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エキスパートレビューアー2025

女性碧蓮さん

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今年度79位

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アオハさんのかっこよさがやばい

シノとアオハさんの続編は、ラブエロと幸せがいっぱい!
レオの登場で、大丈夫かな?と心配になりかけましたが、フロラがいてくれたし、レオもいい人だったし、何よりアオハさんがシノとの「その先」をしっかり考えていてくれて、実際に行動してくれたことがよかったし、安心しました。
アオハさん、超絶かっこよかったです!
嫉妬していることや不安になっていることをシノに隠さず表現して甘えているときは可愛かった…!
アオハさんのまさかの可愛さ!
あの様子を見て、シノとアオハさんは大丈夫だと改めて確信しました。
二人きりの水上コテージでの蜜月は、えちえち満載!
プロポーズまであって感動!
帰国後、早速有言実行で公表するアオハさん、まじでかっこよかったです!
シノとアオハさんが幸せになれて、本当によかった。

ダイナミクスだけでない相性の良さ

読み始めたときは、シノ大丈夫か?とかなり心配しましたが、アオハさんとの初めてのお試しプレイ(本番なし)で一夜明けた後、シノもアオハさんもお互いに「よかった」と一人で噛み締めている様子を見て、微笑ましさを感じるとともに安心しました。
相手と離れた後に、お互いがそれぞれ一人で噛み締めているというのが本当によかった!
ですが、相性も良かったし、印象も良さそうだし、このまま順調に関係が進むのかな?と思っていたら、そうは問屋が卸さず…。
アオハさんのおかげで、シノの正確なダイナミクスが判明して良かったし、フロラや双子たちサブキャラもいいし、デートを重ねて縮まる距離にときめく中、シノがとにかくもどかしかったです。
今まで生きてきた背景を考えれば臆病になっても仕方ないのだと思いますが、見守っているほうとしてはもどかしくて…。
でも、だからこそ、アオハさんとの相性の良さをより強く感じることもできました。
ダイナミクス上の相性の良さという意味だけでなく、性格上の相性の良さというか、お互いの接し方がうまくハマっているというか。
すれ違いもあり、紆余曲折を経ているのですが、根本的な部分での相性が良い。
二人が出会えて本当によかったと思います。

同じものを見ているとは限らない

幽霊が見える依良と、見えていたけれど見えなくなった玲志。
二人の心情が両方の視点から、とても慎重に描かれつつも、読みやすいお話でした。
ストーリーそのものにも感動し、その読みやすい描き方、表現方法にも感動しました。

温もりを感じる優しいお話でありながら、ぐさっと心に刺さったのが「同じものを見ているとは限らない」という現実です。
それは、依良と玲志の二人だけに限らず、現実世界を生きる私たち自身にも言えること。
玲志が見えなくなったことを告白するところから始まり、依良の反応が拍子抜けするもので、焦った玲志が戸惑いながらも自分の気持ちを自覚していき…という流れにわくわくしていたところ、依良の自慰が苦手な理由とともに明かされた「玲志にも言えなかった幽霊の呼吸音」は衝撃的でした。
明るく気さくで、あまり物事を気にしなさそうに映っていた依良の抱えていた弱さとも言える部分。
とても繊細な人なのだと感じました。そりゃ、依良の背景や現在の立ち居振る舞いを考えれば当然なのですが、周囲に余計な気遣いをさせない依良の気遣いに私自身も目隠しをされていたので、ハッとさせられました。

「同じものを見られない不安」
読み始めたときは玲志だけが抱えていると思っていましたが、まさか依良はずっと前から同じ不安を抱えていたなんて…。
お互いだけが同じものを見られる優越感。
同じものを見られなくなった不安感。
同じものを見ているかどうか、わからない不安感。
こういう玲志と依良の心情を二人の関係性の変化とともに慎重に丁寧に描かれていて、引き込まれました。

依良があちら側に迷い込んだときは、本当に心配しました。怖かった…。
決して諦めずに「通り道」を探す二人の姿に励まされ、心強かったです。
ほんの少しのきっかけで、出られなくなったり、出られるようになったり。
「開け閉めすることで通り道ができる」という描写が興味深かったです。
「道を歩きたいのにズレてしまう」などの幽霊の描写も印象的で、切なさと怖さを感じました。

お互いの光となる

冒頭からテンション高く、最後まで画面が華やか!
テンションの高さは、主に光莉のテンションの高さによるもので、特に憧れの偉月さんにときめいているときの心の声がバカでかくて最高!(笑)
フォントサイズも大きい!!(笑)
画面の華やかさは、流石は芸能界ものでアイドルと俳優(役者)カプという顔面力の強さによります。
特に、偉月さんがめちゃくちゃかっこいい!
そのかっこよさに誰よりもめろめろになっているのが光莉なんですけどね(笑)
光莉から見た偉月さんがとにかくキラキラしていて、それだけで画面が華やかなのですが、そんな光莉もアイドルとしてキラキラしているので、更に画面が華やか!

アイドルの光莉が憧れの役者の偉月さんと舞台共演するという話から始まるのですが、最初は二人の感覚がズレていて、光莉のテンションの高さをおもしろく感じながらも、少しはらはらする気持ちでもいました。
テンションも異なるし、相手に対する認識も異なる。
そんな二人が舞台共演とアクシデントをきっかけに、お互いの印象が悪いところから徐々に相手を知っていくことで、抱く気持ちが変わっていく。
そこへ更に、二人の過去(光莉の手紙)が重なることで二人を取り巻く景色が一変する構成に感動しました!引き込まれました!
それまでは、光莉が一方的に偉月さんのキラキラを浴びていた印象でしたが、そこからは偉月さんも光莉のキラキラを受け取る側に。
今はアイドルとしてキラキラを振りまいている光莉は、アイドルになる前から、偉月さんにキラキラを与えていた。
偉月さんが、アイドルとして振りまく光莉のキラキラも認めてくれたのが嬉しかったです。

そして、第1話からラストまで、えちえちも堪能できる!
特に最終回のたっぷりえちは、偉月さんの魅力がやばすぎです。
光莉に向ける情熱がすごい!いつの間にか、光莉からの気持ちの強さを越えてしまったかのよう。
ラストで決まったダブル主演の新作がどうなるのかも気になります!
描き下ろしのアクスタエピソードは、光莉の偉月さんオタクっぷりと、本気を出した偉月さんの迫力ある色気を味わえて、にやけました!

二人の成長が目覚ましい!

1巻から考えると、常磐と楪、二人の成長が目覚ましい!
特に常磐!
最初の頃は楪の顔が好きなだけで、心を寄せるようになっても意地悪な態度はあまり変わらなくて、もちろん甘々な態度だったり優しさや思い遣りを感じられることも増えたけれど、それは恋愛面の特に「今」だけに関わる話で。
それが、5巻から既に感じていましたが、二人の「これから先」までも考えるようになった。
まさか、楪と同じ大学を志望しているとは思いもしませんでしたが、それを楪に言えなかった理由とかも本当に胸きゅんというより、胸がぎゅっとなりました。

同級生の恋人である二人にとって、大学受験の問題は大きいですよね。
高校受験よりも人生に直結する選択となる。
受験勉強にまつわる恋人同士のごたごたエピソード(楪とカナちゃんの愚痴大会)には、うんうん頷いてしまいました。
ただでさえ、意思疎通の齟齬から擦れ違うことの多い常磐と楪にとって、大きな障壁…。
こんな風に苦しいまま、次巻を待つことになるとは…。
続きが早く読みたいです!

楪を抱き枕にして寝ちゃう常磐とか、それでとろんとしちゃう楪とか、めちゃくちゃ似合ってる常磐のコスプレとか、色違いでお揃いのぬいキーホルダーとか、勉強合宿とか、もちろんテンション上がる読みどころもたくさん!
雑誌で読んだねこりは(厳密には今回は登場していない)も収録されていて嬉しかったです。

10年前エピ大好きファンも幸せです

とうとうここまでやってきた「恋が始まる1日目」!!
恋が始まってからの二人が可愛くて微笑ましくてやばい!めっちゃ好き!
第1巻から軽く10年以上、この日を待ち望んできました。待ち続けてきました。
幸せや〜!ありがとう〜!

律っちゃんも高野さんも、お互いに素直になろうと意識して努力しているところがいい!推せる!好き!
二人して「イチャイチャとは?」になっているのも可愛くて微笑ましいし、律っちゃんの黒歴史留学時代や桜の木に思いを馳せるところは切なくなるし、ナイトアクアリウムでのくらげエピソードは胸がぎゅっとなる。
やはり、特に高野さんの態度が軟化した(素直になった)おかげか、高野さんが律っちゃんをどれ程好きでいるかが律っちゃんに伝わっている、と感じられることが嬉しくて幸せでした。
そうだよ!律っちゃん!高野さんは律っちゃんのことめっちゃ好きなんだよ!
だから、高野さんのその想いに応えようと、律っちゃんも素直になろうとしている姿が本当に微笑ましくて好き。

「俺とつき合いたいの?」をここで持ってくるのは神です…!
10年前エピソード大好きって言ってるじゃないですか!
あかんて、あかん…。あの場面めっちゃ好きなんや…。アニメの作画映像演出も神やった…。
それを持ってくるとは、流石は高野さんやで。
お互いの知らない10年を知りたいと、お互いに伝えられて本当によかった。なんだか安心しました。
これからは律っちゃんの家族エピソードに突入していくのかな?

スペシャルミックスで、各カプのエピソードを読めたのも嬉しいです!
やっぱり雪名と木佐さんも好きー!
4カプの中で、最もお互いにラブラブを隠していないカプだと思います。
プロポーズを超えたプロポーズ…素敵…!

そして、描き下ろしの40.5話。
10年前エピ大好きファンとしては、ぎゅっと胸が切なくなりながらも、現在の幸せにぎゅっと包まれるお話です。
短いのに中身が詰まってる!
一コマ目で心を鷲掴みにされました。律っちゃん…。

引き込まれる魅力

雑誌で連載を読んでいるときから、好きな作品です!
八木羊次郎先生の作品は初めて読んだのですが、この完成度の高さで商業BLデビュー作品とは驚きました。
絵柄の美しさ、キャラクターの魅力、1話目から引き込まれるストーリー。
雑誌の全プレ(ニューフェイス折本)も、ラインナップに先生が入っているから応募したくらい、ファンになりました。

ケーキバース作品はいくつか読んできて、ケーキとフォークが一見すると逆に見えるお話も読んでいました。
こちらの作品も、一見すると高橋さんがフォーク、翠がケーキに見えますが、実際は逆。
そんな二人の出会いは印象的でした。
単なるナンパのようでいて、とんでもなく奇跡的な出来事。
特に翠にとっては、まるで救いのような。
でも、それが高橋さんにとっても特別な出会いになる…。

大人の駆け引きのような遣り取りもありながら、翠の控えめさと押しの強さのバランスが絶妙。
高橋さんのスマートさと、翠にめろめろな情熱さのギャップに惹かれる。
二人のそういう姿の描き方が素晴らしくて、引き込まれます。
この魅力を言葉で表現するのは難しいので、是非とも読んでほしいです。

攻略ルートが教えてくれた私の認識の甘さ

2巻の発売ありがとうございます!
ノアとヴァンのお話の続きを読めて嬉しいです。
2巻は、1巻よりも更に、お互いの愛称呼びが特別なものに感じられました。
こうして私のような一読者がノア、ヴァンと呼んで良いのだろうか…と心配になるくらいですが、二人への愛を込めて呼ばせていただきます。

1巻のレビューで「ノアが一人の意思ある人間として描かれている」と書きました。
2巻では1巻以上に乙女ゲームとしての要素(攻略ルート問題)が強く作用したため、ノアと一緒に不安に揺れるくらい、「乙女ゲームのキャラクターに転生している」という世界観(設定)が活かされる中での「一人の意思ある人間」としてのノイギア・ディスグラントが生きているように感じます。

乙女ゲームで重要なのが「攻略ルート」。
1巻ではルートに関する言及は特にありませんでしたが、2巻で聖女が登場し、判明したのはなんと、現状が隠しキャラである「ヴァルハイト・エンダーリヒ」ルートである可能性。
2巻冒頭から、同棲を始めた二人のラブラブっぷりを堪能していたので、寝耳に水でした。
ヴァンのノアに対する態度を見る限り、何の心配もなさそうですが、物語の強制力というものは無視できない…。
ノアと一緒に私も不安に揺れました。

ですが実は、ノアが感じていた不安と、私が感じていた不安とは別物でした。
私が感じていた不安は、物語の強制力によるヴァンの心変わり。
一方で、ノアが感じていた不安は、ここが乙女ゲームの世界観であることやノア自身の背景を知られること。
仮にヴァンが心変わりをするなら、それは自分の魅力が足りないからだ、と。
この違いで、私の認識の甘さを感じました。
ノアがどれほど「ノイギア・ディスグラント」として生きていて、ノアとして「ヴァルハイト・エンダーリヒ」を好きで愛しているのか。

更に感服したのが、ヴァン。
ヴァルハイト・エンダーリヒ攻略ルートとしてのイベントは着実に発生しつつも、ノアに対する気持ちにも態度にも一切のブレがない。
乙女ゲームの隠しキャラではあるけれども、ここにいるエンダーリヒは「ノアを好きで愛しているヴァン」以外の何者でもない。

乙女ゲームの世界観と、彼らそれぞれの独自性との兼ね合いや融合度合いのバランスが見事だな、と感じました。
ますますノアとヴァンが好きになりました!
サブキャラたちもそれぞれ魅力的で、気になります!
同時発売の小説も購入したので、読むのが楽しみです。

愛情のパワーアップ

おおおー!玲の独占欲、執着、束縛っぷりが更にパワーアップしてるー!
光希と数日間離れちゃうのに、ちゃんとインターンに行ったりして、落ち着いたのかな?と思いきや、そうでもなかった!
なんか、ちゃんとするところはちゃんとするようになったからこそ、反動で表現が更にパワーアップした印象があります。

そんな玲をね、光希がね、しっかり受け止めて受け入れているのが本当にいいですよねぇ。
玲のことを信じているし、尊重している。
啓太が現れても、玲と光希にとっては何の障害にもならなかった。
玲が嫌がるから、とお尻に入れる大人のおもちゃを選ばなかった光希もいいですよねぇ。
あれこれ悩んで自問自答している場面おもしろかったです。

3巻は、今まで以上に光希から玲に向ける愛情を感じられました。
玲から光希への愛情はパワーアップしていました。
二人暮らししている二人を見られる日が待ち遠しいです。

じわじわと教え込まれていくような感覚

美しい絵柄と試し読みの雰囲気に興味を引かれて、読みました。
読み始めたときは、剣崎さんが基本的に表情も崩さず、仕事にも厳しいので、怖そうだなぁという印象が強く、真中は真中で頼りなさそうで、少し変わった性癖も持っているので、この二人の関係がどう展開していくのか、正直なところ予想できませんでした。
だからこそ、読んでみたくなったのですが、おもしろいと思えるのかどうか、半信半疑のまま読み進めました。

結果、おもしろかったです!
剣崎さんの変わらぬ表情の裏(奥?)にある、情熱のような、真中に向ける想いに触れる度、そわそわしました。
描き方が絶妙で、じわじわと「剣崎さんは真中を好きなんだな」と教え込まれていくような感覚が癖になる。
そしてやはり、絵が美しい!表紙や特典カードのカラーの身体の美しさが特にやばい。