策士と奥手の攻防戦

sakushi to okute no koubousen

策士と奥手の攻防戦
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神89
  • 萌×247
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

141

レビュー数
16
得点
677
評価数
156
平均
4.4 / 5
神率
57.1%
著者
海野幸 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576182025

あらすじ

……童貞なので、この状況ではもう、セックスのことしか考えられません

秘書の春人は社長の三國に片想い中。
童貞だという三國の嘘を真に受けた春人は恋愛指南を買って出るが…実は春人こそが童貞で!?

秘書の春人は、社長の三國に片想い中。
大人の色気があり仕事もできる三國に、童貞でろくに恋愛経験もないのに慣れたフリして「一夜限りの相手をお探しなら、僕でどうですか?」と誘いをかけた春人。
だが、三國からまさかの童貞を告白される。しかしそれは社内恋愛を避けるための三國の嘘だった。
そうとは知らず、三國の恥じらいを含んだ姿に心を鷲掴みにされた春人は、自分が脱童貞の手伝いをすると宣言してしまい――。
童貞(ウソ)×童貞(ガチ)の逆転恋愛指南!

表題作策士と奥手の攻防戦

三國亮介,37歳,ITマネジメント会社社長
市ヶ谷春人,25歳,亮介の秘書で派遣社員

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数16

とても面白かった…!

作家様買いです。


秘書の春人は社長の三國さんに片思いをしており
少しでも近づく為に彼が通っているバーに潜入します。
そして、バーで三國さんに一夜限りの関係を持ち掛けます。
でも三國さんはー…。


最初からすっごく面白くて一気に読んでしまいました。
『策士と奥手の攻防戦』と言うタイトルにぴったりの内容になっており
とても面白くて何回も笑っちゃいました。

春人がピュアハートでとても可愛くて
キスマークの話では笑いが止まりませんでした(*´▽`*)
こんなに可愛いのに、遊び慣れてるフリは無理がありますね(*´▽`*)

きゅんきゅんするところもしっかりあるし
すれ違いの時は切ないし、でも面白いしで感情が大変なことになりました。

春人の秘密に三國さんが驚いていましたが
それに関しては一切予測していなかったので、私もすごくびっくりしました。
海野先生すごいなぁ…!

エッチなシーンも濃くてとても良かったです…!
読んでよかったと思った作品でした♪

1

嘘から始まるラブストーリー

面白かったー!!ありきたりのストーリーじゃなくて、ぐいぐい引き込まれました。


見るからに童貞じゃないのに童貞と嘘つくイケおじ三國と、童貞なのに経験豊富なフリをしてアプローチする三國の秘書・春人。

春人の経験豊富っぷりが何とも無理があって、三國に翻弄されている様が…あぁー!おかしい( ´∀`)キスマークの意味も知らないとは…ウブ過ぎる。三國にバレるのも必須。
春人の仕事とプライベートのギャップが可愛くて春人にのめり込む三國も、ニヤニヤし過ぎ。いや、気持ち分かるけどさ(笑)

春人の身バレで、どうなるの!?って先の読めない展開にヒヤッとしたけど、三國の社長職権濫用カッコいいーー!シビれました(^∇^)
ブラボー、職権濫用!

みんながハッピーな結末に読後感良し!
綾小路がまさかの…で意外過ぎました。彼にも幸せになって欲しいな。
最後のセックスシーンが思ってたより、丁寧に描かれていて読み応えありました^ ^

一気に読み終えるほどのワクワク展開の連続ばかりで楽しかったです♪



0

意外性が生む展開が面白かった

童貞(ウソ)×童貞(ガチ)の逆転恋愛指南・・・の紹介文が面白い。
タイトルで、想像したのは、下記。

策士:童貞(ウソ): 秘書 派遣社員
奥手:童貞(ガチ): 社長 ゲイを公開している
・・でも、それは少し違った。

冒頭の場面、
ゲイ専用の会員制のバーのトイレで、春人が一人悩む「契約期間はあと二か月しかない」
派遣社員の秘書が、今しかないと気合を入れて、社長に声をかける。
秘書は、昨年夏に社長に一目ぼれして以来片思い。(変装していた)
秘書の誘いに、社長が「経験がないんだ」とをやんわり断ると、(大嘘)
秘書はチャンスを逃すまいと必死で「私が教えます」と食らいつく。(春人は酔っている)
秘書の携帯に着信、秘書・春人が席を外したら、
社長は「どうしてあんな嘘に騙されるかな」と忍び笑い。
やり手の経営者だけあって、一筋縄じゃ行かない策士。

・・紹介文を読んで想像した展開と、立場が逆だった。
・・更に読み進むと、事実は意外なものだった。・・面白い。

文章の展開が上手で、表現する語彙のセンスが良くて、全体の文調が洒脱、テンポよく読み進めることができた。
絵師買い。
絵だけじゃなく、中身も凄くおもしろかった。

でも、一流企業の役員秘書は、機密保持の為に派遣を雇わないと思う。現実味薄い。
だからファンタジ―だと割り切って笑って読めた。

1

恋は盲目( ☆∀☆)

最高に楽しく、笑いも萌えも絶好調なお話でした。


受け様は秘書の市ヶ谷。
攻め様である社長の三國に片想い中。

バーで1人飲んでいる三國へ、決死の覚悟で声をかける市ヶ谷ですけど、声をかけるまでの自分への気合いの入れようから笑っちゃう。
もうしょっぱなから市ヶ谷の必死さ、面白さにやられました。

「童貞なんだ」と三國としては遠回しにお断りしたつもりが、「恋人の作り方を教えます」と市ヶ谷から食い込みに言い募られる。
会社でのクールなデキる秘書の姿とのギャップに興味を持ち、了承することに。

視点が受け様攻め様と切り替わって進むので、とちらの気持ちもわかって、私的により萌え度アップ。
市ヶ谷は、自分こそ童貞なのに、恋愛指南をすることになって、気持ちはてんやわんや。
その動転ぶりに苦笑しまくりです。
三國と目が合うだけで、動揺し好意がダダモレで、その好きの気持ちがとてもかわいくって(#^.^#)

予想の斜め上の対応をしてくる市ヶ谷に、どんどん惹かれていく三國もいいσ(≧ω≦*)


楽しいラブコメかと思いきや、市ヶ谷には三國に秘密があって、あれあれなムードに。
言い訳ひとつせず去っていった市ヶ谷を追いかけていった三國にめっちゃ萌えた( ☆∀☆)
三國の恋は盲目っぷりが、何度読んでもたまらなく良いです∩(´∀`∩)


イラストはみずかねりょう先生。
三國の策士ぶり、市ヶ谷の奥手ぶりがよくわかる素敵なイラストの数々。
デコちゅーやらキスをねだる仕草やら、かわいいし色気たっぷりだしで、たまりません。
ありがとうございます(///∇///)

4

こんな最高の男どこにいるんだってばよ!

もう読後の幸せ感たるや…!最高でした〜!!
海野先生の御本は初めて読ませていただきましたが、こういったの正統派ラブコメが多い作家さんのようですね。
間違いなく今後作家買いさせていただくことになるでしょう!

ゲイを公言する社長×同じ職場の秘書
受けは攻めに前から片想いしていて、玉砕覚悟で攻め行きつけのバーで一夜限りの関係を迫る…というところからお話はスタートします。
受けは攻めに対して恋愛指南ができるという嘘、攻めは自分が童貞だという嘘をお互いについてしまって…

相互視点でお互いの考えが時系列にそってわかるので、面白いおかしく、テンポよく読めます。所謂「神の視点」である私は2人のすれ違いやお互いが両片思いしているところに、も〜〜悶えました!!
誰かの命が危険に晒されるわけでもなく、大きな事件が起きるわけでもなく、普通の人たちの普通の(いや、ちょっと笑える?)恋愛模様です。
だからこそ純粋に「恋愛」で萌えられました。BLしてる〜!!!と読後かなりの満足感。

何より文句なしの今時のスーパー攻め様が最高!
今時のスパダリなので、金持ち、穏やか、余裕あり…!そんな攻めと、攻めのことが好きで好きで仕方ない受け。
受け視点で攻めをみるので益々攻めが魅力的に(*゚∀゚)
受けも、仕事のオンとオフのギャップが激しい、面白い人物です。
受けが不器用ながらも全力で攻めに好き好きアピールしていくところに、攻めが絆されていくのが…はあかわいい。幸せ…
とにかく読後ほわほわ幸せな気持ちにさせてくれる一冊でした。

5

益子さんに幸あれ

春人の初心さがかわいかったし、三國が春人に翻弄されている様も愉快でした。
だけど私は脇役の益子さんを褒め称えたい。本筋にそこまで絡んでくるわけではないけれど、この本の中で一番いい人なのはおそらく彼だと思います。
悪いことをしていたわけでもないのに秘密をバラすぞと脅されて、結局はその秘密も三國に打ち明けざるを得なくなって、それでも春人を許す懐の広さに天晴。ちょっとうるっときてしまいました。幸せになってほしい。

2

上質なミステリだと思うんですが

あまり誰も言っていない感じなんですが。
あらすじにすら書いていない。
でも、私はガチのミステリとして読みましたよ。

だって三國と市ヶ谷がそれぞれに対して嘘をついているのは冒頭から明らかですが、それが徐々に恋の駆け引きだけの理由ではないことが匂わされるのですもの。
おまけに『謎めいた人物』や『秘密を抱える人物』が複数名登場して「これ本当に手練れの社長が思いのほか純情だった第一秘書に本気になってしまうだけの話?ちょっと違うんじゃないの?」と混乱しちゃうんです。
お話のつくりがそういう風になっているんですよ。

正直言って市ヶ谷の初心な可愛らしさに三國がどんどん翻弄されるだけの筋立てでも充分面白いと思うのですよ、このお話。
それに更に『市ヶ谷の正体』という謎解きを混入させているんですね。
海野さんのサービス精神が凄いと思うし、それだけじゃなく、推理できる材料をそこかしこにちゃんとばら撒いてくれているこのテクニックとさじ加減が上手い。

かなり高評価の作品なのでもう大概の方が読んでいるかと思うのです。
万が一、ミステリ好きな姐さまでお読みになっていない方がいらしたら、是非ご一読を。
大体、全体の6割くらいのところまでに推理してくださいね。
そこから先はじっくり書き込まれたラブシーンになりますから(笑)。

4

爆発寸前の

個人的海野先生祭りで、ちるちるでまず最初に上がっていたこちら。
すごく、可愛い二人でした。
特に受の春人が、テンションがおかしくて可笑しい。
素だと口が良くないし、緊張しまくって結構失礼な物言いをしてるところ、鏡も割っちゃう勢いなど、仕事モードの時の冷静ぶりと全然違って三國社長ならずとも笑いを堪えてしまいます。
ようやくようやく結ばれてからも「童貞じゃなかったくせに」とか端々がひどい。そこが良いです。
何より、最初の指南が「手を繋ぐこと」なのは萌え転がりました。

小さな嘘でも、信じられなくなると何もかも嘘に感じてしまうんだなあていう哀しさも読めつつ、楽しくさらっと読めました。設定メモみたいなタイトルもちょっと可笑しかったです。そのままあらすじ…。負けたのはどっちかていうのも甘さのうちでした。
トマト食べたいです。

3

百戦錬磨の自称童貞と百錬練磨を装うガチ童貞

「童貞(ウソ)×童貞(ガチ)の逆転恋愛指南!」というのが面白そうだなぁと思って、手に取りました。

手練れな自分を精一杯演出してるけど、そこかしこから滲み出る童貞臭を全く隠しきれずフリーズしたり、果てまた内側から爆発しそうなトマトのような顔色になっちゃったりというアワアワ感満載な春人(受け)がものすごく可愛かった。

顔は抜群でお金も持ってる社長・三國(攻め・37歳)の「実は童貞なんだ」という嘘を信じちゃうのは全世界であなただけだよ……と思うんだけど、疑いつつも好きな人の言う事は信じてしまうところも、また可愛い。

攻防戦といいつつも春人の童貞をいち早く見抜き、自分の一挙一動にアワアワしてトマト顔になっちゃう春人の言動を密かに愛でてる三國の様子に、早々勝利が決まったな……と思って読んでいたんです。
だって、百戦錬磨の自称童貞と百錬練磨を装うガチ童貞だったら、圧倒的に非童貞のほうに分があるもん。

だけど、あまりの春人のピュアっぷりにどんどん三國がはまってしまい、いよいよ真実を告げようと思っていた矢先、春人がただの秘書ではなく何か裏があって自分に近づき、そして身を隠そうとしていることに気づくんです。

春人の素性や目的もわからず、下手をしたら自分の足元をすくわれる事態になるかもしれない。
でも自分の地位を投げ打ってでも、春人を手に入れたがっている自分に気付いた三國が自嘲するんです。

「馬鹿か、馬鹿だな、馬鹿なんだろう。」

と。
ここがこの本の中で一番好きです。

どこか高みの見物というか余裕こいて春人の言動を愛でていたはずなのに、いつしか自分の気持ちが止められなくなって恋にひた走っている37歳男のお手上げ感。

最高です。



電子書籍には二つのSSが収録されていました。
書き下ろしペーパー「恋をカクテルに例えると」とコミコミ特典の「キスマークの真実」です。

3

今日も心臓ぶち抜かれるほど格好いいな!という台詞に打たれたんだよね〜。

序盤の春人のそわそわとした落ち着きの無さと、どうしても社長の三國に惚れ抜いているという、
そのシーンと『今日も心臓ぶち抜かれるほど格好いいな!』という台詞や『一目で心を奪うとかどんだけ男前なんだチクショウ!』なんて浮かれきった台詞に、嫌が応にも期待したんだけどね。
ドッキワクなラブコメか⁈ と心騒いで昂まってたんだけど…。
これがまぁ、読めども読めども遅々として進まない。読み手側としては、焦れてしまう。
もしかして、春人と三國の心模様を丁寧に綴ったものかもしれないから、こちらも集中して取りこぼすまいと息を詰める様にして一字一句読み進むのだが、どうにもこうにも進まない。
タイトルの策士とは、もしかしたら作者のことかも知れません。
読み手側を焦らして焦らして焦らしまくる、そして先を読まずにはいられない!

浮き足立って三國を誘う春人が童貞なのは 火を見るよりも明らかなんだけど、夜の顔と違って 昼間は仕事をソツなくこなすその仕草に、「演技なのかな??」と 疑念を抱いて行く三國。そもそもが美しい春人の姿に惹かれながらも、心中が読めない(と思い込んで)我知らず翻弄されて行く。
春人はそもそも三國に魅かれていて、一晩でもいい‼︎ と、熱い想いを滾らせているので、作中何度も書かれている様に、その美しい顔を『トマトが中から爆発するような』真っ赤にしたり、白くなったり青くなったり散々なのだ。誘うと見せかけて、やり方が分からず、読み手側がドギマギしてくすぐったくなってしまうほど、その様子はみっともない。春人が心配してしまうよりももっと。読み手側のこちらが心配してしまう。けれど、大丈夫。三國も馬鹿みたいに春人に魅かれているのだからと。
一体何を見せつけられているのかと思う程にイチャコラしながら進まないこのもどかしさよ。

あと2ヶ月で、このミッションは終わる。せっかく三國の側にいられるその間に、想いを遂げたいと願う春人。艶めいた男前のクセに童貞だと偽り、恋愛指南を乞う三國。
ドタバタラブコメの様相をいつかかなぐり捨て、物語は少しだけ意外な展開を見せて行く。
春人がリミットを設けていた理由とは? 春人が三國にこんなにも魅かれていた理由とは?
無邪気な顔した若い社長付き運転手の意外な素顔とは?

私はもっと産業スパイとか、三國のグループ会社の後継者争いとか、もっと生々しいものを想像していたのですが。なので、春人の打明け話には拍子抜けしてしまいました。謀っていたと言っても、もぅ三國には許す、としか言いようが無い。何というか 実害が無さ過ぎて。ぷぷぷ、そんな事⁈ っていう。
三國側の嘘は勿論、童貞だと偽っていた事のみ。色気ダダ漏れの大人の男なのに。ウブな春人を騙すのはそれだけでも大ごとだけど。
奥手でもあり、策士でもあろうとした春人と。奥手を装いつつ策士だった三國。
これはお互い様の攻防戦。

三國が恵まれた環境の中、何をしてもソツなく成功して来て、30代にして隠居の様な想いを人生に対して思っていた頃、春人は自分の仕事に対して少し辛い思いをしていて。そんな時に知らずに声をかけてくれた三國の言葉が忘れられなくて。微妙にすれ違ってはいたのだけれど。このシーンが一番好きで。私は何だかほだされたのです。自分の仕事は確かに誰かの為になっていると、信じたい。

二人の想いが重なってからのエチシーンもジレジレです。経験の無い春人を大事に大事に抱きながらも その様子に煽られてしまう三國。もぅ!メロメロじゃないか‼︎っていう。
ところで、キスマークとは口紅付けた女がワイシャツに付けるモノだと思い込んでいたというエピソードは要らなかったかも。それはあざと過ぎて、可愛いを通り越して春人を馬鹿にしていると思っちゃいました。いや、男ってバカだからね〜、そういうのが嬉しいもんかねぇえ?

みずかねりょう先生の描く端正なリーマン達は相変わらず端正で美しい。
いつも思うんだけど、表紙の美しさには感激してしまう。なので、中ページの白黒の挿絵には少しだけガッカリしてしまう。みずかねりょう先生の絵はやっぱりカラーで見たい‼︎ って思ってしまうのね。

8

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