一話から回が進むに連れ重さが増していって、キャラの印象がガラッと変わるところに面白味を感じました。
初めは一緒にいることでお互いのマイナス部分を補う、という意味での共依存関係でしたが、途中からそのバランスが変わっていきます。
司は自分を受け入れてくれる居心地の良さに、尭良は自分の腐の部分の隠れ蓑に。依存の意味合いがそもそも違っていたことでのすれ違いは、解決までのプロセスが鬼気迫るものがありました。尭良の拗らせ具合が凄かった(^^;
正直一回読んだだけでは尭良のちょっとずれた愛と司がなぜそれを受け入れられたのかを、消化するには至りませんでした。二回目でそこそこ理解できました。三回目はそれこそ眼福なおセッセシーンを楽しむ余裕が出てきた感じ(^^)dずっと明るくてさらっと読める作品もいいですが、こうして繰り返し読むことで味を理解していく作品も、BLの奥深さを味わえて良いですね。
単話配信で最初に義一が登場したシーンから、今年最推しの攻め様に躍り出ました。毎回丁寧な作画、読ませるストーリーが面白くて、最終話まで存分に楽しませていただきましたが、一冊にまとまって読むとさらにドラマの一気観のようで面白さマシマシでした♪
普段893やデリヘル等そっち界隈の作品はほとんど読まないのですが、そんな私でも読めたので、少年漫画が読める人なら大丈夫かと。
割りと早い段階で両思いにはなりますが、その後のそれぞれの過去話を読むと、似た物と無い物を持ってる二人だからこその恋の育みかたが素敵だなと感じます(^-^)
義一は見た目も性格もかっこいい!そして時折見せる『可愛い』にギャップ萌え♡
ユイは芯が通っていて自立をしようともがく姿がかっこいい男前受け。でも義一を可愛く煽っちゃうところにキュンとします♡
修も、最初と最後の印象の変化がとても面白いキャラクターでした。ここから幸せになってくれ!と思わせるキャラでしたね。
タイトル回収もジーンときて、涙涙でした。
1つ下世話な事を申しますと、義一のナニをもう少し拝みたい。ユイの『でかくね?』をもう少しきっちり確かめたいwww電子での18版配信欲しくないですか?(それだけじゃないけどそれも大事だったりするじゃないですかBLって~(^^;))
南あらた先生は作家買いする事確定です!これからも応援しています\(^o^)/
一話を読んだ印象が、DDってこうだよね!です。大人びてたり可愛かったりも良いけど、やっぱり大学入りたての男の子のノリってこんな感じが等身大だと思うので、そこがお話しをより楽しめる要素になってるなと思いました。
言ってることやってることがおバカさんなのに、ちゃんとラブに発展していくところが凄いなと思いました。先生の見せ方がお上手なんですね。
サブキャラの使い方も良くて、さりげなくアドバイスくれたり良いタイミングでアシストくれたり。特徴もわりとしっかり作られてるのに、お話しの流れは邪魔せずなので、サブだけど必要不可欠な子達だなと思いました。
描き下ろしも特典も、カップルになっても二人のやり取りが変わらないのは、そこが好きな私的にはとてもありがたい。そんな中にしっかりいちゃラブ入れてくださって、さらに萌え~でした(о´∀`о)
何回読んでも『楽しい』の温度が下がらない大好きな作品です(≧▽≦)
わかってました…一巻の時から何となくどちらが嘘をついているのかは…でもね!私はそちら推しなんですよ❗だからこそ切なさ倍増の二巻。
今回は堂島さんとのことがメインで進んでいきましたからね。これを読むと、記憶をなくしたことは怜にとって必ずしもマイナスなことではなかったのではと思えてきます。
空っぽだった怜として出会った時と、レイスとしての記憶だけ忘れてリセットされた怜として出会う時で、堂島さんとの関係が果たして記憶が戻っても同じようになるのかどうか。どうなることが今の怜にとって幸せなのか。そこはまだまだこれからなので、先が気になるところです。
先生らしいと思える描写、一つ一つのページから空気の動きや光まで感じさせてくれる所は相変わらずで、3次元のドラマを見ているようにのめり込んで読んじゃいました。
この先、私の推しとのカップルは成立なるのか、そこも期待しながら次巻を待ちたいと思います。
久留米先生の描く男性が好きで、作家さん買いさせていただいてます。今回もムキムキ、ガッチリ、筋肉からしか得られない萌えを摂取させていただきました♡
加えてコメディ要素も大好きなのですが、今作もクスッと出来るポイントたくさんで楽しく読ませていただきました♪
受けが元々ヤリ◯ン(女性と)なので、その設定が地雷の方は気を付けてください。行為をしている描写もワンカットだけあります。
攻めはあっという間に受けをそういう対象に見てしまうので、そういった流れを重視している方は引っ掛かるかも。受けがほんとに美人さんなので、そうなるのも当然だよね!とこちらもあっさり受け入れて読みましょう(笑)
身体の関係に気持ちが追い付くまでの過程を楽しむ作品でした(*^^*)お互い好きって気持ちはだいぶ出てるのに、素直になれなさすぎるところが可愛かったです。
要所要所で癖を満足させてくれる描写があるので、そこもお気に入りです。特にエチの時必ず攻めが脱いでてくれるのは…細かいんですが大事♡美容室のケープとかもそんな使い方が!と楽しませてもらいました~♪
紙本は棒消し修正ですが、これ、単話はもう少し少なかったです。もっとハッキリ見たい方はなにげに単話オススメです。線一本の違いでこんなに印象が違うとは驚きです…
先生の画のタッチが、男子高校生の若々しさとか初々しさとか危うさとかを表現するのにとてもマッチしていたなと思いました。
受けの颯和は見た目可愛いのに喧嘩が強くて一匹狼。でも実は心から望んでいる状態ではなくて寂しさは抱えていた。
攻めの匡士朗は明るくて頼りがいがあって人を惹きつけるタイプだけれど、本人は他人にさして興味を抱けない。
キャラクターの設定がわかりやすくて、それをストーリーの中でさりげなくわからせてくれるから、お話に集中できて良かったです。
颯和の救済と同時に、匡士朗も颯和と出会えた事で日常に彩りが出たんだろうな、というのが凄く伝わる笑顔が素敵でした。
えちシーンはラストに。この2人は心の繋がりメインで描かれていたので、これくらいがちょうどよいバランスでした。
心の〜なんて言っておきながら個人的萌えポイントは『体格差』なんですけどね♪
私はオメガバものそんなに進んでは見ないのですが、こちらの作品は、αがαらしからぬ性格、強い受け、オメガバ要素と日常要素のバランスがちょうど良い、等の理由で好きな作品です。
龍之介の事をとても大事にしている晃太が素敵。でも特異性αとしての執着を良くないこととして捉えているのがネックになってしまっていて、良くない流れに…
龍之介も、つがう事への抵抗は無いくらい好きだけど、晃太の意思も尊重してくれる辺りは大人!そこからの巣作りのところは可愛すぎてギャップに萌え散らかしました(≧▽≦)
まだまだ晃太に降りかかる問題を、3巻でどう解決していくのかとても楽しみです♪
単なる恋愛話だけではない、深い内容のお話しでした。
人とは違う部分を、他人がどう感じるのか、どう受け入れて付き合っていくのか、その付き合い方を自分は受容するのか、外野はどう受け止めるのか、それぞれの価値観がそれぞれの優しさでもって関わっていき、離れることもあれば一緒になることもある。
大人に繋がる高校生という時期にこういう経験をしていくことは、将来にとても役に立っていくのではないかな。実際明石さんも、自己保身ベースの優しさの存在に気づいたわけで、青凪は『これから僕は…』と言うセリフからも将来への希望を見出だせていて。
少しずつ関係を深めていく二人のスピード感も、『同じ好き』を大切にしている二人らしくて素敵だなと思いました。