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（闇）忌まわしき 座敷牢にて 柘榴噛む
(光) 人目を忍ぶ ヤリ部屋ですが
(光)はじめまして！ 微笑む君を 目にした瞬間
(闇)どうしてやろうかと 妄想進む
（闇）学ランを 脱がす手だけを 覚えてる
スーツ脱がす手 厚くなったね
（光）また明日 沈む夕日と 秘めた恋
(闇)響く低音 鳴るサイレン
(闇)僕のせい 喧嘩別れで 消えた君
（光）スマホ忘れて 戻ってきたね
(光)美味しいと 唐揚げ頬張る 君を見て
（闇）何の肉だか 知らない馬鹿め
(闇)跪き 見上げる先の 彼の笑み
(光)コマンド発動 優しくするから
(闇)復讐を 誓った月夜 あの日から
（光）時が流れて 愛を覚えた
(闇)移り香に 彼の嘘知り 立ちつくす
（光）カレー食うなら 俺も連れてけ
(光)発情期 部屋いっぱいの 甘い香
(闇) 項を噛んだ 我がΩ(コレクション)
(闇)後夜祭 彼女と踊る 君の横顔
（光）今正面で 見詰める目
（闇）君のせい 罪悪感で 消えてゆけ
（光）同居してから 減るソープ
(闇)捨てないで 縋れるほど 勇気なく
(光)もう食べ終わったよ このプリン
（闇）きれいだね 剥がしたくなる 君の爪
（光）琴はいいから 俺も構えよ
（闇）意地悪が 癖になるから 眼鏡とり
（光）急所を外す キスが歯痒い
（光）ガチムチの おっぱい立派 負けました
(闇)上がる歓声 躾は上々
（闇）春を売る 君の名前を 知らなくて
（光）あなたがつけてと 初夜に乞う
（光）満たしてね 僕の全部を 君だけで
(闇)君の足元 滴る白濁
（光）手を繋ぎ 連れてって君の 未来まで
（闇）世界の終わりで 君とさよなら
(光) シャンプーの 同じ香りに 胸高鳴る
(闇)盗撮盗聴 さあ買い物へ
（闇）人知れず 逢瀬重ねた この部屋で
（光）作る手料理 出所祝い
(闇) おかしいな 数分前まで 隣にキミが
（光）猫まっしぐらな 困ったくん
（闇）「何故ここに…」 鬼ごっこはもう 終わりだよ
(光)｢俺が絶対見つけてやるから｣
（光）胸の花 君の感覚 いつだって
（闇）ちぎってしまおう 枯れ尾花
（闇）曖昧に 「俺も」と言う愛 ありはしない
（光）「俺のが先だ」と 跨るぞ
（闇）「行かないで」 言葉飲み込み 背中押す
（光）凱旋したら トロフィー贈る
（光）無防備に 着替える君を チラ見する
（闇）うなじの噛み痕 所有のあかし
（闇）ネクタイは ほどくことしか 知らぬ君
（光）朝結ぶのは 僕の役割
(光)もっとして ねだる僕に 微笑む君
(闇)「これ以上絞めたら 死ぬけどいい？」
(闇)「おすわり」と 命令されて 熱をもつ
(光)次のコマンド 恍惚と待つ
（闇）実らない 恋の相手に 借りたシャツ
（光）返された匂い そっと嗅ぐ日よ
(闇)君の頬 つたる水滴 舐めたくて
(光)甘くないよと はにかむ笑顔
(闇)見えなくても 繋がっている 糸電話
(光) ボロいそれ見て 君が微笑む
（闇）「始めるね？」スイッチオンで 歪んだ目
（光）壊れたハービー 愛を囁く
（闇）「やめてよ」の 声も出ないほど 怖かった
(光)お化け屋敷で ハグは怖いよ！
（光）無防備に はしゃいでる君 愛しくて
(闇)心が壊れてしまったんだね
（闇）どん底に 落ちてもいいかと 呟いて
(光)一緒に行くよ 羽堕とす君
(光)見慣れない 浴衣姿に ときめいて
(闇)肌蹴る胸元 キス跡残す
(闇)彼の横 これで空いたと ナイフ拭く
（光）俺に激似の ラブドール処分
(闇)愛しても 人と妖 触れ合えず
（光）死後に結ばれ 永遠に幸あれ
(闇) 弟に 彼とのキスを 見られてた
（光）今度の休みは ダブルデート
(闇)「愛してる」 そんな言葉が 言えなくて
（光）このラブレターを したためたのです
（闇）親友が 僕じゃない人と 付き合った
(光)「恋人」の僕は まるで別人
(光)毎朝に 君が横にいる 幸福さ
(闇)夜にはいない 冷えてるベッド
(闇)「寝取りたい」 俺に会わせたのが 運の尽き
（光）計画通り 3Pやるぜ
（闇）葬式で 故人の恋人 涙する
（光）再び会えた 今は霊の彼に
（闇）相容れぬ お前の唇 噛み切って
（光）萎れ耳です 獣人彼氏
（闇）心電図 僕の命を あげるから
(光)一緒に生きたい 跳ね上がる線
（闇）盆の夜 独り寝に飽き 招かれて
(光)「離れないでね」 妖異の祭り
（闇）事故現場 手向けた花束 枯れる頃
待たせてごめんね 転生した君
（光）口移し 飴玉とろけ 糸を引く
（闇）媚薬含んで 甘いだろ
（光）スニーカー 靴紐絡まり 一緒にこけて
（闇）子供じゃないと 去り行く兄
(光)言葉なく 視線絡ませ 放課後の
（闇）空き教室で 絡み合う
（闇）「意味ないよ！ こんな関係」 言い捨てて
(光)「 え？ キライだった 他人丼 」
学校の カースト一位 僕の彼
ベッドに繋がれ 監禁される
（光）「抱かせてよ」 いっぱい優しく してあげる
(闇)いやいや待て待て お前は受けだ
俺を抱く？ やれるもんなら やってみろ
君は言う 僕の首に 手をかけて
(光)幼馴染 諦めたはずの 恋だった
ウトウトと 眠たげな君 いとをかし
ラーメンが 伸びない距離に 住むキミが
（闇）許してよ 君に溺れた 僕のせい？
(光)ブルーハワイ 染まった舌を 見せる君
(闇)だけど今は 一つと1膳
よく笑う 君をずっと 愛してる
偶然に 触れ合う くちびる
(闇) 熱いのに どうして噛んで くれないの
(闇) 跪き いつか見てろと 睨みつけ
(光) 親友で 我慢してやる 今はまだ
（闇）身分違い 執事と僕は 結ばれない
(闇)大好きだよ 何度信じた 呪いの言葉
（闇）神様に 見初められたと 告白し
（闇）悪魔めと 忌み嫌われるうち そうなって
(闇) 笑い声 もう聞くことは 二度と亡い
（闇）ひまわりが 咲かない夏に 別れれば
貴方がくれた いいよの合図
家の前 人が落ちてる ゴミ捨て場
（闇）憎悪など 今は少しも 感じない
なんでだよ そう思っても もう遅い
（闇）嬉しいよ… 囁く瞳 仄暗い
(闇)いない君 嫌いだなんて 言わなければ
(光)ベタ惚れの アイツにとうとう 告白する
寂しくて もう亡き君の 後を追う
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君は言う 僕の首に 手をかけて
