あの 買ったのは数年前なんです タイトルにつられて
正直この時期になると思い返して読むくらい 気になるものがはいっていて
表紙見るとわかるんですが 1ってなってるんです
なってるんだけど あたしコレ これで完結なんだろうな って思うんですよ
っていうのもタイトルの【パラドクス】ここがひっかかるところを際立たせてくださるというか
もぉほんと 常識に反するような納得しがたい結論 に導かれちゃうんです
お話は同棲して2年目のカップル
つきあってちょうど2年の記念日に昼近くまで寝過ごし慌てふためく彼と なだめる彼との数時間が描かれてるんだけど ほんと些細なことなんですが気になるんですよ まぢで
いや あたしが気にしすぎなのか 素直に読めない何かが邪魔してるだけなのか 何が正解なのかわからなくなってきちゃって
雪が降ったその日 出掛けることもできず雪遊びに夢中になりながら つきあって2年目らしく互いの想いをくちにする甘酸っぱさ
ここをね ここだけを見ていれば「あまあまカップルの続きプリーズ」な終わりかたなんですよ
あたしですら「続き希望!」ってなりましたし サラッと読んだ1回目は
でも【パラドクス】がないんですよ あっさり読んだ限り で2周目にもなると「ここだ!」と
お話エロなし 23ページとすごく短いです
文字も読みたくなきゃ 派手なセックスもいまちょっと受付終了してるあたしにはもってこいな長さと甘さ
そこよりなにより ささやかに散らばる不自然を拾い集め 最悪の事態を妄想しては何年も楽しみ 好んで読み返すっていう
変態だよね 変態だからこそずーーーーと悩んじゃうw
それもこれも 技術なんでしょうね 作家さまの
読めば読んだだけわからなくなって あらぬ方向にどんどん妄想膨らんで
わからないのは読解力の問題じゃね?って話も多少あります
が ほんとに気になる あのお隣さんが大家さんにかけた一言
ああああもぉぉぉぉおお メリバを バドエンを期待しないように誰か解説してくださぁぁぁぁあああい((怒))
玄関に飾られた花 幸せなふたりにそぐわぬ少し乱れた部屋 語られないまま見え隠れする小さな違和感
あなたならこのお話 どう読み解きますか? ←いい感じにまとめた風だけど自分でまとめられなくて投げただけだからね?
過度なエッチに胸焼けぎみで なんとなく軽めを漁ってるところに気になるタイトル
賞味間近なポイント消費につい買ってしまったんですが
あの 絵面的なことで読まないのは勿体ないくらいルームメイトを意識しちゃう瞬間が描かれてました
時にコミカルに 時にエロティカルに もぉね ヘビオがいい味だすんですよ
因みにあたしのお気に入りは 14話の「落ち葉焚き」 いやもぉさ 超絶ネタバレしちゃうと
黒沢年男も大興奮 時には娼婦のように!
って 長い舌をチロチロさせながら なにかを誘うような眼差しでゆっくりそのストッキングを脱ぐ
ように 脱皮 するっていう
よくもまぁたかが脱皮をここまで官能的に描いたなッ!と
見せ方は基本「ルームメイトのヘビオは蛇人間である」から始まり「だけど 毎日ドキドキしてばかりいる」のスタイルで終わる小話詰め合わせ
そこに蛇ならでわの習性や習慣をなぞりながら寮生を謳歌するヘビオと それを見守る僕(田中 学)の日常が描かれているだけなのでエッチなマグワイはないし 女子(白鳥 鷹子)の絡があるのでそこを苦手とするならおすすめはできない?
いやでも ヘビオをみんなが恐れるなかで 白鳥鷹子はこのお話には必需品で んんんッ!
そこよりなにより 蛇や爬虫類に苦手があれば到底おすすめはできないんですが
ほのぼのしいが大前提にあって 郷愁のような哀愁のような どこかノスタルジックな気持ちになるお話をお探しなら 是非ともご検討されてはいかがでしょうw
んんん タイトル買いしちゃったんですよね
【やがてとっておきの…】ではじめましてはしていたので
なんですが
あの この界隈上階からの水漏れ起こりすぎです
実生活でそんなにお目にかかれるものでもないのに猫も杓子も気づけば水漏れ被害者で
で なんですかね お世話になる先は必ず同僚 しかも ちょっと気になる~とか 性格合わなすぎて犬猿~とか
確かに大変ですよ 毎日ビジホやネットカフェじゃ 金銭的にも体力的にも 大屋さんや管理会社もあてにならないし
ただ なんで同僚が「お前ひとりなんだから泊まらせてやれよ」とか仕切っちゃうの?
お前が泊めてやれやッ!((怒))
いやまぁ とりあえずここんちは社員寮で総務に掛け合ってましたけどお話そんな感じだったんですよ 怒ってごめんね
緊急事態を総務に連絡するも結局相部屋推奨 同期の元クラスメイトと無事がっちゃんこ
お布団くらい貸出しするとかレンタルしてあげればいいものを 成人男性ふたりでは寝返りもうてないベッドで同衾
正直タイトルからもっと色っぽい話が出るのかとおもったんですけどね
誤解ですれ違った香料ずき意地っ張りがシゴデキ風元同級生にほだされるだけのお話だったっていう
飽きちゃってるんですよね この水漏れからはじまる設定に 本気で
あとね 誠に申し上げにくいんですが 攻めがいちいち受けの顔や髪をさわるのも なんだコイツ?ってなっちゃって
コクってからとか つきあってからとかならぜんぜんOKなんだけど いっくら同級生だからって疎遠な時期もあったのにそんなベタベタさわるか?と
受けにゲロアマな片想い続行再会に超絶ハイになってるイカす攻めなんだろうけど あたしには合わなすぎてキツかった ←悪口?
なんとか薄い目で他と違う展開でもあるのか探してみたけどこれといって突き出たものもなく
部屋の改修終了と同時に自分の想いを自覚して さみしくて 苦しくて もいたって普通? 標準? でチクチクもせず
お仕事はちゃんとしてたのでそこだけは えぇ ←え
あぁぁぁごめんなさい 読むのが途中でめんどくさくなっちゃって最後まで読めず
あれです いまほんとに ちょっとどうにもならないくらいアレなので あたしが
ちょっと1回寝かせて この設定を欲したときに読み直したいとおもいます ホントゴメン
あぁぁぁ なんかタイトルが気になって買ったんですが ちょっと苦手な女子児童による第三者目線で
なにより いちいち説明要らんから黙ってくれ
と なんにも悪くない女子児童を心が何度も拒絶しちゃって その度に本を閉じるような中断を強いられ
なんですかね バブバブ言ってるくらいならいいんですけど 大人の感情を先読みされると ウゼッ って
ほんと性格腐ってて申し訳ないッ Orz”””””
再婚で出来た兄弟もの ってのはわかる 当時同じ学校の同級生だったことも
でもなんでいきなり手をだしたか それからどうしてそうなったかわからないまま社会人編に突入
この頃には妹目線ではなくなったもののなんだか話のぶつ切り感とよくわからないエピや展開が続いて
んんん なんかはじめましての作家さまなのに大変心苦しいんですが 苦手意識がぬぐえないのが
兄妹と新しくできた兄
新しくできた兄を慕う妹と 妹の兄にちょっかいかける新弟
で 兄もたぶん弟に対してまんざらでもないものはあるんだろうけど そこを読もうとすると兄溺愛の妹が邪魔しにはいるみたいな
しかも たぶん? きっと? 笑わなきゃいけないところなんだろう兄の変顔にも雄叫びにもめんどくささしか感じられず
義弟の執着や愛憎はいい 彼がどんなにめんどくさい人種でも許せる気がする なぜならグズグズしてないから
その 例えどんなに嫌われても自分を押し通すところに潔さがある気がするので
なんだけど兄がダメだ
何かのせいにしてキモチを偽って 誰かのせいにして偽っているものを正当化して
ごめんなさい あたしの苦手なタイプの受けすぎました
いやそれだけじゃないな
妹の存在以上に25歳の娘の未婚を嘆くちんちくりんな客のおばさんがなんのために出てきたのかまったく理解できなかったし 妹とちんちくりんおばさん入れるくらいなら中途半端に挿入されてるエピをもう少しなんとか と
あれですね またあたし “には” 難しすぎるおだったんでしょうね うんそう きっと
今のあたしには まッッッたく!合わないところだらけでしたが 徐々に自分のキモチを整理し 事実を受け入れていく受けのお話を読みたくなったときにもう一度 性根を据えて読み直してみます
ひょんなことから電子で発見 単話でちまちま追いかけていたんですが ちょっと目を離したら終わってましたw
ダメじゃんあたし
ってことで とりあえず1冊になったものを買い直して読み直しです
あの 先に申しましたが 電子単話で追いかけてたんですよね
タイトルが気になって試し読みでハマって
はじめましての作家さまなのに設定は面白いし VRっていう現実逃避をみながらやり過ごす現実なんてややこしいものを読んでるわりに それをスラスラ読めちゃうわかりやすさがあったんです
とにかく 彼らを曇らせるコンプレックスが仮想空間ではあってないはずなのに それでもなぜか晴れないものを抱えてるのが苦しいやらせつないやら
アっという間に読み終わっちゃったのが勿体ないところではあったんですが
だって いつもなら大体なにかにつまずいて右往左往しがちなあたしが現実世界で自信に満ち 他人に惑わされずすすむ彼らまでを迷走なしで読みきってるんだもん びっくりするわ
正直終わりかたに不満はあったんです 中途半端に切られた感じになってたので
なんですが描き下ろしで鼻の下のばしちゃったのであたしの負けってことで
うーーーーん どぉしましょう
こんな暮れ間近にまたまた気になる作家さま増やしちゃったわ
一身上の都合で次々届く本を横目に 颯爽と電子短話漁ってたんですが
とんでもないお話みつけちゃったので ここは「レビュー0撲滅委員(個人)」見過ごしてはいかんな と
まぁ あたしがなにしようがクソの役にも立たないのは百も承知なのですが
なんか黙っておくにはもったいないお話しだったので チョコチョコッ と
あの救いがなにもないです あったのは不幸というか不憫というか
ひとりの中学生の淡い初恋が5人を奈落に落とす結果になってるなんて思いもしないじゃないですか このタイトルで
奈落しかなかった Orz
いやだからこそなんでしょうね 面白かったです ほんとに
お話し読みやすかったしタイトル回収も上手くて そうきたか って頭抱えたし ←まぢ抱えてましたw
ページ数でいってしまえばたかだか52ページの短編
なれど侮るなかれ 2時間のサスペンスドラマを観たあとのような重苦しいものが残るんです もうね
Σ 不幸とかバドエンお求めならこうゆうの読まなきゃッ!
って叫んだ 読み終わって
お話の内容を言ってしまうと面白味を欠いてしまうようで あらすじの補足程度にしか言えないんですが 目を覆うような痛ましい描写や耐えられない痛みの描写はないです
ただ そこにある文字ですべてを想像できてしまうのでネグレクトや児童虐待を黙認できない
はたまた綺麗事では片づかないものへの制裁も容認いたしかねるって気質をお持ちならこのお話読むのはご法度
そうですね 復讐ものが読みたいなら 上記を踏まえたうえでおすすめしたい作品ではあるのかな
なんですかね 他人の恋に妬み僻みははつきものだけど 度もすぎれば罰せられて当然 とはなかなか言えない世の中ですよね実際は
でも【罪を憎んで人を憎まず】なんてそこに関わらないから言えることで 当事者になれば仏心なんてまた罪でしか ァァァァァァダメですぅ
これ以上はあたしの鬼畜さが出張って ただただクズな言語をたれながすだけになってしまう気が
中学の同窓会で知った初恋の人の死 高校の同窓会で知るその死の真相
どなたがいつ頃登録されたか存じませぬが 設定を見るだけではわからない(※ なんか年齢がおかしなことになってるし 設定のNTRは微妙だし トーンの黄昏がよくわからんが直す気はない)避けられない最期にやっと気づく なりたかった自分
怖いもの見たさの好奇心あれば一考の価値ありかもね
【メリーチェカ】との出会いは約7年前 某中古書籍販売店の一角
はじめましての作家さまで こちとらコレがスピンオフ商品だなんて知らなかったわけですが
ぜんっぜん問題なかったんです この1冊を読む限り
ただスピンオフとわかったら読むしかないじゃないですか ほんっと山岡さんキャラがすきすぎて
ただ スピン元の話はちょっとあの あれで 割愛しますw
先にも書きましたが 山岡さん好きです 大型で 温厚で おじさんな 3Kならぬ「3オー」ここがクセになってるんでしょうね
数年おきに無性に読みたくなる瞬間がくるんですよね 腹のそこから沸き上がり突き動かすように ←今回は3周読み返しで冷めてました
しかも受けがツンデレとしか言えないのに 昨今あまり見かけない寡黙ヘンクツンデレ
この「寡黙ヘンクツンデレ」ってののうま味もすんごい 味わいも深い
もうね 読んで確認してください このうま味とコク
ドラマチックな出会いも 劣情をはらむ大展開もないんです
大のおとの しかもいい頃合いの男ふたりがイチャイチャもラブラブもせず緩く絡むだけ なのにいいッ!
そこに変にドキドキさせられるのが ほんといいッ!
そもそも 男臭そうななりしてじゃれあうような子(?)がすきすぎて 出だしからあたしのツボをくすぐる展開ではあるんですが
これね 最大の売りは 好意が恋に変わる瞬間がごろごろころがってて
いや 好意が恋に変わる瞬間なんて
優しさを感じた とか 楽しいと感じた とか
趣味があった とか 居心地がよかった とか
たいした理由じゃないんだけど 下手に年をとってしまったからこそ それが特別に思えて
そんな特別を変に意識して戸惑う以上にこんがらがって 空回って
ここなんですよ おもしれぇな って
物足りなさはあります
ふたりの続きがみたい欲も治まりはしません
Σ がっ! これでいいのだ
久しぶりに読み返したけど 最後の最後までこのふたりったら
なんなんだろ 大人の青春というか いい年の初恋というか こうモチャっとしたこの感じ
なんですかね このふたりのお話しを読みたくなる時期にたいてい特殊設定ものイヤイヤ期がくるっていう 本人としては何の知らせか困惑しきりなんですけど
Σ えええ こんなところでぇぇえええええええ
ってところで 下巻につづく になっちゃったんですよ
で この巻最初に読まされたのが 後ろめたさと疚しさ どっちなのか
禊をすませたところで拭いきれない過去か
素性を知ってなお気づかぬふりをし続けた今
知らなかったとはいえ小規模病院に追いやることになった信念
てか うしろめたさとやましさの違いってなんだったっけ?
えと 罪悪感があるのが うしろめ いや やまし
まって 人の目が気になるのが え? なんかちがう? えっと 自分自身が気にやむのが… 気にやむのはどっちやッッッ!((怒)) ←病むのが疚しさです
あの お話自体に目先をチョロチョロさせるものも派手な演出もないのがこう 深読みをさせる要因なんですかね
いつもなら そこまで考えて読んでなくない?ってところまでいかされるというか
ややっこしさや難しいさがないので 揺さぶられる感情の部分をじっくり追えるし味わえる
そうなのよ 目線は受け側なのにどぉしても攻め側の気持ちを読みにいきたい 出汁の決め手はあっちが握ってるっていう ほんとうまい
1番最初に引っ掛かったやましさにちみっとさせられてんんんんんんッッ
なんかすんごいゆったりと 恋しい を読んだし愛しいを読んだな
禊のつもりで飛び出した日本
ちょっと強気で美人な脛に傷あり とか とにかく意地っ張りでやんちゃな誘い受けなんてのを読みたくなると本棚かき混ぜて探すのがウノハナさんのお名前
もぉね ウノハナさんの描かれる受けを無性に欲する瞬間があるんですよ
てか 数日前夜中に急に野良猫読みはじめてちゃったし あれの続きが読みたくて読みたくて
あれ? なんか なんの話だった これ?
お話の内容は諸先輩におまかせして
あの あたしウノハナさんのお話って毎度なにも考えらんないくらい読みふけっちゃうので 正直あれがどうのとかこれがなんだって言えないのがホントのところなんですが
このお話ものめり込んじゃって あっという間に読み終わっちゃったんです
そう なにも始まってなかったw
いやはじまってますよ? 帰国前の数日を濃密に過ごした相手と帰国後お付き合いすることになったんだから
でもそれだけで 受けの過去を知る人物との遭遇に ヤバッ!ってところで終わっちゃったので
てか 攻めが口下手なのか寡黙なのか そのくせ溺愛系なのが隠せていないような 漏れちゃってるような 甘いようなしょっぱいような いい味だしすぎてるんですよね
なんでかな 奥村が気になってしかたないのよ
汐が鱗を渡した相手 津四郎
上巻ぐずぐず言いすぎましたが あたしの興味があるものがくれば必ずでちゃう 妙な前のめり がなかったわけじゃないんです
いやまぁ フルスイングで吹っ飛ばしたあれこれはありましたけれども
でもそこからはテンポよく読めたので結果オーライということにしていただいて
あの 相当ややっこしかったです 理解力ないので
とりあえずあたしのエンジンがかかった辺りをお復習すると 祖母から人魚の鱗を託された怪談師・津之介
人と化した人魚を元の姿に戻す『人魚還しの血』をもつ彼の危機を察し現れた汐
その出会いによってかつて恋仲にあった津之介を守護する津四郎の記憶が蘇り 時おり津之介を苦しめる
いっぽう津之介を狙うのが 五百年前を境に滅びた有力国衆だった岩井家に怨みをもつ人魚・澪
次々に登場する人物にこれ以上置いていかれてなるものかと相関図を作ったわけですが
いやもぉ よくわかんないですw
巡りめぐってとんだ呪詛に巻き込まれているのはわかるし 双子の兄である当主のご乱心 裏切りと嫉妬からの復讐もわかるんだけど 呪詛が津四郎の末代まで向かないよう願い払った対価
一族の禁忌を犯し人魚の血が絶えるのはやむ無し って言ってるのに汐も澪も生き長らえてる
確かに汐が何かした訳じゃないので 永遠の孤独を味わうように独り生かされたその哀れは美味しいんだけど
んんん
そもそもな話 これって津之介の恋なのか津四郎の恋なのか ってところなんですよね
お話は面白いです ただ 津之介自身が言ってるので間違えてはないと思うんですが 津之介は津四郎の生まれ変わりではない
ってことは 津之介の魂に宿るのか津四郎の想いに共鳴?感化?というか同化?してるだけ 本来の津之介の思いはどこにいっちゃってるの?
あぁぁ ごめんなさい ここを読まなきゃ始まらないんですよね きっと
そこはわかってもどぉにも 汐が絡むと津四郎が前面にでてくるというか 都度津之介が打ち消していく場面もありはするけど それがいつのまにか津之介の想いみたいになっちゃって
とは言え 個人的に面白く読んだ部分はいっぱいあるんです
潮比三と澪 このふたりの執念とか 呪詛を解くための死闘とか 明暗分けた双子の最期とか なんだけどあたしが読むには複雑すぎたみたいで
これが龍神の加護を欲した兄と忌み子として払われた弟の話でおさまっていたのならもう少し理解できたのかな とか
そのくらい津之介の存在が
ますらお そうね 一途に片思いを続け泡となって消える人魚はいなかったけど 強気で男前な人魚はいた 確かに
ただ 人魚によってそれまでの日々を忘れてしまったその後と忘れていたものを取り返すように思い続けた歳月を語る津四郎 あそこがよかっただけに尚更津之介必要だったんかな… って
いやもぉ ほんとごめんなさい
自分の理解力が足りないのはあります 500年プラス300年の孤独を考えれば現代に話をもってくるしかないのも 数百年続くこの恋を成就させるための器となる身体が必要になのもわかるんだけれど
ちがったな なんかちがったんですよ それが読みづらさになって こう
いいわけです ほんとごめんなさい ほんんんんっとごめんなさい
いくらオカルトものが好きでも 読解力も理解力もないあたしが読んではいけないファンタジーでオカルトものだったってことで 津四郎はよかったのよ津四郎ぉわ