園瀬もち先生の素敵な表紙に惹かれて購入しました。
裏表紙に書いてあるあらすじの通り、
スパダリの攻め様と、その攻め様に釣り合う相手でいたいからズボラだったり関西弁だったりを隠してクールな美人のふりをしてる健気な受けのお話です。
きっと可愛らしいお話ですなんだろうなと期待していましたが、期待通り可愛くて、ハッピーなお話でした!
ただここからネタバレになりますが、1話の最初の方で、二人の出会いが描かれてて。
その時受けの子は素の状態で勿論関西弁だしマヌケだったりしてる時に出会っていて。
そこを見ただけで「まぁお互い一目惚れだろうな」と誰もが想像つくし、クールな美人を装ってるのも出会いの時とキャラが違うのも、攻めは気付いてるだろうなっていうのもすぐ想像がつきます。
そしてその通りなので…。
勿論その設定は良いのですが、1冊まるまる引っ張るのは長かったなーと思いました。
早めのネタバラシをして、二人の甘々な日常のストーリーの方が読みたかったなぁという感想です。
まず何よりも三葉からそんなに時間が経たずして四葉が読めた事が嬉し過ぎて。。。
ありがたい。。。
先生、出版社様、編集者様、その他お礼申し上げたらいいところが分かりませんが全ての皆さまにありがとうございます(T_T)
もう本当に胸がキュンキュンです。
三上先生の才能と感じるのは、本当に何気ない日常の出来事に切なさや胸キュンを感じるし、ストーリーの組み立てや盛り上げ方が本当に秀逸で、読んでいてファンはみんな感動すると思います。
今回の四葉は学祭編なのですが、本当にストーリーの中にお邪魔させてもらっているような錯覚すら覚えるし、切なさと胸キュンと、「二人共っっ良かったねぇぇ」の感動を味わえる1冊になっています。