「因習BL特集」目当てで購入したのでそれのみの感想とさせて頂きます、もはや何のジャンルの漫画だかすら解らなくなる表紙絵が凄い。
400ページ超えの雑誌で160ページ位までが因習BL特集、雑誌全体としては妥当な価格ですが、特集の為だけに買うなら少々お高いかと、私は半額になっている時に電子購入しました※表紙が同じで内容が異なるBABYがあるのでご注意を。
村などの風習か祭りの過程にセックスが入っていて、それを主人公達が行いそれらをきっかけとして両想いになる、的なコミカルテイストやハピエンが多くなんか普通のBL…ちょっと物足りなかったです。
いや、じゃあ因習特集って他に何があるのさ?と言われてしまうかもしれないけれど、不気味さ、異様さ、ホラー、ミステリーなどの要素がもう少し欲しかったなぁ、以下は各作品の簡単な概要と感想です↓
「かんなぎ様の言うとおり」
表紙の作品、氏神の側でしか生きられないかんなぎの回江と彼に救われた志信、ある日志信が早朝に回江に会いに来るとお面を被った「当番」のおじさんと出会い…
モブおじさんありつつも志信が天然っぽいせいか、途中まではややコミカルテイストで進む、序盤と終盤の落差が激しく最後はちょっとやり過ぎかな。
ヤツらは罰されるべき存在かもしれないし単に回江の願いを叶えたかったんだろうけれど、ここまでの事をして二人に幸せな未来が待ち受けるとは考えにくいなぁ、因習のテーマには合っている内容だと思いました。
「まれびと来たりて福と成せ!」
オカルト同好会のケンと優が半ばサイトに騙されて、やってきた村で最初は旅行を楽しんでいたけれど、眠って目が覚めると卑猥な奇祭に参加させられていた!
文にすると怖い感じがするけれど優がこれまた天然っぽくて色々とノリノリ、ギャグ多めのコミカルテイストで片想いが儀式を通じて両想いになる、二人の頑張りで村にも元気が戻りハピエン、因習どうこうより可愛い体格差CPのサークル活動BLって感じがしました。
「巫山の春」
美波と東は幼馴染、隣村同士の成人を迎えた男女が番う伝統行事があり、今年はたまたま彼ら男二人しか居なくて強行することになったが、美波はいまいち実感が湧かなくて…
長年の想いや俺がこっち?要素もある甘エロ儀式、まだここからラブに進んで行きそう、と言う段階かな。
「がけっぷちヴィレッヂ」
リストラ寸前のリーマン山本は村をリゾート地に変える計画を背負って来た、村長の息子の信彦と過ごしたのち例の計画を申し出るが玉砕、信彦は祭りで性交をしなければならないが彼には秘密があり、大衆を欺くために山本は協力する事に。
甘い匂いの作用で変な気分になってきてそのまま…ちょっとお急ぎ感はするけれど崖っぷちの二人が儀式を介して結ばれる、因習よりお仕事BLっぽいですが、前半のストーリー部分とエロとの割合バランスは良し。
「餐」
綺麗なイラストだけれどお話はエロスよりもグロテスク寄りで神聖なる儀式感が強い、そっくりな双子だけれどほくろの位置が異なります。
セリフは最後にあるだけで絵面がそのままストーリーなので、何となくしか解らず少々説明が欲しくはなるけれど、純粋に一緒に遊んでいた頃とは少しずつ気持ちの変化が生じているように見える主人公と、途中二人の束の間の逢瀬を交えつつ、寂しさの残る結末も含めダークさがあって良かったです。
今の所2話まで配信されています、魔王を倒しに行った勇者だが様々な理由から断念、RPGのお約束に関する部分もありますが、それらより大前提にある最初の理由が一番納得w確かにそれは困る、そして勇者の口からあんな言葉が出るとは(^-^;
正直ストーリー性はあまり無い印象でした、勇者は魔王城に連れ攫われたが、いのちだいじにの姿勢が功を奏し生かされる事に、が、それよりも一番の理由は魔王の食事にする為だったのだ!…勇者の丸焼きや煮物では無くエロい方法で食べるのでご安心を。
1話目はその成り行きまでのストーリー、2話目は魔界での魔王の様子や勇者との取引部分などストーリーを挟みつつ、ほぼ食事シーン=エロがメイン。
とは言っても「エロ本」と言う言い方はニュアンス的に異なるような気がします、暑苦しさが無く会話が多めのまったりした癒し系Hシーン、繊細なタッチもあってかラブはまだこれからなのに甘さも感じる。
魔王には人外ならではの弱点部分が、立派なやつも別に付いているのに何この可愛い部分vそこを見つけた途端勇者のターン!最初は戸惑い気味だった勇者も次第にベッドで力を発揮するように、魔王側も勇者に堕とされていると言えるかもしれないです。
雰囲気としてはまだお話の冒頭部分、これから二人の物語が本格的に始まっていきそうな所で終わっていてちょっと物足りない、「END…?」となっているので、「また別の話」が読める日は来るのでしょうか?
綺麗なイラストと程良いエロス、偉そうな態度と可愛さのバランスが取れている魔王と誠実で床上手な勇者、2話で気軽に楽しめるので誘い受けからの主導権チェンジHでBL補給したい時に良いと思います。
正直BLのLは薄くエロメインに感じました、後から電子版などで出る可能性がありますが、この作品は最初から18禁の単行本として出した方が良かったんじゃないかな?と思います、内容に対する配慮としても、エロを堪能する為にしても。
失敗の無い完璧な人生を送って来た大友(受)だが仕事でのミスが発覚する、それを知った安井(攻)は、ミスを自分のせいにする代わりに肉体交渉の取引を持ち掛ける、完璧な自分の地位と名誉を保つ為大友はそれに応じる事に。
…そこまでする!?本当、素直に処罰を受けた方が良いのでは?と思ってしまいチョロさも感じるけれど、そうしないとBLが始まらない。
取引に応じたが最後、一度きりで終わらせるつもりが逆に弱みを握らせる結果に、これの繰り返しでズブズブ調教の底無し沼に嵌り、堕ちてゆく身体ごと抜け出せなくなっていく。
序盤から薬盛ったり隠しカメラで撮影した動画で脅したり、ちょっとやり過ぎかな…中盤からはいい所も見せてくれる安井だけれど、最初が↑コレらだったのでいまいち挽回出来無かった感がします。
それらの根源は単純に大友への好意、ヤンデレめいた行為の数々に好きになった&執着する特別な理由やきっかけがあるのかと思いきやそうでも無く。
狂気染みた行動の裏に巨大な感情が隠されていればBL的にとても滾るのですが、退屈な人生から始まる理由が単なる暇つぶし感がして物足りなかったです。
ネタバレ的な事を書いてしまうと結局仕事のミスも実は…という結末で、そこまで自分を貶めてまで手に入れようとしたなら究極の愛、と言う見方も出来るのかもしれないけれど。
安井から大友への一方通行な愛は存在しますが、大友からは愛してるの「あ」の字も無いまま、けれど利害の一致からプレイは続けましょう、と言うハッピーともバッドとも言い切れない結末で中途半端に感じました、もしかして続きを予定していたりするのでしょうか?
プライドの高い大友が強気&デレ過ぎない姿勢を一貫したのは良かった、泣き顔では無く耐え凌ぐような表情が多いのが好ましい。
何とか状況を好転させようと時には策略を巡らせながら、目的の為に自ら動いて安井をイかせようとする場面も。
距離を置かざるを得ない状況の終盤は、大友が今の自分を自覚し自ら安井の元へ来る、この時の仕返ししてやろう、責任取って貰おう的なノリで主導権握ろうと跨る大友の逆襲が良し、結局は返り討ちにされていまうけれど。
フェラ多めに感じたかな、拘束プレイ、職場でスリリングに、鏡の前で羞恥etc…エロは盛り沢山、仕舞には犬散歩プレイまで!通りがかりの車は迷惑だったかもしれないね(^-^;
行為の最中大友が何を思っているか、どう感じているかが細かく書かれている、快楽に抗っても抗えない、言葉と裏腹に身体と態度に表れてしまうHシーンは上手かったです。
少々辛口に書きましたが初コミックスと言う事で、今後の作品に期待させて頂きます。
読み切り短編&どうしてこうなったシリーズ、左上の美少年と右下のイケメンは同一人物、悪魔に憑かれてしまった愛しのニコラ先生(中央)を救う為、オリヴィエはガチムチ戦士に変・身!!…なんでいきなりガチムチなんだよw
少女漫画の姉妹レーベル?だからか大変健全な内容でした、いや、ショタコンがいる時点で健全とは言い切れないか?(^-^;)
Hはもちろん無くキスすら匂わせる程度でほぼギャグコメディ、でも全体的に様子がおかしいのである意味不健全?BLのLはきちんと存在しています。
悪魔憑きに変化球魔法少年、いきなり始まる虚像の記憶、最初は唐突で盛り込み過ぎだなぁと思いました。
が、これらを真面目な角度から見てみると、先生の奇行の元を悪魔が原因にする事で、ショタコンを人型ですらない人外にする事で、ショタをガチムチ化する事で、そしてその姿&現在では無い設定で恋愛シーンを描く事で、コンプラ違反になりそうな点を全て上手くスルー&セーフにしているのだ。
レイチョ(力をくれる妖精)に倫理観ばっちりのしっかり者オリヴィエが辛辣にツッコむやり取りや、先生の想いとレイチョとの意気投合シーンが特に面白かったです、自分は共感出来ないけれどキャラとしては解らなくもないかも。
後半に現実では無い形でBLシーンがありますが、もしかしてこっちが現実?とか、あるいは前世の記憶か未来の姿なのかな?とかちょっと期待して。
そういうお話ならロマンチックだったんですが、そうでも無くてちょっと残念、ですが未来予想図とも言えるかも、BL的に気付いてはいけない事に気付いてしまったオリヴィエですが、彼が大人になった時どうなるのか楽しみですね。
最後に問題、ショタになくてガチムチにあるものは何でしょう?なるほどーとなった答えは本編で!(筋肉じゃなくて)
新規登録された作品をチェックしていて見つけました、どこからツッコんでいいか解らない怪しいタイトルに釣られてあらすじを見ると…
あ「あんなに元気に喘いでいたハムたちの声が、今はもう聞こえない。」
私「??(ハムが喘ぐだと…?)」
あ「公介は自ら豚肉になり、先輩にハムにしてもらうことに!」
私「???(何が起こっているか全く解らん(?-?))」
あ「驚愕のハムプレイをお楽しみください!」
私「????(そんな特殊プレイあるんか!?)」
…「百聞は一見に如かず」って言葉ありますよね、あまりにも訳解らないストーリー(失礼)でしたので、この目で確かめてみる事にしました♪が、まさかのあらすじのまんまでした♪♪
ハムに名前を付けて呼びかけ、彼らの声に答える事により美味ハムを作り上げて来た鬼久保(攻)、ところがその声が聞こえず業務が困難になり解散しようとする。
それを止めるのが営業の公介(受)だ、公介は自分が豚肉になりきり先輩に再びハムの声を聞かせようとする!
…部の存続のために本人達は至って真剣だと思うんですよ、でも傍から見ればどっちもヤバいイカれキャラだよな(笑)
ハムの製造工程に倣ったプレイを行います(マジかよ)、素材を見極めてコラーゲンシートやピッケル液に燻しに肉汁etc…スモーク臭の漂う中でSEX!どんなシチュだよ前代未聞だわwどさくさに紛れて射精管理なんてマニアックな事もしてるし。
そうしている内にハムの気持ちを理解する公介、食べ頃になった公介ハムは鬼久保先輩に美味しく頂かれちゃいます♪…先輩と一緒にハム部を続けたくて一肌脱ぐ公介と、その想いに答える先輩、開発への情熱と二人だけのハム部の絆は伝わってきました。
2014年の作品みたいです、当時の特に電子モノはこういうぶっ飛んだタイトル&内容のBL多かったんじゃないでしょうか?
(2025年1月現在)165円でDL出来ましたし某unlimitedでは無料で読めるようですので、令和の世に疲れた心の息抜きに、時には平成真っ只中のツッコミが止まらないアホエロBLに元気を貰うのも良いのでは。
最初実写かと思ってびっくりした…CGを用いた作品のようです、専門的な知識や技術が必要だと思いますし、勉強と努力の積み重ねの上に作り上げられるものでしょう。
そんな崇高なるものが、こんな小学生以下が盛り上がりそうな2大ワードタイトルに用いられて良いのだろうか…いや、良いのだろうな。
大スカ性癖なので購入しましたが、やはりそれが目当てだと少し物足りないかもしれません、トイレに入ったと思ったら次のシーンではもう用を足し終わっており、している瞬間などは描かれておりません。
ただ、大スカがタブー視されるBLにおいて、お便の存在を目に見える形で描いただけでも凄いかもしれない。
座っている便器の中と上側から遠目なのと、ブツが見えるシーンが2箇所あります、凄くリアルでは無いけれど苦手な方は一応注意かな?
1ページワンシーン、作りとしては絵本とかゲームのイベントCGみたいな感じかも、作中の半分が本編でもう半分はセリフ無しの差分。
カラーで立体感があるCG男子の裸は見ていて少し羞恥心も覚えます、鎖骨周りの肌に浮き出た骨までうっすら見えるような細やかさも。
転校生陰キャの倉田君と、表紙のイケメン陽キャ前山君のお話。
弱みを握って系のストーリーを思わせるあらすじの感じがエグそうに見えますが、前山君が無知過ぎるのに加え天然入っているのか、実際は割とノリノリで穏やかに終わりその後が気になる感じです。
脱ぐのはイケメン前山君の方だけで、HシーンはTNKを食べる(?)所までで挿入とかは無し。
UNKがどうこうより、綺麗なお顔と体のイケメンCGで目を潤すのがこの作品の一番の楽しみだと思いました、コンピュータ技術が進んだ世の新しいBLの表現の形を見る事が出来ました。
今回は闘技場モノで「迷宮」要素はあまり感じられなかったです、前半は主人公ラミーと闘士仲間グラムとの間にほんのりBL要素を匂わせながら、順風満帆に事が進むかのように見えます。
ところが金儲けの道具として買われた者にそんな上手い話ある訳が無いのだ、最初から仕組まれたタイトルの「罠」の意味をここに来て知る事になる。
残酷な話ですが金払ってラミーを買った側にしてみれば、自由にさせても自分が損をするだけだし、まぁ当たり前の感覚かもしれない、にしてもやり過ぎだけれど…。
特に目立っていたのが小太りなオタク系ファンとの行為、いかにもなビジュアルとvol.1に出て来たイクスもびっくりの気色悪い言葉責めがしっくり上手い、慣らしてから挿入しキスをするなど優しさ(?)も見せ、ラミーたんが男でも愛は変わらない旨の発言、ある意味溺愛攻めなのでは?…違うか。
順番待ちの列を成す観客パートは、あっさりとしか描かれていないのが救いかもしれません、決闘中のシーンに手書きで観客達の叫びがたくさん書かれていますが、見るからにロクでも無いヤツらですからね…。
最後の魔物パートも短めですが、やらせ試合しかして来なかったラミーに当然勝ち目は無し、そもそも武器持って無いじゃん…触手に捕らわれ産卵する一コマはややグロテスクで芸術的でもあります。
シリーズ3作中一番悲惨な主人公だと思いました、犯された人数がダントツ、BL要素の相手であるグラムの扱いも酷く、それ以上にモブパートの方がメインに感じられるから尚更。
プレイのバリエーションも豊富で「ここまでするか!」と言いたくなるレベルの性暴力の嵐だ、でもこれらの延々ハードプレイを描き上げたのは見事でもあります。
3作品通して読みましたが、それぞれ異なるタイプの迷宮&バッドエンドなのが興味深く、キャラクターの幅広さや、不気味なものも含めて豊かな表情も良かったです。
タイトルから結末が解る優しい作品、オーク姦モノのように見えますがそこはあくまで行き着く先でメインはパーティーの仲間達、とは言えオーク姦パートは駆け足気味でもう少しあっても良かったかも。
モブでは無く一人一人名前がありキャラが立っているので、列記としたカップリング要素があり、Hシーンにもそれぞれの個性や嗜好が現れているのが面白い。
「迷宮娼婦」と言う女性達が居るのもオリジナリティある設定だなと思いました、笑顔も交えながら彼女が話していた事が、まさか全部自分に降りかかって来るとは、この時のルーアは思いもしなかったでしょう。
…さて、ここからはイカれたパーティーメンバーを紹介するぜ!
ルーア
ロクデナシパーティーに配置された不運な主人公、やられっぱなしで終わらず腹黒さも見せるのが良かったです。
中の絵は髪色が濃く見え表紙と違うように感じてしまった、欲望で財宝を求めるタイプには見えず、パーティーは目的が同じもの同士で組むようなので彼の事情について知りたかったです。
シガー
パーティーリーダーのマッチョ斧戦士、ただでさえデカい肉棒はなんとジュエリーボックス状態!私が利用しているサイトは白抜き版しか無く感想をお伝え出来ないのが残念。
一番メインの攻めかも、欲望に任せルーアの小さな穴にデカ〇ンをブチ込み痛そうですが、ルーアを可愛がるようなセリフと、体格差好きとして体の絡み・体位は萌えに刺さる部分もある。
イクス
H大好きお調子者の盗賊、ルーアより少し大きい体格でロン毛のキツネ目、フレンドリーで第一印象は悪く無い。
言葉責めが得意で「愛し合おうね♡」などセリフの響だけは甘く優しく聞こえる箇所もあり、BLのLの錯覚を起こしそうになる。
ボルド
小柄で寡黙なパーティーの荷物運び担当、個性的なキャラデザで偏った性癖で輪姦に花を添える、挿入は無し、乳首を咥える口元がかなりリアルに描かれ上手でした。
セリフが侮辱よりはルーアのエロさを褒めているものが多めで、もはや娼婦以上に気に入られているよう、それらがこのバッドエンドストーリーを、「何故か悪く無いな」と思わせるポイントかもしれません。
彼らが言うような「また同じメンバーで」…という未来、それはそれでルーアにとって生き地獄のバッドエンドには変わらないけれど見てみたかったです、BLのLは薄く救いようも無いですが、時にはこのような刺激物も必要だと思います。
「ずいき」が気になったのと、表紙から超絶爆盛り過ぎたので好奇心で購入しました。
あらすじ通りのエロ本で二人の名前表記は無し、普段我々が見るようなガチムチキャラを超越した双方筋肉メガ盛りでド迫力。
飛脚の青年(受)は褐色系で全体的に体毛あり、そういえば頭に巻いているやつも終始外さないチャームポイント。
受取人の爺さん(攻)は実はお殿様、そして運ばれた荷物は肥後芋茎、桶に浮かぶそれらが何だか解らない青年の手首をいきなり縛り、その身体で芋茎を体感させていく!荷物の代金には彼自身も含まれていたのだ、ちょっとデリヘル感がするなw
肥後芋茎は玉連鎖状タイプと棒タイプが出て来ますが、それがメインと言う感じでは無く、後半の爺さんと直接触れ合いあれこれの方が印象に残りました。
爺さんのセリフで気付いたのですが漢字表記が二通りあるようですね、食用は「芋茎」で性具としては「肥後随喜」という漢字で表記する事が多いのかな?調べても結局よく解らなかったのだけれども。
始まりの流れは若干無理矢理系ですが、青年が直ぐにノリノリになってきて、あまり類を見ないような超積極性で快楽を求める姿勢を見せます。
「もっと太くて長いもの」を爺さんが提案すると「それだっ!」と超ノリ気、行為中の言動も素直に悦びを表すものが多く、欲望に忠実過ぎる姿勢が良い!フェラさせている時の爺さんの満面の笑顔も愉快。
私が利用するストアでは白抜き版しか見当たらなかったので、修正でエロさが半減し残念ですがおもらしシーンが序盤にあり。
もっと凄いのは最後のダイナミック液垂れ…と言うかこれは中出しされた精液を意図的に排出するシーンで、見た目は浣腸液プレイに似ているかも?マニアック要素があるエロなのも良かったです。
……穴の方の修正についてこっそり呟くけれど、挿れる時は修正有りなのに、玩具とか液とか出す時の方は何故か無くてケツ穴丸見えなんだけど。
最後はおもてなしを受け、本当に旨い物を食わしてもらいほのぼの、ところがメニューが…(ごはんも筋肉に負けずとモリモリだな!)
そもそもこの作品、本当は何層向けでこのサイトに載って私のような者がレビューして良いのかも解らないのですが、正規にお金払ってDLしているのでご容赦願います。
3話構成×3作品=200ページ越え、過去に単体だった作品達のおまとめセット、気になっていた作品があったので良かったです。
これでもかと盛られた丸みのある肉厚な乳と尻が最大の魅力!割れた腹筋も角ばった感じは無くバキバキ感控えめのむっちりをとことん楽しめる、チョイ目付き悪い強面フェイスも良し。
ストーリーは全体的に性急なエロ先行で丁寧な心情描写とかは無いけれど、後半の2作品はカップリング&ラブ要素がバッチリありました。
Hシーンは亀頭・乳首・ローターに凝っているかも?これらにあまり興味が無い私としては少々物足りない…雄っぱい星人とチクビストは必ずしもイコールでは無いのだ。
他、穴指入れからの前立腺責め、穴舐め、エロパンツ&尻穴開帳など似たり寄ったりなパターン感は否めない、体毛肯定派なので囲まれたOラインなどは見応えがあって良かったです。
細かい所で良いなと思ったのが、美味しそうな料理が所々出て来るのと、ちょい役のキャラにも名前がある、眉毛が一本線じゃなくてフサフサ感があるのも良い描き方だと思いました、以下は各作品の簡潔な概要と感想です↓
「モブ×殺し屋1~3話」
ガチむち眼鏡にやや浅黒い肌と属性盛り盛りキャラ藤田の総受け、おしっこ出る所をこするのに拘っていた印象、いっそプジーでもブッ挿してくれりゃ喜ぶんだけれどな。
1話目はヤバいヤツ市川×藤田までは良かったんですが、その後のモブヤクザ達と玉・乳首・竿にローターを押し当てるヌルい間抜けな絵面のプレイ…「殺スッ!」の叫びにハートも変だしちょっと好みじゃ無かったな…そして、少なくともここだけで5個もある市川組のローターのストック量が気になって仕方ない。
3話も似たような愛撫メインでイマイチ、モブ達はノンケかもしれないし挿入なんぞしたくないからお触り系だけなのか?と言う考え方もあるけれど。
2話目の弟とボスは良かったです、挿入シーンもあり、弟からのラブ要素にレアな眼鏡無し藤田の表情が色っぽい、ボスにより緊縛された姿もお見事でした!
「ショコラティエ1~3話&番外編」
ガチむち眼鏡に短髪&Tバックからはみ出る体毛でこちらも属性盛り盛りキャラの榊(受)、性格は良い人過ぎて好感だけれど心配になっちゃうね(^-^;
1話は初っ端から遠隔ロータープレイ!両乳首、亀頭、前立腺の4カ所に装着、よって三久利(攻)は4個もローターを所持していると言う事になる。
三久利は八つ当たりのとんでもねぇ野郎ですが、自己肯定感の低い榊を励ます憎めない面もありますね。
2話ではお店を訪れる様々な男性達との交流が描かれ、下心に気付かない榊が心配になりつつ彼らとの妄想も膨らみます、最後はもちろん三久利が登場。
曖昧だった関係をはっきりさせようと本格的に恋が動き出す3話、テレセクなんてレアなプレイを楽しめる前半、終盤は三久利がしっかりと意思を伝える未来へ向かうラストで良かったです。
番外編では先輩達との飲み会でいたずらされる榊、せっかくだから松井先輩とが見たかったけどなぁ。
「触って勃たせて、陥没チクビ。1~3話」
陥没に興味が無く他の二作品が目当てでDLしたのですが、結果的にはこれが一番好きでした!当然乳首を責める描写が多いけれど、どちらかと言えばこれは治療の一環としてのシーンな印象。
ローターも出てこないし、ベッドでの密着度の高い挿入Hシーンが多くて楽しめました、惹かれて行く過程は急でしたが、正式に恋人になる二人で最後は未来の話もしており、末永く続きそうなカップルでラブ度も一番高かったです。
そして、作者さんの別名義の単行本で惜しくも見られなかった、ガチむちのバニー姿がここに来て拝めるとは!
このバニー姿の裏には…未柴(受)は嫌な事もされるけれど、そこから水谷(攻)が助けに来る王道展開も有り、その後の二人の会話に愛をしっかり感じられて良かったです。
バニー姿でのHシーン、下は着たままだからこそ丸出しの乳が強調される、パイ圧感が強く大きい方が跨るHが性癖に刺さりました!
亀頭と乳首とローターはお腹いっぱい…でも後半に行くほどラブ要素が高いお話で楽しく読めました♪
※KindleでR18版を購入、この作品に限りませんがここのリンクが白抜き版でも、リンク先で作者名などで検索をかけるとR18版が出て来る事がありますのでお試しあれ。