兼守先生おっかけで購入。お仕事話も面白かったし、恋心も好きな方だったので、萌よりですが萌2にしました。美術品話が良いのです♡お仕事話、美術品話が気になる方でしたらオススメです!本編230頁+後日談14頁+あとがき。(あー受けが攻め以外とも…なので、地雷な方はお気をつけください)
父が日本美術史界の権威だったため、幼い頃から日本美術のありとあらゆる知識を叩き込まれ、オークション会社に勤める瑞生。コネクションがものをいう仕事で、的場という人物から色々情報を得ています。ある日応挙の情報を教えてもらい…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
的場(受けを溺愛している)、攻め祖父(応挙保有者)、受けの会社関係者少々ぐらいかな。的場!このオヤジめ…
++攻め受けについて
攻めは、わんこ!誰がなんと言おうと純粋わんこ!以上!という感じの方です。愛情いっぱいあったんだろうけど、やはり本人の資質も大きいと思われます。しっかり成長して、器のでかい人間になりなはれ!!!と叱咤激励したくなるタイプにおもいました。
受けは父親から受けたスパルタ教育がトラウマになって、ちょっと道をそれちゃった&戻り方を見失っていたという様子の方。攻めや攻め祖父と関わるうちに、本来自分が持っていた美術に対する想い?を取り戻せた方。無事応挙を然るべきところに納められて、ほんとに良かったよなあと安堵しました。
くーっと思ったのが的場。いいんですよ、いいんです。でもどっちかというと、最初っから目がハートになるようなイケメン親父でも良かったんでね???と思ってしまったんですよね…イケオジ大好物だからかもしれません。うーーーん、惜しいっ
応挙の行く末が気になったり、受けがノンケはダメだよと身を引くところにぐっと感じたり、おっさんやるやんけ、と思ったり、あちこちに萌ポイントがあったお話でした。先生、素敵なお話、ありがとうございました!!!
爆笑間違いなしと思って購入。2017年~2019年ごろにプレミアムペーパーやら小冊子やらで書かれたもの+書き下ろし2編+先生のコラムでした。先に謝罪しますが、毎日晴天!は全部読んでいないです。でも!面白いんです。彼らを私、知ってるんですって言いたいぐらい、生きている感じがします。お話が本当に身近で、「そうそう!」って思うところがあるからかもしれません。ほんとに面白いんですよ(2回目)、私は秀さんが絡むめんどくさい話が大好きです。もちろん本編読んでおられる方にはマストバイだと思います。本編ちょこっとかじってみて、「面白い!」と感じられたら、少しずつお読みいただいてもよいのではないでしょうか。本編の人物像を大体把握できたら、この番外編はめっちゃ面白く感じられると思います!あれこれ混ざっているので萌にしました。
以下抜粋コメント 長文すいません 一番好きなのは11。カラー口絵はたぶん12の三人。
1.サンジョルディの恋人たち
大学入りたてで大混乱中の真弓ちゃんが「よし、龍に当たり散らそう!」と絡んじゃうお話(笑)。当たり散らした結果、龍ちゃんが明信に贈る本を選ばされる羽目に。すごい奇跡の満塁ホームラン的に、贈った本を喜んでいただいています!
2.みんな二人でなに話してるの?
龍ちゃんと明信の穏やかな愛情話。いや沁みるわ・・・本を読んでいる明信に龍ちゃんが「今何処だ」と声をかけ、明信がゆっくり龍ちゃんのいるところに返ってくる様子のくだりがめちゃくちゃ好き・・好きだ。
3.SF作家は遠い星から落ちてきた
「僕、何処の星から来たんだろう」という疑問に囚われた秀のお話で、大河が百年に1回のカッコよさで秀を自分の側に着地させることに成功してます!沁みる!カッコいい!!!!!
4.次男がタイプの彼氏はファザコン
勇太と真弓の話。真弓も大概めんどくさい。
5.竜頭町三丁目まだ三年目のハロウィン
不安に囚われた真弓ちゃんがハロウィンやりたいといいだすお話。大河の扮するトトロ、コミックスにあるとのこと(菅野先生コメント)。探してみよう。
6.秋季リーグ最後の日 書き下ろし
真弓ちゃんをマネージャにした野球部の部長、副部長である大越と八角のお話。大人になるってこういうことと思うしっとり小話。
7.阿蘇芳秀先生の小説を読んでみよう!
秀のおっかない小説を、本を読みなれない真弓が読んで勇太と龍ちゃんがおろおろするお話。面白い。この最後に1P、二宮先生によるモノクロ挿絵が入っていて、このために描き下ろしたのかな?めっちゃ面白い!
8.正しい痴話喧嘩のやり方
大河と秀の痴話喧嘩、はいはいご近所迷惑にならないようにねーと言いたい小編。
9.竜頭町三丁目まだ四年目の大人の浴衣
大河が、今までに受け取ってきたあれこれを思って、秀に浴衣を仕立てたいと言い出すお話。来し方行く末を思ってしっとり。
10.どうぞご家族でおいでください
独立した先輩大工さんの住宅展示場に、家族でおいてくださいと言われて
ちょっと対応に戸惑った勇太のお話。大河、カッコええやん!いつもこうやったらええのにww
11.どうぞご家族で召し上がれ
いやー先生、ほんとーに「うまい!!!!!」と叫んで笑いが止まらない小編。
この本の中で1,2位を争うぐらい好きやなあ、これ。とある大作家先生が下さった激うま蟹入り茶碗蒸しが家族の人数より1個少なかったが故に巻き起こる騒動のお話。秀、優しいんだか企んだんだか(笑)1分は笑い続けました。
12.久我総司の竜頭町探訪記
久我さんが「白い割烹着を着た暗黒物質」について丈とウオタツにくだをまく話。
13.全員に言い分がある
またもや勇太と明信二人でお留守番になる日があるーと真弓がぷりぷり言い出すお話。あーだこーだ皆さん言いたいことをおっしゃって、まあゆるゆるこの関係で流れていくんだろうなあこの家は、と思うお話でした。
みずかね先生だしのの先生だしマストバイ。どんなお話だろうと思っていたら、まさかまさかのまさかでした。ふふ、イケメンって何人いていただいても結構ですのよ、と思ったお話、雑誌掲載話を改稿したもの180P弱+その続き60P弱。イケメンスキーですが、なんか残るか言われると?だったので萌にしました。
周囲の者から「不吉」と嫌われ虐められながら、孤児院で暮らすトキハ。片目が紫色であるオッドアイだからなのですが、ある日あまりに痩せてお風呂にも入れていないのを、ある篤志家に見られた以降、周囲からのいじめが少しマシになります。彼に励まされ勉学に勤しみ、無事官人候補登用制度に合格し・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
桜(同じ孤児)ぐらい?後半は通い始めた大学の同学年の方少々。
++良かったところ
なんといっても攻め!!!!!!!!!!!!イケメン以外の要素が無い。変態なし、コメディ路線なし、まっすぐシリアス路線で、ミステリアスさあり。カラー口絵が黒い衣装なんですけど、なんとカッコよいことか!よいんですよぅ、こんだけカッコいいと悪いであろうが正義の味方であろうがどっちでも!
受けは頑張り屋さん。紫眼であれやこれや虐められてきても、前を向こう前に進もうとなんとか頑張り続けているメンタルつよつよさん。それだけ強いから掴みとれたのかもね、未来を。
大人の色っぽさ秘密めいたところを持ったイケメンが、頑張り屋な受けに、結構あれこれやっているシーンがあるので(=エロ多めに感じる)色事スキーな方にも嬉しいのではと思う一冊でした。いやーしかしカッコいいんだわ。しかも倍増だし。
本編後日談。可愛いんだよ、ガルーアが。可愛い攻めが好きな方はこちら付きで購入することをご検討いただいた方がよいと思います。
++
「パンがない」と浮かない顔をしているガルーア(野宿中)。どうかしたのか?と聞いてみると「パンがないとクラウスの喜ぶ顔が見られない」とつぶやいて・・というお話。
ガルーアほんと可愛いんですよね。レンジでチンじゃないけど、小さい雷でパンをほわっと温めたら、パンが美味しくなる→クラウスが喜ぶ という小さな幸せで、クラウスをいつもいっぱいにしておきたいんでしょうねえ・・・ああ可愛い。
じゃあほかに何ができるんだと聞かれて、あれこれ能力発揮!と頑張るガルーアのお話でした。可愛い神様に一途に惚れられたら、そりゃ絆されて正解だと思うのです。
しん先生おっかけで購入。変わらずくすっと笑える楽しいお話でしたが、覚えているか?と言われると?だったので萌にしました。しん先生のヤクザさんシリーズ好きな方でしたら安心しておススメします。本編230P弱。
幼馴染の勇者グイードと4人パーティを組み冒険者として活動しているクラウス。武具の穢れを落とそうと立ち寄った女神ラフィアの神殿で、泉の中に落っこちた男に出会います。その男はなぜか「クラウス!」と言いながら嬉々として寄ってきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
グイード(受けの幼馴染)、フラウ(グイード好きな魔法使い)、ダッタ(パーティのメンバー)、ラフィア(女神)、グル(ガルーア神殿の神官)ぐらいかな。
++面白かったところ
ガルーアが可愛いんです、戦いの神なのに。人間としてのアプローチを宿の人間や神官から聞いたら、忠実にそれを実行する。白い馬にのって現れ愛の言葉を捧げたり、花束をあげたり、ベッドで眠るクラウスに朝ごはん持って行ってあげたり(宿のぼったくり)クラウスに喜んでもらいたくて、とっても一生懸命。強い戦いの神さまのはずなのに、健気で可愛いです!
受けはスーパーイケメン勇者の幼馴染であるグイードが傍にいたからか、自分の身の程を知っているといった風情の方。だからどんなにガルーアが言い寄っても、何言ってんだこいつといった感じ。それがガルーアから一生懸命言い寄られていくうちに・・・といったお話でした。
コミュ障としか思えないグイードや、あれこれ楽しんでいる様子のダッタもいい味になっていて楽しく読み終えることができた一冊でした!
北沢きょう先生の挿絵(しかも金髪イケメン)だったのでマストバイ。麗しい。受けの性格が健気っこちゃんとは違って普通の寂しがり男子という感じで良かったので萌2より萌にしました。ゲーム好きな方はちょっと楽しいかも。本編230Pほど+あとがき。
北欧の豊かな小国の第四王子として生まれ、周りから愛されまっすぐ育ってきたアルフォンス。そろそろ隣国王女と結婚をと薦められるのですが、その前に1年日本に行ってみたいと言い出します。めでたく日本にワーキングホリデー先を確保し来日、お気に入りのゲームのクリエイターに会ってみたいなと探し出し・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
攻め従者、受けバイト先マスター、攻め父、攻めのワーホリ先の関係者ぐらいかな。お父さんナイス。
++面白かったところ
受けさんが小動物系健気ちゃんかと思いきや。だったんです。これ以上書いたら面白くないだろうと思うで、書かないですが、そこが良かったです。普通の男子っぽく感じられたんですよね。大学ちゃんと行って、バイト頑張って、一人で生活して。手ひどい悲哀が漂っているとまでは行かず、うーん頑張れ!!!!って励ましたくなる感じです。
そんな受けさんだったからですかね。王子、自分の持てる知識とそんなに豊富って訳ではない伝手と使って、受けに最良コースと思われるものを提案し、応援し、一緒に喜んであげる。善良な方です。変態臭なし、もともとゲイって訳ではないのですが、好きになったのがたまたま男子だった受けという感じで、すー----っと吸い込まれるように恋におちてました。
最初から最後まで攻め視点だったと思います。久しぶりに攻め視点のご本読んだんじゃないかな???と思いますが、すんなり読めました。最後もうちょっと大団円!!!!!って感じを味わいたかったですが、ゲームのお話も楽しく幸せ気分で読み終えた一冊でした。
みずかね先生なのでマストバイ。箱入り息子がちょっと箱から出てみよう!という感じのお話ですが、攻め受けとも今一つキャラに入れ込まなかったので中立寄りの萌にしました。来月?関連作が出るとのこと、そちらも読んでみよう。本編280pほど+あとがき。セレブなアルファと箱入りオメガという組み合わせが気になる方でしたら是非。
地方の温泉地でリゾート開発会社を営む家に生まれたオメガの水樹。大切にされ新幹線で大学通学していましたが、20歳を過ぎ、ちょっとやんちゃしたいなと考えてマッチングアプリで出会った男と出かけたはいいけど、ヤバイ状況に。そこへ兄の元番だった優一が助けに来てくれて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
雅樹(受けの兄、オメガ、故人)、賢人(攻めの知り合い、アルファ)、受け両親、攻めの親族ぐらいかな。オメガはアルファに嫁ぐのが当たり前って感覚が大きい世界観です。特殊設定は無いと思いますが、攻めのあそこがアルファ特有の・・という書きっぷりでしたので、そういう記載に目が無い方には、良いのでは。(要は大きい瘤がある?)
++攻め受けについて
受けはちょっとやんちゃしてみたくなったとは言え、基本親の言うことを守る良い子。真っ白ぴかぴか。それを悪い子にしてあげるとかぬかして、攻めがどんどん開発しちゃうwwww 亡くなった兄の元番という「安心安全な身元保証人」といった感じの枠に入っている方なので、両親も安心してお任せしちゃうけど、二人で同居しているところではフリフリエプロン着せてイタしちゃったりしてるwww
イケメンなんですが「おっさん好き放題してませんか」とツッコミたくなる方でした。まあちゃんと責任とってというか、お二人幸せになっているので良いですが。色事シーンは小説にしては多めと感じました。(某先生ほどではない)
攻めがセレブさんで、買ったばかりの新車でドライブして別荘行ったり、新しくお店構えて、披露パーティのようなものをするいう優雅な部分や、受けを喘がせている部分があり、全体的には濃いピンク色という感じのお話でした。
ナツ之先生だったので購入。うーん・・・ちょっとライトすぎたのと、攻め受けとも入れ込むものが無かったので、中立にしました。ファランの子がもうちょっとご活躍すると、もっと嬉しかったかなあ・・・?本編340pほど+あとがき。異世界転生ものが大好きなのよ!という方にはいいのかも。
頑張ってゲームを配信するまで作り上げたチーフプログラマーの末永。配信されたはいいけど大型人気ゲームとバッティングしたため配信実績は伸びず、打ち切りと思われたその日、あえなくトラックに跳ね飛ばされた・・・と思ったのに、神さまらしき方から指定されたのか、気付けば布にくるまった状態で祭壇の上にいて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
セラフィナ(神官長、少女)、フランコ(騎士団副団長)、リノ(聖獣ファランの子、しゃべらない、表紙の子)、ダニロ(薬師)、カール(元騎士)、神さま、貴族、下働きの方々少々ぐらい?こまこまおられるのですが、めっちゃ目立つとか、大活躍、かっこいい♡とかって感じた方はいなかったなあ。リノが喋ってくれたら可愛かったんだろうと思うのだけど。
++
受けは頑張って作ったゲームが売れなかった残念なプログラマーさん。32歳おっさんだったのだけど、少年っぽい体になったので、攻めが手を出すのをためらってるってところに萌えを感じる方はおられるかもしれないですね。あとプログラマーならではの発想が面白かったので、システムエンジニアの方はちょっと面白く感じられるかもしれません。(デバッグモード発動なんてありますWW)何にもできないってところから、頑張って自分にできることを何とかしようとする頑張り屋さんでもあるので、自分探しなお話好きな方もいいのかもなあ。
攻めはなんで受けを好きになったんだか、今一つぴんと来なかったんですけど、とにかく受け大好き。溺愛。大事に見守っていっしょに頑張っていくという感じでしょうか。そんなにバトルいっぱいというお話ではないので、つよーい!ととても感じるところは無かったですが、ビジュアル完璧な騎士団長さんです。
登場人物が多くて、一つ一つのエピソードが細かくて、それらを織り重ねてお話作っているという印象でした。いい感じのサブキャラがいるお話が好きなので、今一つ盛り上がらなかったのかなあ。
本編後日談、半分ぐらいはサブキャラ、ダニロ視点のお話でした。ふふって少し笑えるものでしたので萌にしました。本編好きそうだなあと思う方でしたら、こちらの小冊子良いのでは。
++
朝食の席で「神子はまた美しくなられた」なんて言いだすリーンハルト。侍女はまーったく意に介する様子無し、theプロ!っすね。てな感じで始まる小冊子。隠すことなく全身でアキを溺愛するもんですから、ちょっと息抜きしたいなあとなった時には、ダニロ、かもーんっと呼びつけられるらしいです。
で後半がダニロ視点。溺愛しているリーンハルトからはめっちゃ警戒されるし、勘弁して・・・と思いますよねえ、そりゃ。そこでアキの天然炸裂、リーンハルトのご機嫌が直る・・・といったお話でした。
ダニロが素で面白いなと感じられて良かったです!