私のBL論!


愛する男たちの背丈の話
評者:眠れる森さん
「金もいらなきゃ女もいらぬ、あたしゃもう少し背が欲しい」
というのはけっこう古いお笑い音曲ユニット(玉川カルテット)のギャグですが、
大金や恋人と比較できるくらいに男にとっての「背丈」というのは大変重要な問題です。
とにかく1cmでも高くありたい、という努力は例えば「シークレットブーツ」の検索結果から涙ぐましいほど見ることができます。
というわけで今回は男にとっての死活問題、BLにおける「背丈」について考えていきましょう。

1:背丈はこんなに大事だよ、な話

男性にとっての女性の背丈は低い方が好きな人がいる一方、モデルのような高い身長を好む人もいる、いわば「好み」の問題ですが、女性にとっての男性の背丈は「高いほど男らしくていい」ものというほぼ一択にちかい面があります。

このことについて身長の重要性について語るサイトなどを調べるとこういう記述が出てきたりします。「古代の男は狩りをしていた。狩りをする時には体は大きい方が有利。そのため体の大きさはプライドだったかもしれない」

でもBLの場合はどっちも男なので女性を意識する必要はない=それならそこまで考えなくてもよくない?と一瞬思いそうになりますが、やはり背丈の組合せによっていろいろな印象をお互いが持ち、しかも影響を与えてくるのです。

なぜか?

それはBLにおいて攻めと受けがいるからです。体の形は生理的に同じとはいえ男の体を男として利用するのは攻めの方だけ。受けの方には本来そういう使い方はしない場所の特殊な使用方法をせざるを得ず、その中で「男にはなれない」覚悟を必要とさせられるわけです。
(そんな覚悟をお互いでシェアする「リバーシブル」というお付き合いもありますが今回は敢えて割愛。)

受け、攻めに至る心の問題は「リバーシブル」のコラムで語りましたので置いておいて、背丈が違うとやはり主導権は背の高い方に行きがちです。なぜなら(図解参照)愛情表現をする時、たとえばキスをする時には背の高い方からする方が体勢的に楽だから。低い方からするにはジャンプしたり高い方にかがませたりととかく策略を必要とします。

「愛する男たちの背丈の話」

押し倒すときにも(図解参照)上から浴びせ倒す方がやはり有利です。まぁこれには体重も必要となりますが、基本的に背の高い方が体重は重いものですし、それが逆転するほどのデブはBLの世界にはいないことになってるので考慮から外しましょう。

「愛する男たちの背丈の話」

というわけで、愛し合うにはとにかく重要な要素である背丈。先述した要素により「攻めは背が高く、受けの背が低い」形になるのが一般的ですが、なかにはそうでないこともあるのも事実。典型的なタイプも含めた4つのタイプのカップルを見ていくことにしましょう。
「攻め(中、または高)×受け(低)」(一般的?背丈カップル)
「攻め(高)×受け(中、または高)」(摩天楼カップル)
「攻め(低)×受け(中、または高)」(大木にセミカップル)
「攻め(中、または高)×受け(高)」(寄り添う大樹カップル)

なお、唐突に「中」とか「低」という言葉がでますので基準はどこよ?と言いたくなりますが、そのことについてはデータがちゃんとあります。最終章までついてきてください。

2:背丈がどうでも愛し合おう!…4つのカップルを覗いてみる

・受けを包み込め! ~ 一般的?背丈カップルの場合
(例)「別れる2人の愛の劇場。」上野優馬(176cm、アイドル)×梅田穂積(158cm、お笑い芸人)

このパターンのカップルは山ほどいるし、BLとしては特色が挙げづらいのですが、受けの特筆すべき背の低さとその影響を話で見ることができる、ということでこの二人を選んでみました。
別に攻め争いはないのですが背丈に関するコンプレックスは結構頻繁に出てきます。「小さいいうな!」とか。梅田の場合はコンプレックスが背丈じゃない所にも影響していて「愛される才能があるのに愛される自信がない可愛そうな子」と相方に言われちゃっています。

あと、このミニマムな受けで時折みられるのが「女装」。梅田は職業柄という事もあり、頻繁に女装を見せます。別に女になりたいわけじゃなく、ネタとして美味しいのと体型的に自然だから。極端に言えば男っぽさに欠けるから…とも言えます。
上野が年下でヘタレなため梅田にはあまりそういう要素はないのですが、それでも「俺の持ってへんもの全部持ってるわ」という感想を上野に抱いていたりします。「自分はダメだなぁ」という感想を抱きやすい小さい受けっ子を抱擁してあげるのは攻めさんの重要な役割です。
このカップルの場合は「年上」「年下」という別の要素も絡むので一辺倒ではないですけど、このような身長差は多いだけに別の要素を絡めて単調にしない工夫も必要、でもあります。

・俺に乙女があるなんて ~ 摩天楼カップルの場合
(例)「ハート・ストリングス」榊一彦(190cm、ヤクザ)×篠原裄也(177cm、ホスト)
攻めの大きさが元々大きい受けを凌駕する様子を競うように林立する摩天楼にたとえてみました。
このカップルには大きく分けて「ええっ!この受けそんなに大きいの?」と「ええっ!こいつが受けするの?」の2パターンあるのですが、今回は後者の方を主に取り上げます。

まずは前者のカップルの「上野よりも篠原の方が大きい」という事を認識しておいてください。結構重要です。
さらに「ホスト」という職業自体が基本線女性相手という事もあり男っぽさを前に出してくる職業。篠原もNo.1として後輩がいざこざに巻き込まれたら筋をバシッと通してヤクザの榊にさえも意見申し上げる、男らしい男。榊もただ単に可愛いとかそういう要素で無くその漢気に惚れます。

こういうカップルになると受けにも女性として扱われるような要素は基本線ありません。この本には女装要素も一応ありますが、明らかに可愛いという要素とは無縁。単に女性とくっつけようとする組長の前に「俺の連れ添い」として筋を通すためです。組長にたいして榊は篠原の「男の部分」を強く強調してアピールします。
あと、この種類のカップルの特徴は「女性から見た見目が非常によろしい」という事。高身長の男前が二人並んでいる、という状況は女性にとってまさに萌え。受けにもコンプレックス要素が少なくガチ、というのもその傾向を強くしてくれます。

最後におまけとして程度、「ええっ!この受けそんなに大きいの?」について語りましょう。
(例)「ほんと野獣」の上田朝春(185cm、警察官)×後藤田輝(175cm、ヤクザ)
常に上田や周りのヤクザは後藤田を可愛い、もしくはアイドル的に扱います。
男っぽい要素はヤクザらしくありますが…基本的には摩天楼のイメージはありません。

・可愛く見えても俺は男です ~ 大木にセミカップルの場合
(例)「ステイゴールド」 豊国瑞紀(高校1年生) × 利多健志郎(高校3年生)
「大木にセミ」という例えは実際に私がそういう場所でお伺いした話です。
ちっちゃい子が突き立ててる姿がまるで木に管を突き立てるセミみたいなんだそうな(苦笑)
このカップルには身長の正確な記述はありませんが、おそらく瑞紀は160あるかなしか、健志郎は180近くはあるでしょう。頭一つ近くの身長差があります。
こういうカップリングの場合は受けにどちらかの要素が配偶されます。一つはすでに受けが淫乱という「誘い受け」、もしくは可愛いのはお前だろう!という受けの意識による「リバ狙い」。
「ステイゴールド」の場合は「リバ狙い」があります。成功すれば普通のBLっぽい受け攻めになるのですが、そうはいかないことが多いのです。なぜならこういう大木につかまるセミにヘタレはいないから。体格で劣る分、あらゆる努力と気合で受けを圧倒するのです。瑞紀の場合は健志郎以外にははっきり見えそうな位の腹黒さと卓越した演技力。もちろん悪意があるわけじゃないけど見事な手玉取りぶりです。隙がない。

何にも知らない健志郎は瑞紀に煽られ、どんどん生の可愛い面をさらけ出していくことになります。
ミニサイズの攻めが得意な作家さんには三島一彦さん、真行寺ツミコさんなどがいますが、どの攻めも気合がある(「強気」「傲慢」が似合う)のでその気合を味わいたい。

・ベッドが可愛そう? ~ 寄り添う大樹タイプ
ホントはね。」真宮蓮次(181cm、45才、部長)×桂川銀次郎(190cm、18才、大学生)
このタイプはセミほど小さくはないので「寄り添う大樹」としてみました。
どちらもでかいな、に神経が寄りすぎて摩天楼との区別がつきにくいタイプでもあります。

銀次郎は受けとしてはトップクラス、というかBLの世界の攻めでも珍しい190cm代。
となるとこの場合でも受けであるないに関わらず大きさが目立ってもおかしくないのですが、それを目立たせなくしちゃってるのはやはり「攻めも大きい」=「可愛くはない」ということ。よしんばリバってもそれは摩天楼カップル。やはりBLとしてはそんなによくあるタイプでもない。
それならどっちが受けでもいいじゃん、という事に。この場合は年齢が上、キャリアが上という至極まっとうな理由で受け攻めが決まっているといってもいいのではないかと。
その上銀次郎は子供の頃に甘える事が出来なかったせいか年齢相応、いやそれ以下に子供っぽい空気があり、この体格をもってしてもまるでショタっ子のような話し方をすることがあります。

BLでの大きい受けは総じてヘタレですが、「大きいのにヘタレ」の「のに」がBLにおいてはストーリーのスパイスだと考えます。
そして大木にセミカップルで紹介した瑞紀同様、蓮次も年相応ながら相当な自信家。攻めとしては十分な体格もありますしね。この場合は根拠はあります。

3:さて、BLの世界の「大きい」とはどういう物か?

恐らく感覚としてはあると思うのですが、BLの世界の「大きい」について、BL愛好家界隈ではどういう認識なのかを彷彿とされるデータがあります。
これをご紹介して最終とします。

「愛する男たちの背丈の話」

これはpixiv内での男子高を舞台にBL限定で開かれた企画「BL学園」に登録された生徒たち(495名)の身長を例にとったものです。(現在は続編として高校生、大学生をテーマにした「BL学園2」が開催中)
高校生はまだ成長期に当たるので1年生より3年生の背が平均的に高かったりする時期ですが、そのあたりは置いておいて彼らに設定された
攻め優勢←「攻め」「攻めリバ」「リバ」「受けリバ」「受け」→受け優勢
の属性ごとに平均身長を計測したものになります。つまりここから「腐な人たちが攻めとしてイメージしている身長」の印象がつくわけです。

まず全体の平均は172cm。平均的な高校生が170cmなので若干高い、かな?という程度。
そして、攻めうけ両方のリバがほぼ同じサイズになります。
それに対して攻めは180cm近く、受けは166cm程度が想定されているのです。
この二人が抱き合うと丁度
・真っ直ぐ向きあうと攻めが受けのおでこにキスをできる
・受けが仰向いて攻めがうつむくと唇同士でキスを簡単にできる
程度の身長差です。「胸に顔をうずめる」身長差で書かれることの多い男女のカップリングに比べると少し差は小さいかな。

と、相手がショタ・・・のようによっぽどの差がない限りなかなか深く考える事のない身長差ですが、次元無関係に結構男たちは身長には無意識に左右され、そして水面下で勝敗(か?)を決めていたりします。
ストーリーを一通り追って萌えた後、二人の視線や並びなどにも注目してもう一度じっくり味わう!というの、いいと思いますよ。

紹介者プロフィール
眠れる森
立ち読みしたパタリロからはじまった腐男子歴も気が付けばもう20年。
本の気まぐれから始まったBL読書だったはずがBL曲を作ってしまったり、BL企画で絵を書いたり本当に彼氏(!)を作ってしまったり…と気が付きゃ腐った世界の影響で人生歪みっぱなしです。
ストライクゾーンは広いですが、愛がないのに痛いのとありえないエッチだけは苦手。勿論、リバを筆頭にエロエロなBLは大好き!

ちなみに身長は「ちょうどリバ位」…もうちょっと欲しかったな(苦笑)

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