次はどこ行くんだろうな…っていう完結でした。
もはや誰もオチを求めないシリーズ、面白かったんですよ。面白いことは面白いんですけど、”カ!”を読んだときの感動を手離せないんですよね。独特のテンポ感あるギャグ漫画っていうイメージだったんですけど…わかりやすくブロマンス?いやむしろBLに近くなってるの?なのかなぁ~。あと群像劇感が増してましたね。彼ら周辺のキャラ設定が面白くて、確かに商業誌だ…メインのふたりに関してはすでに同人誌っぽいとか思ってしまったんですよね~。
聡実くんのために反社であることをやめない狂児、いいですよね。カタギの聡実くんのために距離を置くこともせず、りくおじと豚まんを求められれば何度でも大阪⇔東京行き来する、、暇も金もあるスパダリヤクザ…、とはいえ決してBLではないっていうところが好ましいんですけど、なんというかこれ以上の彼らの関係性を望むのか?って言われたらそうでもないな…っていう萌えきれなかった”中立”です。(でも続刊出たら読んじゃうんですよ…)
コンセプトが面白いな…と思って購入してなかなか読めていなかった御本、、何年か越しで読了しました。朝丘先生はアニマルパークシリーズとか大好きなんですけど、作品によって相性があるみたいで、今回は…うーーんっていう感じでした。すでに他のレビュアー様もコメントされていますが、主人公を好ましく思うかどうかが作品への評価に大きく影響する気がします。ちょっと好きになれなかったなぁ…
なんとなく世さんってアラサーのリーマンにしては乙女思考がすぎる印象を受けてしまったんですよね(ヒロインだから間違ってないんですが!)逆ハーレムみたいかも。周辺のイケメンたちが都合がよすぎて羨ましいですw
なんかもう作品紹介の攻め受けがネタバレてると思うんですけど、このふたりの世界でがっつりラブコメ読みたかったかも(謎解きなしで)って思ったり思わなかったり思ったり…クリスマスの横浜のデート描写がとてもキラキラしてて素敵だったのでそのように思った次第です…。丹地先生のイラストの雰囲気にあった世界観だったとは思います。
作家様買いです。
個人的には前作の野良猫が拾われるまでの過程のほうが萌えるものがありましたが、こちらはこちらで幸せはつづくよどこまでも…安心安定の甘々ラブリーデイズ!ニマニマしながら読ませていただきました。もうなにも考えずに優しい萌えに浸れる一冊です。
攻めさんのお父さん(保護者)っぽさと、受けさんの家ネコ感が増している世界観に癒されました。家ネコさんの従妹から”メロいおじさん”認定される攻めさんがちょっと面白かったです。そんなメロいことをさらっとやってのける攻めさんと受けさんの純度高めな天然と…方向性は違えどいずれもナチュラルボーンなふたりの噛み合っていないようで、2人にしかわからないところで噛み合っている会話には毎度ほのぼのしました(時々ハラハラするんですけど)。言葉だけじゃ足りないところ愛のちからで…。仲直りが”(ぬいの)タキシード”ってもう可愛いがすぎるじゃないですか!!
ときに迷走するけど、ゆっくり丁寧に関係を深めていくふたり、いつまでもお幸せにね~!と思わずにはいられませんでした。野白先生のイラストも本当に眼福でした!
やはり最初にお伝えしたほうがよいのかなと思うのですが、読む人を選びますww極北村の皆様いらっしゃいませ!
第一弾より極北感強めな印象、まさに"THE Far North"でした。ところが、するする読んじゃうんですよ。面白いから!!!こんなにヘンテコな(←褒めてます)愛の(?)かたちを、こんなにも読み易く表現しちゃう作家さんってちょっと思い当たらないというか、もう本当に極北BL界隈(というジャンルがあるなら)オンリーワンかつナンバーワンですよね!
今回もキャラクターのクセがツヨツヨでその設定に魅了されました。一般的なラブストーリーでは絶対主役にならなそうなちょっと異常性のあるおじさん&お兄さんたちが、最終的には違和感なくラブ案件になっている木原マジックが炸裂しています。幸せのかたち(と性癖)は人の数だけあるんですよね。
個人的に一番好きだったのは、2話「CURSE」です。萌えっていうかめちゃ笑いました。爆裂に人間性がダメダメな主人公が、しょーもない罠にひっかかってあたふたしている様子が滑稽というか愛おしいというかw、普段の振る舞いがヤバいだけに痛快にすら思えて、ほんっと笑えるんですよ…。でも最終的には割れ鍋に綴じ蓋ラブ!コミコミさんのおまけSS(攻め視点!)はぜひ読んでほしいんですけど、想定外の糖度にニヤケが止まりませんでした。
3話目はタイトルからしてエロいんですけど、実際ひたすらエロいです。なのに設定の面白さ(可笑しさ)がエロを凌駕していて爆笑してしまいました。なんだったんだ…ジャパニーズエロエロホラーです。付喪神が長年の片想いを実らせるお話っていう認識であってますか?!物は大切にしないとね。
というわけで、私は読み終えるまでに何度も笑ったので「笑神2」とかいう評価があればそれにしたかったのですが、ないので「萌2」にしました。
話題になってるな~と横目に見つつ読まずにいてやっと読了。
確かにこれは尊い!ただ、シンプルに萌えるのか?といわれたら
尊い=考えさせられる>萌え
という感じでした。物語の視点がよすぎるので絶対続刊読みますけどね。
正直なところ、最初なかなかお話に没入できなかったのは、ナマステと”けいと”っていう名前(漢字の字面がめちゃくちゃ美しい名前ですよね=蛍都)とビジュアルに引きずられて、聾の外国人留学生なのかと思ってしまって「え?!あれ?」っていうのとか、電車でミスコミュニケーションがあって「え?あれ!?」っていうのとか、何度か戻って読み直すっていう、作品のテンションに追いつかないまま読むとこういう感じになるんでしょうね…。メッセージの熱量の高さやダイナミックな表現が随所に見られて、読む勢いが必要な作品ではないかなと思いました。
ぜんっぜん萌えない角度の感想として、、耳が遠くなった老親に対しての態度を考えさせられました…(ちゃんと伝える努力しよう…)
作家様買いです。
読み始めたときの印象がいい意味で裏切られる作品でした。途中は正直かなり切なかったんですよね、特に攻めの立場がしんどいな…と思いつつ面白くてほぼ一気読みしてしまったのでした。攻めが出木杉くんです。
通常モードの日常系を予想してたので、美人受けの元カレさんの展開は想定外でして、そこでちょっと心理的に重くなってしまいました。いやもう、そうなったらどう転んでもフォーエバーな存在になってまうやろがぃ…っていう切なさ。時間がたっても心のなかに残り続ける存在を抱えているっていうのを知りながら、どーしてもどーしても真白さんがいいんですっていうまっちーの献身があまりに完璧すぎて泣きそうになりましたよ…。上書き保存じゃなくて別フォルダに保存っていう器用さのない真白のやるせなさもあいまって…まっちー派なので元カレが憎らしく思えましたねw ちなみに、なかなか恋を自覚しない真白の心情として「町田といると心に影が差さない」って表現がやたら好きです。
元カレとのエピソードが結構濃密な印象だったので、同時にふたつのラブストーリーを読んでいるような感覚でした。真白がまっちーを現在進行形でとても大事に思っているということに気づくタイミングでみたあの夢の意味ってどういうことだったのか…?!よくわからなかったので(”忘れろ”って、むしろ執着に見えて軽く怖い…)、攻めの誠実さによる受けの救済&元カレの成仏っていう印象を受けてしまいました…。
建築業界のお仕事ものとしても面白かったです。
まずは完結おめでとうございます。
銀ちゃんがあまりに拗らせてたので、本当に結ばれるのかとハラハラしながら見守っていましたが、ついに合体!となりホッとしました。秀武先生の表現は全コマエモいというか、構図がすごく綺麗だなと思います。いいカメラマンがいい角度を捉えて1ショット1ショットを丁寧に撮影しているイメージ、静的に性的…でグッとくるものがあります。
強面のアニキたちにも人情味があって、あんまり無体なことをしないので(なんとなくそういうことをされてる花井も見たかったような…)、ヤクザや警察がでてきても全体的にゆったりしているところが読んでいて安心なんですよね。独特のテンポやノスタルジックな台詞回しがクセになるというか、ハマるひとにはめちゃくちゃはまる!っていうところなのかもしれません。1巻で中森さんが予言したとおり、銀ちゃん(聖杯の騎士)が愛を手に入れる大団円が心地よかったです!
ちょっとボーナス評価ですが、シリーズの中で一番面白かったので!!攻め受けのキャラや物語の展開が前作、前々作により洗練されている印象を受けました。さらに、モル先生のセクシーなイラストが大きく貢献していると思います!
とはいえ、価格もページ数もボリューミーなシリーズで、この”ムーンストラック”だけ読んで楽しめるかなとか2日くらい考えてみたのですが、、自分が最初から読んでるので判断難しい…たぶんこれだけ読んでも大丈夫かな…!
登場人物が多いので、彼らの相関関係を抑えたほうが楽しめるとは思いますが、ちょっと興味あるんだけど全部読むのは…っていうひともいると思うんですよね。基本的にどの入口から入っても楽しめるようになってる気がするので(あくまで個人の感想です…)男気あふれるイケメンとデレがわかりにくいツンツンな受けのCPが好きで、流血が平気なひと(ってめちゃ限定しますが)にはお勧めです。
あとタイトルが一番好きです。だって本当にふたりの恋模様が”ムーンストラック”なんですよね。ジェリコが攻めとしてかなり好みでした。これは設定はもちろんですが、モル先生のお手柄じゃないかな。アティカスに関しては”いじられる長男”から、妖艶な受けにイメチェン!攻め受けのカップリングとしてめちゃ良きバランスです。スケベもシリーズ比で多めな気がしたんですけど、どの場面も互いを求めあうムードがグイグイ伝わってきて痺れました。
アティカスのサイコパス設定がやや疑わしくなってるっていう流れが新鮮でした。実は単なる恋愛童貞で、情緒については心ある(?)殺し屋に見出されて育成中って感じもなくはない、アブノーマルなシリーズのなかで割と王道よりだったのかもと思ったりしました。
タイトル通りの内容でした!
バッキバキの腹筋♪肉体美が眼福だったのでガチムチ系が好きな方にハマると思います。欲を言えば、もっと2人がくっつくまでのモダモダが見たかったかもっていうところです。何を考えているのかわからない美貌のポールダンサーのミステリアスな雰囲気にワクワクしていたので、期待してたほどミステリアスではなかったなwという印象があります。でも正体がわかるまでは、誰やねん?なんでやねん?っていうドキドキがありますよ。
とはいえ、タイトルロールは”メロちょろ”な”リーマン”なので、これはこれで正解なのでしょうね。体育会系で抑圧されていたクローゼットなチョロリーマンの性癖の解放あり、初恋の成就というピュアさもあり、ガチムチ×ガチムチの濃厚なスケベも楽しめるしっぽりしたラブコメ、味付け濃いめのBL好きな方におススメです!
ひとは見た目が9割っていう有名な本がありますよね。私も本作を読むまではそう思ってました…w 優等生とやんちゃっていうDKテンプレ風に見えて実はそういうことじゃなかったという、意外性のあるDKものです。そしてみーち先生らしい優しさにあふれる作品だなと思いました。萌え!が迸る青春ではなくて、萌えに目覚めかけてるピュアさを堪能させていただきました。
思えば世の中って子供の社会だけじゃなくて大人の社会でも、真面目さや善行をする人の足をひっぱる風潮があったりして、意外と悪いことをするより良いことをする方が勇気がいるっていうおかしなことがあるあるかもしんない...と考えさせられるものがありました。
互いへの反発が徐々にリスペクトに変わっていくプロセスがよいです。本当に尊敬できるとお互いを認め合う友情でも十分素敵ですが、ちゃんと恋に発展するのでBLです!というわけで、どっちがどっち問題が大好き派としては、攻め受けはまだ自己申告にとどまっているあたりがとても好き…!!だったりします。