とても優しい物語で、心が温かくなりました。
私自身はあまり頻繁にキャンプをするタイプではありませんが、これまで自然の中に身を置いた時間は、どれも美しくて心地よい思い出ばかりです。
社会から現実離れした期待を押し付けられてしまうジュンの、「逃げ出したくなるような気持ち」もすごく理解できます。
自然のすごいところは、そこに明確な基準や正解があるわけではないのに、どこかジュンのように大きな安心感を与えてくれるところだと思います。
だからこそ、ジュンが初めてのキャンプで深く魅了されたのも、とても納得できました。
二人はどこか似ているのかもしれませんね。
そして樹くんの自由でのびやかな個性も本当に魅力的でした。
作中ではジュンより自分の方が自分勝手だと言っていましたが、サダじいとのやり取りを見ていると、彼もまた情に厚く、とても温かい人だと感じました。