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女性あーちゃん2016さん

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いよいよ

5巻。雑誌のCharaの方では、当巻の続きが始まっていてですね、最高なんですよ。
私は高校生時代より、このあたりのお話が一番好きなんです。最高だよ、ほんま可愛いよ、ひらきよ。

平良の家で新婚さんのような生活が始まった二人。いよいよ色っぽいことになったんだけど・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は、小山、事務所社長 ぐらい。

++良かったところ

やっぱ清居が平良のことを思って、ぐだぐだんになり、ツンになり、デレるところでしょうか。そりゃ平良ですもん、変ですよ、やめとけ?普通の関係になれる訳ないやろ、と思うんですけどねえ?清居も相当変わり者だから?キングだから?平良に囚われちゃうんですよねえ・・・

そのぐだぐだ過程が超楽しい1冊でした。
次巻、もっともっと楽しいはず。腹よじれること間違いなし!と思ってます。めっちゃ楽しみにお待ちしています!

イケメン料理人

先生買い。ファンタジー要素無し、イケメン料理人とローカル住みグラフィックデザイナーさんの恋話でした。攻め受けとも目が♡になる要素が個人的にはあまり無かったので中立寄りの萌にしました。じれじれ話?ゆっくり話がお好きな方ならもっと違った評価になると思います。本編270P弱+あとがき。

ご近所の知り合いじいちゃんのところに入った空き巣とのすったもんだで足を骨折。田舎の一人暮らし、料理は得意ではなく、どうすっかなと思っていたところ、小中学校の同級生だった洸史郎が訪ねてきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ご近所の方々、他の同級生等。

++攻め受けについて

受けは子供のころクラスに一人はいた、ムードメーカー、陽キャ、ガキ大将的な子。今は幼い頃に可愛がってくれた祖父母が遺した家で一人暮らし中。IT関連に強いことから、周囲の方々に頼りにされています。善人ねー。

攻めはイケメンなんだけど、言い寄ってくるあれこれに全く反応しない一途な方。受けが好きだったからという理由で職業まで決めっちゃって、おいおい・・・という気が少々。

そんな二人のじーーーーーーーーっくり恋話でした。最初はじわっと恋心が沁みてきて良いわ♡と思ったんですけど、最後の方はちょっと焦れちゃいました。今、自分があれこれ追い込まれているからかもしれないー先生ごめんなさい。

もぐら

BL小説でもぐらがキーアイテムとして出てきたのは初めてでは・・・まじでモグラです。びっくりしたのですが、読んでみましたら、可愛くてお話としてどんぴしゃでした。可愛い系統のお話が本当に良いなあと思った一冊、本編290P+床のお話30Pほど+あとがき。

保守担当のシステムエンジニアとして真っ黒ブラック、社畜生活を送る巴。毎日限界だけど、ある日エナドリを飲んでいたと思った次の瞬間、まったく知らないところにぺいっと放り出されます。目の前にいたのは耳しっぽ付の神様で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
異世界ビンインを守る五神のうちの3人、天帝、ビンインの人間たちぐらい。
サブキャラで目立ったのは特になかったでした。

++ 攻め受けについて

攻めは神様なんだけど、他の神様がさぼりぎみなので、ご苦労されているんですよ、なんか涙ぐましい。目の下にクマ作っちゃって、風呂も入らず(魔法でキレイにしちゃう)、飯はカ●リーメイト的物体で補い。そのためしっぽの毛並みもぼさぼさというありさまです。

受けは人の好さというか押しの弱さで、社畜になっていたですが、異世界行ってからは健康そのもの!良く寝て、良く働き(主に畑仕事)、美味しいものを作って食べ、あー健康的!そんな生活に攻めを巻き込み、攻めをどんどん健康的にするという、おかんな様子から、だんだん大きな猫に懐かれて・・という感じでした。

特筆するべきはもぐら。受けの獣性がもぐらだったわけで、もぐらになっちゃうんですけど、あああまあ可愛いこと!!!いやんなっちゃったら土の中どんどん潜っちゃうんですよう、あーもう可愛いったら!

あと攻めがリアル虎ちゃんになるんですけど、その腹毛などをもふりたい気持ちになりましたねえ。先生、そういう描写がほんとに最高。

そんな攻め受けの恋話でした。可愛かったなあ。

お仕事

先生買い。安定の海野先生のお仕事ものでした。攻め受けセットでウチの会社に来てほしい♡と思うものでしたが、めっちゃ惚れるという部分はあまり無いように思ったので萌にしました。皆さんお仕事頑張りましょうね、と思う本編270Pほど+あとがき。

中小メーカーで営業の次長を務めている渋谷。主な担当は第一工場の方だが、ある日くせもの技術者の多い第二工場の工場長が体調不良に。オンライン会議で工場長代理として出てきたのはいかつい顔をした若い深見で・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
第二工場の面々、中途採用者、本社営業部の皆さん。皆さんリアルで、あーいるいるこういう人って思います。

++攻め受けについて

攻めはくせものだらけの工場のじいちゃんたちに歯を食いしばってくっついて、なんとかものにしようと頑張った方。ガタイ良くてちょっと怖い見た目な感じです。だけど懐いたらしっぽブンブン丸なワンコと感じました。

受けは40歳!自分をおじさんと自覚しているんですけど、周りからはそんな風に全く見えない美麗系。腰低いし、みんなが疲れてそうなら黒飴配って回っちゃう方。こういう人大事。職場の潤滑油。

そんな二人が第二工場のトラブル対応しつつ恋愛感情も育てていくという感じのお話でした。海野先生あるあるかと思いますが、恋愛話よりお仕事話に、シンクロしちゃいますねえ。。。

キリっとおかしいスパダリ

なんとシリーズ10周年とのこと!おめでとうございます!アーサーシリーズ大好きです。シリーズ全体では神、今回最後っぽいので神にしました。ビジュ、持っているあれこれ等はスパダリなはずなのに、どっかイカレているアーサーですが、今回は割と真っ当に感じました。成長したよね・・・と思った一冊、150Pほど+その続き100Pほど+あとがき+逆月先生のあとがき。ちょっとうるっとしましたよ。。。

お話はアーサーと時広、エドワードと千紘がクリスマスと年末年始を過ごすために来日、そこにハリーと大智も参戦します。

3カップル以外の登場人物は
千紘の伯父家族、後半はNYの日本語学校スタッフやエミー等。大好きエミーの出番が極少だったのがちょっと寂しい。

++ 以下超ネタバレ

いよいよアーサーが結婚するんですよーーーーーーーーーーーーーー
一時先走ったためエミーに説教されたりしてましたが、今回はちゃんと時広も納得済。結婚式めぐってプチ喧嘩っぽくなったりするところも何だか微笑ましい♡
皆に見守られて、本当に幸せそうで、こっちもちょっとウルっとしちゃいました。
だってアーサーが泣くんですようーーーーーーーー
自分もびっくりしてたみたいで、そこがまた愛おしい。

変わらず超ど重量級執愛を受け止める時広も、二人の関係性にすっかり落ち着いて、色々あってももう大丈夫なんだろうなあ。ちょっと変なアーサーの基準に慣れて、自分がちょっと変わった基準を持ちつつあるということに気付いていないかもってところも笑えます。ほんとアーサー、トキに対しては変すぎるwww

愛しいカプの顛末を最後まで読めて、良かったなと思います。先生、お話有難うございました。また楽しいお話、お待ちしております!

シリーズ3冊目

シリーズ三冊目。わあ3冊目出るんだ!と、発売を知った時には驚いたのですが、読んでみたら安定安心の嬉しいお話。このシリーズは忘れないなあと思っているので萌2にしました。愛され三男坊(攻)は好きなんだよう~本編240P超。会社勤めしてあれこれご苦労されている皆様には超おススメしたいです。

新年度早々、融資を受けて事業拡大を目指すリバースエッジ(攻め社長、受け営業の会社)。新規採用した人は久瀬商事(攻め実家が経営する会社)からやってきた天才的技術者らしく・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
智也(攻めの次兄、今回は黒狐)、難波(新規採用した人)、江口、長谷川、宮田等々社員の面々は変わらず。いいなあ。リバースエッジで受付、電話番したいー。智也さまにお会いする機会もあるかもしれないし!黒い智也さまでもキラキラ智也さまでもどっちも大歓迎なんだが!

++ 今回も好きだったところ

鳴沢さんがねえ。篤いんですよね。今時、このような方って少ないと思うんですよね。人の事を思い、なんとか人の役に立とうとする。

そのようなタイプの人になった経緯は、少々辛いものはあるんですけど、the昭和!な、おかっつぁんタイプとでも言えばいいんですかね?なんかあったときに「おかあさーん(泣)」ならぬ「鳴沢さーん(泣)」って言える相手が、近くにいるのといないのとでは大違いだと思うのです。会社って。

そんなおかっつぁん鳴沢さんと愛され三男坊の奮闘記、恋話です。いいですよね、でこぼこしているんだけど、そのでこぼこがちゃんと噛み合っているから、どっちかがしんどい時にはもう片方が助けてあげられる。そんな温かい関係の二人のお話で、深ーく頷くことが多い会社話も加わり、めっちゃ楽しく読ませていただきました!先生お話有難うございました!

自分の目耳で確かめる

先生買い。良かったなあ。小中先生の書かれる文章って、なんか沁みるんですよね。沁み沁みおでん、大根ですね。はずれることはない一品という印象です。不器用さんが掴み取るタイプのお話が好きな方でしたら超おススメしたいです。本編250P弱。2回目読んでも、またぐいぐい読んじゃって泣く一冊、覚えている気がするので萌2にしました。

どうしても好きだったエイダンとなんとか結婚ねじ込んだものの、心を通わせることは一度もないまま先立たれたスバル。エイダンの書斎を整理して発見した指輪入れには、「愛する妻へ」と書かれたメッセージがあり・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ヴェローニカ(受け従姉、高名な声楽家)、受け家族(仲悪い)、受け祖父母(善人)、イリス(攻め恋人、♀)、ギデオン(攻め義母、辛辣)、悪党少々。

++

よくある時間巻き戻し、やり直し系、といっても怒られることはないと思うのですが、やり直す前の辛い時間の記載が長いように思います。
だからこそ!
スバルのせつない、つらい思いが押し寄せて沁みて、「ああああああああ、てめーーー何すれ違ってんだよーーーーー」と共に歯噛みする心地。

それが、吹っ切れたスバルの「へたくそ」発言から、少しずつ少しずつ二人が自分たちの目、耳で確認し、思いを通わせ変わっていく様に、すっかーんと晴れ晴れする心地だし嬉しいです。
小中先生、せつない思い書いていただいたら最強なのでは。

最後は「よくぞここまでたどり着いた」という安堵の気持ちでいっぱいになる一冊です。途中で読み止めることが難しいので、読み始める時間にはご注意ください。

無念

英田先生買い。無念としか言えないご逝去から時間がたったので、普通に接することができるかなと思いましたが、ダメでした。先生のインタビューやメッセージもほとんど読めないです。でも、一人でも多くの方が手に取られるように一応レビュー。

英田先生関連の特集以外では
・釘宮つかさ先生の書き下ろし(獣人ありの中世ヨーロッパ風ファンタジー)
・FLESH&BLOOD番外編
・高遠琉加先生の「刑事と灰色の鴉」番外編
・海野幸先生の「社長、新人教育してください」の番外編
・犬飼のの先生の書き下ろし「東京ディストピア」(学園ものっぽい・異能あり)
・野宮まち先生 キャラ文庫小説大賞の佳作作品(現代リーマンものっぽい)

++ 英田先生追悼特集について

・高階佑先生のコミカライズが良き。好きだった番外編(ディックとユウトが新しい生活拠点を考えるお話)を完全コミカライズしてくださってます。
二人の未来をうかがえるお話でめちゃ好きだったんだよな、これ。

・サキ先生のインタビュー(再掲)。泣いてしまって読めず。

・挿絵担当された先生方や漫画家先生方からの追悼イラスト。
 笠井先生、葛西先生、高階先生のイラスト、お言葉に泣いちゃったです。

共に数年過ごしてきた愛しいキャラの、新しい姿をもう見れないのが本当に残念です。先生と共に、キャラが別の世界に旅立ってしまったのは悲しくてしようがないですが、先生の側にキャラがいると考えると、先生が寂しくなくていいかも・・・とも思ったり。多分何年たっても、寂しく悲しく思うと思いますが、いつか私も先生とキャラのいる世界に合流できるはずなので、その日までしばしお別れを。

キャラ編集部の皆様、特集有難うござました。
英田先生、有難うございました。またこの世に降臨されることがありましたら、新しい素敵なお話をお願いいたします。

風が吹く

下巻。終わり方がすごく良かったなあ。風が吹くんです。乾いた草原の風。心地よかったです。変人攻めも大変かわいらしく感じたのと、サブキャラ(?)がめちゃ好きでしたので萌2にしました。本編+番外編。この番外編が良かった~

自分の気持ちに気付いたルーシャン。ビナイに意識してもらおうとあの手この手を繰り出すのですが、どの手も一般的なものからはかけ離れていて・・・と続きます。

下巻での新しい 攻め受け以外の登場人(?)物は
キシャ(最高、めちゃ好き)、ライナ(第六王子)、ロジェ(第二王子)ぐらいかな。

++ 好きだったところ

ルーシャンが、イケメンキラキラだけど魔法の事しか頭にない変人王子が、恋心に気付いてからはめっちゃ可愛いんですよね。高校生のアオハルか!という焦れ焦れ度合い。ああ可愛い。すれ違いそうになるわ、周りの加勢によりなんとか持ち直して仲良くなったかと思ったら、ゆっくりだしねえ。ふふ。

そんな焦れきゅんなところに強烈な印象を与えるのがキシャ。最高。ルーシャンが作った、ビナイへのプレゼントなんですけど、めっちゃ面白いんです。「キシャ」ぐらいしか喋らないですけど、もうこの子がいるのといないのとでは大違い。ルーシャンのセンス際立ち、ビナイの気持ちを救い、ハティとナイスコンビになり。欲しいわ、我が家にも。ああネズミは手に入らないから、ささみ肉とかでいいかな。

高校生か、と思う二人の恋心とキシャと、そして最後にあった草原の風のような小編が最高の一冊でした。先生、素敵なお話、有難うございました。

おろおろ

シリーズ10冊目?すごく長くなりましたねえ?当巻で一部完とのこと。次からは本のサイズが変わるらしいです。この巻は瑞人がメイン、先生がお書きになりたいものを書かれたって印象でした。一か所おろおろする有生と慶ちゃんのコスが可愛かったので萌にしました。本編220Pほど。

ある日弐式家に瑞人を訪ねて、芸能事務所のスカウトがやってきて、瑞人だけではなく慶次もと言い出して・・と続きます。

この巻でご活躍されたのは、
当主!イケオジ!ジェントルやり手!、瑞人、勝利、芸能事務所のスカウトぐらいかな。待ち針は勿論可愛いっす。子狼もご活躍されてます。

++ この巻で一番好きだったところ

有生がねえーーーーーーっめっちゃ可愛いんですよ!
あることが理由で、慶ちゃんがぽろぽろ泣いちゃったんです、そしたらその涙見て、それはもうオロオロしちゃって♡

おま、どんだけ慶ちゃんに惚れてんの! と思って、めちゃくちゃニマニマしました♡ここ、挿絵も入れて下さっていて、最高です。笠井先生、神。昔から神だったけど、やっぱり神。もう1枚、後光挿したような有生の挿絵も最高。

お話は瑞人に引っ掻き回されそうになるのを、当主がどっしりしっかり差配するって感じのものでした。当主、さすがやなあ。で、第一部終わりとのこと。あっちとの決着は持ち越しですね。第二部の始まり、楽しみにお待ちしております!