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どうしてここで終わるかな・・・

303ページというかなり厚い本だったので色々期待していたのですが・・・。

『罪』シリーズが好きなので、同じ作家さんということで読んだのですが、「え~!?ここで終わるってなに??どういうこと??」と、思わず叫びたくなりました。

幼い頃に母を亡くし、父も突然の事故で亡くした高校2年生の光里(ひかり)は、経済的な事情から優しい伯父ではなく、会った事も無い母の弟である御堂康史の所に身を寄せる事になる。
新しい学校で日高圭太という友人が出来るが、自分に関心の無い叔父の態度に寂しさを募らせる。そんな時、カメラマンの篠宮青と出会い、強引な篠宮に「好きだ」と言われ、やり場の無い想いを篠宮へ向けようとする。しかし・・・。

篠宮の愛情表現が屈折しすぎてるし・・・。
話が主人公の光里と康史だけではなく、圭太目線での想い人である桐嶋との話も微妙な感じで描かれていて、Hシーンもほとんど無くおさわり程度。

いちおうあとがきには続編があるような事が書かれていたけど、たぶんないだろうなぁと。