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地雷踏み抜かれて魚雷も撃ち込まれた

恋つももこれまでの先生の作品も全部買ってます。前作めっちゃ好きで繰り返し読んでました。とくによしのがすきで。
ただ、漫画読んでてこんなあらぬ方向から傷つけられたのは初めてでこの気持ちをどうにかしたくてはじめてレビューかいてます。
なので辛口です。

当方持病でウィッグを手放せない生活を送ってますが、とりあえずこのレビューが目に入ったわたしと同じようにウィッグ生活送ってる人がいたら、読むの覚悟してくださいと言っておきます。(同じ病気でも向き合いかたは人それぞれなので、平気な人もいるとは思いますが、敢えて)

冒頭のロウのニコへの「それなんか被ってる?ウィッグ…的な?髪、つくりものっぽいなって」って台詞に、想定してなかったところからいきなり特大の魚雷ぶち込まれてまず粉々になりました。
漫画読んでてこんな心臓がどくどく嫌な鼓動打つのも、読むのやめようかなってなるのも初めての経験でした。しかもBLで。

とりあえず気を取り直して読みましたが、まずはじめの一言からロウってここまで無神経キャラだっけ?と疑念がわき、続くニコの地雷を踏み抜き、嫌がらせに近い距離ナシノンデリぶりにこのキャラクターへの好感度は下降する一方で、遂には「フリーなら全然有り」で信頼は地の底まで落ちました。

とくにわたしを木っ端微塵にした発言はのちにニコくんに怒られてますが絶対分かってないと思う。
お前がされたら言われたら嫌だと思うことを他人にもするなっていう基本的なことなんだけど、それがわからずニコくんの地雷を踏み続ける距離ナシのノンデリぶりは正直不快でしたし、布団のくだりは恐怖すらあった。布団買ってきて泊まるまでする、普通?そこまで仲良しですっけ?怖。
「相手の気持ち考えなよ」の一言があってハッとしたのにグイグイきて全然わかってないじゃん。
ニコくん側から見ても同じゲイだって分かった上で泊まられるとか恐怖じゃない?
あと既婚子持ちの彼氏にDVされて失恋して傷ついた人を励ます一言がソレなの?あまりにも恋愛至上主義すぎない?ともなりました。
いや、恋つもってタイトルだしボーイズ「ラブ」だから仕方ないんだけどさ…。モヤモヤする…。
あまりにもロウからみた世界の美しさとそこにある正義を押し付けてきて不快というか、若くてノンデリだから仕方ない、のか?いやそんなことないやろ…。
ロウって根は優しい子らしいけど、そもそも優しい子がこんなノンデリなわけない。ノンデリぶちかます子を気遣いができるとはいわない。わたし天然って言われるんですっていうやつが天然じゃないのと同じです。優しいとは…?
たぶんロウってされたり言われて嫌なこともあるけど俺は平気だし結構流せるタイプだから相手もそうできるでしょ?あと悪気ないから許してねってイケメンスマイルで笑いかけたら許されてきた人生なんだろうなって…知らんけど…創作キャラだし…。悪気なかったらええんか…イケメン無罪なんか…いやそうじゃないやろ絶対…っていうモヤモヤを抱えたまま読み終わりました。
苦労しそうだね、よしの…がんばって…。

前作も正直ロウに興味がなくて、ひたすらに健気でかわいいよしのを愛でたくて読んでたんですけど、よしのには別な恋もあるよ!気づいて!って気持ちになりました。
そもそもよしの出番ほぼないし。しかしこの話の流れでロウとよしののイチャラブ多くても冷めてたとは思う。
読者はよしのがみてないロウのノンデリぶりやらやべー発言を見せられていたわけで、イチャイチャしたところでコイツこんなヤツなんだけどよしの大丈夫!?どこが好きなのロウの!?ってなってただろうし。
最後の仲直りセッも小冊子のイチャイチャも「はぁそうですか」って冷めたきもちでしか読めなくて悲しかった。こんな筈ではなかったのになぁ。
今作を再読することは無さそうだし、スピンオフでてもロウがいるなら読まないってくらい地雷キャラと成り下がりましたが、
ただ、ニコはとても良い子なのでスイと幸せにしてあげてください。読まないけど。
とりあえず最後まで読んだ自分を褒めたい、そんな気持ち。