CDは9割キャスト買いなので原作未読から入ることが多いのですが、
そんな私でも原作から順に追っているほどのシリーズ作品です。
ただ、日々新しい作品が生まれる供給過多な時代なので、
ついついこの5巻は原作を買い逃していました。
どうせCDで聴くからもういいかな~なんて思っていたのですが、
CDを聴いたらそのまま原作購入ポチっておりましたね…
原作とドラマCD、それぞれに、それぞれの魅力がある証拠だなあとしみじみしてしまいました。
と、私的な前置きが長く申し訳ありません!
感想としましては、とにかく聴いて損なしどころかおつりまでくるレベル。
期待以上でした。
5作目ともなれば、良い意味でも悪い意味でも「慣れ」が出るでしょうに、
良い方にだけ振り切った「慣れ」でした。
作り手さまのプライド、原作の先生へのリスペクト、ファンへの誠実な愛情などひしひしと感じましたね…涙
演技のお仕事での人間関係や葛藤など、
きっと、キャストさまも多かれ少なかれ、キャラクターたちに似たようなご経験もされていらっしゃるでしょう。だからこそ演技に説得力があったと思います。
「短期遠恋編」ということなので、
まず、これは通話エッチあるだろうと下世話な下心があったことを懺悔します(みんな思ったよね…!?)
途中で白崎くんの思い出しエッチシーンくらいがあるくらいで、
最後までお色気シーンはお預けではありますが、
そこはもう、普通に会話してるだけで大概どえろいので(羽山さんcv.さとたくさまのデフォのお声がえろすぎるせい)さほど飢餓感(!?)はありませんでした。
というか正直、物語が面白くて邪心は引っ込んでましたね…。
あとは!山瀬と佐久間くんの関係性があああああ~~~もう今後が楽しみすぎて!
前巻の小ネタかと思いきや、今作でもしっかり回収されていて
すごく…すごくよかったです…(泣いている)
何を当たり前のことをなのですが、
キャストさまが皆さん本当ーーーーーにお上手で、キャラクターの魅力を倍増させてお声で届けてくださるので、聴くたびに皆大好きになってしまいます…!!
原作の品ある美しさを壊さず、さらに魅力を添えて音声化してくださっているので
ドラマCDの鏡となるべくシリーズだなあと毎回感動します。
あと、FIFTH AVENUEさんの作品でいつも思うのですが
特典トラックの充実っぷりが本当にすごいです。
ーーー特典ーーー
・コミックス特装版小冊子「甘やかし」
・コミックス未収録番外編「バスタブとキャラメル」
・ミニエピソード5本
・キャストコメント(斉藤壮馬&佐藤拓也、小松昌平&古川慎)
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本編も綺麗にまとまっているので不満はないのですが、
デザートにもうちょっと艶っぽいやり取りをお声で聴きたいのよねえ(CDの醍醐味なのでね)
という欲張りな我々も大満足!!!!!ありがたや~~~!!!!!!
配信版にもキャストトークが付いていてありがたいです。
引き続きこのスタイルよろしくお願いいたします!!!!!!!!
1巻で衝撃を受けて以来、ずっと虜です。
BLというより、あまりにもヒューマンドラマ的要素が大きく
実写化するならば、ドラマシャワー枠よりも日曜劇場がしっくりくるレベルかと。
ボーイズがラブを育んでいるのでBLなんだとは思いますが、
男性同士云々以前に、丁寧に”人間”を描いているので、本当~に深いし読み応えがあります。
ラブ方面については、互いが互いを大切にしているので、非常に進みはゆったりしているのですが、焦れるようなこともなく極上のキュンがいただけるので
バランスが絶妙なんだと思います。
テーマがテーマだけに無駄に深刻になってしまうのは好みではなく
これまでは丁度いい塩梅でホっとしていましたが、
さすがに盛り上がりが必要なのか、少し雲行きが怪しくなってきましたね。
根底に温かさを感じる作風なので、きっと大丈夫だとは思いつつも次巻はちょっとドキドキしてしまいます。
フジナガ(どうしても苗字に思えてしまう)が巻を重ねるごとに可愛さが加速しているのでたまらないのですが、恋を知ったからなのですねなるほど納得…
劇中劇も楽しめるので、本当に魅力がぎゅっと詰まった作品です!
前作のレビューでも述べさせていただきましたが、ポケットドラマで配信解禁になるまで作品の存在を知らず、キャストファンの風上にも置けぬ!と項垂れたものです。
せっかくの素晴らしいキャスティングなのだからもっと宣伝してほしい~
(自分の情報収集力の脆弱さの問題ですねすみません…)
★前作ボイスドラマと併せて視聴
★原作未読(追って拝読いたします)
★キャストファン目線によるキャストファンへ向けての超偏りレビューです…
★3トラック収録(総尺40分ほど)
最初、3トラックでこのお値段…(前作は2トラックだけどお安かったので納得済)正直ちょっとお高いかとも思いましたが、
総尺にすれば、適正価格なんですかね。
最近なんでも高騰してるのでよくわからなくなってきましたが。
そして、まずお伝えしたいのが
≪前作の続きではないのでご注意を≫ということです。
どういうことかというと、
「ついに念願の初Hを致した」(あらすじより抜粋)
…!?!?!
いたしたところ、聴いてないけど?!
よくよく見れば、「10話、12話、13話」とトラック名があるじゃないですか。
普通に全部聴かせておくれよ~~と思うのですが、
冷静に考えると、ストーリーがすごく気になるとか予想つかないとかではないので
まあ…音声化映えるシーンだけピックアップするのもなるほど効率的なのかもと感心できなくもなかったです(どこから目線!?ご無礼お許しください)
トラック1:家庭教師×DK(えっち)
トラック2:ドS看守×囚人(えっち)
トラック3:シリアスストーリー
と、先の2本のあとだと温度差が結構あるので若干戸惑います。
キャストおふたりの迫真の演技にグっとくるも、どうにも感情の切り替えが…^^;
もったいないなあ~という気持ちは否めません。
チラ見せすることで、原作買って補完しよ!と思う一定数はいるかもしれませんが、
きちんと順を追ってボイスドラマとして聴かせてもらえたら、もっと原作そのものの良さもより伝わるのではないでしょうか。
と、無責任で無知な素人が失礼いたしました><
それにしても、どんな状況でもしっかり演技に向き合ってくださるキャストおふたりのプロ根性には頭が下がりますね!
不満も書いてしまいましたが、
総合的にはキャストさんの演技ファンとしては満足です◎
かわいいのに男の子らしさも兼ね備えている空くん(CV.斉藤壮馬さん)と
破壊的イケボを持ちながら気弱なソウジロウさん(CV.伊東健人さん)の
いろんなお声が楽しめるのでキャストファンには嬉しいと思います!
空くんに対してノーブレス早口で萌えどころを詠唱する(!?)ソウジロウさんのシーンは本当ツボってしまい何度リピしたことか笑
コミカルな演技もさすがの天才芸でした。
キャスト的に見落とすはずがないのに、限られた場所でしか配信していなかったせいか、まったくのノーチェックで生きていました…!
ポケットドラマさんで配信が解禁になって初めて作品の存在を知り…なんてこったと膝をつきましたよ…。
そんな風上にも置けぬキャストファン目線でのレビューとなります。毎度すみません。
・2トラック×各14分少々なので総尺25分ほどです
・原作未読
・「1話をまるっとボイスドラマに」とのこと
お手軽価格だと思ったら、1話しか入っていなかったです。
1巻かと思いきや1話。このペースで販売続けていくのかしら…と思いきや、
現状もう1つしか出ていないようで、しかもそちらはこの続き(2話)という訳ではない。
あくまで原作のPR用なんでしょうか?
(少女漫画でこういうチラ見せ的なボイスドラマ付録付いてるときありますよね)
原作を拝読していないので比較しようがないのですが、
導入がだいぶ急ぎ足というか、省略されてるのかと思うほどには慌ただしく、
感情移入する暇もないんですが…
壮馬さんキャスティングでは珍しい部類の、頭空っぽにしてお楽しみください的なノリでした。
ただ、かわいい壮馬さんボイスはご堪能いただけますし、
酔っ払い演技での舌っ足らずさは相変わらず無敵~いとおしや。
えっちまではしてないんですけど(すまた)大変エロかわゆいので
色々思うところはありつつも、キャスト目当てであれば満足いただけるのでは。
あと、先生描き下ろし脚本だそうですが
ソウジロウさん(攻)のひとり×××シーンがボリュームいっぱい収録されておりますので、伊東さんのお色気セクシーボイスがたっぷり浴びれます。
重ねてのお伝えにはなってしまいますが、
頭空っぽにして楽しめる方、キャストファンの方にはマッチするかなと思います。
原作ファンです。
きっとドラマCD化するだろうな~!とBLCDファンとしてもキャスティングを妄想して楽しみにしていましたので、キャスト発表時にはだいぶビックリさせられたものです。
慶司くんは容姿からして江口さんは想定内でしたが、
すずめさん…あべさん…!?!?と。
阿部さんといえば「イエスかノーか」の印象が強すぎることと、BLCD出演がそれほど多くないこともあり、どんな雀さんになるのだろうと予想が追いつきませんでした。
同時に、どんなものを聴かせてもらえるのだろう!と期待も高まりました。
結果、
原作の印象とは別の、新しい二人が生まれたように感じました…!!
慶司くんも、予想した感じとは違う江口さんでしたし、
雀さんは、こういう角度からも見ることができるんだなあと、
何度も読み返した作品なのに、新鮮な発見がありました。
キャラのイメージと違うとか解釈違いという見方もできなくはないですが、
個人的には、そのリスクの覚悟も含めて音声化する意義、楽しみだと思っているのでこちらは十分に楽しませていただけました◎
原作は続編も出ていますので、
CD続刊も楽しみにしております~^^
余談ですが、改めて阿部さんのお声は本当にお耳の健康にイイなあと思いました。もっとBLCDでのご活躍が増えますように!
榎木さんのBL演技に目がないのですが、攻を聴くのはこちらが初めてでした。
(当時レビューしようとしたら、ちるちるさんにページが載ってなかったので書き込めず…気が付いたら掲載されていたのでこのタイミングでのレビューになります)
すごく…すごくよかった…!
受演技もいいんですが、攻演技もお上手~~!!!!!!!と
改めて演技力の高さに脱帽したものです。
お話としましては、「ヤリチン恋愛初心者の胸キュンラブ」のキャッチ通り分かりやすいお話です。
クズなモテ男が、初めての感情(恋)に右往左往する…
その感情の揺れ動きが大変可愛いです♡^^
受役の天﨑さんもキャラに合ったお声で言うことなしなのですが、
なぜか二人の掛け合いを聴いていると違和感を感じることが度々あり。
別収録だったようでなるほど納得~
そこだけが本当にもったいないと悔やまれます。
原作未読ですが、
同作家さまの「きりゅーとさくら」ボイスドラマがとっても良かったので、こちらも。
5歳差カップルの過去と現在。短いお話が詰まってます。
回りくどいシーンがないうえ、価格もお安めなのでコスパよし◎
年の差カップルについて、普段そんなに気にならないのですが
本作は幼少期エピも入っているせいなのか、ちいさな頃から見てきた甥っ子に似た感情が芽生えてしまい…背徳感にソワソワしてしまいました。
ただ、年下の忠志くんを演じられる千葉さんのお声のおかげか、可哀想感は全くなく、むしろオセオセイケイケのたいへんえっちな小悪魔ギャルの印象です。
小林さんとの相性もよかったです◎終始お耳がハッピーでした。
いちゃいちゃあまあまらぶらぶをひたすら浴びて、
季節の変わり目で疲れた心身に染みわたるわあ…などと癒されていたら、
ボーナストラックでの千葉さん渾身の演技(あれどうやって音だしてるんだろう…)に横転ーーーーーーー!!!!!!
キャスト買いとしては大変満足なのですが、
個人的にストーリーとキャラ設定が好みと異なるので(了承のうえ聴いてますが)
★ひとつ減らしております。すみません!
※キャスト目当てでホイホイされた者のレビューとなりますのでご了承ください。
これからのBLCD界を担ってもらいたいランクトップを争う(注釈:超個人的な見解です)大注目のおふたりの夢の共演!ドリームマッチ!ということで
大変注目しておりました。
原作未読ですが、イマドキのSNSで読めるコミックなのかな。
短いお話が沢山詰まっている感じなので、二人の物語を細切れに覗いてる感覚です。
最初はどうかな~とも思ったのですが、無駄なシーンがないので効率的でいいのかもしれない。令和に合っているのかも(適当なことを…)
イチャイチャも可愛いんですけど、もうちょっとまとまった絡みを聴かせておくれよ…!と飢えてきた頃合いでボーナストラックがご用意されているホスピタリティの高さよ。
(別作品を出して申し訳ないですが)「ミツキくんちょっと待って」でも思ったのですが…大塚さん、ちょっと行き過ぎた溺愛カレシ演技が高次元過ぎます一生ついてきますありがたやありがたや…。
浦さんは、一般アニメ作品などでお聞きしている時には全く感じなかったのですが、何気ない会話のシーンなど、どことなく榎木淳弥さんを感じさせるような…
(個人的に榎木さんのBL演技が大好物なのですが、ご出演が少なくて餓鬼と化している今日この頃なので敏感になっているだけかもですが…)
↑ジェネリック的な感想こぼしてしまって大変失礼いたしましたが、
表情まで伝わってくるようなナチュラル演技も可愛らしく、
絡みシーンでの演技も大変…!!大変素晴らしかったです…!!!!!
「なんで…いれてくれないの…っいじわるしちゃやだぁ…っ」(耳コピ)の鳴き泣き演技には、
もういれるいれる!とこちらまで慌ててしまうかわいそかわいいさ。すご…
濃密なシーンがじっくり聴けるのですが、
お二人の息が合った演技のおかげで、尊さ超えて
覗き聴いてる背徳感がすごかったです。
大塚さんの攻め呼吸、息の使い方ほんとすごくて毎回感嘆のため息が漏れます…ほう…
願わくばこのお二人の掛け合いをもっと聴かせていただきたいです。
続編お待ちしております…!!!!!原作もチェックします。
ちるちるランキングで高評価殺到していることと、デビュー作ということで、これはチェックせねばと購入。
第一印象は、実写に映えそうだなあ。という感想でした。
ダンスの躍動感を映像で感じたいなと思いました。
欲を言えば劇場の大スクリーンで(拝み)
内容的にも、普段BLを嗜まれない方たちも見やすいのでは?と思ったのですが、
攻が受の母親に惹かれていた過去があるので、
遺伝子レベルで引き寄せられるんなら仕方ないよな、みたいな…
上記設定は、個人的にはだいぶ地雷の類なので冒頭からヒヤヒヤしていましたが(BLにあまり女性キャラを望まないので)まあ、なんとか今作はやり過ごせたのでホっとしました。
いい意味でBLっぽさが淡泊な部分もあり
恋愛のテンポ感もリアルな感じがしました。
甘さを含んだ春の夜のような、何か心が落ち着かない引き寄せられて急かされるような…そんな、「エモーショナル部門1位受賞!!」の帯が似合いそうな作品でした。
来年のアワードが早くも楽しみです(気が早すぎるにもほどがある)
続編も期待してしまいますが、先生のいろんな作品が読んでみたいので今後の作品は要チェックです♪
SNSで流れてきた試し読みで、絵柄が好みだったことと、キューちゃん(受)の可愛さに惹かれ…丁度電子発売日だったこともあって運命ね!と思い購入。
(余談ですが最近はこういった出会いからの購入パターンが多いです)
初めましての作家さまでしたが、画面が終始安定しているので安心して読み進められてありがたかったです。
人間と竜人族との異種間ラブにはなりますが、ファンタジー要素もそこまで強つよではないので割と読みやすいのでは?
フードデリバリーに行った先でエッチな展開に…!?
初回の強引さも相まって(別作品を出して申し訳ないですが)ドアロマを彷彿とさせられるせいか、
ミヤマ(攻)に対して、こいつもクズか…!?と身構えてしまい、
その後も塩らしいところを見せられても「騙されないぞ」と(私が)警戒がなかなか解けなかったのですが…
結局お人好し?という、クズではないけどどっちつかずというか、ちょっと印象が薄かった感じです。
キューちゃんはひたすら可愛くていじらしくて、エッチなので笑
何してても許してしまうんですが、冷静に思うと、二人が惹かれ合う過程の描写がもう少し丁寧だとよかったのかなとも。
ストーカーの下りや家庭環境などもまあ分からなくはないですが、
描くなら描くで、もう少しじっくりと読ませてほしいです。
いっそエッチに振り切ってしまったらヒットしそうな気持ちもしつつ、
でも、このふんわりとした…みんな結局あったかいな、みたいな読了感の良さも、狙って出せるものではないと思うので、先生の強みなんでしょうか。
過去作もチェックしたいと思いました。
ドラマCD化したら、ミヤマのキャラの解像度が上がるような予感がするので
期待しております!