芸能設定が大好きで、しかもオメガバ!気になってはいたが、買う前に軽くレビューを確認しましたが微妙だったようで、悩みに悩んで買いました。
結論にいうと、可もなく不可もなく。
エロ少なめ
当て馬あり
物語自体は悪くないが設定が甘い、思いつきのまま描かれている印象
以下はネタバレあり感想(辛口)
αの中でも、ヒエラルキーの頂点に立つ「スーパーアルファ」と呼ばれる今作の攻め。
「スーパーアルファ」というワードに目を疑い、思わず吹いてしまいました。
さすがに、もう少し工夫するのはどうかな、と。
攻め受けが出会い頭、受けのフェロモンに当たってヤッてしまいます。
それから物語が進み、ほぼエンドの方でもう一度エッチがあるぐらいです。
表紙に描かれるはだけた攻めのナイスボディを見てエロ面を期待していたら、がっかりかもしれません。
(ちなみに私は、物語が多少説得力がなくてもエロ多かったらという気持ちで購入しました)
個人的にツッコみたくなる設定が多々あり、途中からあまり集中できないまま最後まで読み終わりました。
どうしても気になった点をまとめてみます
・当て馬は攻め所属アイドルユニットのもう片割れ、アルファなのに受けの匂いが全くわからない。攻め受けは運命の番設定なのか、もしくは受けが病弱で匂いがあまり出ないタイプなのか、当て馬この子が鼻炎なだけなのか……
・受けの病気、それを治療するため組んだローンのネーミング(一瞬受けが騙されて借金を作られた設定かと思いました)
・攻めを殺そうとする過激なファンがスタッフに扮装して収録現場に紛れ込んだが、手にした凶器があまりに目立ちすぎて「これずっとバレてなかった!?嘘だろ?」と思い、その凶器に刺されて軽症で済んだ受けの生命力の強さ(体が弱い設定じゃなかったっけ?)、そして受けが目覚めて多分一日も経たずに弟が受けを実家に連れ戻す(怪我人なのに?)
他にも色々ツッコミたくなるところもありました……
頭を完全に空にして読んだほうが、もしかしたら楽しめたかもしれません。