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本当に愛されるということ

連載一話目から追っていました。
ずっと三上先生のファンだったので、途中から電子レーベルから本誌連載に切り替わりとても嬉しかったです。

元カレが女性と結婚し、自分がゲイということと改めて向き合わなくなってはいけなくなった匠と、ドノンケで「好き」がよく分からない早月くんのカップルです。
連載当時、回を追うごとにカッコよく可愛く、どんどん積極的になっていく早月くんに毎話「頑張れ…!!」という気持ちで堪らなかったです。

匠の、「早月くんなら信じてみたい」という感情と、「もう傷つきたくない」「早月くんならもっと良い人が」という感情の揺れ動きの描写は、前作に引続き三上先生の繊細な心理描写ならではだったと思います。

個人的に、夏祭りからの早月くんが匠の母、修子さんに匠の幼少期の映像を見せてもらうシーンがお気に入りです。元カレ、大和と会いたがってたのに「ごめん」と謝る匠に対して、「なんで匠が謝んのよ」とそのセクシュアリティを肯定して慰めてくれる素敵なお母様、修子さん。
夏祭りを通して、ノンケの早月くんの告白に対し冗談として受け止めず「気持ちを冗談にされんのは嫌じゃん」と昔の自分と重ねる匠。「もったいないよ」と直接告げられてから、修子さんに幼少期の匠のビデオを見せてもらいます。
その当時から自分が他の人と違うことに不安や、周りに合わせなくてはいけないという感情が垣間見えて、改めて匠がどんなに辛い思いをしてきたのか目の当たりにする早月くんの辛さや、それでもまっすぐに向き合いたいというひたむきさがひしひしと伝わる回でした。

その後の匠の心がどうやって溶けていくのか、どれだけ幸せな未来が待っているのか、少しでも多くの人に読んでもらえたらと思います。
本当に本当に本当に大好きな作品です!