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テーマに対しての伏線が細やか

らくた先生の作品はずっと気になっていたのですが、初めて読ませて頂きました。


高森と神藤の関係はお互い過去に囚われていて、
その過去“だけ”と向き合う為に始まるのですが…

あることから高森は神藤を始め自分以外の周りの人々が前を向いて未来へ進んでると感じてしまうのですが、これはこの作品において大きなテーマなのだと思うのですが、その心情の変化や原因などが丁寧に描かれていました。

そして、小さな設定1つ1つに意味を持たせてると感じさせられます。

高森の趣味が観賞植物で、生きている!と感じるから…とか。
過去に囚われて成長してない高森と対比的な趣味で、より一層高森が過去から抜け出せていない様子が表現されてるように感じます。

自分だけ過去のキラキラした思い出から抜け出せず成長出来ていないと悩む高森が可愛く、どこか他人のように感じませんでした。

現実は過去の美化された記憶とは異なり泥臭く、ダサいものなんだよなぁ…と思い当たる節があるためか、すんなりストーリーが入って来ます。

そして実際神藤は高森が言うほどカッコよくないです(笑)

でも、生きてる!と言う人間味が非常にあって好感しかないキャラクターでした。

高森も適度に性格が悪いので、ダサい神藤の良い理解者であり、ツッコミとしてもお似合いでした!

キャラそれぞれに人間味があり、
1冊で完結してますが、キャラのバックグラウンドも容易に想像でき、伝えたいテーマも明確で
置いてけぼりにならず、ストーリーに入り込める素敵な作品だと思います。

2人のやりとりが、現実味があり微笑ましかったです。

長々と書いて支離滅裂になりましたが、
キャラ立ちしている2人の恋愛はずっと見てたい、喧嘩もして欲しい(笑)と応援したくなる作品でした。