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エキスパートレビューアー2025

女性碧蓮さん

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二人の成長が目覚ましい!

1巻から考えると、常磐と楪、二人の成長が目覚ましい!
特に常磐!
最初の頃は楪の顔が好きなだけで、心を寄せるようになっても意地悪な態度はあまり変わらなくて、もちろん甘々な態度だったり優しさや思い遣りを感じられることも増えたけれど、それは恋愛面の特に「今」だけに関わる話で。
それが、5巻から既に感じていましたが、二人の「これから先」までも考えるようになった。
まさか、楪と同じ大学を志望しているとは思いもしませんでしたが、それを楪に言えなかった理由とかも本当に胸きゅんというより、胸がぎゅっとなりました。

同級生の恋人である二人にとって、大学受験の問題は大きいですよね。
高校受験よりも人生に直結する選択となる。
受験勉強にまつわる恋人同士のごたごたエピソード(楪とカナちゃんの愚痴大会)には、うんうん頷いてしまいました。
ただでさえ、意思疎通の齟齬から擦れ違うことの多い常磐と楪にとって、大きな障壁…。
こんな風に苦しいまま、次巻を待つことになるとは…。
続きが早く読みたいです!

楪を抱き枕にして寝ちゃう常磐とか、それでとろんとしちゃう楪とか、めちゃくちゃ似合ってる常磐のコスプレとか、色違いでお揃いのぬいキーホルダーとか、勉強合宿とか、もちろんテンション上がる読みどころもたくさん!
雑誌で読んだねこりは(厳密には今回は登場していない)も収録されていて嬉しかったです。

10年前エピ大好きファンも幸せです

とうとうここまでやってきた「恋が始まる1日目」!!
恋が始まってからの二人が可愛くて微笑ましくてやばい!めっちゃ好き!
第1巻から軽く10年以上、この日を待ち望んできました。待ち続けてきました。
幸せや〜!ありがとう〜!

律っちゃんも高野さんも、お互いに素直になろうと意識して努力しているところがいい!推せる!好き!
二人して「イチャイチャとは?」になっているのも可愛くて微笑ましいし、律っちゃんの黒歴史留学時代や桜の木に思いを馳せるところは切なくなるし、ナイトアクアリウムでのくらげエピソードは胸がぎゅっとなる。
やはり、特に高野さんの態度が軟化した(素直になった)おかげか、高野さんが律っちゃんをどれ程好きでいるかが律っちゃんに伝わっている、と感じられることが嬉しくて幸せでした。
そうだよ!律っちゃん!高野さんは律っちゃんのことめっちゃ好きなんだよ!
だから、高野さんのその想いに応えようと、律っちゃんも素直になろうとしている姿が本当に微笑ましくて好き。

「俺とつき合いたいの?」をここで持ってくるのは神です…!
10年前エピソード大好きって言ってるじゃないですか!
あかんて、あかん…。あの場面めっちゃ好きなんや…。アニメの作画映像演出も神やった…。
それを持ってくるとは、流石は高野さんやで。
お互いの知らない10年を知りたいと、お互いに伝えられて本当によかった。なんだか安心しました。
これからは律っちゃんの家族エピソードに突入していくのかな?

スペシャルミックスで、各カプのエピソードを読めたのも嬉しいです!
やっぱり雪名と木佐さんも好きー!
4カプの中で、最もお互いにラブラブを隠していないカプだと思います。
プロポーズを超えたプロポーズ…素敵…!

そして、描き下ろしの40.5話。
10年前エピ大好きファンとしては、ぎゅっと胸が切なくなりながらも、現在の幸せにぎゅっと包まれるお話です。
短いのに中身が詰まってる!
一コマ目で心を鷲掴みにされました。律っちゃん…。

引き込まれる魅力

雑誌で連載を読んでいるときから、好きな作品です!
八木羊次郎先生の作品は初めて読んだのですが、この完成度の高さで商業BLデビュー作品とは驚きました。
絵柄の美しさ、キャラクターの魅力、1話目から引き込まれるストーリー。
雑誌の全プレ(ニューフェイス折本)も、ラインナップに先生が入っているから応募したくらい、ファンになりました。

ケーキバース作品はいくつか読んできて、ケーキとフォークが一見すると逆に見えるお話も読んでいました。
こちらの作品も、一見すると高橋さんがフォーク、翠がケーキに見えますが、実際は逆。
そんな二人の出会いは印象的でした。
単なるナンパのようでいて、とんでもなく奇跡的な出来事。
特に翠にとっては、まるで救いのような。
でも、それが高橋さんにとっても特別な出会いになる…。

大人の駆け引きのような遣り取りもありながら、翠の控えめさと押しの強さのバランスが絶妙。
高橋さんのスマートさと、翠にめろめろな情熱さのギャップに惹かれる。
二人のそういう姿の描き方が素晴らしくて、引き込まれます。
この魅力を言葉で表現するのは難しいので、是非とも読んでほしいです。

攻略ルートが教えてくれた私の認識の甘さ

2巻の発売ありがとうございます!
ノアとヴァンのお話の続きを読めて嬉しいです。
2巻は、1巻よりも更に、お互いの愛称呼びが特別なものに感じられました。
こうして私のような一読者がノア、ヴァンと呼んで良いのだろうか…と心配になるくらいですが、二人への愛を込めて呼ばせていただきます。

1巻のレビューで「ノアが一人の意思ある人間として描かれている」と書きました。
2巻では1巻以上に乙女ゲームとしての要素(攻略ルート問題)が強く作用したため、ノアと一緒に不安に揺れるくらい、「乙女ゲームのキャラクターに転生している」という世界観(設定)が活かされる中での「一人の意思ある人間」としてのノイギア・ディスグラントが生きているように感じます。

乙女ゲームで重要なのが「攻略ルート」。
1巻ではルートに関する言及は特にありませんでしたが、2巻で聖女が登場し、判明したのはなんと、現状が隠しキャラである「ヴァルハイト・エンダーリヒ」ルートである可能性。
2巻冒頭から、同棲を始めた二人のラブラブっぷりを堪能していたので、寝耳に水でした。
ヴァンのノアに対する態度を見る限り、何の心配もなさそうですが、物語の強制力というものは無視できない…。
ノアと一緒に私も不安に揺れました。

ですが実は、ノアが感じていた不安と、私が感じていた不安とは別物でした。
私が感じていた不安は、物語の強制力によるヴァンの心変わり。
一方で、ノアが感じていた不安は、ここが乙女ゲームの世界観であることやノア自身の背景を知られること。
仮にヴァンが心変わりをするなら、それは自分の魅力が足りないからだ、と。
この違いで、私の認識の甘さを感じました。
ノアがどれほど「ノイギア・ディスグラント」として生きていて、ノアとして「ヴァルハイト・エンダーリヒ」を好きで愛しているのか。

更に感服したのが、ヴァン。
ヴァルハイト・エンダーリヒ攻略ルートとしてのイベントは着実に発生しつつも、ノアに対する気持ちにも態度にも一切のブレがない。
乙女ゲームの隠しキャラではあるけれども、ここにいるエンダーリヒは「ノアを好きで愛しているヴァン」以外の何者でもない。

乙女ゲームの世界観と、彼らそれぞれの独自性との兼ね合いや融合度合いのバランスが見事だな、と感じました。
ますますノアとヴァンが好きになりました!
サブキャラたちもそれぞれ魅力的で、気になります!
同時発売の小説も購入したので、読むのが楽しみです。

愛情のパワーアップ

おおおー!玲の独占欲、執着、束縛っぷりが更にパワーアップしてるー!
光希と数日間離れちゃうのに、ちゃんとインターンに行ったりして、落ち着いたのかな?と思いきや、そうでもなかった!
なんか、ちゃんとするところはちゃんとするようになったからこそ、反動で表現が更にパワーアップした印象があります。

そんな玲をね、光希がね、しっかり受け止めて受け入れているのが本当にいいですよねぇ。
玲のことを信じているし、尊重している。
啓太が現れても、玲と光希にとっては何の障害にもならなかった。
玲が嫌がるから、とお尻に入れる大人のおもちゃを選ばなかった光希もいいですよねぇ。
あれこれ悩んで自問自答している場面おもしろかったです。

3巻は、今まで以上に光希から玲に向ける愛情を感じられました。
玲から光希への愛情はパワーアップしていました。
二人暮らししている二人を見られる日が待ち遠しいです。

じわじわと教え込まれていくような感覚

美しい絵柄と試し読みの雰囲気に興味を引かれて、読みました。
読み始めたときは、剣崎さんが基本的に表情も崩さず、仕事にも厳しいので、怖そうだなぁという印象が強く、真中は真中で頼りなさそうで、少し変わった性癖も持っているので、この二人の関係がどう展開していくのか、正直なところ予想できませんでした。
だからこそ、読んでみたくなったのですが、おもしろいと思えるのかどうか、半信半疑のまま読み進めました。

結果、おもしろかったです!
剣崎さんの変わらぬ表情の裏(奥?)にある、情熱のような、真中に向ける想いに触れる度、そわそわしました。
描き方が絶妙で、じわじわと「剣崎さんは真中を好きなんだな」と教え込まれていくような感覚が癖になる。
そしてやはり、絵が美しい!表紙や特典カードのカラーの身体の美しさが特にやばい。

呼応し合う二人が愛おしい

真中がめっちゃ可愛いし、剣崎さんは真中を大好きなことが1巻以上にだだ漏れで伝わってきました!
1巻のときの剣崎さんはスパダリ感が強かったのですが、2巻ではスパダリな上に、めろめろ溺愛ぶりも発揮されていたように感じます。
真中の気持ちを離さないため、好きでいてもらうために、頼れる上司であり恋人(スパダリ)でいようと努める姿は、健気さまで感じさせます。
そんな剣崎さんの姿を見て、真中のことめちゃくちゃ好きやん!と嬉しくなりました。
剣崎さんは真中に救われてもいたのですね。

真中も「俺なんか」と口にしてしまう度に剣崎さんに指摘されて、剣崎さんから大切にされていること、認められていることを自覚し、少しずつ自信を持てるようになってよかったです。
二人で真中の実家を訪れる決意をしたこと、そこで思いがけず二人の関係を明かす決意をしたこと。
真中を大切にする剣崎さんの想いに、真中がしっかり応えたからなのだろうと感じました。
呼応し合う二人が愛おしい。いつまでも幸せラブラブでいてほしいです。

アダルティ×心の機微がまるで青春恋愛のような、もどかしさと愛おしさ!

雑誌連載時から好きな作品!
第1話を読んで、「おもしろい!これからどうなるんだろう。楽しみ♪」と続きを期待していたら、毎話ごとに更におもしろくなっていく。
二人とも役者で割り切った大人の関係から始まるお話なので、大人の駆け引きや芸能界のあれこれで、もっとどろどろした雰囲気になるかと構えましたが、良い意味で裏切られました。
アダルティな雰囲気でありながら、心の機微がまるで青春恋愛のような、もどかしさと愛おしさ!
こういうお話めっちゃ好きです!

ストーリーの流れも自然で読み応えがありますが、とにかくキャラクターが魅力的!
特に、嵐の人間的な包容力や懐の深さ、相手との距離感の掴み方や感情表現方法など、彼の全てに惚れました!
なんなん、この人、魅力あり過ぎなんですけど…、と項垂れる程。
後輩を元気づけるためのエピソードとか好きです。そういうことをさらっとできてしまう人というのが、本当に。
そして、そんな嵐がいつの間にか惚れてしまう相手である透も、本当に魅力的。
テンション高めの嵐とは対照的に、冷たくはないけれど基本的にテンション低めでストイックな透。
この、かっこいい人気俳優である透が、実はめちゃくちゃ可愛い!
コミュ力の高い嵐と接しているうちに、その可愛さが引き出されていくのがもう本当に好き!
無理矢理引き出される可愛さではなく、かっこいい透のままで引き出される可愛さというのが尊い…。
この透が嵐に惚れていくのも当然だし、自然なことなのに、なかなか認められなくて素直になりきれないところまでも可愛くて尊い…。
告白できたときは感動しました!

描き下ろしがラブラブで嬉しかったです!
意外と甘えたな透…可愛い…。

早くも続編の連載が開始されているのも嬉しい!
ラブラブな恋人の二人を拝めて感無量です。

二人のおかげで始まる二人

ライカンシリーズが好きなので、新作嬉しいです!
「黒狼子爵」のように新キャラがメインなのかと思いましたが、今回はナヴラスとソラを通して、アイゼンハルトとエリックの仲を見守る形で描かれていたのが新鮮でおもしろかったです。
ナヴラスとソラも好きなので、両方楽しめてお得感がありました。
アイゼンハルトとエリックが結ばれるまでに時間がかかるので、その間のえちをナヴラスとソラが担ってくれています!

ナヴラスとソラの、お互いに向ける信頼感が本当にあたたかくて眩しい。
そんな二人の姿を身近に感じることができたからこそ、アイゼンハルトとエリックは歩み寄ることができたのだろうと思います。
だからこそ、この描き方だったのだと納得しました。
ナヴラスとソラが来なければ、アイゼンハルトとエリックの二人は始まらなかった。

できるなら、恋人になったあとのアイゼンハルトとエリックをもっと見たかったです。
いつか、二人がナヴラスとソラが住む都を訪れるお話も読みたいです!

「僕の神様」に込められた意味

ウカさんにまじ惚れます!
まさかここに来て、ウカさんの兄が出てくるとは思いもしませんでしたが、そのおかげで、ウカさんの神様としての特殊性とともに魅力をより強く感じられました。
それまでは、ミサキを加護で護ってくれる神様、という枠だったのですが、人型をとり、人の中に紛れて暮らしながら、人々を護ってきたなんて…
しかも、それが普通の神様とは異なり、そんなことをするウカさんが珍しい。
眷属まで人型を長年とらせる、というのは、確かに多大な力を使いそうだな、と思いました。
でも、ウカさんは敢えてそうしている。
なんだか、その行動自体から、ウカさんの「人間」に向ける愛情のようなものを感じました。
その上で、ミサキ個人に向ける愛情が生まれた、というのがもう本当に胸きゅん!