このBLだけは読んでおけ!ボーイズラブが好きな乙女なら、一度は読んでおかねば! 推薦者が己の萌えに忠実にチョイスした「BLマストブック」!


時を超えた絆に涙。匂い系マンガの傑作
ゴールデン・デイズ 号泣特集5 高尾滋
評者:藤棚さん
大正浪漫ストーリー、タイムスリップファンタジーの決定版!シリーズです。
時空を超えた愛、それゆえ決して超えることができない高い障壁が2人に立ちはだかります。物語後半、衝撃の真実が明らかになった後は、怒涛のごとく涙の嵐が吹き荒れる。
掲載は少女漫画誌ですが、乙女たちに、必要以上の妄想を抱かせる内容で腐女子の心を鷲づかみにした名作を今回紹介します。

「涙なくして読めないBL」「とにかく涙目、必定の作品」と聞いて、私が真っ先に思い浮かべたのがこの作品でした。
「ゴールデン・デイズ 号泣特集5」BLレーベルではない少女マンガ誌「花とゆめ」で連載されたこの作品を、ここで語ってもいいものか随分迷いましたが。
少年同士の時を超えた友情と愛の成就を描き切ったこの物語は、ボーイズラブの「ラブ」の部分を充分過ぎるほど堪能できます。
そして最近は「匂い系」なるジャンルもありますので、あえて取り上げようと思いました。
高尾滋著『ゴールデン・デイズ』全8巻を。

祖父・慶光が悔やみ続けた運命を変える為に、時を超えた光也。
彼が辿り着いた先は、祖父が若かりし大正時代。そこで自分を「慶光」と祖父の名で呼ぶ少年・春日仁に出逢う。
慶光と光也は瓜二つなので、慶光として大正時代を生きることになった光也。
彼がタイムスリップをしてまで変えなければならない運命とは何か?そして光也と入れ替わりに姿を消した慶光の行方は?
そんな諸々の謎に大きく関わりがあるらしい春日仁。
彼は消えた慶光に恋をしてました。

仁の同性(慶光)への恋心ははっきりと、作品中でも明言されています。
つらい幼少時代を支え、自分の存在理由を与えてくれた慶光へ心を寄せていく過程に不自然はなく、むしろ恋に落ちるのは当然だろうと読者も納得できます。
しかしそんな切ない仁の恋心を『恋人だけにはなりたくない』と受け入れなかった慶光。
その理由は『縁の切れるような関係ではなく、仁と不変でいたい』から。
仁と永遠に終らない絆を求めた慶光。これもある意味、熱烈な愛の告白に聞こえたのは私だけでしょうか?

そして仁と慶光の関係に、突如として未来から現れた光也が乱入。
彼もまた、消えた慶光と同じように仁の心を癒し、支えて行きます。
当初は「慶光」として見ていた光也を個人として認識し、「光也」に惹かれ始める仁。
これは慶光・仁・光也の三角関係と言えなくもありません。

仁と光也がぶつかり、時には罵り合って心の内をさらけ出し、お互いがなくてはならない無二の存在になっていく最中、光也がタイムスリップした真相、彼が変えるべき「運命」が明らかになります。
それは優しい人たちを悲しませる「真実」の発覚で、仁も光也も傷つきます。
このくだりで多くの読者の泣きのツボが押されることでしょう。

そして真実発覚からラストまでは、涙、涙の嵐となりました。
この作品はタイムスリップ物で、現代人の光也と大正時代の仁との間には、70年以上の時の壁が存在します。
別れの予感を感じ、お互いしがみつくように抱き合い、泣きながら『別れたくない』と唇をそっと重ねた仁と光也の姿は、萌えを遥かに凌駕して美しく、神々しくさえあり感動します。
そしてたくさんの優しさを自分にくれた光也の為に何かしたい。自分に出来ることなら何でもするから言って欲しいと訴える仁に、光也はこう言うのです。

『幸せになれ…オレを悲しませない生き方を心がけろ 
死ぬまで 幸福になる努力を怠るな いいな?オレを 喜ばせて 仁』

光也が一番嬉しいこと。それは仁が幸せになること。
私は相手のことをここまで思いやった、優しく美しい言葉に、激しく心を打たれました。
そして人はこんなに美しい言葉を贈ってくれた相手を、愛さずにはいられないでしょう。
仁はまさにこの瞬間、本当に光也を深く愛したのではないかと思います。

時は大正。これから先、日本をはじめ世界は動乱の時を迎えます。
しかし仁は光也の『幸せになれ』という言葉と、彼と過ごした輝かしい日々の記憶が有る限り、どんなに辛い状況下においても、彼は「幸せ」を感じることができます。
それは仁が光也によって、世界一の幸せ者となったから。
ひとりの人間をこれだけ幸せに出来た光也も、幸せになれた仁も凄いと思います。
二人の深い絆は「愛」と呼んでも良いのではないでしょうか?

そして仁の愛は時を超えて、光也にちゃんと届くのです。
仁の愛を伝えたメッセンジャーは……これまた萌える・心憎い設定で。
時の壁という障害に阻まれようと、仁は常に光也の傍らにいた。これは見事な愛の成就だと、私は思います。
幸せが時を超えて届くラストに、ただ号泣。

仁と慶光、そして仁と光也の関係は、私に木原敏江の傑作「摩利と新吾」を彷彿させました。
高尾滋の作品には、24年組の香りを感じます。24年組がいなければ今日のBLというジャンルはなかったかもしれません。
そんなBLと密接に関係している24年組の作風に近い高尾滋は、この場に集う多くの人々の萌えツボを確実に押してくれるはずです。

『ゴールデン・デイズ』は少年達が深く愛し愛された軌跡を、登場人物たちの人間ドラマとともにたっぷり楽しめる「匂い系」の傑作です。
泣けるけれども、読後感は不思議な爽快感があります。それは光也や仁をはじめ登場人物たちが皆、幸せだったからでしょう。
この作品は泣けるけれども、悲しい作品ではないのです。決してバッドエンドではありません。むしろバッドエンドと呼ぶのは失礼だと思います。

幸せだから、切なくて泣ける。
光也や仁が過ごした輝かしい日々は、読者の胸を熱くし、涙目になること必定です。

作品データ
作 品 名 : ゴールデン・デイズ 号泣特集5
著者 : 高尾滋 :
媒   体 : コミック シリーズ : 花とゆめCOMICS
出 版 社 : 白泉社 ISBN : 9784592181965
出 版 日 : 20051100 価   格 : ¥410
紹介者プロフィール
藤棚
小さい頃から男同士の熱い友情物語に心をときめかせていた私は、思春期に「アニパロ」「JUNE」に出会い、腐女子街道をまっしぐら。
しかし就職したのをきっかけに、腐の世界からは卒業したのですが。
何故か最近……戻って来てしまいました。もう足抜けは出来ないような気がします。
そのものズバリのBLよりも、匂い系が大好物。何もないところを深読みし、勘ぐって妄想を暴走させるのが得意なむっつりスケベです。
このコラムに寄せられた感想
2010年02月04日 藤棚
1月11日にコメントを下さった方へ
コメントを頂いていた事に気が付かなくて、
遅いレスですみません。
遅すぎて、もうご覧になってらっしゃらないかな……?

私の紹介文がきっかけで、本を購入なんて。
とても嬉しいコメントをありがとうございました!!

>仁は慶光に『恋』をしていました。
>その、どこか独断的でもある『恋心』は、光也と出会うことによって『愛』に昇華されていきます。
>相手の幸福を願い、尽くす気持ちへ……。

仰りたい事、すごくよく判ります!!同意します!!
コメントを読みながら「そうそう!そうなんだよ~!!」と。
PCの前で首がもげるほど頷きました。
美しい『愛』を見せてもらった作品でした。

あとこちらのコメント欄、修正できないみたいですね。
私も修正できなくてうわ~!どうしよう!なコメントを書いたこともあります!
なのでお気になさらずに!(笑)


2010年01月11日
修正(>_<)
間違えて、同じ文章載せちゃいました(;_;)

修正できないのでしょうか?!

ごめんなさい



2010年01月11日
感動
藤棚さんの紹介文を読んで、思わず購入してしまいました。

結果、涙、涙……。涙があふれて止まりませんでした。
こんな美しい作品、読んだことがありません。
ストーリー、台詞、そして、絵。繊細で、世界に引きずり込まれました。思えば、もう設定からしてずるいですよね(笑)

仁は慶光に『恋』をしていました。その、どこか独断的でもある『恋心』は、光也と出会うことによって『愛』に昇華されていきます。相手の幸福を願い、尽くす気持ちへ……。
巧く言えませんが(苦笑)


このことは私たちにも当てはまるんですよね。
「幸福って何?愛するとは?」という問いの、一つの答えではないでしょうか。

長くなってしまいましたが、素晴らしい作品を紹介してくださったことに感謝しています。



2010年01月11日
感動
藤棚さんの紹介文を読んで、思わず購入してしまいました。

結果、涙、涙……。涙があふれて止まりませんでした。
こんな美しい作品、読んだことがありません。
ストーリー、台詞、そして、絵。繊細で世界に引きずり込まれました。思えば、もう設定からしてずるいですよね(笑)

仁は慶光に『恋』をしていました。その、どこか独断的でもある『恋心』は、光也と出会うことによって『愛』に昇華されていきます。相手の幸福を願い、尽くす気持ちへ……。
巧く言えませんが(苦笑)


このことは私たちにも当てはまるんですよね。
「幸福って何?愛するとは?」という問いの、一つの答えではないでしょうか。

長くなってしまいましたが、素晴らしい作品を紹介してくださったことに感謝しています。




2009年10月23日 藤棚
mituki 様
はじめまして。
コメントをありがとうございます!

高尾滋さんへの愛がヒシヒシと感じられる
mitukiさんの熱いコメントを頂けて、とても嬉しいです!
高尾さんの作品はいいですよね。
たっぷり書き込まれた心理描写と叙情的な雰囲気がたまりません。
「人形芝居」もなかなか萌えると聞いていますので。近々読むつもりです!!
そうですか、やはり萌えるのですね。情報、ありがとうございます。

>読んだの最近で、何日経っても胸の中のじんじんが消えませんでした。
分かります!私もそうでした。読み終わった後、頭がボーっとしちゃって。
数日は仁や光也達のことばかり考えて、胸を熱くさせていました。
本当に素敵な作品で、私も出会えたことに感謝感激です!!


2009年10月21日 mituki
始めまして。
mitukiと申します。
高尾滋さんが大好きで、フラッとここにお邪魔したのですがコラムを読んで思い出し涙をしてしまいました。
大好きです、大っ好きですゴールデンデイズ。
読んだの最近で、何日経っても胸の中のじんじんが消えませんでした。
コラムを読みながら、「うんうん!」共感の嵐で嬉しくなりました。ありがとうございます(というのも変かな)
この作品が生み出されたこと、この作品に出会えたことに心から感謝したお話でした。仁と光也の友情も愛情も超えた絆に、離れたところにいる友人を無性に強く想いました。
人形芝居も同じように泣けます。静と嵐の関係にも密かに萌えだったりして(笑)
長々すみません。嬉しくなってしまったので・・・
これからも素敵なコラム書いて下さい。


2009年08月12日 藤棚
ちと 様
コメントをありがとうございます!

>最後、光也の元に黒のナイトが届いたとき、もう声を上げて泣きました。
ここは名場面ですよね!
黒のナイトがコロンと出てきた時、一気に目に涙がぶわーーーっと盛り上がってきて、号泣。
本を読んでこんなに泣いたのは久々でした。

ちと様からのコメントを読んでいたら、私も色々と思い出して。
また再読したくなりました。今夜辺り全巻、一気読みしたいと思います。


2009年08月11日 ちと
No Title
ああう・・・なんか読んだら思い出して泣けてきました!一巻目を、仁と光也のキスシーンを見て「白泉社でまさかのBL!?」と興味津々で衝動買いしてからというもの、その世界観にまんまとのめり込み、止められなくなってしまったものです。最後、光也の元に黒のナイトが届いたとき、もう声を上げて泣きました。少女マンガであんなに泣いたのは初めてで、あらゆる意味で感激でした!!


2009年06月08日 藤棚
tyanpon 様
tyanponさんも『ゴールデン・デイズ』がお好きなんですね!
嬉しい!!

コラムを応募する時に、全巻再読したのですが。
結末も全て分かっているはずなのに。
最終巻ではやはりごーごー泣いてしまって。
でも凄く切ないですが、最高のラストだったと思います。
そして愛宕山へ行きたくなりました(笑)

この作品はスバラシイです。
少女漫画としても匂い系としても最高で!
本当に多くの人に読んで貰いたいですよね。

コメントをありがとうございました。


2009年06月06日 tyanpon
分かります
光也とおじいさんの絆も強いものでしたが、二人と仁の絆も強いものでしたね!
この作品のよい所は藤棚さんが全て語ってくれたと思いました!
高尾さんの作品は私も大好きで!
この作品ももっと多くの方に読んで貰いたいと思います^^
愛を越えた感情を抱いてお別れした気がします。
おじいさんも、仁も、光也も。
それぞれの心に暖かい何かが灯った所で、時の流れが再び流れたような。
少し切ないお話ですよね(泣
でも私もこれはバッドエンドでは無いと思います。
でなければ、読んだ後の気持ちはもっと違ったものだと思うので!


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