前作「秘密の森の〜」に登場した宮廷魔術師団筆頭のバジールが受けの今作品。
いやはや、素晴らしいです。見事にはまりました。
もう発売されて購入してから何回読み返しているのか…。すっかり沼にはまって抜けれません。
このサイトにもこの思いよ届け!の気持ちで初めて会員登録してレビューしております。
なんといってもまずはバジールという人物像が良すぎます。容姿が銀髪長髪痩躯という一見儚げな見た目でありながら、芯があり、苦労人気質、自身もかなり堅物で癖があり、また自分の貴族という立場や自分の性格を理解できているところ、研究脳で根性もあり魔術魔力バカかと思いきや、人の気持ちを理解し、国民に寄り添える心の持ち主であるところなど。まだまだ書けますが、人によっては刺さりまくるキャラであること間違いなしです。
そして、本作cpは双子×バジールの3Pですが、今まで自分も手に取ったことがあまりないジャンルだったのですが、これがまた、すごくいい。というか双子の執愛がいい。この双子のバジールに対する崇拝というか敬服に近い愛がものすごくいいんですよね。双子がバジールを奪い合う、ではなく、双子がバジールをただただ溺愛しているんですね。そこがまた最高です。
普段は堅物で高飛車気質で権威あるバジールが筋肉質な年下の双子に好きな様に抱かれているシーンはぐっときます。そして双子も好きな様に抱いてるわけではなく一番にバジールのことを考え、魔力を苦痛がないように優しく渡していたりと、バジールのことを第一に考え大事に優しくしているのがたまりません。そしてその双子の理性をぶち壊すかの如く、やれ早く魔力を渡せだの、二輪刺ししやすいように自分に魔術をかけるだの、なんなんでしょうか、このお方は、けしからん(褒め言葉)。普段のあの堅物で周りから一目置かれる魔術師筆頭のバジール様とのギャップにやられます。
また、このcpはバジールの性格故に、恋愛感情ではなく契約関係が重視されます。このバジールのドライさが逆によく、双子もバジールの性格を理解した上で立ち回っているので、よくある攻めの愛に気づいたらこちらも気になって好きになって…といったような展開(それもたまりませんが)ではなくこの3人ならこうなるだろうな、というかこの3人にとってはこれ以上ないハッピーエンドだろうなと思わざるを得ず、今後の3人の関係がどうなっていくのか、様々な可能性に想いを馳せれるのでそれもまたこの作品の堪らないところだと思います。
自分は今回の作品を読んでから元作品である「秘密の森の〜」を購入し読みましたが、今回の作品だけでも内容は充分に楽しめると思います。元作品を読むとさらに世界観が理解できて、元作品の主人公cpであるフィオ×シャガールとの雰囲気の違いや、魔術に対しての価値観の違い、そして何よりバジールの本作品とはまた少し違った可愛らしい魅力的な顔が多々みられたりと、おすすめです。
切実に、続編希望です。
今まで色んなものを読んできた中で、癖に刺さりすぎて、こんなにはまってしまったのは初めてです。
この作品に出会えたこと、蔓沢つた子先生に感謝しかありません。
何卒…何卒、続編をお願いします!!!