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引き寄せられるように…

全部で5つの短編が収録されていますが、そのうち4つがギイとタクミが高校3年生の時の夏休みのお話で、『白い道』と『潮騒』は前作『フェアリーティル』を引き継ぐお話です。
お話によって主人公は違うのですが、このシリーズのメインキャラ達の高校最後の夏の様子が伺えます。
『フェアリーティル』のその後も気になっていたし、岩下君と利久君のお話も気になっていたので、取りあえず読めて良かったです。
しかし、歩みは相変わらずかなりのスローテンポ。かなり細切れに読まされるので、読む方としてもかなりの忍耐力がいるかなぁと改めて思いました(笑)。
ただ今回はある仕掛けが仕込まれているようで、その趣向はなかなか面白いと思いました。
続きが楽しみです。
受験生というのにそれ程必死さを感じさせないのんびりした雰囲気なのがちょっと気にはなりましたが、これもごとうさんの作品ならではなのかなと思います(それとも優秀な祠堂学院生たちの余裕がなせる技なのか…?)。

ラストにはドラマCD『夢の後先』の特典として書き下ろされた作品『夢の途中』が収録されています。

人生≧ゲーム コミック

虎丸 

結構やんちゃ

表題作シリーズの他に3つの短編が収録されていますが、『教えて眼鏡くん♥』は単行本『うしろから強く抱いて』の主人公達のお話なので、このカップルについては『うしろから~』を先に読んでいた方が分かりやすいと思います。
あとがきによると『人生≧ゲーム』の主人公達もコミックス『真赤に流れる僕らの血潮』で登場していたらしいのですが、読んでいなくてもお話は理解出来ました。

どのお話もコメディ度高めで明るく読みやすいです。
特に表題作シリーズの2人は結構やんちゃで危ない橋を渡る事もするのですが、緊張感もありながらシリアスすぎもせず丁度良かったかなと思います。

『教えて眼鏡くん♥』は、私は浩二の方が好きなのですが、まだまだ子供っぽい朗君を懐深く受け入れている所は大人っぽいです。
浩二のルックスも私は好きなので、そういう所で更に男前に見えました。

明るめでした

電子書籍の分冊版で読んだのですが、収録作品に書かれているラストの『コージの疑惑』は私が読んだ版には収録されていませんでした。
1冊丸ごと表題作シリーズです。

以前読んだ虎丸さんの作品は私には合わなかったので、この作品を読む前に「どうかな~?」と思ったのですが、こちらの作品は明るめで読みやすかったです。
主人公の2人は普段はフリーターと高校生なのですが、同じアマチュアバンドのメンバーで、ストーリーはこのバンド活動の事がメインになっています。
高校生でヴォーカルのアキラ君視点が中心で、彼はノーマルなのですが、ドラムスの浩二君が気に入っていて、何かと煽るようなちょっかいを出しているのが可愛いです。
基本的には甘々な2人なので、安心して読めました。
絡みシーンは結構濃い目だと思います。

Pure完結

原作小説既読です。
表題作の他に『あの、晴れた青空』と『そして春風にささやいて』が収録されています。
後半の2つのお話はギイとタクミのエピソードのみに焦点を当てられた短めの作品ですが、おおやさんの漫画では読んだことがなかったので、読めて良かったです。
高橋ビリーさん版も好きなのですが、おおやさんでここまで漫画化されているとなれば、やはりシリーズ最初のお話も読んでみたかったので嬉しかったです。

『Pure』のお話はこの巻で完結です。
今の所、原作も『Pure』までしか読んでいないので、今後の展開はまだ知らないのですが、非常に珍しい三洲君がこのお話で読めるのではないでしょうか。
とっても俺様なんですけど、それがデレてるようにしか見えないという不思議さ。
相手が真行寺君だから成り立つのかもしれませんが、これで結構2人は幸せなのかなとも感じさせてくれるお話でした。

踊場君の持ち物

私はコミックシーモアさんで無料配信されていた時に読みました。
電子書籍サイトによって付いている特典が若干違うようなのですが、コミックシーモアさんではこの特典以外にも付いていた特典があったので、ちょっとお得感がありました。
サイトの紹介では1ページ漫画となっていましたが、漫画ともいえるしイラストともいえるかなと思う特典です。
踊場君メインで、左端に部屋着を着た踊場君、中央上の方に上半身のスーツ姿、そして通勤時に持っていると思われる踊場君の私物が描かれています。
弥生君は右の方からそれにツッコミを入れてます(笑)。
なんの変哲もない持ち物だと思うのですが、ほんわか面白い味が出てました。

いつも元気な真行寺君が…

原作小説既読です。
小説では1冊に満たない長さなのですが、コミックスでは2冊に跨って描かれているようです。
今回も原作を忠実に漫画化されている印象でした。
おおやさんの美麗な絵で、小説では文字だけだった世界が更に華やかになっている印象を受けます。

3年生の時の7月の七夕の頃のお話です。
ギイと託生も登場しますが、メインは真行寺x三洲カップル。
生徒会主催で毎年開かれる音楽鑑賞会の準備で忙しい三洲君は真行寺君との時間を作る暇もないようで、珍しく真行寺君が元気がありません。
三洲君の同室者としても真行寺君の友人としても心配な託生君は…。

まるで三洲君から離れていこうとしているような真行寺君の想いが切ないです。
三洲君も全く本心を語ってくれないので、2人の間の溝は深まるばかり。
気になる所で次巻へと続きます。

真行寺君と三洲君の出会い

今作のメインは真行寺君と三洲君です。
このお話は映画で先に観ていたので既に知っていたのですが、映画のシーンを思い出しながら原作と比べてみたり、細かい所を知る事が出来ました。
真行寺君と三洲君の出会いのエピソードが描かれていて、以前真行寺君がタクミ君に話していた、三洲君に握られている弱みが何なのかが明かされます。
真行寺君、今までも一途で健気だなぁと思ってましたが、改めて彼の想いの強さを感じました。
三洲君は相変わらずツンツンしていてかなり意地っ張りな所もあるのですが、追い詰められた時のギャップが凄い。
とても掴みにくいキャラなのですが、そのギャップに思わずニヤリとしてしまいます。

ラストに収録されている『ROSA』は5月のGW中のギイとタクミのお話です。
久しぶりにあのキャラも登場して、ギイのちょっとした過去のお話を聞けたのが興味深かったです。

やっと…

今回もギイ達が高校3年生の時と高校2年生の時のお話が混在しています。
3年になってからはもうこれで4冊目だというのにまだ4月です。
かなりゆっくり進行しています。
個人的には『美貌のディテイル』で前振りされた片倉君の事が気になっていたので、そのお話に戻ってきてよかった!と思いました。
とはいっても、まだ解決はしていません(笑)。今後もゆっくり進んでいくような雰囲気です。
今回もギイとタクミはどちらかというと脇役で、周りの友人達のお話がメインです。
ラストの『Steady』には『ロレックスに口づけを』の主人公達が登場しているので、『ロレックス~』を知らなければ分かりにくいと思います。

ゆったり聞けました

原作小説既読です。
小説『美貌のディテイル』に収録されている『jealousy』より託生君が1年生の都森君と右近君に初めて出会ったエピソードと小説『緑のゆびさき』より『緑のゆびさき』、小説『彼と月との距離』より『恋するリンリン』が収録されています。
2000年に発売された『タクミくんシリーズ 08 緑のゆびさき』も聞いているのですが、主役のお2人のキャスティングがこちらは井上さんと保志さんで、井上さんのギイを聞き慣れている私にはしっくりします。
お話もこちらの作品は表題作に関係しているエピソードのみなので、2000年版と比べたらカットされている台詞も少ないし、ゆったり集中して聞けました。

全編通じてほのぼの、そしてちょっと切なくなるようなシーンもあって好きなお話です。
可愛い子猫たちや、天然そうだけど実はそうでもなさそうな先生や、かなり素直でない新入生や、元気いっぱいの真行寺君が印象的です(もちろん、主役のお2人も!)。
ラストの『恋するリンリン』は、それまで出番が少なかった鳥海さん演じる都森君(小説ではこの漢字ですが、CDのキャスト表には「津森」になってます。)メインのお話で、鳥海さんが聴けたので嬉しかったです。

かなり殺伐とした世界

近未来の東京が舞台ですが、闇の組織が権力を握り、政府に不満を持つグループが沢山存在して、治安も最悪な状況になっています。
そんな状況の中で出会った遮那と九狼のお話がこの巻ではメインなのかなと思います。
といってもそれはこのお話の中でも九狼が語る過去の話になるのですが…。
2人が出会った状況がかなり過酷で、特に九狼がいた環境が厳しいです…。
遮那は一人になってしまった九狼を拾うのですが、実はある目的があって…。
お互い損得勘定があって一緒にいる様にも思えるのですが、今後どうなっていくのか気になります。
結構登場人物が多くて、男性キャラはほぼ全員かなりのやんちゃです。
バイオレントなシーンも多めですが、たまにはコミカルな台詞で和むこともある作品です。