青くて苦いで存在感ありありだったオーナー・邑の話。
邑の金や愛への考え方や倫理観を歪ませた原因である生い立ちが明らかに。母を慕う幼い頃が可愛くて切ない。
少し気に入ってる手駒、くらいにしか見てなかった弥勒に秘密を知られてから変わっていく邑がとても良かった。あの邑が弥勒を意識して動揺してるのがすごく可愛い!
秘密を共有して心理的な距離が縮まる上、絶対に自分を裏切らず、守ってくれる。邑が惹かれて本命とするのも納得。
高校時代のミヤ(蓮)も登場するけど、この頃はまだ邑が好きだろうから色々不憫。蓮からすれば突然現れた変なやつがいきなり邑の本命になっちゃったしここから2年間、3人での同居生活が始まるし。
青くて苦いでミヤの扱いが酷かった邑だけど、弥勒に嫉妬する蓮をいじらしく思ってそうなあたり、邑なりに情はあるし可愛がってはいたんだろうな。
今作での邑と弥勒の関係は、あくまで特別枠止まりという感じなので、やはりKING IS DEADまで読んで完成する作品だと思う。
芽玖いろは先生の描く男たちは皆美しいし色気があるけど、邑は特に凄かった。さすがNo.1。これほど魔性とか色悪という言葉が似合う人もいない。
個人的に強気(俺様)受ってあまり好きじゃなかったけど、それをひっくり返すくらい面白かったし大好きな作品。