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エキスパートレビューアー2025

女性ジン・ジャンさん

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隠密バディ

忍びの末裔が所属する政府諜報機関の隠密部隊「朧」。Ωの灯火とαの佐一はバディを組んでいるけど、正反対の性格で犬猿の仲。
バディは結束を強めるために同居しなければならないのだけど、やり方の違う2人は衝突してばかり。
頑なな灯火には抱えているトラウマがあって苦しんでるけど、αもΩも関係ない⋯という佐一の姿勢に段々信頼を寄せるようになり変わっていく関係に惹かれる。
亡くなったはずの灯火の兄茉津利の影が、生きてるよフラグ立ちまくりの匂わせすぎで気になる〜!w

アクションバディもので1巻ではまだエチシーンはないけれど、灯火が発情期を迎えた今後の甘い展開に期待!

まさにBLノワール

マフィアのボスに拾われ愛人として飼われていたウィリアム。組織の仕事も任される中ボスのエリックが突然事故死し、1人になったウィリアムの元にボスの義理の息子のナインが現れ一緒に暮らす事に⋯。

事故の真相、ウィリアムの置かれていた立場の本当の状況、明かされていく事実が苦しく恐ろしい。
でもそこにあるナインの執着と激情は紛れもない本物で、揺るがない強い愛にやっとウィリアムも真の相手の手を取れて良かった。
敢えてボスやモブの顔を描かないのも無機質さが際立ったし、闇とカット割がノワール映画を観ているようだった。蜘蛛の男というタイトルの意味も、読む人によって色々な解釈ができそう。追われる立場の2人には困難が待ち受けるのだろうけど、一緒にいられる幸せを信じたい。

ボーナストラックの真逆なifのお話に、1つ違えばこんな世界もあったんだなぁ⋯とほっこりさせて貰った。

HOUSE 電子 コミック

奥田枠 

愛の檻

暴力的な支配者の父の元から15で飛び出した龍蔵が彼の訃報で久しぶりに実家へ戻ると、そこにはまるで父のように横暴な支配者として振る舞う兄龍彦の姿が。
生まれながらに真の支配者の資質を備えているのは実は龍蔵で、一瞬で龍彦の本質を見抜き本来のあるべき姿になっていく流れがもう最高すぎる。
究極のサディストで主人たる存在の龍蔵の圧倒的な格好良さよ。やっと己の欲求に素直になれた龍彦との爛れた触れ合いが、それはもう淫靡でゾクゾクする。

奥田先生のこのダークで容赦ない愛憎世界がたまらなく好き。家という愛の檻の中の極限の幸せ。

気になりすぎる展開!

親の離婚で海辺の町へ引っ越してきた中学生の幸也は、近づいてはいけないと言われている海の洞門で怪我をした少年に出会う。言葉を話せず動物に変身する事ができる彼は何者なのか?
周囲と馴染めず孤立していた幸也は、ナギと名付けた彼と心を通わせやがて恋に落ちてゆくのだけれど、ナギには底知れぬ秘密があって⋯。

一度離れて再会した熱愛中の2人から始まって、過去を辿っていきながら現在へ。まだ明かされていない謎がいっぱいで続きがめちゃめちゃ気になる!2人の想いが深いだけに悲劇にならぬよう願うばかり。どうなる、この愛?

静かに沁み入る感動と美しさ

人に合わせてしまい自分の本心を出せない美大生の陽介は、断る事ができずストーカー被害にも合うほど。ある日変人と呼ばれる解剖学の講師百合川に、見透かされたような一言を言われ逆上してしまい⋯。

正反対な2人が夜の散歩を共にしながら、少しずつお互いの本質を知って惹かれ合っていくのがすごく静かで丁寧な描写でしっとり沁みる。
周りの評価を気にして自分を見せられなかった陽介と、他人にどう思われるかよりも自分の好きなものを一番大事にする百合川先生。それぞれの抱えてた思いを乗り越えて、一緒にいられる喜びがヒシヒシと伝わってくる感動よ。
自分を愛して受け入れる事で、相手を愛し受け止める事もできる。一人では得られない尊きもの。

Webの連載を読んでたのだけど書影がとても美しくて紙でも購入。上巻の陽介にバラの蔦と棘、下巻の月衣は百合。カバー下が上巻は百合、下巻がバラの花だったのも素敵だった〜。おまけのミミ子も可愛くて最高です!

No Title

自分を変えてくれた憧れの美容師瀬南を追いかけて、同じ美容室へ入った海。ところが客だった時と違い瀬南は意地悪でいけ好かなくて。一人前になって見返してやる!と思う海だけど、実は酒癖が悪く酔うととんでもない事態になってしまい⋯。

飲んで記憶を無くした事が一度もない人だけ海くんに石を投げられるけれどw、酔う度にいろんな癖が出る酒癖ガチャは困りもの。
ただそれが面白くて可愛いから、いつしか瀬南もそんな海が気になって忘れられなくなっていくのだけれど⋯。
つれなかった瀬南が、海に振り回されてるうちにどんどん嵌っていくのが良かった!

桃色萌天国

ある日突然サキュバスの代行契約を結ばされてしまったアイチ、元に戻るには精液を1L搾取しなければならず同級生の周防をターゲットにするけれど⋯。

ちょっとおバカだけど素直で可愛いアイチと硬派のイケメン周防とのやり取りが、とにかくエロキュンで最高!色気が溢れすぎ!!もう何をしても最上級に可愛いの!!w
めっちゃエチなのに一途で純粋でもあり、超絶に応援したい2人。ピンキーがまた性悪(褒め言葉)で可愛いんだもんwww
おっきくて筋肉あってムチムチでキュートでたまらない〜。女子みたいな骨格だと萎えちゃうので、ガチムチえろボディは大正解!!

表紙のピンク色にめちゃめちゃテンション上がって元気を貰える〜♡

尊すぎて眩しい

お互いの気持ちを受け止めあって付き合い始めた時緒と一歩。毎日のちょっとした触れ合いや言葉の1つに、それだけでときめいて嬉しくて切なくなるのがもう最上級に愛おしくて。
友人秋田に2人の仲がバレたかもしれないと悩むけど2人で話し合って考えようよ⋯ってなるのがとにかく尊い!
秋田もまた2人をとても大事に思っていて、戸惑いながらもちゃんと正面から向き合ってくれて本当に良かった。

少しずつ距離を深めていく2人がピュアで可愛すぎて、自分が無くしてしまったものがここにあるw
4巻で大学生になってどうなるのか、続きもドキドキだ!

読めばわかるタイトルの意味よ

高校の廊下ですれ違った男子に一目惚れしてしまうキヨ。美しい顔の律と段々親しくなっていくけれど、律は家庭環境やストーカー等の悩みを抱えていて⋯。キヨも中学の時に付き合った男の子にフラれたトラウマがあり、律とは友人として傍にいられるだけでいいと思おうとするのだけど、律もまたキヨにだけは本音を話せて惹かれていくのが尊い〜。

律の母の病的なところと、幼馴染のストーカー的場のねっとりした執着の気持ち悪さ。何を言っても通じないのが怖い。自分優先で相手の気持ちを考えない、愛じゃなくてエゴなんだよね。
キヨとの出会いで諦めずに前を向こうと律に変化が現れたし、一緒に色々乗り越えていくとこが良き〜。2人の気持ちの深まりがめちゃキュンで一気に読んでしまった。

強いて言えば元カレあらたは何故黙っていなくなったのか知りたかったのと(今が幸せそうで良かったけど一言説明があっても良いのでは?)、的場が意外にあっさり引き下がったのが少し物足りない気もしたりw
お母さんは落ち着いてくれて良かったです。

お耽美なラブコメディ

大学受験に失敗し絶望していた梅太郎は上松組若頭の竹内に拾われる。以来彼に惚れ込んでる梅太郎だけど弟のようにしか扱って貰えない。
そんなある日組長の愛犬ペロちゃんの散歩中にヘマをした竹内は、梅太郎とのお仕置きセッを命じられて⋯。

893で強面の竹内が受けで、初めてなのに潔くお尻を差し出すところが漢らしい。背中の刺青も美しい事!カタギの梅太郎を一度は突き放そうとするけれど、一途で真っ直ぐな梅太郎の想いに絆されて自分も惹かれているのを抑えられなくなる竹内〜!
忠犬ワンコな梅太郎がセッの時には雄の顔になるのがまた良くて、その分竹内は可愛くなっていくのがたまらない。組のみんなや愛犬ペロちゃんの可愛さも秀逸。

コメディっぽいけど、こたる先生の耽美で綺麗すぎる絵が何とも言えない魅力を醸し出してくれてる。