椎崎先生の新刊、今か今かと楽しみに待っていました!
電子で配信されてすぐに読み始め、これはめちゃくちゃ面白い&私好みだと確信しました。
まず、受けがめちゃくちゃ可哀想な境遇にいます。人によっては読むのがしんどいぐらい、「家族」に搾取されています。※しんどい家族の話は度々出てきますが、最後は綺麗にカタがつくので安心してください。
で、そんな受けの前に攻めが登場し、これは不幸な受けが王子様に救われるシンデレラパターンだ!と思っていたのですが……
なんと攻めもろくでなし!笑
受けに自分を好きにさせてから、全部嘘だったとネタバラシするゲームをしていたんですねぇ。
それが最悪のタイミングで受けにバレます。しかも攻め、なんと受けに嫉妬してほしいからと試し行動をします。最悪。
その後受けは逃げ、本当の気持ちに気づいた攻めは案の定落ち込みます。え、攻めザマァまで読めるんですか!!??と私はここでかなり興奮しました笑
受けの周りはひどい人ばかりですが、会社の先輩やミサトさんがかなりいい人で読んでて救われました。
特にミサトさんは攻めにかなり怒ってくれるので、攻めに都合のいい話になってなくて、ここも個人的にかなり高ポイントでした。
あと2人がくっついてから、攻めが手を出すのを我慢してたのもかなり好み!そう簡単にいい思いはさせない、させてたまるか!笑
受けがかなり自己肯定感低く、それが人によってはマイナスポイントかもしれませんが、私はそんな受けが攻めによって好転していく様子が読んでて楽しかったです。
めちゃくちゃオススメです!!!皆さんぜひ読んでください!!!
3作目。
初っ端から攻めがぶっ壊れてます。愛人だからと、受けのことなんて考えずに抱き潰すし、束縛が強くて、仕事場でスタッフと話すだけで受けに詰め寄ったりします。
そのくせ自分は女を家に連れて帰り、そのまま受けの前で致そうします(未遂で終わりますが)
やる事めちゃくちゃ。攻めも根っからの鬼畜という訳でもないので、段々と不眠がひどくなり心身ともに疲弊していきます。
受けは受けで自分が悪いから、そして何より攻めが好きだからと攻めのそばにいようとします。
ここら辺の描写が本当に丁寧で、胸が痛く切なくなりました。
攻めはどうしようもないクズではあるんですが、苦しんでいるのがわかるので受けと同様嫌いになれない…笑
これ以上攻めといては攻めが壊れてしまうと気づいた受けは、攻めからもおばあちゃんからも離れることを決めます。
受けとおばあちゃんの件は感動して思わず泣いてしまいました。みんな悪くなくて、だからこそすれ違ったりしてしまったんですねぇ。
攻めと受けの再会シーン。え、まさかこのままくっつかないで終わるのか??と思ってからの受けの勇気にめちゃくちゃ感動しました。
3部作とあって心理描写か丁寧で読み応えありました。
唯一言うとすれば、くっついた後のラブラブパートがもっと見たい!って事ぐらいでしょうか。
めちゃくちゃ面白かったです!
2作目。
もうね、攻めが怖い。受けをじっくり囲いこむ感じがまさに執着しまくりといった感じで、智之(受け)、早く逃げてー!!!!と何度思ったことか笑
周りの人も受けに厳しくて、もっと優しくしてよ!!と思ってしまった。受けが悲しみに打ちひしがれたりしないのが更に悲しい。そんな全部自分が悪いって思わなくてもいいのに……
過去の事件が更に詳細に語られていきます。まさか自殺未遂までしていたとは……
小学生の智之に対する周りの反応がしんどくて悲しくて、ここら辺の描写も中々に容赦がないです。
攻めにバレる前に逃げなくては!バレてはいけない!早く逃げないと!と思っていたら、あれ、やっぱり知ってた?幸せになる感じ?と思ってからの最後に突き落とされました。
やばい、攻めがやばい!
だけど面白すぎる!
本当にこの2人ハッピーエンドで終わるの?と思わされるところで2作目は終了。
3部作の一作目。
いやー!面白かった!
椎崎先生の大ファンなんですが、本作は3部作ということで中々手が出なかったんです。が、読み始めると止められなくなって、3部作一気読みしてしまいました笑
訳ありな幸薄受けと、やり手経営者の攻めの組み合わせ、大好物すぎる。
おばあちゃんが冷たいのも何か理由がある感じ?
おばあちゃんの為をと思って花屋さんを続けていたのに、バッサリと拒絶されてしまったシーンは辛すぎた。事故のことも、そんな受けが全部責められるほど悪いことなんだろうか。
でも受け自身がその境遇を受け入れてしまってる感じが切ない。受けのウジウジ感、私は好きだなぁ。流されてる感じがありつつ、頑固な部分もあって。
早く幸せになってくれ!と一作目から思ってしまいました。
椎崎先生の作品って本当に容赦がない。でもそこが好き!笑
最後に攻めとの過去のつながりを匂わせて本作は終了。こんな終わらせ方されたら絶対続きを買ってしまう!笑
個人的に水原作品大好きなんですが、今作は他の作品とテイストが違って、大人なおしゃれなお話でした。表紙の雰囲気通りな作品です。
受けが精神的肉体的に痛い目にあわず(過去には色々ありましたが)、攻めが受けに対して優しく、しかし時折甘えてくるという、可愛い年下っぷり。本当に水原作品か?!となりましたが笑、とても面白かったです!
派手な事件がある訳ではないのですが、受けの頑なな感じがどうほぐれていくのか、2人がどうなっていくのか気になって一気に読んでしまいました。
もうちょっと2人のあまーい生活を読みたいなぁという贅沢な残念な気持ちもありますが、個人的には満足できる作品でした!
おすすめです!
かなりいろんな要素がぶっ込まれてる本作。
その設定さえ飲み込めれば、後はもう萌えるだけ笑
いや〜面白かったですね。受けの嫌われ度具合も、攻めの受けに対する酷い態度も容赦なく、そしてそれが無理矢理感のない塩梅なのはさすが小中先生。
受けがとにかく嫌われている(序盤)ので、他に嫌なキャラクターが出てこないのも読みやすくなってました。(なんていうかこのテイストの作品であからさまな悪役が出てくると、用意されてる感があって個人的にはあんまり……)
嫌われからの愛されは王道で萌えますが、今作は読んでて胸がキュンと切なくなるポイントもあって本当に大満足!
あとたぬきがとにかく可愛いですね。
面白くてひたすら楽しい作品が読みたい時にオススメです!