読み返し。
『ヒロイン』『ヒロイン 2nd』『ヒロイン 3rd』と3冊あり
こちらは『ヒロイン』の続きのお話になります。
先に『ヒロイン』を読むことをおすすめします。
『ヒロイン』では接点のなかった鈴平くんと高橋くんですが
『ヒロイン』の最後の鈴平くんの行動がきっかけで
二人は接点を持つようになります。
『ヒロイン 2nd』では高橋くんの視点でお話が進んでいき
まさか、高橋くんがそんなことを考えてたなんて…!と
序盤からとても驚かされました。
加藤くんと高橋くんの関係には、正直意味がわからなくて
なぜ…!?と思っていたのですが、まさか鈴平くんが見てるなんて…。
二人の気持ちが同じはずなのに、少しずれていて胸が痛くなりました。
あぁ…!早く続きを…!!!!!
読み返し。
『ヒロイン』『ヒロイン 2nd』『ヒロイン 3rd』と3冊あり
こちらはその始まりのお話です。
最近よく見る夢がある
真っ赤なヒールを履いた俺とクラスメイト
と、不思議な雰囲気で始まるこの作品。
夢から覚めると靴(ヒール)はないし
夢で見たクラスメイトの高橋くんとの接点もない鈴平くん。
鈴平くんは完全に高橋くんに恋に落ちていて
夢と現実の違いにこちらまで悲しい気持ちになりました。
鈴平くんのごめんなさいは、彼に欲望を抱いたからだと思うのですが
そのごめんなさいがすごく悲しくて、切なくて胸が痛かったです。
どうか、彼が救われますように…と祈らずにはいられない内容でした。
初めての作家様です。
絵がとても綺麗だなぁと思って購入しました。
過去の因縁でいがみ合うタヌキ山とキツネ山。
そんな中でも幼馴染として交流を続けてきたたぬきの芝瞳とキツネの銀弥ですがー…。
正直、途中で読むのやめようかなぁって思ったんです。
開発計画とか、銀弥が人間に身体を売ってるとか
そのあたりでお腹いっぱいになってきたなぁって。
でも、最後まで読んでよかったです。
最後まで読まなかったら銀弥の健気さに気付けなかったから。
全部、芝瞳の為の行動だったんだなぁって読み進めてわかりました。
だから「最後に僕を抱いて下さい…」って芝瞳にお願いする銀弥を見て涙が出ました。
どうなるんだろう…と不安になる展開もあったけど
最終的にはハッピーエンドで良かったです。
タヌキ山とキツネ山にはまだまだ因縁があると思うけど
徐々にその因縁も薄まって言ったらいいなぁと思いました。