他の皆様のレビューを読むとシリーズもののようですが、他の作品は読んでないです
ストーリーは面白かったです!
作者の仕掛けたトリックにまんまと嵌って、ネタばらしされるまで全く気付きませんでした
受けの職業が刑事さんなので、それなりに緊張感を持たせながらストーリーが進んでいく過程は面白かったですし、仕掛けられたトリックにも「うわ、やられたー」って感じだったんです
が、多分これは私が悪いんだと思うんですが、受けに送られてきた写真の鳴時さんにどうしても思いを馳せてしまって・・・
どうにもこうにも受けが好きになれませんでした
と言うかハッピーエンドで終わったのに、モヤモヤした気持ちが残ってしまいました
なのでこの評価です
でも!本当にストーリーはよかったと思います
恋愛要素が含まれない非BL作品だったら、もっと私の中での評価が違ったかなーと思います
狼の神様ともふもふフェチの青年の物語・・・なのですが読後強く印象に残っていたのはもふもふでしたw
あらすじを簡単に説明すると、狼の神様(大神/攻)とその大神を代々祀る家に生まれた藤(もふもふフェチ/受)が出会って、両片思いの時期を経て両思いになり、結婚するお話です(ざっくりすぎですが)
受の藤くん、潔いほどすっぱりはっきりもふもふフェチですw
もふもふを見ると涎を垂らさんばかりにして飛びかかろうとしますw
大神のケモ耳に飛びつき舐めまわし(語弊ありかもw)揺れるしっぽに歓喜してました
作中ではほかにも冬毛オゴジョの大群とかもふもふたくさんでてきます
できればイラストでもふもふをたくさん見たかった・・・!!
肝心のラブの部分は、ほとんど波乱もなくあっさりと終結しちゃう印象です
藤くんの感情の流れも想像通りに進んでいきますし、大神の過去とかも簡単に想像できてしまいますし
そういう意味では予定調和でどんどんお話が進んでいきますので、ある意味安心して読めるかな、と思います
次回作を匂わせるような終わり方をしているので、もしかしたら来年あたり子大神が生まれる2冊目がでるかもしれないです
とにかくもふもふに萌えるのよ!!!という方にお勧めです
なんとか両思いに持ち込めたものの、過去の経験から「ヒョウは逃げたら追いかけてくる」「終わらないために追わせる」ことを学んでしまったクロネコで終わった1冊目のアソビ方
そんなクロネコの思惑を嗅ぎ付けてしまったヒョウが「そんなんゆるせーん!!」とブチ切れ&力技でクロネコを素直にさせてしまった2冊目の甘え方
その続きの3冊目がこの「愛し方1巻」ですが、この流れで甘くならないわけがないw
収録されているのは、ヒョウがクロネコをさらに自分のテリトリーの中に引っ張り込む(同棲)までの3編【啼かせ方】と、表題作の【愛し方】2編と書き下ろし1編です
【啼かせ方】
もうなんというか、ヒョウの欲求は留まることを知らないって感じでしょうか
クロネコを素直にさせただけでは満足できなかったようでw
ただ、「アソビ方」では貰えなかったクロネコからの「好き」の一言をちゃんと「愛し方」で貰えたからか、少しだけヒョウに余裕ができたような感じがしました
あとクロネコの操縦の仕方もわかってきたというか・・・
代わりにクロネコのほうは素直になることを覚えちゃったからか、ヒョウに対する想いが溢れておりました
気持ちの中でも、行動でも、言葉でも
【愛し方】
こちらは一番最後にヒョウ兄からの爆弾発言があったものの、2話だけの掲載だったので登場人物が出揃ったところで次巻持越し・・・で終了でした
それでも啼かせ方の流れをちゃんと汲んでいるので、クロネコとヒョウの関係が甘い甘いw
クロネコは変わらずヒョウ大好き!が漏れてましたし、ヒョウもまだまだクロネコに求めるものがありそうでしたし
ヒョウ兄とヒョウ甥っ子が本格的に活躍してくれる次巻が楽しみです!
それにしても、BLでは次の単行本発売が1年後なんてザラなのに、これは来月読めるなんて素晴らしい!!
FAKEにめちゃくちゃハマった私としては、嬉しくて仕方がない新作です。
舞台もNYで、海外ドラマや映画を思わせるようなポリスストーリーになるんでしょうか。特殊能力(egg、と呼ばれています)を持つ人が普通に存在する世界観の中で、グランと亜久里、という二人の刑事が颯爽と自由に動き回る。そういう作品になるのかな。この二人には”コンビ”よりも”バディ”って言葉がぴったり合うような気がします。
この1巻では二つの事件を通して「GURI+GURA」という舞台の最低限の説明がされています。二人が所属する部署について、eggについて、禁猟区について、BB(ブラック・ビー)というギャングについて、などなど。
もちろん全部じゃないのでまだまだ謎に包まれているところも多く、風呂敷を少しずつ広げている感じがして次への期待を持たせてくれます。
それから、背景をしっかり書き込んでくれているのもすごく嬉しい!室内だけじゃなく、屋外の風景もしっかりと描かれていることで、この舞台や世界観をよりリアルに想像できるんじゃないかな、と思います。
ただ、BL作品だと思って読むとちょっと物足りないかも・・・
FAKEの時も思ったのですが、恋愛ありきで事件が付随されているのではなく、あくまでも主軸は「GURI+GURA」という舞台であり世界観で恋愛は添え物程度、なんだと思えます。少なくとも現時点では。なのでそういう意味では評価が分かれる作品かな、と。
個人的にはそのまま突っ走ってほしいところです。いっそ、恋愛要素なんて皆無でも全く無問題!な勢いなのですが・・・
どうなるかなー掲載雑誌が雑誌だけに・・・
FAKEはバタバタと物語を畳んで終わらせちゃったっていう印象だったので、今回は最後まで描き切ってほしいな、と切に思います。
原作に最近ハマり小冊子目的で購入したのですが、面白かったです。というか、興味深かったw
BLCD初挑戦だったので、聞く前は原作の内容も内容だし照れちゃってまともに聞けないんじゃないかとドキドキしていたのですが、そんなこともなくさらりと聞くことができました。
漫画の絵だけで表現しているところを、セリフをちょこっと足したりSEを加えたり・・・「音」でストーリー展開を見せるってこういうことなんだなぁ・・・と。いちいち感心しながら聞いてしまいましたw
ただちょっと残念だったのは、原作を読んでいるときに勝手に想像していたキャラの気持ちと、声優さんの声のトーンがずれちゃってるように感じたところが割とたくさんあったところでしょうか。
ここはもっとコミカルな感じじゃないの?とか、ここは切ない感じだと思ったんだけど、とか。あれ?あれ?って思いながら聞いていたところも多々あり。
これは私自身が演出しているわけじゃないので当たり前といえば当たり前なのですが、ちょっと残念でした。
とはいえ、そういう部分も含めてとっても面白かったし興味深かったです。