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小冊子と侮るなかれ。

onBLUEの記念小冊子は描き下ろし1Pが多いですが、こちらはオール描き下ろしの贅沢な仕様。
描き下ろしのページ数を問わず同じ値段なので、描き下ろしが少ない冊子が高いのか、多い冊子が安いのかは判断しかねるところです。

漫画はどちらのカップルも、片方がぬいぐるみになってしまった!という内容です。
まこあいの方は、突然小さな人形になってしまった状態で眠る誠を見て戸惑う相。
本当に兄貴か…?とそっと持ち上げてみると、目を覚ました誠が「乳出せよ」とごね出す。

間違いなく誠だと判断した相は言うままにおっぱいを吸わせて「授乳みてえだな」と呆れつつ、「いつもも授乳みてーだった…」と思い直してます。
これ、結構衝撃の事実では…?本編で誠が相のおっぱい吸うなんてシーンはなかったはず。
誠…いつも相のおっぱい吸ってるの…?いつかそれも見たい!見せて下さい先生!

そしておっぱいを吸ったら次は当然やらせろと言い出す。
てのひらサイズで無茶なことを言う誠を嗜めるも結局やらせてあげることにしますが、挿入できるサイズじゃないわけで。すると誠が「おまえから産まれたい」と相の中に入ろうとして…。

3巻のあとがきで相と誠は母と子だと書かれていたし、相は誠の子を産めたら…というより、誠そのものを胎内に宿して産みたいとか思うタイプのイメージがあったので、この流れはとてもしっくり来ました。疑似懐胎&胎内回帰兄弟ですからね。
ぬいネタは夢オチで、勝手にエッチを始めていた誠が相の腕の中ですやすや赤ちゃんのように眠っています。何だかんだで幸せそうで何より。髪を下ろしている相がまたかっこいい!

誠は粗暴だけど、根っこの部分では普遍的な愛情を持てる意外にまともな人間だと思うので、先生曰く実は一番危ない男だという相とバランスのいい関係なんだと思います。
まこあいでもっともっと色んなエピソードが読みたいです。

店レオは、レオがぬいぐるみになっちゃったパターン。
目を覚ました貴宏がレオのちっちゃいモノを弄っていじめて、目を覚ましてもやっぱりいじめて…という相変わらずな2人。

あとはまことの塗り絵、先生のコメントが最初と最後のあとがきで、キャラクターのちょっとしたプロフィールページとなってます。

プリズンからどこへ行くのか。

某海外ドラマのタイトルを思い浮かべてしまうプリズンBLです。
新人刑務官のリアム×囚人のベルナルドというカップルで、2人はリアムが子供の頃に出会っています。
父の暴力に耐えかねたリアムが母と妹を守るため通報し、駆けつけたのが当時警察官だったベルナルド。
暴力的な父に支配されていたリアムにとって、優しく頼もしい大人の男性であるベルナルドは心に強く残ったようです。

そんな2人が看守と囚人として再会。お互いの立場や特殊な環境での様々な制約がある中、もがきながら惹かれ合っていきます。
2人の抱える過去に加え、刑務所内の派閥争い、ベルナルドに執着する看守と複雑な人間模様で、さらにベルナルドは殺したとされている相棒ルーカスとは恋人同士で、その渦中で別の女性に心を移し、彼女とその息子と家族になったという経緯があります。

ルーカスとの決別から死にも麻薬が絡む問題があり、まずは1巻目でありったけの設定が一気に明かされます。
あまりにも問題が多すぎて、特にベルナルドの設定は盛りすぎな印象も受けました。あんまり多いとそれぞれが薄まってしまうので…。

とにかく色んなことが明るみにはなったけど、それぞれまだ入り口という状態で、本格的に話が動くのはこれからかなと思うので、ベルナルドの罪の行方とともに今後に期待です。幸せになれー!

スッキリしたかった。

綺麗な攻め、大きくて男らしい受け大好きなので、連載中からずっと楽しみにしていた作品です。
ムチムチボディを如何なく発揮したアデルの肉体美は必見。電子は白抜きですが、紙は白線なのでぜひご覧いただきたいです。

Ω×αであることのリスクを抱えながらも、アデルの求める姿であろうとするユウは私の好みなのもありますが、Ωだけど大変攻めらしい攻め。
女装+言葉遣いもオネエの場面が多く、受けの要素濃いめなのにちゃんと攻めとして決まってます。最後にドイツ語とかかっこいいなー!
本編ラストから描き下ろしまでSM路線でやや不穏な空気さえ漂っているのがこの2人らしい。でもちゃんとハッピーエンドです。

そんな感じで大満足に読み終えたのですが、ちょっと気になっていたのがインタビューで先生が仰っていた、ユウとアデルは「渇望アニマジェメラ」のキャラクターのパパさんたちだということ。
結局ユウが産むの…?と悶々としていたのですが、カバー下(紙のみです)で言及されていました。
結論としては、どちらが産んだのかはご想像にお任せということで…。
リバは苦手ではありますが、Ω攻めということで想定はしていますし、ユウが産んだならそれはそれで納得するしすっきりするのですが、「わからない」というのは非常にもやもやします。萌えも吹き飛んでしまいました…。ここだけちょっと残念です。

この作品ではαも産める設定としてあるそうなので、どこかしらで明らかにならない限りはアデルさんママで想像しておきます。
せっかくのΩ×αカップル、そっちの方が断然萌えるではないですか!αも産めるのなら尚の事。
ちなみにカバー下には赤ちゃんも載ってます。赤ちゃんは何にしてもかわいいですね。髪色から龍治のパパたちかなと思います。

あと、天ヶ崎さんはイケオジになった頃に年下のαくんと出会う未来があるそうなので、ぜひスピンオフが欲しいー!!

和気あいあいが楽しい!

ノリとテンポの良さから絶対ドラマCDに向いてる!と思っていたので実現して嬉しいです。キャストもばっちり!

駒田さん演じる徳良さんは明るくうざい!(褒めてます)
でも遊び人を自負してきたかっこよさや、恋愛経験豊富なところ、何だかんだで仕事ができるところ、うざい上司と仕事のできる大人の男性の切り替わりが効いてます。
上司ながら、クールで読めない滝沢の言動に突っ込みを入れたりと本当に楽しいです。

木島さんはそんな喜怒哀楽の激しい徳良さんをひんやりした声でぶった斬っていきます。
序盤の徳良さんへの遠慮のない振る舞いは凍りつくほど冷ややかですが、徐々に徳良さんに惹かれていって、ところどころに本気の戸惑いとか嫉妬が混ざっていく過程が見事。

キャラクターの声は本当にばっちりなんですが、Hの時、徳良さんって結構あんあん言ってるイメージだったんですが、ドラマCDだとかなり控えめで、駒田さんの解釈なのか、演技の指示だったのかはわかりませんが、ちょっと物足りなく感じました。
滝沢の方は原作で見える以上に荒く悩ましげな息遣いによる攻め具合で、クールな滝沢がうっかり本気になった恋に焦る実情がわかってドラマCDならではだなと感じました。

そして何と言っても後半に登場するカツオ。田所さんの熱演が強烈な印象に残ります。フリートークでも話題に上ってました。
カツオのスピンオフあったら面白そうなんですが…キャラ的にもキャスト的にも。

ドラマCDとしては的場さんが登場する続編も絶対楽しくなること間違いなしなので叶うといいなーと思います。
あとこの作品、描き下ろしが入っていません。二人の結構重要なシーンだと思うのになぁ。そこが残念です。

完全版商法ならぬ…。

同人誌やSNSの連載からの商業単行本化は非常に多いですが、そうした場合、商業で出た方がボリュームがあったり特典など色々な描き下ろし含め完全版っぽさがあるのですが、こちらは作家さんの個人誌の方が完全版という感じがします。
だって、エロがほぼカット…!
先輩が散々気にしている酔って記憶を飛ばした時のエッチ(最後まではしてませんが先輩がめっちゃかわいいしエロい!)、想いを確かめ合ってからのエッチ。ほぼ丸ごとありません。

エロの有無や度合いは様々だしどういうものも好きですが、元々しっかりエロがあるものを読んでいるので、ばっさりカットはどうなのかなーと…。
そこまでして商業化する意味は…?という疑問も正直あるのですが、個人誌の方はR18で清々しいまでにエロいので、レーティング的には大人の対応として正解だとも思います。
修正や条例の問題がありますが、こういう出し方もいいんじゃないかなと思いました。

ただやはり事前に読んでいたのでこちらの1冊だとお試し版感が強いです。
お話の流れとキャラクター、カップル、絵はとても好きなのですが、読むなら個人誌の方かなと思います。
商業化はかなり早い段階で決まっていた印象があるので、もしかすると制作開始と同時進行して同人と商業の収録部分の差異なんかも決められた上での執筆だったかもしれないので(いわゆる人気同人誌を釣ってきただけではなく)、その場合はまた印象も変わるのですけど。
まだ作品は続くようなので、そちらの扱いも気になるところです。

とりあえず、こちらしか読んでないという方で、かわいいエロたっぷりが大好きな方はぜひ同人誌もおすすめします。

ここから始まるー!

「不機嫌イトコがかわい過ぎて仕方ない」の那智×仁さんのまるごと1冊の続編です。
表紙からもわかる通り、とってもエロい!
でも明るく楽しいお話なので、「鬼畜過ぎて」となってはいますがひどくしたりなどはないです。

前作で強引に仁さんを抱いた勢いのまま、恋人というにはまだちょっと時間が必要かなという関係性だった二人。続編でちゃんと恋人になる姿が見られて本当に嬉しいです。
とにかく押せ押せだった那智ですが、今作ではカレシ(仮)という立場になれたこともあり必死さは落ち着いて、大好きな仁さんに対する一生懸命で一途な健気さが前面に出ていてとてもかわいいです。
那智のことを受け入れ、想いを伝える時の仁さんの言葉にもそれが表れています。

(仮)とは言えやることはずっとやってる二人なのでエロも豊富なんですが、仁さんが自覚してないだけで充分想い合ってるなーとわかるので、ふんだんにあるエロも快楽優先じゃなくそこに気持ちがあると感じられて安心して楽しめました。
ドライ、潮吹き、おもらし、本編後に収録された番外編ではガーゼとローションを使ったちょっと特殊なプレイまでとにかく多種多様です。
特に想いを確かめ合った後の仁さんの騎乗位がたまらん。男らしい体つきも相まって仁さんがめっちゃかっこいいです。

そして本作で最も重要なのは、最後の最後で二人の10年後が見られること。
那智は黒髪になってて、いかにも仕事ができる男って感じでめちゃくちゃかっこいいし、仁さんはすごく色っぽい。10年後の仁さんを見ると、思えば仁さんはずっとバリタチっぽさが出ていたんだなと改めて思いました。大人のネコ感ある仁さんは、男らしさに色気が加わってこれまた素敵なんです。
ただ数ページなので嬉しいけど足りない!きっとこの二人でまた続編やってくれると信じてます。晴樹たちの続編が決定したとのことなので、まずはそちらを楽しみにしつつ、なちじんの大人編も読める日を願ってます。

大人の男がとろけていくのがお好きな方に。

タイトルではっきり作品の根幹を示してくれていますが、その通り、看板に偽りなしです。
強気な年下に抱かれるのは、容姿も振る舞いも完璧で経験豊富な大人の男。このパターンがお好きな方には、どこを切り取っても強引な年下攻めと、そんな年下に翻弄され、かっこいい男が陥落していくのが見られる大変素晴らしい作品となってます。

抱かれたい欲望を隠し、周囲の求めるバリタチを演じている直人。
そんな直人が出会ったのが勇吾。若く可愛らしい相手にいつも通りタチとして対応しようとすると、直人の抱かれたい願望を見抜いていた勇吾に抱かれてしまう。
その快感が忘れられないところに、自分の勤める予備校に入ってきた勇吾にぐいぐい迫られるというお話。

直人がセフレを抱くシーンも何度かきっちり描かれているのですが、段階的に抱くことができなくなりつつある自分を認識していく様と、直人攻めのシーンがあることで、こんなに攻めとしてかっこよく振る舞っている直人が抱かれてるんだ!と抱かれる直人が対比効果でより輝きを増します。

勇吾はかなりSな攻めで甘くなく、強気でなかなか落ちない直人にはぴったり。
その攻めっぷりも強引さも背伸びしている風ではなく、力が抜けているところが生まれながらの性質を感じさせます。自然体でかっこいい。
対して直人は「こうあろう」と力が入っているのがわかるので、同じようにかっこいい攻めとして振る舞っていても明確な差があるなと思いました。

熱烈な告白もなく、直人が快感に溺れさせられていく形で進んでいきますが、その中で二人なりの甘さもちゃんとあって、キャラクター性に則した展開がとても自然です。
恋が始まったところで終わっちゃう感じが寂しいなーと思っていたのですが、何と続編決定だそうです。嬉しいー!今後は甘くなっていくと思うのでめちゃくちゃ楽しみです。

脇を固める登場人物たちも個性豊かです。
直人が初めて抱かれたのはマスターだそうで、その過去話も見てみたい。
そして直人が作中で抱くネコちゃんのうちの一人のカオルくんはタチもできるとのこと。そういう話をしてる時の顔がとても男らしくてかっこいいので彼のお話も見たくなるんですよね。ぜひカオルくんにも年上の受けを…。

エロ多めですが、勇吾は慣らしもせず入れてしまうことが多いので、続編ではエッチの導入部もじっくり見たいです。攻めが受けを慣らしていくところが一番好きなんですよね。
勇吾はこれからますますかっこよくなっていくだろうし、楽しみで仕方ない!
そして勇吾のお兄さんがまたかっこよくて、こんなところにも理想の受けが!と勝手に興奮。何かあるとしても攻めっぽい気がしますけど。

GUSHの白線修正も随分太くなってほとんど白抜きに近くなってるのに時代を感じます。インタビューで先生も言及されてましたが。
あまりに太い白線は絵がぐちゃぐちゃしてしまって美しくないので、いっそ白抜きにした方がいいように思いました。

解釈違いでも

BLを読み始めて間もない頃に出会い、今も自分の中でトップクラスに大好きな作品が「かくれんぼハニー」です。
私の年下攻め好きの起源は恐らくスズメくん。かわいい甘えたからかっこいい包容力のある大人の男、優しいパパまで全てを持ち合わせた完璧な攻め…!

そんな思い入れのある作品ですが、キャストが発表された時、スズメくんと満郎さんは逆の方が合っているように思いました。
美人受けのイメージのある満郎さんには、男らしいハスキーな声の伊東さんより、白井さんの声質の方が適任だと感じたのです。
でもスズメくんは低音な感じはしないから白井さんも合っているし、そもそも伊東さん受け好きだからいいやという気持ちで購入。

いざ聴いてみると、「え、満郎さん声低っ」とその低音ぶりにまず驚きました。
でも全然違和感なく、これじゃないどころかこれこそ満郎さんと思える。
ヤクザの幹部として働き、いざとなれば若を足蹴にするくらいの人ですから、よく考えたらこれくらい男性的で威圧感があって当然。

フリートークで伊東さんが「どんな声が出るんだろうと考えるほど低くなっていった」と仰っていて、私が感じるだけじゃなく実際低いんだなと再確認。
でもそうして演じる人が導き出した声が、解釈違いだったにも拘らずぴったり好みにはまったのは作品のファンとしてとても嬉しいです。

ずっと低く堅めのトーンなのに、無人島で徐々に緩んでいくのもたまらないのです。
特に雨のシーンでの「私はΩですから」「あなたのせいでブチ壊しですよ」は、腕に抱かれてる感というか、力が抜けちゃってるのがわかって、これからこうやって愛を知り、受け入れていくんだなと感涙。
この時の雨音が揚げ物感がなくて美しいのもポイントです。

白井さんは元々イメージと遠くないと思っていたので全く違和感なく。
高校生なので35歳の満郎さんより15歳以上年下ですが、その年の差を上手く利用しているずるさと、すでに芽生えている大人の部分がセリフのそこかしこに垣間見えて、あの7年後、そしてツバメのパパになる姿を彷彿としました。
腕を噛むシーンでは、白井さんもご自身の腕を噛んで歯型をつけてしまったとのことで、熱演を感じました。

ハチクマの再現度も素晴らしく、クールでかっこよくて優しいハチ、素直でまっすぐで賑やかなクマのお話は楽しくて、特にクマ企画のデートは必聴。
とにかくメイン4人ともばっちりで作品がますます好きになりました。

ただ、「かくれんぼハニー」が出ないことにはどうにも不完全燃焼なわけで…。ぜひ出して欲しいです。

何度でも。

登場人物たちの心情が丁寧にじっくり描かれた素敵な作品。
と同時に、とても辛い…。
辛い設定がてんこ盛りな上、物語の比重が辛い部分に偏っているため、ハッピーエンドながらずっしりしんどい気持ちが残ります。読後感や後味が悪いというのではなく、良い作品だったー!という気持ちも同時にあります。

誠二さんの死については寿命をまっとうさせてあげてほしかったなぁと思います。
痛み止めが手放せない様子だったし、病気はかなり進行していたと思うのですが、そんな状態の人を伊吹が一人で行かせるかな?と。
誠二さんの死が悲劇性のギミックの一つのように思えてしまうからです。そんなはずもないんですが。

ただ、買い物に出て行った誠二さんの様子を見るに、一人で出歩ける程度には体力もある状態だったと想像できるのと、その直前の「舞花といる時間を大切にしているのがわかるほど怖かった」というモノローグから、手を貸したり過保護にするほどに死を感じてしまうこと自体が辛かっただろうと思うので、一方で納得している自分もいます。誰かを見送る時、何の後悔もないというのは難しいものだと思います。

下巻の出だし、愚かな恋についての言葉と誠二さんの存在のインパクトが強すぎて、私にとってこの本はすっかり誠二さんの物語となってしまいました。
佑真さんと伊吹のカップルも大好きなのですが、誠二さんと伊吹の未来が見たかったという身も蓋もない気持ちもあります。萌えというのは反射なのでどうしようもなく…。

辛いけど、在りし日のカッコイイ誠二さんを求めて何度でもページを開きたくなります。
誠二さんと伊吹はあの夜だけだったんだろうな(佑真さんを抱いた時、「初めて好きな人と」と語られていたし)。
舞花ちゃんと誠二さんの指切りのシーン、15年後の手紙による回想で、そういう意味があったのかと時を経て絆とか愛を感じてどうしようもない気持ちになりました。
時々は伊吹も誠二さんのことを思い出してほしいな、いやきっとそういう日もあるのだろうと思ってます。

しかし佑真さんの失恋については前の恋人の所業に胸が痛みます。
一夜限りの関係を持つことで、自分の中に刻まれた幸せを嫌でも思い起こす佑真さんを見て、別れはどうあれ過ごした時間は真実だと思っていただけに…。

最後が一気に15年後まで進んでしまったこともあり、もっと直球に幸せを感じたい!という気持ちがあるのでそこだけ先生にお願いしたいところです。幸せな15年が見たいです。

新しい扉

ドラマCD化が発表されてから発売まで随分時間がかかり、首を長くして待っていました。

増田さんの元気いっぱい強引攻め×小野さんの低音不器用健気受け
なカップルですが、私の中で小野友樹さんと言うと綺麗めお兄さんな声のイメージが強かったので、大人しい性格だけど、体格のいい柔道男子はどんな風に演じるんだろう?と興味津々でした(先に出ている「簡易的パーバートロマンス 2」は聴いていないため)。

結果的に小野さん演じる直ちゃんは想像以上に直ちゃんで、大満足でした。
攻めの翔より体格がいいことがわかる低めの男らしさの中に、奥手で純情な柔らかさがあるのです。硬派で無骨だけど、それがすぎることのない柔和な雰囲気がとてもよく出ていました。

そしてディスク2枚目で想いを確かめ合ってのエッチに突入するわけですが、SNSでも先生方が強調されていた、10分ノンストップエッチです。お疲れ様でございます。
この時の直ちゃんがもう素晴らしい!!
私の大好きな低音受け(エッチの時も高くならない)で声を低く保ったままなんですが、快感を得た瞬間、思わず声が上ずってしまうのが、(直ちゃんというキャラクター的には)意図せず出てしまった感じが出ていて臨場感たっぷり。10分あっという間でした。
小野さんは色気のある演技をよく聴いていたのですが、敢えて色気を抑え、思わず出ちゃうという表現もできるんだなと新たな面を発見した気がします。

翔さんの方は、明るく素直でまっすぐなキャラクター性が増田さんの声質にとてもよく合っています。
遊び人で肉体的には経験豊富な部分よりも、本気の恋愛が初めてな不器用かわいい面がより強調されていて、終始余裕のない感じが翔らしいなと感じました。

同人誌、及び商業でも電子配信されている「after story」まで収録されていたのが本当に嬉しかったです。
脚本も瀬森先生が書かれたとのことなので、全体通して安心して楽しむことができました。いつかこちらの続編もあったらいいなー!