就するとは思えず。

入れ替わり、二人の恋のゆくえ、そういったものが一体どうなってしまうのか気になってページをめくる手が止められなかったのですが、まさかの「つづく」で、まさに蛇の生殺し状態です。早く続きが読みたい…!

夜光先生にしては、と言っていいでしょう。
エロ度はかなり控えめです。ちょこっと性的な接触があるだけです。
なのにじんわりとしたエロスを感じます。さすが夜光先生です。がっつりした濡れ場ももちろんカモン状態ですが、このじれったささえも萌えを補給する燃料にしかならない。

サマミヤさんの絵柄は今巻も麗しく、終始漂うファンタジー要素を盛り上げる一因でしかないのも素晴らしい。

もう、この一言に尽きます。

はよ、続きを…!

ということで、次巻の発売を今から心待ちにしています。

4

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う