特装版購入。
ネガティブな感想を含みますのでご注意。
作品への配慮が足りなかったら申し訳ありません。
8巻9巻のトーンダウンが尾を引いたまま、
10巻を読んでも気持ちは戻りませんでした。
萌えも高揚感もないまま読み終えてしまった。
えっとまず書影(通常版)が出た時、
寺島を見て「誰!?」ってなりましたね;;
女の子みたいなお顔だなー…と(;ω;)
以前より
絵について言及されるレビューは拝見してましたが、
私はブラッシュアップと捉えて気にしてませんでした。
シュッとしてオシャレになったな~…ぐらいの気持ち。
しかし10巻はさすがに……;
特に寺島のお目々がキュルンキュルンすぎるし、
デッサンもなんかちょっと所々気になっちゃうし、
なるほど、皆さんが言う絵の話はこのことか…と。
(↑9巻まではマジで気にならなかったのよ)
可愛さは個人的に今まで"アリ"だったんですよ。
だって楢崎限定で見せる可愛さだし、
楢崎以外には威圧感のある塩男子ままだったし。
でもちょっと度を越しちゃった気がします。
時々女の子みたいな表情になるの辛かった…。
私は5巻6巻ぐらいまでがピークで好きです。
やっぱり寺島にはカッコよさを求めてしまいます。
ごめんなさい。
ストーリーは今回は特に大きな波乱はなく
就職活動が始まって、楢崎が教育実習に出て、
早めの卒業旅行を楽しんで、大学の卒業式…!
あ、あと家族が増えました。可愛い。
卒業式は高校のに続いて2回目ですね!
あの頃と比べて2人の関係は盤石になりホッコリ。
楢崎の嫉妬&執着度が爆上がりしてるとこが好き。
3巻の卒業式と見比べるのも楽しい。
寺島は可愛くなりすぎたって書いちゃったけど、
楢崎に愛されてる結果なので必然なんですよね。
そう考えると説得力はあるのかなー…と。多分。
(「私が育てました」的なやつですね)
他、範康が裏主人公かな…!?って思った。
っていうか栗栖・範康・アレックスの出番が多い。
この3人の登場シーンはワチャワチャしてて好き。
範康の独白にはちょっと泣けちゃうし、
栗栖のフラットな性格は良・良・良~~~!だし、
アレックスのカラッとした明るさは癒やし。好き。
そんで今回は
アレックスのバックボーンにちょっと触れられて、
そうか…アレックスにも色々あるんだな~…と…。
その辺りを知れたのは10巻の収穫でした。
最終回と思わせる綺麗な終わりでしたが、
まだまだ続くみたいです。
ブルスカの永遠を願うコアファン向けかな…?
ちなみに、
特装版小冊子は卒業旅行中のお話です。
私の現状だと通常で充分だったなーと思いました。
早くも5巻です。
今回は言葉に迷うというか…、
どうレビューを書けば良いかわからないですね。
正直読むのがひたすら辛かった巻になりました。
個人的には今後5巻を読み返す勇気はないです。
評価は……、
・ストーリーから目が離せない! → 神
・地雷要素が多く精神的に参った → 趣味じゃない
間をとって中立であげます。
(限りなく『趣味じゃない』ですが;)
といっても、脱落する・ガッカリした等の
ネガティブな気持ちではなくただただ辛い。
早く…早く…救いを…!!!(;ω;)
以下ネタバレ注意してください。
さてさて。
自分の出自を知り動揺しているアルトですが、
エルヴァには言い出せないまま一人で抱えてます。
そんな中、貴族が何人も殺される事件が発生。
犯人はエルヴァの兄貴分だった覡・ミカエル。
ミカエルを殺すよう命じられたエルヴァですが、
大切な存在だったミカエルを殺す覚悟が持てなくてーーー。
アルトの件は一旦お預け。
ミカエルがなぜ突然起き上がって行動してるのか。
ミカエルがなぜ島民皆殺しをしようとしてるのか。
それには覡の成り立ち・過去が深く関わっていました。
直接的な描写こそ若干ぼかしてるけども
子どもが陵辱されるおぞましさに溢れてます。
心が折れまくりで読むのがすごくキツかった。
(権力持った男共がクソすぎて…クソすぎて…)
黒海が何なのかまだまだ謎に包まれているので、
得体の知れない気持ち悪さが募るばかりですね。
アルトはどうなっちゃうんだよ…(泣)
いや、ほんと、もぅ、
なんでこの内容でこの表紙!?!?!?
内容とのギャップありすぎて心が死んだ。
(春の暖かさに満ちた表紙良きーーー!)
(本編どうなったかなワクワクワクヾ(*´∀`*)ノ)
(って読み始めた私へ浮かれるなと釘を刺したい)
本編でメコメコにされた心ですが、
描き下ろしや特典は癒やし効果抜群です。
アルトとエルヴァのラブラブ仲良しめっちゃ良!
特典は特大の神評価。
回復薬なので必須アイテムですらある。
(応援書店特典は電子版にも付いてるので安心)
(メイト小冊子はすっごいキュンキュンした!)
今回も少しずつ世界観が明らかになりましたが
折り返しまで来ているようです…!
エルヴァにも、アルトにも、
非常に重い運命が課せられているこの物語。
シンドイことばかりが増えいく一方ですが
幸せに向かっていると信じてます…!