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選択の時?

「景彰と蓮、2人のうち、どちらかを選べ」。

そんなふうに選択を迫られた七瀬が、まあえっと、どちらかを選ばなくちゃならなくなる、というお話なんですが、

このシリーズが最初から貫いている(?)えちシーンのパターンと数はぜんぜん変わってないので、(冒頭に3P、中盤にそれぞれとの2人きりプレイ、山場に他の男との絡み、山場後の3人えち、大団円後の3人えち、という…)

いつもどおりです。(`・ω・´)


ただ、それでもきちんとひとつずつ「お話」を結着させてきての完結編、というのは、ちゃんと楽しく読めていいなあって思います。

しかしあれだ、えちシーンいっぱい読んだなあ…。(しみじみ)


ラストの5Pは、オマケ短編?の扱いなので、本編のシリアスさはどこへやら、という感じ…。(笑)

なんとなく心構えをしてなかったわけでもないけど、でも、プレイのいちばん最初に「攻め側は自分の受けにしかさわらない」協定が結ばれていたので、5Pとはいえ、安心して読めました。

七瀬と雛希にりょうとうばいぶ舐めさせておいての後ろから、が好きだなー。

百合プレイもえろかったです。
七瀬も雛希もどっちも淫乱こちゃんだから、あんあんするのがもう、かわいいかわいい。
(ノ´∀`*)

えっちな天使はいいと思います!

トラウマあり、だが、そこから生じる自虐性はドM属性に昇華した!

という、ある種、最強の受けで、す…?


細かいお話のいろいろは、あんまり深く穿っても精神的に得はしないエピソードばっかりなので、さらーっと流してしまうんですが、(園長先生こわいよこれ)

えっちで気持ち良くなることに物怖じしない受けって、可愛いですね。


あと、第三者っていうか、脇役のポジションで出てくる七瀬の描写がめちゃくちゃ美人さんでびっくり…した…。

ふだんのあの子はどんだけ自己評価が低いんですか!けしからかわいい!


正直を言うと、次のシリーズファイナルではこのお話の2人を加えた5Pがあるとのことで、
いきなりよく知らない2人と3人とががっつり絡むのは、たぶん読むのもきついなあ、と思って手にしてみただけでし、た。

「お兄ちゃん、お兄ちゃん」って言って積極的に気持ち良くなっていっちゃう雛希はかわいいし、
鴫原さんも、しっかり雛希のトラウマを解放することを考えていてくれたしで、良いカップルだったと思います。

目を疑った

お話…というか、えちの内容や描写もめっちゃ好きなんですが、
この「神」評価は、鵺さんのイラストに捧げたいです…!

景彰とのキッチンえちの一枚絵が、この七瀬が、めちゃくちゃ色っぽくてどうしようかと思いまし、た!

「はいってる」感まで想像できる絵ってなんなんだろう、びっくりしました。

小説のイラストは、先に見ちゃわずに、読みながら一枚ずつの登場を待つ派(?)なんですが、
この景彰とのキッチンえちそのものも、そうとうえろいえちだというか、らぶらぶの2人(本人たちにその自覚があったのかどうかはさておき)による羞恥えちで、えろくてかわいい受けとその主人でありつついじわるな攻めとを堪能できて、
その上に、こんなえろいイラストですよ!

ふおっ?て、目を疑いましたよ!

この本は、蓮との2人えちもまったり幸せそうで好きだなあ。


デフォはもちろんらぶらぶ3Pですが、3Pのえちは好きかどうか以前に、「おおおこれどーなってんだ、受けだいじょうぶか、でも気持ちいいんだねよかったね(ノ´∀`*)」って見守るものなので、まあ、うん…。(笑)

中盤の複数にされちゃうのは、やっぱりつらいー。(ノ_<。)
七瀬はカラダがすっかり淫乱だし、途中からは意識もぶっとぶので、身体的に痛々しいことってぜんぜんないんですが、
その代わりに、「景彰と蓮だけのものじゃなくなった」っていう、心の痛み?を、こう、えろの勢いで流さずにきっちり書いているなあ、というのが。うう。

とはいえ、救い出された直後の、定番お清めえちが、定番とはちょっと違う方向性を持ってた上に、それはそれでえろい、というのがすごいな。

個人的には、縛りとローソクに初めてえろさを感じました。

というか、七瀬えろいよ七瀬…。

とろとろに落ちてく

のっけから私個人の話をさせてもらえれば、
シリーズもすっかり完結した頃に、唐突に「商業BLのえろいのが読みたい!」という衝動に衝き動かされて、シリーズ4作のうち、この作品だけを読みました。

(がっつり挿入までしちゃう系の)3Pものを読んだのは、たぶん、これが最初です。

商業BL自体が久しぶりだったこともあって、「えー今のってこんなんなってるのか」、とびっくりしながら読んだんですが、

どえろなのに痛くない、しかも3P、っていうのは、わりと貴重です、ね???


本のレビューをします。(`・ω・´)

これだけ便利なクスリが、これだけ効果的なアイテムになっているんだから、楽しくないわけがない!よ!


レビュー終わりました。(´・ω・`)

いや、でも、はい。
やばい店に潜入してあっさり失敗して、みせしめのおしおきに、えっちなショーに出されることになっての初体験でも、
エンジェルヒート(クスリ)の効力でとろとろのあつあつで気持ちいい。

むしろ気持ち良すぎてつらくて、うっかり「奴隷になります」って言わされちゃって、兄弟の手中に落ちて、
さらに身元やら依頼主やらを吐かされるのにクスリ使われての快楽攻めで、やっぱりとろとろのあつあつで気持ちいい。

その後も、兄弟それぞれに1対1で抱かれたり、他の男に襲われかけて回避したり、もろもろ解決されて2人との縁も切れたはずなのに、恋しくてひとりえちしてしまったり、
挙げ句、自分から「性奴隷にしろ」と怒鳴りこみにいったり。

うむ。
美味しいどんぶりをかっつかっつ食べてる時に、あんまり難しいことは考えない、みたいなもので、読み終わったら満腹になってました。

旨かった。

どきどきがあちこちに

古い因習によって、村の男たち(おじさんばっかである)にがっつりイロイロされちゃう宮司様、
そこへひょいと訪れた外部の男(攻め)と宮司様(受け)との出会い、
最初から悪印象だったお互いが、宮司様にクスリが盛られてるばっかりに強引に迎える初夜、
抱いてみちゃったら受けに絆された攻めと、優しく扱われることに戸惑う受け。

始まりはえちからでも、攻めの伊吹さんのアプローチはわりと受け・初雪の心に寄り添おうとしていて、好感が持てる、かなあ、と。

まあ行く先々でヤっちゃうことはヤっちゃうんですが、
村からほとんど出ない初雪をデートに連れ出して、美味しいごはんや綺麗な景色を楽しませてあげたり、後のエピソードにもしっかりと効くような、初雪の心にもきちんと残る会話をしていたり。

外の世界から来た男と、外の世界を知らない男、っていう構図だけでももう、どきどきします。

これを読んだのはかなり前なのでぺろっと読めてしまったけど、やっぱり村の男たちからがっつりイロイロされてるシーンはつらいかなー。
あと、過去話として語られる初雪の母のエピソードが、まったくなんの救いもなかった印象があるので(…というか、初雪とおなじ役目を女の人が請け負ってたってだけで、あうと×_×)、それも。

うーん。
すっかり自分の幸せを諦めてた初雪が、ついに村の男たちを突き放すシーンなんかも、好意的に読めば、伊吹さんから得た愛情のおかげだね、とも思えるのだけど、わりと読みながら「そ、それだけ?」と拍子抜けた気も。

とはいえ、隠微な古い因習に囚われていた美青年が愛されることを知って、その軛を抜けてゆく、という、ちゃんとした感情のあるお話だと思います。

あれっ、思っていたのと違う…

っていう言葉(感想?)が随所に似合うストーリーかなあ、と。

初彼女と初えっちを目論んでいたのにキスさえうまくいかなくて早々にフラレてしまう主人公・哲平と、
「慣れちゃえば失敗しなくなる」と彼を言いくるめてキスやセックスを実地で教えてゆく幼なじみ(同い年)・京介と、
そんな2人を鷹揚に眺めて茶化してたはずなのに本気になってた幼なじみ(12歳歳上で教師)・滋と。

ついでに、単に「えろえろさんにんぷれい」を読みたかっただけのわたしも、まさかのダブルヤンデレオチにそんな感想を抱きました。どうりでいろいろ甘さより苦さのが際立つワケだ…。ヤンデレかぁ。(遠い目)

騙し騙しの初挿入で、「なにするの?」状態の受けがよくわかってないままに挿入されてしまい、挿れられて気づいて「抜けよ!」と抵抗しだす、というのもある意味、王道の(?)パターンというか、何度か読んだことはあるんですが、
それを美味しく感じたのは、この作品が初めてだったかも。

…受けが媚薬っぽいの使われてて、痛がらなかったからかな。「中にアル」ことを混乱しつつも自覚して、それを本能的に拒否しつつも気持ち良くなっちゃう、っていう、どこまでいっても流され体質な哲平の反応が、なんか良いのです。
彼が感じる潜在的な恐怖を、それより強い快楽の風で掻き回してうやむやにする、そしてもう戻れない場所にまで強引に押し流す、っていうプレイの感じも、京介のヤンデレ臭ダダ洩れなキャラクターに似合っていると思う。

あとがきで、丸木さんが「例の事件を最初にやろうって言い出したのは、どちらだったと思いますか?」と問われてたのですが、
それが滋だったらめちゃめちゃ怖いから、そっちのがいいな、と思いました。

そんなヤンデレループなお話でした。

33.3%、もしくは、トライアングル

受けかつ主人公の奏祐の生い立ちや、これまでの生活、いまの不満、新しく増える家族への気持ちなど、とても丁寧な心情の描写からスタートします。

「H度・えろえろ」で検索して出したタイトルだったので(笑)、冒頭から延々とつづく、いわゆる「ふつうの生活」の描写にはアレー?と思わなくもなかったんですが。

母親の再婚によって新しくできる兄弟のうち、まずは兄の陽一との接触・交流があり、次にのっけから折り合いの悪かった弟の栄次との衝突・対話があって、そこまでのエピソードを消化した時には、冒頭にあった奏祐の心情描写と合わせて、ぜんぶでちょうど円になった。
そんな感じがしました。

めっちゃ綺麗な円グラフ。

そこからの、怒濤の(?)えろですよ。
彼らのいたすシチュエーションが変わろうと、関係性が変わろうと、かならず、1枚のパイは3等分されてく。
誰かだけが傷ついたり、誰かが割りを食ったり、どちらかが抜け駆けしたまま勝ち抜けたり、そういういびつなことにはならない、完全なかたち。

唯一残念というか、ストーリーにはほとんど関係ない枝葉なのにべしっと目に当たったぞ、みたいに不快?だったのは、陽一さんの偽装結婚は好きにすればいいとしても、夫婦間に愛がない前提なのに「こどもだけはつくる」って…。

丸木さんはこれが初読みだったんですが、おもしろい書き方をなさる方だなあ、っていうのと、えちシーンがえろい、っていう印象が残りました。というか、好きです。
なんにも知らずに読み出したので、挿絵がくるたびにちょっとした違和感があったんですが、イラストは丸木さんが描かれているんですね。
そしてあれです、123ページの奏祐の絵がえろすぎました…。ご、ごちそうさまです。

読みやすかったです

読みやすい文体と、無理のない情景描写に、すらーっと読み進められました。

攻めと受けの関係性が、現在と過去とではちょうど逆転していて、それがまさに「下克上」ですね。

現在もさることながら、過去のもろもろもふたりにとっては重要な話なので、回想にもたっぷりとページが割かれます。
現在と過去とでは、大きく時代も転換されていて、現在は明治初期のきらびやかな浪漫、過去は江戸末期の仄暗い情緒を味わえる、という感じ。

攻めが言い出す「復讐」や「恨み」も、比較的早い段階で(読み慣れていれば、ふたりが再会した直後には…)ブラフっぽいな、ということは読み取れるので、受けへのセクシャルないじめを楽しむ、というよりは、どう理由をつけて受けにさわるか、そっちの行為につなげるか、ということに手練手管を尽くす攻めを楽しむ…(笑)
ぽやんとしたお坊ちゃんである受けもまた、さほど疑いも抗いもせずに流されるままなので、ふたりのやりとりはかわいいです。

攻めが語る過去の回想では、性的虐待の要素も入ってくるので、なんというか、「成長したら攻め手になるショタへの萌え」みたいなものも、きっと見出せます。
ただ、これ、イケナイおにーちゃん(おじちゃんでもまあ可)がいじっててくれたら良かったんですが、女の人なので、うーん…。^^;

「復讐」や「恨み」を口にしているあいだはBLらしい攻め様っぷりもあったはずが(いや、それでもちょこちょこ片鱗はあるんですが)、受けへの素直な気持ちを告白してからの攻めは、わりと乙女化まっしぐら。

なんかカワイイ攻めだなあ、と、読後のほほんとしてしまいました。

よくわからない

ふだん読み漁っているのは小説ばかりなので、BLの漫画家さんには疎く、そのなかでも一度読んでみたい漫画家さんの名があったことと、お目当ての漫画家さんがいらしたこと、それから、予約前の告知の段階からこれはお祭りかな?という雰囲気満載だったので、なら踊ろう、と思い、購入しました。

・中村さん
読んでみたかった漫画家さん。
本をひらいてすぐに登場なされて、その魅力も充分につたわる短編で、すごく満足でした。
ちくび攻めすばらしい。

・池さん
お目当ての漫画家さん。
いろんな禁忌もりだくさん、かつ美しい画で、おそらくPGでなければ読めなかったんじゃないのかな、と素直に思いました。

・緒川さん
鋭すぎる筆致。
初めて知った漫画家さんなのですが、やはり、こちらのレビューでもたくさんの方が名前を挙げられてますね…。
痛々しい以外のなにものでもない短編ですが、兄も弟もベクトルのちがう、「不安定な思春期のえろさ」があって、堪能しました。
でもほんとに痛々しいので、「見る/眺める」だけであって、彼ら兄弟の心情を汲み取ろうとするのは怖い。
ただ、誰も知らぬ間に、たった一歩踏み外しただけで底へ転げ落ちていってしまうのも、思春期ならではの危うさなんだと思いました。

・せらさん
個人的に、PINK GOLD、リブレさんからの18禁、と聞いて、なんとなしに想像していたテイストが、この方の漫画そのものでした。(笑)
あらゆるめんどくさい制約を取り払った姿を体現するかのような裸族、しかも都合良く(?)美形が多い種族に、言葉すら通じ合わないのにGOGOでえっちされてしまう、なんだかんだで受けもきもちよくなっちゃうぞ、みたいな。
短めのお話だからか、挿入までは描かれなかったんですが、攻めの吐き出したものが受けのちくびにたっぷりかかるのとか、えろかった。


すでにたくさんの方が言及されているので、ただのくりかえしになっちゃいますが、どうにも「18禁」という一言にふくまれる要素の多さ、解釈の幅の広さが、このアンソロをなにものにもしなかった、という気がします。

逆に言えば、その混沌さが、どうにか「18禁」にしよう、という気負い?を生んでしまったのかな、とも…。
「大人といえば、まずブラックコーヒー飲まないと!」みたいな、奇妙なハードルというか、むりやりなラインが引かれているというか、なんとなくの居心地の悪さがあって、うーん…。

ほんと単純に、なんでも描けるえろ!無修正!なノリを期待していたので(笑)、こんなよくわからない本を読むことになるとは想像だにしていませんでした。

うううーん、なんだろう、これ…。

安心して読めました。

レビュアーさま方に感謝です。

一応は(?)陵辱・調教もの、ということで、ハラハラしてしまうシーンもいくつかは出てきますが、大丈夫でした。

というか、さかんにちょっかいをかけてくる男たちがみんな、「性的には主人公に興味がない」というスタンスのお話を読んだのは初めてだったかもしれません。(笑)
なので、俺が調教してやる、と言って自分のいちもつを出す輩もいないし、攻めに貫かれていたりお道具で攻め立てられていたりする主人公のあられもない姿を前にしていても、誰一人、それをたたせたりしなかった…。

なんか、おお、すごい。すごい新鮮。(笑)

わりとトンデモな設定満載ですが(着流しの腰にサイズちがいのお道具いっぱい下げてる調教師、の描写には一瞬目が点になった後、笑いました。えええこの人、ふつーに外歩けない…!w)、
お互いを一途に想い合う2人はとても、良かったです。

朝倉さんのような、ずば抜けて優秀なはずなのに、なぜか本命相手には愚直にじっと我慢の子、みたいな、不憫な男は大好きです。