「未だかつてないBL、見せてやるよ」「…ぐちゃぐちゃに…僕を犯して…」

  • 電子書籍【PR】

表題作【18禁・数量限定本】PINK GOLD

同時収録作品中村明日美子「A先輩」

A先輩,高校の美術部の先輩
C君,B先輩に片思い中の美術部の後輩

同時収録作品せら「裸族の花嫁」

ジャングルの奥地に住む裸族
神村ミチル,新人俳優

同時収録作品池玲文「The SHOW」

イェンス,サーカスで働く双子の兄
ハンス,イェンスの双子の弟

同時収録作品みなみ遥「LOVE♥アロマ♥BODYーEXTRA EPISODEー」

藍羽,エステシャン
葉月圭,リーマン

同時収録作品高久尚子「体育倉庫で先輩と後輩がヤってるだけの漫画」

後輩
先輩

同時収録作品鳴坂リン「宛なき手紙」

城浦景吾,ヤクザ,高校時代の元恋人
手嶋潤一,刑事,28才

同時収録作品笹村剛「暴かれる夜」

北見令一,秘書
新堂,社長

その他の収録作品

  • 新田祐克「ミストレスー愛人ー」
  • 緒川千世「いびつな欠片」
  • 東野裕「ドラマティックに奪え!~3人で×××編~」
  • 鳥海よう子「ミッドナイト ドッグ ショー」
  • 羽柴みず「産卵」
  • 北野仁「ラブ・イズ・ブラインド」
  • やまねあやの「勤労部長高羽秋仁の薔薇色のたしなみ」

あらすじ

BL。なのに18禁。それって…超デンジャラス!!
数量限定発売!! 絶対買い逃すな!!

◆表紙イラスト
やまねあやの

◆ラインナップ
やまねあやの
池 玲文
新田祐克
みなみ遥
中村明日美子
東野 裕
緒川千世
北野 仁
笹村 剛
鳥海よう子
鳴坂リン
羽柴みず
せら
高久尚子
他 豪華執筆陣!

◆特典
芳林堂書店では、
[PINKGOLDスペシャルペーパーA]として、
やまねあやの先生・鳥海よう子先生・みなみ遥先生・東野裕先生の描き下ろしコメント入りペーパー(1枚)をお付けいたします!



(出版社より)

作品情報

作品名
【18禁・数量限定本】PINK GOLD
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
シリーズ
【18禁・数量限定本】PINK GOLD
発売日
3.2

(56)

(4)

萌々

(22)

(19)

中立

(8)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
30
得点
173
評価数
56
平均
3.2 / 5
神率
7.1%

レビュー投稿数30

話題の雑誌なので初レビュー。甘めの採点。

発売すると決まった時から
18禁という言葉だけが先行していたこの雑誌。

蓋を開けてみれば、私も最初はこれが18禁…?という感想を持った。
それは、「そもそもBLの18禁とはどういうものなのか」という共通認識が
提示されなかったことに原因があったのではないか。

ツイッターで作者や出版社の読ませて頂いた。
18禁の定義について、出版社としては以下の2つを挙げていた。
1つ目は「Hシーンの修正が少ない、Hシーンが多い」こと。
2つ目は「ご時世的に普通に書きづらい内容(近親相姦、18歳未満のH、暴力、犯罪シーンなど)」であること。

最初に、または誌面のどこかにこの本のコンセプトを記していれば
より読者が納得できるものになったのではないかと思う。
特典のペーパーが作者のあとがきの役割をしていたが、
これもペーパーなどではなく巻末に載せてほしかった。
全員のコメントが知りたかった。

あと、明らかに続編と思われるものは載せなくても良かったなーとか
色々細かいことはあるが、
エロエロもありつつ、エロだけでなくちゃんと読ませる作品もあり
大人の女性向けの雑誌になっているかなとは思う。

個人的には中村さん、池さん、緒川さんがベスト3だったが、
ただ、コミックスに収録する時って
1つ目の表現的なタブーは白抜きで対応できるとして
2つ目の内容的なタブーに抵触する漫画はどう収録するつもりなんだろう。
中村さん、池さん、緒川さんは全員内容が18禁に該当するが
(緒川さんの漫画に至っては近親相姦、18歳未満のH、暴力的行為の3アウトだし…)
ちゃんとコミックスになるよね…?


最後に、この18禁本は読者のためというよりも、
作者のフラストレーションの発散の場という意味合いのほうが強く感じた。
「PINK GOLD」は、数年前なら年齢制限をしなくても描けていた内容だし、
読者が思う以上に出版社は厳しい規制を強いられているのかもしれない。
作者がその規制を気にしないで自由に描ける場所ができるのなら、それはとても良いことだし
第2弾があるなら応援するけど、
次はあと200~300円ほど値段を下げてくれればもっといいかな。

7

なるほど、PINKかぁ。

早々に予約して、予告は一切拝見せず、待っておりました。
ちるちるのTOPに掲載されているときは、なんだか一体感があって目を惹きました。
色のせいでしょうか。。

装丁、このような仕組みになっているとは!
美しいです。
手が綺麗なときにだけ、にしておかなければ。。。

カバーのPINKと本体表紙中のPINK、本編途中に挿し込まれたPINK、どれも良い色ですね。
個人的には、3ブロック目の表側のPINKが気に入っております。

そう、どうも3ブロックに分かれているような印象を受けました。
編成自体を区切っているのもそうですが、ストーリーにくくりがあるように思えてなりません。
皆様はどのように感じられるでしょうか?


固有名詞でない呼び名、表情の分からない表現、すごく想像力を掻き立てられると思います。少しオトナな漫画のように感じました。(A先輩)

あのアンソロの続きが読めるとは!間宮はどうしてこんなにべっぴんなんでしょうか。。。あなたは、彼らにたっぷり愛されると良いと思います。できれば、そのままで続いて欲しい。(ミストレス)

届かない思いとすれ違う気持ち、邪魔なプライド。ストーリーは結構気に入りました。(宛なき手紙)

下克上?青春のやり直し。いいなぁ。。。(産卵)

虚しい気持ちになりました。弟くんがその思いを抱いたきっかけってなんだったのだろう?(いびつな欠片)

何点かピックアップしたただのコメントの羅列で恐縮ですが、上記以外の作品もそれぞれ興味深いです。
GOLD、それは多様な先生方にあるのかと、勝手に解釈しています。
1つくらいは、気に入るポイントがあるはず。。。。


3色のPINKを堪能した気分です。「溺愛/拘束/劣情」

(追記)
18禁表記について触れていなかったので…。
18禁がついているだけの理由は、そこそこありそうです。
ただエロいだけではないです。
一般紙では通常描けない、作家様方の描きたい欲求が詰め込まれていると思われますので、存分に楽しめると思います。

5

初レビュー

リブレから18禁のBL本が出ると発表されてすごい話題になったけど、私はあまり期待しすぎないようにしてました。
昔のBL本を今集めてる途中で、性描写なんて普通だし禁忌的な内容も普通にあるし、別になぁと。

BL歴が長い人にとっても、条例後まだ1年ちょいしか経ってないわけで、目新しさなんて感じるはずないよなぁと。

それを「未だかつてないBL見せてやるよ」なんて煽っちゃうから、こうなるんだよなぁww

内容的には不満いっぱいですが、今後の状況を考えてみると、こういう形のBLもあるんだよと提示できたことは、とても意義のある本だと思うので、かなり甘く評価してます。

不満点は、GOLDで連載中の話を描いてた作家さんが何人かいらっしゃったこと。雑誌を買ってない人のことは考えてないのか?不親切だと感じた。
一番不可解だったのは、電子で配信されてる作品をそのまま掲載してたこと。これ本当に理解できない。内容18禁じゃなくない?ww


次回作あるなら、いろいろ改善されてるはずだし、ちょっと期待してます。今回は初めての試みということで甘めに評価しましたが、今後この雑誌を買うかどうかは第2弾の内容次第で決めたいと思います。

あっ、中村明日美子先生の作品はすごく良かった!せら先生のも個人的に大好きです。
せら先生のだけシリーズ化してくんないかなwwあとはオール新作で!

4

秋仁の「あれ」・・・

レビューを見て神評価の人のレビューがなく、
裏切られた人のレビューばかりが踊る鳴り物入りのアンソロジー。

迷ってたのですが、もともとエロは大好物な上
池さん、笹村さん、東野さん、羽柴さんにやまねさんと一度は萌え萌え~神を進呈した位の卓越したエロにうならされた人々がラインナップなので
「しょうがねぇな、みんなエロを理解できないんだね」
という高みの姿勢で購入したのですw

・・・結論ですか?これだけ今までに「エロ」という意味で滾らされた
作家さんが集結して、これかよ・・・!というのが正直な所です。
見せない構図の雰囲気エロとかそういうもどかしいような物が多いのですが、
それなら携帯配信の各書籍の方が遥かに発想力が飛んでる分面白いんですよねぇ。
そういうつつましいエロとR-18をそのまま理解したジュネット的なガッツリエロの落差が一冊の中で不協和音を奏でてる感じ。

正直言ってこれだけのメンツ揃えて・・・というがっかり感が酷いのですが、
いっそのこと「エロ」を「モロ」という意味に割り切って
思い切りよく修正を削って雄々しく逞しく雄を強調してくれた!
せらさんと池さんの潔さに免じておまけの中立としたところ。

数量限定ではない「エロほん」や「エロほん-adult-」の方が確実にエロさでは格上です。

ついでに題名の件。表紙に過剰な期待をして、大いに裏切られましたw
乳首かぁ・・・まぁ、そんなもんかっ。

2012/9/19
評価をツーランク上に修正

「・・・ちゃんと読めばガッツリエロいじゃないか。」というのが理由。
やはり、エロは体力のある時にレビューの事を考えずに無心で読まないと
真の評価ができないみたいですね。ちゃんと反応しました(汗

4

限定という割にはまだ普通に売っている

やまね先生の「ファインダー番外編」のみの目的で購入しました。
最初からそう割り切っていたので、私は意外と「ガッカリ」はしませんでした。(笑)
たとえやまね作品一作でも、この値段は出しても惜しくないです。

こういうアンソロものの醍醐味って、普段読まない作家さんの作品に触れ、他作品も読んでみたいという機会を発掘するという目的もあると思うのですが(少なくとも私はそう)、今回はそういった役割をほとんど果たせないまま読み終えてしまいました。
唯一、中村明日美子先生の作品は今まで未読であったので、他の作品も読んでみたいと思う機会になりよかったです。

他の方も仰っている通り、掲載作家のクオリティがやまね先生と中村先生だけ飛びぬけて高すぎ、妙な違和感をかもし出していました。
高いレベルでまとまっていた同社の過去の出版物「エロほん」などと比較してしまうと、その差は歴然といった感じです。

ただ、この時期にわざわざ“18禁”と銘打った出版物を発行し、条例に真っ向から挑戦する姿勢を見せたリブレ出版には、企業としての立ち位置を明確にする“男気”を感じ、素直に賞賛したいと思いました。

4

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP

この作品は、18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれています。 18歳未満の方のアクセスは固くお断りします。
あなたは18歳以上ですか?