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オリジナルBLって何でしょう

偶然の一致や個人の感じ方の範疇かもしれませんが、ネーミングやイラスト、特徴の描写と合わせるとモデルになっているであろう人物が彷彿としてしまう。
架空のオリジナルの人物とは感じられなかったために、性愛の描写を読んでいて罪悪感がありました。
私は評価できません。

検索すると…

ある海外芸能人のファンフィクにしか見えないという感想が複数ありました。私も同じ感想です。
一般の人から見たらこれはこれで独立した三角関係BLなのかもしれませんが、ファンフィクを読んだ事のある人間にしてみれば、既視感のある関係性のパロディに見えました。そういう意味ではオリジナリティが感じられなかった。
文章が陶酔気味で、これは単純に好みでしょうが個人的には肌に合わず引いてしまうところもありました。

百歩譲ってファンフィクを手直しして商業作品にするとしても、せめてイラストや人物描写・名前を本人を想起させないものに変えないのは何故なのでしょう。個人的には、意図的に特定人物を匂わせようとしなければこうはならないと感じました。
(同じ事を出版社に問い合わせましたが、元は確かに二次創作だとした上でその質問に対して説明するつもりはないという主旨の返答でした)

ここからは、内容のレビューというより作品そのものへの意見になります。すみませんが、不快でしたらスルーお願いします。

貶してかかるつもりはないですが、権利者に無許可の二次創作として書いたものをわざわざ微妙に改変して商業行為をする事を、私は好意的に見る事ができません。

元の作品の元ネタになっている人のファンとしては、こういうものが一般書店に並んでいる事に驚きました。
表紙を見た時、えっ?これってファンアートでしょ?それを商業で売ってるの?とひやりとしました。実際は名前は変わっているので二次創作をそのまま置いている訳ではありませんが、全くの初見でそういう印象を持ちました。
既存ジャンルや実在人物のイメージを、作品に利用しているように見えました。モデルにしているというだけなら問題はないでしょうが、一人ならず同一視している読者がいるというのはいきすぎではないでしょうか。
表現や出版の自由と責任を考えた時、誰かの人格や価値を傷つけたり、利用するもの、していたもの、可能性があるものは細心に避けるのが、社会に対する個人と企業の責任だと思います。
この作品に対してその配慮がなされているとは感じられず、とてもモヤモヤした…それが全体の感想です。

ああ…

アワードノミネートですか。

個人的な作品の感想としては語り口が好みではないです。端々で現実味や人間味を出そうと言うのは見て取れるのですが、かえって鼻についてしまうもので…。
レビューでリアルだと評している方が多いのは何をリアルとするかの差なのでしょうが、事細かい描写が取って付けたように感じられて、あらすじで書かれている程度の流れしか頭に入って来ませんでした。

それと、気になっているのはレビューの数です。
この作品では「レビューを書いたら特典SSをプレゼント」というキャンペーンを行っていましたが、この作品には30件近いレビュー、同作者の後発の作品には15年2月現在、一桁台のレビューしかついていません。
この作品にもキャンペーンに関係なく書かれたレビューが少なからずあるはずですが、(その方々には、せっかくの評価を疑うようで本当に申し訳ありません)残念ですが、ここまで差があると作品の内容ではなくキャンペーンで評価数を伸ばしたように映ります。
無報酬でもこの作品を評価したいと思う人が純粋にどのくらいいたのか、判断がつきません。
高評価の数=作品の評価の目安として比較検討する方もいると思いますし、私自身もそうですが、こういうキャンペーンを行った作品とそうでない作品とでは、公平性に欠けると思います。

あくまで個人的な感想、意見ですが、こういう考えの読者もいるとして、参考になればと思います。