子供の頃から明くんにベッタリな郁海くん。
嫉妬したり、約束を邪魔したりとわがままな一面がありながらも、それが一途さから来る行動だと思うとますます愛おしく感じました。
読んでいて自然と笑顔になってしまいます。
明くんの「郁って今好きな人いるの?」という言葉が二人の関係にどう影響するのか、ドキドキしながらページをめくりました。
くっつきすぎてくっつかない、でも想い合っている二人の距離感に毎話ニヤニヤが止まりません。
無自覚(?)なジェラシーを見せる明くんも可愛すぎて…。そして離れてみて初めて郁海くんの存在の大きさに気づく明くん。
喧嘩も乗り越え、互いを大切に想い合う二人の姿がとても素敵でした。
少女漫画が大好きだけど秘密にしているまことくんと、「好きなものは好き!」と堂々と推しを楽しむ斗希くん。対照的な二人が“好き”をきっかけに心を通わせていく展開がとてもキュンでした。
斗希くんのウサギのキーホルダーを拾ったことから食事に行き、秘密を共有する“推し活仲間”になる流れも素敵。
普段はクールなのに、まことくんの前では無邪気に笑ってはしゃぐ斗希くんが本当に可愛くて微笑ましかったです。
くじ引きでぬいぐるみを当てて二人で喜ぶシーンは尊すぎて胸がいっぱいになりました。
さらに、まことくんの「少女漫画好き」を受け入れ、一緒に楽しもうとする斗希くんの男前さにも感動。
まっすぐな言葉で不安を拭ってくれる斗希くんに惹かれていくまことくんの姿が愛おしく、二人の恋の行方に終始ドキドキしました。
自信のないネガティブリーマンと、真っ直ぐな年下イケメン警備員。オタクという共通点を通じて心を近づけ、成長していく二人の姿が最高てした。
笑えて、共感して、沁みて、癒されて、励まされて、そしてやっぱり笑って吹き出して、最後は文句なしの多幸感と満足感に満たされて、非常に忙しい感情で読了致しました。
最高でした!先生の作品は、いつも「社会の中でうまく馴染めないでいる人の感情」に、驚くほどリアルで繊細に寄り添ってくれるところが本当に大好きです。
先生の作品は、いつも「社会の中でうまく馴染めないでいる人の感情」に、驚くほどリアルで繊細に寄り添ってくれるところが本当に大好きです。人に見せたくないコンプレックスや、自分の「ズレ」に気づいたときの不安や孤独を、こんなにも愛情深く描いてくださる先生のお話に、毎回救われています。
今作もすごく良かったです。
暖くんとニアくんの物語は、可愛らしくて一瞬で心を掴まれました。
ヤンキーに見られがちな暖くんが拾った猫が、まさか猫耳の宇宙人・ニアくんに変身するなんて驚きの展開!しかも彼の目的が「怠惰な生活を送るために地球人を従わせる」という突拍子もない設定に思わず笑ってしまいました。
けれど、地球で過ごすうちに寝ているだけでは満たされず、仕事の達成感を知って成長していく姿がユーモラスで愛しいです。
暖くんとの掛け合いも絶妙で、二人の間に育つ絆には何度もほっこりさせられました。
さらに、無邪気でちょっとおバカなニアくんの行動が可愛すぎて癒しそのもの。読むたび笑顔になれる、とても幸せなお話でした。
大晴くんと千冬くんの“絶交”から始まるおいかけっこラブ、とっても面白くて一気に読んでしまいました。
幼なじみの安定した関係があると思いきや、突然の「絶交だっ!!」からの波乱、そしてそこから芽生えていく大晴くんの気持ちにドキドキが止まりません…!
大晴くんが戸惑いながらも千冬くんを「ただの友達」として見られなくなっていく様子がすごく繊細に描かれていて、胸がギュッとなりました。
エモさときゅんのバランスが最高です!
性格の違うふたりだからこそのすれ違いや不器用さが、青春らしくてとても愛おしく、応援したくなります。
これからふたりの関係がどう変化していくのか、楽しみで仕方ありません。
2巻の発売が今から楽しみで仕方ありません!
高校生らしいピュアでキラキラした日常シーンと、ドキドキする特別な関係性によるやり取りに胸が高鳴りっぱなしでした!
鈴くんと青砥くん2人の間で交わされる繊細なやり取りがとても丁寧で、鈴くんの過去を踏まえた描写が物語に深みを与えていて、どんどん引き込まれてしまいました。
英語でのコマンドが自然に組み込まれているのが印象的で、お洒落で素敵に感じられました。
そして青砥くんの「誠実さ」と「強さ」のギャップに完全にやられました。
鈴くんの気持ちを最優先にしつつ、彼の心を少しずつ開かせていく優しさが本当に素敵で、鈴くんが照れながら自分の気持ちを言葉にするシーンきゅんとしました。