腐男子のSHINOさんのマイページ

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エキスパートレビューアー2024

男性腐男子のSHINOさん

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読み終わって心臓バクバク

小中大豆先生の新刊✨
二駒レイム先生のイラストも好みなので楽しみにしておりました。

読む前に展開を少し予想してしまう癖があり、大枠は予想していたようなストーリーではあったのですが、この作品の大満足ポイントはそれだけではありませんでした。
例えば、SFの世界観が導入されていたり、ミステリー要素がぎゅっと詰め込められていたり......
読後感どっしりです。

読者の感情を揺さぶる小中大豆先生の文章が この作品の世界と非常にマッチしていて、物凄い没入感を体験しました。

二駒レイム先生のイラストも美しかったです。
先生の作画で全編コミカライズされたら大歓喜感謝感激雨あられなんですが...笑

〜以下、個人的な意見〜
濡れ場イラストが連続しているところがあったのですが、個人的には2回目のイラストは別のシーンのほうがバリエーションが豊かになって良いのではと思いました。
例えば電子版で76〜77%と表示されている辺りは、最重要シーンの一つだと思うので、イラストで拝見したかったです。

独特のテンポにのせられる

月村先生の新刊✨
イラストはミギノヤギ先生!

田舎が舞台ということで、スローライフのなかで育まれる温かな愛...を想像していたんですが、かなり想像とは違いました。

何より面白いのが地の文です。
主人公・怜久は都会育ちで、口には出さないものの心の中では田舎に対する文句をあれこれ言っていて、それが文章にコミカルなリズムを生み出しています。
田舎に対するあれこれ以外にも、終盤までずっと、真面目なのか ふざけているのか 絶妙なラインで繰り広げられる主人公の心の中劇場が見どころだと思います笑

蔵乃介もまた面白く、ある場面で急にクサい台詞が飛び出したりして笑いました。
"完璧"ではない人間らしさが物語に深みをもたらしています。

月村先生の作品は現時点で全て拝読しているわけではないのですが、どちらかというとコミカル要素は少なめのストーリーを書かれる印象があったので、こういったコメディ成分多めのお話はかなり新鮮でした。
新しい月村先生を知ることができました。

素敵なコミカライズ

原作のイラストレーターの方がそのままコミカライズを担当される場合は原作ファンにとっても とっつきやすいと思いますが、別の先生が担当ということで、どんな感じかなぁと思いつつ、去年原作を履修したのでこちらも1巻から拝読しました。

原作が傑作で、こと一穂先生作品は竹美家らら先生イラストの印象があまりに強く、難易度の高いコミカライズなのではと思います。
しかし、小説の台詞や地の文をベースにしつつも漫画という方法ならではの表現が存分に用いられており、とても素敵なコミカライズだと感じました。

一つ驚いたのは設楽さんのビジュで、原作とかなり違ったので最初「え、誰?」となりましたが、段々と慣れてきました笑

壁ドンは次巻。
『おうちのありか』がシリーズで最も好きなので、そこまで拝読できたら嬉しいです。
願わくは、竜起×深と設楽×栄も拝読したいです。

アツい

超豪華タッグ!

最初は連載を追っていたのですが、途中から追えていなかったのでほぼ初見でした。

一穂先生は小説『イエスかノーか半分か』シリーズなどでもテンポのいい漫才のような会話がたくさんあったり、Xのスペースでも息をするように面白い事をおっしゃるので、漫才を題材にしたら右に出る人はいないと思います。

そして志村先生の作画がその小気味の好い文章に独特の個性を加えていて、唯一無二の作品になっていました。
志村先生は新版『THE MANZAI』シリーズ(あさのあつこ先生)の装画がとても印象に残っていて、志村先生の作画で一穂先生原案の作品を読める、夢のようなコラボレーションです。

セリフのない箇所でもキャラクターの表情で物語が進行するようなところであったり、1巻完結でも不足なく表現された素晴らしい作品でした✨

コミコミ有償特典漫画の飯田さん赤面シーンと、一穂先生のSSが最高でした。
飯田さんの"余裕のある大人感"と実際にはとても人間味のあるキャラクターが好きです。
一穂先生の文章、特に会話シーンが大好きなので、もう琴線に触れまくりでした。

情緒が...

GWキャンペーンで無料話数が増えていて、もう何年も韓国マンガは読めていなかったので、良い機会と思い拝読しました。

ゴールドパレス→超高級タワマン

全く違う世界で生きてきたふたりが、お互いの心の欠落を労わり合い、そして惹かれ合う...

どんな世界に生きていても、周囲というのは時に煩わしい存在で、自分の人生は自分のものではない。

諦観が根底にあるふたりが打ち解け合う過程の繊細な描写が素晴らしく、モノローグ中心の鋭い心理描写に情緒が掻き乱されます。

第2部完結のまま更新がなく、US版レジンのサイトで続きを読み始めてしまいました。
が、第3部は初っ端から鬱ストーリーでした。

ふたりに光が差しますように。

久慈さんのファンです

川琴ゆい華先生と炬太郎先生のタッグはあまりに私得すぎて、とても楽しみにしておりました。

そして最っっっっっ高でした!!!

受け視点なのに攻めのBIG LOVEがダイレクトに伝わってくる読心術設定が美味しすぎました。
久慈さん(攻め)が大変BIGな恋愛感情をお持ちで...「え、そんなに好きなの?!」と思わず声に出してしまうほどでした。

↑は序盤の話で、お話のメインは読心術云々ではありません (1つのキーではあります)。
とても細かいお仕事描写、手に汗握る展開、そして主人公たちのLOVE などなど......
色々な要素を たっぷり がっつり 楽しめる一冊です。

個人的に久慈さんが(本当の意味で)イケメンすぎてテンション上がりました。
読んだ人はみんな惚れると思います。

炬太郎先生のイラストも最高でした✨
強いて言うなら、拗ねシーンなど 久慈さんの表情の変化が見られるイラストもあったら嬉しかったです笑

流石...

上野ポテト先生の新刊✨
charaさんからは初めてですかね?

先生の作品はあまりにも素晴らしいので、いつも期待値100(MAX)からスタートするにも関わらず、がっつり超えてきます。

今作はエリートリーマンとヒモということで、読む前は「どちらかというと積極的には読まないタイプの作品だな」と思っていたんです。
が、流石は上野ポテト先生でした。
ベタな闇系(?)共依存作品が苦手なのですが、そういう風にはならないところに先生の手腕が光っていると感じました。

また、上野ポテト先生といえば圧倒的な心理描写...
今作も主人公たちの気持ちが鮮やかに描かれていました。

あと、カバーのデザインがめちゃめちゃ好きです。

いつも素敵な作品をありがとうございます!

青と陽炎 2 コミック

ドンドン 

野球とBL、2つの要素の両立が素晴らしい!

1巻であまりに心に刺さる三角関係を目の当たりにしてしまい、気になって夜しか眠れない日々を送っていました。

2巻では、夏の甲子園が幕を開けます。

野球小説ばかり読んでいた時期があるので 野球を題材にした作品は期待値が高くなりがちなんですが、こちらの作品は野球とBLという2つの要素がガッツリ両立されていて本当に素晴らしいです。

スポーツ漫画からしか得られない胸の高鳴り、BL漫画からしか得られないドキドキや萌え...
こちらの作品を読むと、両方とも浴びるように摂取できます。

LOVEについてですが、1巻では断然 北斗派でした。
しかし2巻を読んでいると、いつのまにか鷲介に感情移入しており、心を掻き乱されました。

願わくは1年後の夏大会も、またその先も見届けたい気持ちです。
宜しくお願いします。

韓国BL小説を初めて読んでみた

丸木戸マキ先生がイラスト担当とのことで完全に丸木戸マキ先生買いだったものの、今のところ(?)中身にはイラストがなく...ですが、その残念な気持ちが遥か彼方に行ってしまうほど切ないストーリー展開に魅せられました。

翻訳版韓国BL小説を読むのが初めてなので少し構えていたのですが、読み始めると大変面白く、内容から感じられる文化の違い(逆に日本との共通点もあったり)が興味深く、あっという間に配信されている5話分を読破してしまいました。

続きが気になって気になって仕方がないです!

生まれて、生きて。

あめきり先生はデビュー作から既に大変お上手で、その後も新刊の度にどんどん腕を磨かれていると感じておりましたが......こちらの2巻、本当に凄かったです。

想像を何十倍も超えていました。

まず、春虎くん→スイ先輩の理由が少し...と感じていたのですが、2巻でガッツリ描かれていました。
兄弟が多くて、大きいお兄ちゃんだからと色々な我慢をしてきて、お母さんも忙しいから応援に行ってあげられなくて...
スイ先輩が応援してくれることの喜びは、それはもう凄かったんですね。

それから、親に打ち明けるというイベントも。
春虎家とスイ家の反応の違いは何となく想像がつく(書かないけど)
春虎くんが「同じような経験をしていればよかった」と言いましたが、これは違うと思います。
同じような経験をしていたって、相手にしてあげられることにほとんど違いはありません。
「悲しいね」とお互いに慰め合ったってどうしようもない。
傷つく人間が2から4に増えるだけで...

最終的にスイ先輩も母と笑い合えるようになって、希望に満ちた終わり方で良かったです。
母は確かにスイ先輩のことを苦しめていたかもしれないけど、母が悪いわけじゃないし、誰も悪くない。
これからの社会が、スイ先輩と母の涙に花を手向ける日がきたらいいなと思います。

語彙力がなくて書けることが少ないんですが、互いを思いやる心が終始溢れていて、読みながらナイアガラの滝涙が止まりませんでした。

1巻もそうですが、BL的萌えをふんだんに盛り込みつつ、作品を通して問題提起するバランスが絶妙ですごいです。
そんなこんなを全てひっくるめて、あめきり先生の作品は素晴らしくて、愛おしくて、宝物です。

そして同棲するまでのお話も拝読したい!
もし宜しければぜひ続きを......

最後にこれだけ言いたいんですが、
春虎くんのパパがイケメンすぎて驚きました笑
めっちゃイケメンじゃないですか???