涼先生の初商業作品「鮫は桜に恋をする」が完結。
寂しい気持ちと2人の歩んできた道に感動しつつ1つの作品を完結まで導いた涼先生の力がすごいなと思いました!
淳は自分の言葉をなかなか言葉にできませんでしたが、2巻の時とは違って、ちゃんと言葉を伝えていて淳の成長を感じて感動しました。
理人も早く淳を「自分の力」で支えて行きたい気持ちが先走り、互いが互いを想うが故にすれ違い淳に自分が幼少期に感じた想いをさせてしまったと後悔するシーンはその前の幼少期の話もあり胸が締め付けられました。
なんというか3巻は過去を知りこれから2人がずっと一緒にいる準備をして歩み出したところを見守らせてもらったような気がします。
最終話の理人が惚れた淳の笑顔とヤンキーで怖い顔がデフォ、他人に興味すらなさそうだった理人の笑顔で締めくくられ感動しました!
涼先生の絵柄はいつの時代も好きですが、鮫恋を1巻から見ていると先生の画力がどんどん上がっていて線も更に洗練されて先生の努力がすごいなと思いました!
肉感的な表現もたまらない…
理人と淳の物語は一区切りですが、これからも先生がSNS等で作品をアップされるとのことなので楽しみです!
2巻はなんと言ってもエチチが爆増してて1巻から続けて読むと恋人になった2人の甘さを感じます(>ᴗ<)
1巻の時は理人が元々ヤリチンでその時の乱れた関係が問題が起きた原因でしたが、2巻は今度は淳がその性欲への対処を模索しつつ傍から見てると『それダメー』ってこともやってて問題が起きちゃったなと思いました。
結局理人の性欲がポイントなのでは…www
1巻の時は理人が追いかけてでしたが2巻の淳の心情や怒りのまま行動しない理人に成長を感じました!!
涼先生の画力もさらにグレードアップされていて個人的には理人の髪の毛先のグラデーションの表現が好きです♡
といいつつ描き下ろしで出てくる黒髪理人には声が出ちゃう程ビックリしてドキドキしました♡
あと尾田っちは高校生の時の幼さがなくなって男前度がグーンとアップしてます(/ω\*)
問題が起きた時言葉足らずになりやすいけどそこを乗り越えた2人が続編でどんな同棲生活をおくるのか楽しみです!!
淳の腰の平和は守られるのか!?
ヤンキー後輩(理人)×地味先輩(淳)のお話です
先輩の笑顔にノックアウトされた後輩くんがグイグイ押して先輩を陥落させていきます
途中で嫉妬女子の介入があり淳が卒業するまでの間、会わない期間がありましたが、その期間が2人の想いを育む期間となり桜舞う中の2人の再会は素敵でした
メイン2人もいいキャラですが、
友人の尾田っちを初め後輩の叔父さんもいいキャラで好きです!
特に尾田っちは淳の親友で良い奴なんですが、良い奴すぎて理人が嫉妬しちゃうぐらいです
先生のXやpixivに大学生になった垢抜けた尾田っちがいますが、惚れちゃいます
涼先生の作品は個人的には特に唇を始め手や首筋からの鎖骨、筋肉ととにかくエロスが感じられる作品です
表紙も実に美しいです
続編が連載中なので楽しみに読んでいます