君を転生させないために」このタイトルが 涙の意味を持つ切な物語
呪いを解いた代償に自身の命を削るソラ。
死を覚悟し全てを背負ったまま姿を消す彼を追って、
シゲンは過去を清算し命を懸けて辿り着く。
シゲンはひたすらソラを求め、ソラはシゲンを狂おしいほど愛する。
クライマックスに向かって怒涛の展開で心拍数上がります。
そして泣けます。
お互いを一途に求め合う姿と、呪いが文字となって身体に刻まれる幻想的な描写は、
この物語の美しさと痛みを象徴するシーン。
呪いが“呪文字”として身体に現れ、封印紋へと離脱していく
そんな恐ろしくも幻想的な世界観に引き込まれます。