続編、ずっと待ってました。
1巻最後にほんのり見えたデレ、2巻では「大地を離さない」と決めた辰巳の独占欲と執着が凄い。
甘い言葉はないけど、伝わる愛。
えっちも1巻のときとはぜんぜん違う!
辰巳の口にできない愛が伝わります。
そしてそれを受け止める大地がとにかく可愛い。
大地の辰巳への愛と執着も揺るぎないですが、親に置いていかれた過去のトラウマが見え隠れして切ないです。
ストーリーも、平和な日常からどんどん不穏になり、状況は二転三転。
辰巳の優先順位が、全てを押しのけて大地が最優先なのが最高。
(それ故危うい方向に進んでハラハラしますが)
辰巳の窮地を脱したと思ったら、ラストもまた不穏。
大変なところで次巻へ続く。
辛い思いをしてきた二人だからこそ、二人には本当に幸せになってほしい。
3巻が待ち切れないです。
CG版も持っています。
漫画版はCG版を漫画におこした本編と、補完漫画、おまけと盛りだくさんの400ページ超えの大ボリュームです。
本編は、旅の途中で両親を事故で失い、近くの村に拾われた兄妹。
この村には、50年に一度、亡者たちに花嫁を捧げる「冥婚」の風習があり、妹の身代わりにイオが花嫁として贈られます。
モブ村人たちに花嫁として身体を仕込まれたり、嫁いだ亡者は人型をしているものの複数の集合体であり、多数の手や股間などが囲み、基本的にほぼ多数対イオの構図です。
本編途中まではイオが怯えていたり、旦那様は新しい花嫁を死なせないために快楽墜ちさせようと怒涛の攻めであまりラブは感じません。
しかし、永遠の時間を共に過ごす中で、優しい旦那様たちに愛され、大切にされてイオはどんどんえっちでかわいくなります。
本編後の補完漫画では、その後の話や妹とのエピソードなど、読んでいて自然に涙が出てきました。
とてもえっちですが、切なくて不憫で泣けます。
イオの幸せを祈りたくなります。
大好きな作品です。
ツイッターなどで描かれていた、旦那様とのラブラブエピソードが商業作品として1月に販売されるそうです。
商業は修正が気になるところですが、発売を楽しみにしています。