兄王子と王位を争う第2王子と運命の番の転生バレエダンサー
酒場でバレエを踊るオメガのセシリオ(受け)は父親の借金で奴隷落ちし、後宮に買われていきます。
そこで再会したのが、過日酔客と揉めているところを仲裁したアルファでした。
第2王子アンドレス(攻め)だと分かった上、運命の番であることも判明します。
運命の番と番った王の時代は繁栄するという。兄王子と王位争いをしているアンドレスにとって優位になる。
だから番にすると宣言されるのですが、心が伴わない相手とはつがわないとセシリオは抵抗し、賭けをすることになります。
セシリオがアンドレスに惚れたら番になると。
二人の勝負の行方は。
セシリオは前世バレエダンサーだった記憶を持っています。
アメリカでは散々差別され愛を知らないと酷評され、帰国して恋人ができたと思ったら相手には婚約者がいてスキャンダルになり、傷心のうちに事故で死んでしまう。
あんな思いは二度としたくない。だからもう恋なんてしないと誓っていたのに、アンドレスとの賭けをすることになってしまいます。
アンドレスは使用人から側妃になった母を持つ王子で、後ろ盾がないため、王位争いでは後塵を拝しています。
第1王子は国民のことを考えないクズなので、なんとしても王位につきたい。
その為に、運命の番であるセシリオと番うことは自分とっても、奴隷になってしまったセシリオにとっても良いことだと思うのです。
二人とも素直にならない為、二人の仲はなかなか進展しません。
膠着している二人を動かすのは、ちょっかい出してくる敵対している第1王子初めとする政敵サイドの人々とセシリオが助ける為に侍従として連れてきた獣人奴隷の双子シーロとロペ。
セシリオの臨機応変な対応もさることながら、どんなにピンチになってもアンドレスが助けに来てくれるので安心です。
こんなに思い合ってるのに、素直になれない二人にじれじれします。
差別の残る国でしたが、アンドレスが王になることで、とても住みやすい国になっていくであろう未来の見えるお話でした。
攻略対象と悪役令息
難病を患い、ろくに高校へ行けなかった世羅(受け)
心の支えになったのは妹がくれた乙女ゲーム。
推しである攻略対象の一人ダニエル(攻め)を卒業させるというミッションをこなせないまま臨終を迎えてしまいます。
そこへ現れたのは、乙女ゲームの世界の猫神バステト。
世羅が死ぬまでやっていた乙女ゲームに仮転生して無事学園を卒業できたら、本転生させてやると。
なんとしても本転生したい世羅でしたが、仮転生した先は悪役令息のエリオット。
既に孤立しているエリオット(世羅)ですが、なんとかダニエルの協力を得ることができ、穏便に卒業まで学生生活を送りたい世羅。
でも、なぜかエリオットを退学になりそうな事件が次々と起きてしまうのです。
神様が卒業しろっていうのだから、世界から干渉を受けてるわけではないはずなのに、なぜかエリオットを退学にしようとする勢力があるとしか思えない出来事の数々。
それをダニエルの全力の協力で毎回ギリギリで回避していきます。
読んでいてドキドキです。
二人で無事卒業して、幸せになってほしいと切実に思いながら読みました。
最後に10年後の二人が本当に幸せそうで、前世では病気でしんどかったけど、ほんと良かったねと思いました。
社畜プログラマーの青木労(受け)が過労死して、気がついたら直前までやっていたゲームで殺したはずのモブエルフに憑依していました。
このままではエルフが負ける未来しかないため、エルフになってしまった労は生き残るためにシナリオに干渉することにするのです。
エルフが闇堕ちする原因となるエルフ王レンドールの妹王女を助けるため、そして過去の自分のように激務に晒されているドワーフ族をたすけるためにエルフを変えようとする労ですが、ゲームシナリオが崩壊しようとするのをシステムが許すわけがなく、さまざまな妨害が発生するのです。
システムからの干渉を断ち切ることができるのか。
というのがストーリーです。
ゲーム内では勇者であるプレイヤー(ここでは労の分身アオキ)がエルフかドワーフどちらかを仲間にし、仲間にならなかった方は魔王軍に与することがシナリオできまっています。
労はドワーフを仲間にしていたことから、魔王軍に与して負けるエルフになっていることに仰天。なんとかエルフを闇堕ちさせる原因である王妹エミリアの病気を治すことから着手します。
その過程で奴隷のように酷使されているドワーフを助け、両種族の和解を画策し、どちらの種族も助けようとするのです。
全てがシステムの掌の上なので、強大すぎる相手にどうやって対抗するのか絶望しても良さそうなのに、さすが社畜。プログラマーとして最後まで足掻く姿がなんとも心強い。
レンドールは早々に労を信用してくれ、エルフたちの偏見を覆すよう動いてくれるし、とても良い王なので、彼らが力を合わせられるのが実現して本当に良かった。
それにしても、プログラマが休憩でスマホゲームって、心は休めるかもしれないけど、目の酷使からは離れられてないじゃんと呆れてましたが、気分転換にはいいんですよね。
わかります。
人を頼ることを覚えた労はこれからは健康的に仕事に邁進してくれることでしょう。
ただ、最後もとの姿に戻ってしまってましたが、種族はどうなったのかしら?
人間に戻ってたら寿命問題が発生するので、見かけだけが戻っていて中身はエルフのままだといいなと思ってしまいました。
年下男子の頑張りがかわいい
サラリーマンで執拗にまでゲイであることを隠している幸人(受け)は、ふと気付いたらベッドに寝てるは、知らない男(好みドンピシャ)が部屋にいるはでびっくり。
その男・直道(攻め)が自分は恋人だというからさらにびっくり。
そして、直近の2ヶ月の記憶がなくなっていてさらにさらにびっくり。
びっくりのオンパレードの今の状況は直前に階段で転んで頭を打ったことが原因のようで。
仕事にあまり支障はなかったけれど、道直は本当に恋人なのか、友人だと思ってた人物の挙動も少し変だし、彼らは本当のことを言ってるのか、幸人の記憶は戻るのか。
と言った話でした。
幸人が中学の頃のトラウマを引きずり、親しい友人や恋人を今も作れずにいるという特徴あれど、海野先生にしては普通の受けでした。(笑)
いつも家族関係とかに原因があるとはいえ、かなり何かにこだわりのある人物が受けであることが多いので。
記憶喪失になる時、忘れたいことを本当に忘れてしまうということがありますが、これもそんな感じで、幸人が忘れているからこそ道直とこ仲が進展していきます。
途中誤解があったりしたけど、道直は本当にいい子で、8歳も年下ということを気にして大人ぶってるけどかっこいいし可愛い。
記憶喪失ものとしては王道なお話だったと思います。
二人が幸せになって良かったし、友人を一人無くしてしまったけど、きっと幸人もまた一歩踏み出せるようになって良かったです。
男爵家の次男として転生したアルヴィ(受け)は幸せな時間は長くなく、戦地で父は亡くなるは、兄は片腕片目を失い療養しないといけないは、恩賞としてもらった土地は本来富裕な土地のはずが上層部のあれこれで痩せた土地が与えられるは、不幸のオンパレード。
そんな中、若干9歳にして兄の代わりに母と采配を振るう受けは十分チート持ち。
奮闘する中で出会ったのが冒険者のレオン(攻め)。
実は祝福持ちの王弟で、アルヴィの運命でした。
初めはBLということを忘れて読むくらい異世界転生のお話は面白かった。
が、レオンが出てきたあたりから不穏な雰囲気に。
歳が離れすぎだよ。18歳差って。
ちゃんと適齢期になったらともかく、今はアルヴィはショタだから、全く萌えない。
それに、運命を探してたんならもう少し一途でもいいと思う。
ヤリチンだったことが窺われるし、確かに魔道具で年齢操作してたけど、まだ相手の了承を得てないのに騙し討ちで致そうとするなんて論外。未遂でよかった。それにアルヴィも流されそうになるし、実際はまだ9歳だよ!
好感度最悪です。
それに、今のアルヴィの立場も気の毒。
兄は療養中で領地の方はなにもできないにも関わらず、家督は兄が継ぎ、アルヴィは男爵弟という立場、でも、荒れた土地をもらってずっと働いて全てを取り仕切ってるのはアルヴィなのに、自分のものにはならない。働いた報酬が出るわけでもない。なんだかなー
領民だって継ぐのが楽しみだって言ってるのに。
初め読んでた時は廃嫡されて療養にに専念して繰り上がりになってると思ってたのに、まさかの男爵弟。本人がいいって言ってても読んでてもやもやする。
それに、これが普通のファンタジーな話だったらともかく、BLなのに兄の恋愛事情なんて詳しくいらないと思う。それは別でして欲しい。
レオンはまだ子供だと知ってもアルヴィに手を出す気満々で、キスしてしまう時点でもう無理でした。子供にキスするな。せめてほっぺにしろ。
お話はまだ続きますが、ここでリタイアします。
理不尽な理由で虐げられたオメガが幸せになる話
オメガのセシル(受け)は政略結婚後(白い結婚のまま)夫に先立たれ実家に帰ってきました。
直後、駆け落ちした妹シリーンの代わりに優秀な魔導士を多く輩出するウォルトグレイ家の次期当主エドワード(攻め)と結婚することになります。
10歳以上離れた夫に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それでもエドワードは夫としてセシルを尊重してくれますが、屋敷の者たちはセシルをいないものとして扱います。
実家でも同じような扱いだったので、なんとか生活するのですが、ある日エドワードの遠征中に発情期が来てしまうのです。
世話をしてもらえないセシルは薬がない状態で耐えなければなりません。
そんな時エドワードが帰ってきてくれるです。
最初のドアマットヒロイン状態が読んでて辛かった。
どこから溺愛になるのーと思いながら読んでました。
もう少し辛いターンが続いてたら挫折してたかもしれない。
セシルはシリーンが死んで(駆け落ちをは外聞が悪いから)エドワードが仕方なくセシルを娶ったと思ってます。
実は全く逆でエドワードがセシルと結婚するためにシリーンに駆け落ちするよう仕向けていていたのです。
エドワードは出会った10年も前からセシルしか見てないのですが、隠していたこともあってセシルはエドワードの愛に気づいていません。
セシルは生い立ちも気の毒で、王命で結婚した両親。母はセシルを産んですぐに亡くなり、後妻によって徹底的に要らない者扱いされてきました。
外国に嫁がされ、そこでも相手にされず寂しく10年を過ごし、今度はウォルトグレイ家でも同じ。
二人がやっと心が通じ合ってからは楽しく読ませていただきました。
時々セシルはピンチに見舞われますが、ちゃんとエドワードやその相棒親子が守ってくれるので安心です。
この屋敷の連中にはほんと腹が立ちました。
主人が蔑ろにする妻を使用人たちが冷遇するというのはわからないでもないけど、主人が大事にしてる(仮に騙されてるとか誑かされてるとかであっても)妻を主人がいない間に冷遇するなんて許されないのに。
最後はちゃんと報復されてて良かった。
そして実家もちゃんと報いを受けてる。
セシルが生む子供はみんな魔導士かもしれませんね
今のところ3人みたいだけど、もしかしたらもっと子沢山になるかも。
たくさんの子どもに囲まれて、ウォルトグレイ家始まって以来の隆盛になることでしょう。
不幸せな半生でしたが、これからはずっと幸せが約束されていて本当に良かったです。
つがいに殺されたΩが死に戻り、殺される未来を変えようとする話
αの番に殺されたと思ったら、社交界デビューする当日まで死に戻っていたΩの男爵令息リュート(受け)
訳がわからないまでも、デビューの翌日求婚してきた元夫から逃れるために、番にしてもらう相手を探します。
偶然出会った冷徹と噂の辺境伯ジオラルド(攻め)は元夫より爵位も高く、番になってもらうにはうってつけだと求婚するのですが、あっさり断られてしまいます。
が、運の悪いことに突然ヒートが起こってしまい、そのままジオラルドと番となってしまうのです。
リュートにとっては嬉しいことですが、Ω嫌いなジオラルドに申し訳ない気持ちでいっぱいで、なるべくジオラルドを煩わすことのないようにと決意するのです。
という感じに話が進んでいきます。
死ぬ前に番であったセオドアは結婚前は好青年に見えたのですが、結婚した途端酷い執着で、最終的にはベッドに鎖で繋がれる生活を送ることになり殺されました。
この国ではΩは爵位関係なくαに嫁ぐことができます。死ぬ前はデビュー直後に求婚のあった中から一番爵位の高かったセオドアが選ばれました。父である男爵に決定権があるので、なんとしてもそれよりも高い爵位の求婚が必要です。
だから、前世で良い人だという印象を持っていたジオラルドに逆プロポーズをするのです。
ジオラルドと番になってからは、ずっと大切にされ、とんとん拍子にうまくいくのですが、この時間軸では会ったことがないはずのセオドアがなぜかリュートに執着してきて、不穏な空気が見え隠れします。
危ない時も何度かあるのですが、絶対にジオラルドが助けに来てくれるので、ドキドキしますが安心でした。
なぜ時間軸が戻ったのかの謎は解けたのですが、何故そのような行動を前のジオラルドがしたのかいまいち納得いかなかったです。
出会ったのはセオドアと番になった後ということなのでフェロモンも感じられなかっただろうに何故運命の番と思ったのか。
セオドアもリュートのことを運命の番と言っていたし余計に不思議でしたが、セオドアサイドの話はないので不思議のまま終わってしまった。そこだけがちょっとモヤっとしますが、
全体的に敵意を持って察してくる人はいないし(魔獣とセオドアは別)、二人でいる時はひたすら甘いので、楽しかったです。
タイミングが悪かったとしか言えない惨状からの元サヤ
新入社員として配属された営業部で教育係として真人(受け)につけられたのは2年前に別れた元カレ正臣(攻め)でした。
一瞬目を見開いた正臣でしたが、初めましてと無表情に挨拶され、真人も知り合いだったとわからないよう淡々と正臣の指導を受けることになります。
が、正臣の指導は懇切丁寧で理人のことをよく見ており、真人がやらした盛大なミスもカバーしてくれたりと、真人は昔心の奥に押し込んだ恋心がまたゾロ顔を出してくるのに困ってしまいます。
二人は2年前マッチングアプリで知り合い恋人になります。
真人はゲイであることを意識してから初めてできた恋人である正臣のことを純粋に慕っていたのですが、タイミング悪く正臣は結婚詐欺に遭ったばかりで猜疑心全開だったため真人を信じられず、壁をつくって真斗を好きにならないようにしていました。
結局正臣の塩対応で別れ話が出て、衝動のままに別れてしまい、速攻全ての連絡手段をブロックししたため、後で正臣が後悔して連絡を取ろうとしても取れない自業自得な状態になって、今に至るのです。
二人は元サヤになるのか。
ずっと打診されていた正臣の昇進試験はどうなるのかというお話でした。
海野先生にしては珍しい、両視点のお話です。
それでこれまた珍しく、特殊な癖とかない普通の二人(ウジウジ系の攻めと陽キャな受けというちょっと珍しいくみあわせではあるけど)です。
海野先生ということで、あらすじも何も確認せずに読み出したのですが、自業自得(攻めの)で別れた二人が元サヤになるパターンの話でした。
自業自得の元サヤは読まないように自衛してるのですが失敗しました。少し辛口の評価になってしまってるかもしれません。
そもそも正臣ですが、結婚詐欺師に騙された直後にあの対応はわからないでもないけど、そもそもマッチングアプリに登録する精神状態ではないと思うのです。誰が来ようと信じられないのですから。
好みだったから死ぬほど後悔したようですが、全く同情できません。
巻き添え食った真人が可哀想です。
真人は結局これが元で作中でもぐるぐる悩むシーンが多くあります。
正臣と付き合ってなければ絶対になかったことだと思うと、罪深い。
でも、真人のようなひとは、あっさりとそんな事情を知ると自分も悪いとか言っちゃうんですよね。
過去に別れた男なんて、別れた時点で全て捨て去ってるので、再会したところで再燃することはないと思うたちなので、元サヤのお話は理解できないのです。
何か事情があってとかならまだわかるけど、恋人だった時の正臣の対応は人としてどうなのかと思う。
真人は社会人になってその忙しさを実感して、そんな中相手してもらって悪かったみたいな反省してたけど、絶対そんなことないと思う。
昔のことを思っては理人が反省するのがすごく嫌で仕方なかった。
ヘタレ攻めはよくあるけどこんなにウジウジしてるお話はなかなかない。どうにも正臣のが好きになれません。いい人だけど恋人にはしたくない。
それに比べて、直人はきっと出世するだろうと思います。
だてにキャプテンやってない。上に立つ人間に必要なことを入社までに経験してきているので、どこまで行くのか楽しみなくらいです。
真人を見てると、入社する前になんらかの集団で実績を積んで、それが就活での自己アピールになるのはこういうことなんだなとふに落ちました。
正臣と出会わなかったら、真人はこんな性格にはならなかったと思うと、どうにも二人の元サヤはモヤモヤしました。
王家直系にのみ現れる特殊能力が発現しないため軟禁され世間的には死亡扱いになっている第2王子アシェル(受け)。
双子の兄で王太子エイダンが隣国の王弟にした非道な行為の謝罪のため、エイダンとして身代わりを務めることになります。
謝る気がさらさらないエイダンはアシェルが隣国で殺されればそれを口実に攻め込もうと策謀しています。
随行したエイダンの腹心に殺されたアシェルは気がついたら、隣国へ行くようにと国王たちから要請される時間に戻っていました。これがアシェルの能力でした。
殺されるために隣国へ行かされることを1回目で知ったアシェルは、回避しようと試みます。
3回目でやっと隣国の王ライアン(攻め)に説明することができ、エイダンたちの企みを阻止しようと協力関係を結ぶのです。
死に戻ることでエイダンたちの策略を予め知ることができ対策をとれるのは大きなアドバンテージではあるのですが、死ぬための痛みや記憶は保持したままなのでアシェルにとって大変な負担です。
虐げられることに慣れているアシェルがそれを苦にしてないのが本当に辛いです。
1回目と2回目は謝罪に行ったアシェルは、仕返しとして、隣国の王弟がされたことと同じことをされます。獣のように追い立てられ大人数の騎士たちに陵辱され、丸一日放置され、その後側近に殺されるのです。
レイプは地雷なので薄目で読みました。
ただ、謝罪に来た隣国の王太子を同じ目に合わせるのはおかしいのでは?
戦争を避けるために謝罪で終わらせることにしたのはライアンなのに、それをしてしまったら、やっぱり戦争の口実になってしまうのに。
ここだけはどうも納得いきませんでした。
そして、こんな酷い目に2回もあったというのに、ライアンに対してなんのトラウマも感じてないところも、そんなとあるだろうかと思ってしました。
死に戻った先のライアンは自分に酷いことをしたライアンとは違うけど、でも感情はそう簡単にはいかないと思うのですが。
アシェルの芯の強さなのでしょうか。
後ろから何度も強姦されたのに、二人が恋人になり後ろから挿れられれてもフラッシュバックしないのかと驚きました。
拒否反応出てもおかしくないと思うんだけど。
そして、双子のエイダンとアシェル。
見た目も声もそっくりということですが、イラスト見てて、あんな非道なことをこの顔でしたと言われても全く想像できなくて困りました(笑)
帝国の皇太子ノアの協力もあり、父王とエイダンを捕えることができましたか、彼らの処遇はどうなったのでしょうか。
どっかの塔に幽閉か、処刑か、毒杯か。
物語の主人公は決まって緩いので幽閉だろうか。
アシェルが幸せになりそうで良かったけど、なんともモヤモヤの残る話でした
祖父の家に避難したWEBデザイナーと蕎麦屋店主
顧客トラブルで祖父宅に避難していたシノ(受け)。
と思ったら、祖父が突然3ヶ月の豪華客船ヨーロッパの旅に行ってしまい、祖父の畑とわさび田の面倒を任されてしまいます。
そんな時、祖父のわさびを直接購入したいという蕎麦屋店主の賢悟(攻め)が訪ねてくるのです。
賢悟はわさびを買いにくるついでに畑の面倒も手伝ってくれたりとてもいい青年です。
賢悟の蕎麦屋に蕎麦を食べに行ったり、蕎麦屋を繁盛させるべくWEBサイトを作ったり、店を手伝ったりとどんどん親しくなり、どんどん惹かれていって‥
シノは職人とか仕事に邁進する男が好きで、蕎麦に真摯に向き合う賢悟にも早々に好感を持ちます。
が、相手がノンケだろうと思われるため、実らない恋はしたくないと距離を取ろうとするのですが、でもついうっかり蕎麦を食べにいってしまって、反省して、でもまた2日もすると蕎麦を食べに行ってしまうというようなことをしています。
賢悟の知り合いに明らかにカタギとは違う空気を醸し出す3人組が登場し、そのスジの人と付き合うなら今までの人たちと縁を切らねばならないからやっぱりこれ以上親しくならないようにしようと思ったり、感情が行ったり来たりしています。
こう書くとウジウジした鬱陶しい感じに見えますが、全然そんなことはなく、シノはさっぱりとした気持ちのいい人なので、読んでいても迷走してるなーと微笑ましく思えました。
この3人組の話す言葉がカタギじゃない感じがすごいのです。
「おつとめ」という言葉で私が思いつくのは違うやつなんだけどシノはそのスジの人のやつだと思ってしまうのですよね。
元々こちらに避難してきた理由が半グレ絡みで、その上祖父が旅行にいってしまったのも地上げ屋(詐欺)に関わって手を骨折して畑仕事ができなくなったせいだし、想像がそちらに行きがちだったのもあり、思い込みとはなんとも怖いものです。
期間としてはひと月ほどの出来事ですが、二人がスローライフの中で仲を深めていくのんびりしたお話のように感じました。
たまたまが重なったところに初恋の人に出会うなんて運命ですね。
とても楽しいお話でした