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花のDKと独り身ダメ男

緒川千世さんの読んでいてハラハラするようなストーリーも好きなのですが、やっぱりこういうほのぼの甘々なものが一番好きです。
築60年の昭和の面影ある大きなお家が舞台。そこは攻めのエツローの家で、エツローはそこで両親の他界した12年前から一人暮らしをしています。あらすじにもあるように、受けでエツローのはとこ、弓太を庇ってエツローが負傷したことからお世話をするという名目で同居生活が始まります。
エツローがまあ狡いわダメだわ…下半身ユルユルなエツローのセクハラを冗談として流していた弓太がエツローの本心に薄ら気付いて、どこまでが冗談かと問うと、どこまでがいい?と言うのです。こんな調子で二の次をひと回り年下の弓太に踏み出させてばかりで、決定的な一言もお互いに言わずに二人の日常はどんどん過ぎていきます。「俺の本気が見たいんだろ」と言いながらも相変わらず冗談みたいなやり取りをするエツローですが、その冗談が彼の言う予防線というもので。両親が他界してずっと一人でのらりくらりと特定の相手を作らず生きてきたように思えるエツロー。でもそれは自分が傷つきたくない為の予防線であり、大切な人が自分より先に死んでしまうということがずっとエツローの中で半ばトラウマと化していたからです。だから弓太との関係も曖昧なままで、弓太が出ていっても追いかけもしません。失うのが怖くて自分のモノにもできないこじらせまくりのダメ男、それがエツローのちゃらんぽらんな皮の下の顔。それを弓太は「しょーがねぇ大人だな」って全部ひっくるめて支えようとするんです。なんだかお互いどちらが世話をしているのかわからないような感じですが、二人にはそれがきっとちょうどいいんだろうなぁ。
エツローが一人ぼっちになって弓太と出会うまでの9年間の回想で、いかにエツローが9年間一人でなるべく誰とも関わらずにいたかというのが垣間見えて、とても切ない気持ちになりました。「昔はえちゅろーって…」という一話の台詞がありながら回想で中学生の弓太と対面した時、「そういえば真弓に弟がいたな」と思い出すシーンがそのひとつです。その後に「この家に篭って9年かぁ」と続くところが両親がいなくなってからの日々をエツローがどう過ごしていたのかと考えてしまいますね。そんなエツローと弓太が関わっていくなかで、大きな家に一人ぼっちで暮らす両親のいない男への同情なんか微塵もない弓太にエツローが惹かれてしまうのは仕方ないことだと勝手に納得してしまいました。面倒臭いこじらせダメオヤジも結局はまっすぐでかわいい子どもには敵わないってことですね。
長々と続けてしまいましたが、始めから終わりまで終始楽しく読ませていただくことができました!緒川千世さんの描くラブコメは受けがとにかくかわいい…
きっと万人受けする内容だと思うので、もし気になっているのならば一度手に取ってみてはいかがでしょう?( ˊᵕˋ )

かわいい!!!!!!

山田2丁目さんの作品はどれも好きなのですが、この『だって〜』シリーズが個人的にトップクラスを争うほど好きです。だってめちゃくちゃかわいい!!
1巻が一番『勝負』というテーマ色が濃いんじゃないでしょうか。1巻を読んだ時はそれでも充分萌えたのですが、2巻からは神子が眞王を好きだという事も絡まり始めて甘々きゅんきゅんしながらも神子の好意からくる行動の数々の意図がわかっていない眞王とのすれ違いに「あ〜!!」と悶えまくったものです…(笑)
そして遂に3巻!!やっと眞王が神子への好意を自覚します!!!自覚なしのイチャつきややけに優しい神子になんで?となる眞王を見てもだもだするのも最高に楽しかったのですが、ツンデレが「好き」と言葉にするのは本当に萌えますね〜その後に「やっぱお前きらい」と言った眞王に対して神子が「どうせ頭に「す」が付くんだろ」と笑ったシーンがもう……かわいすぎて………
その他にも百合子さんに薬を飲まされて魔王度が増した眞王との行為中、眞王に「すき、すきだ」と言われ余裕がなくなって「嘘でもいいからもっと言え」と言う神子やその後薬が抜けて行為中に好きと口にしたことを思い出して恋心を自覚して赤くなる眞王がもうかわいくてかわいくて…
私の乏しい語彙力では表せないくらいかわいくてもだもだできてきゅんきゅん幸せな気分になれる、そんな作品です。そして作者さんは魅力的な濡れ場を描くのが本当にお上手です。読んでいてニヤニヤしてしまいます(笑)
長々と語ってしまいましたが、これからも続きが楽しみな作品のひとつです。