BL業界がそんなに 楽しいわけがないっ!?


元編集関係者が語るBL業界事情 第七回「やってはいけないBL」
評者:ミサキさん
比較的内容に自由度があるボーイズラブですが、いくつか「やってはいけない」お約束があります。これをやると売れない!というBLのタブーがあるんです。今回はそんなBLダブー不文律を、出版界ヲタ女子で腐女子な元編集関係者が、ぶっちゃけ語ってゆきますよ!

 書店へ行ったときに、好みの設定や読んでみたいと興味を引かれる作品があまり無いと思っている人がいるなら、その理由はとても明確です。
「売れない設定だから出していない」
 これに限ります。
 商業で刊行するからにはたくさんの人に気に入ってもらえなければ意味がないので、より好まれるものを作る必要性が出てきます。
「面白い作品を刊行する」というよりは、「面白いと感じてもらうために好かれそうな作品にする」のです。
 それを目指した結果、「できれば避けたい設定」として次のような項目ができてきました。
・バッドエンド
・ファンタジー
・時代物
・外国設定(メインキャラに日本人がいない)
・エッチシーンが無い
・血縁設定
・オッサン受け
 避けられることが多いだけで、決してやってはいけないというわけではありません。
 レーベルによっては問題ないものもあるので、それぞれで異なります。そしてそれがレーベルの個性に繋がっていきます。
 ただ、これらの設定を楽しんで読める人はごく一部だけだと思われているので、たくさん刊行されることはありません。
 売り上げ実績を確保したいと考えたときには、誰もが抵抗なく読める設定が好まれます。
「ボーイズラブ」と呼ばれ始めた頃くらいまでは、意味不明な設定の作品や絶望感や悲壮感しかない展開の作品も読んでいたような覚えがあるのですが、気がつけばほぼ絶滅していました。あの当時はそれなりに流行があったので、流れがいつの間にかハッピーエンドのラブコメ主流に移っていたように感じています。
 しかし、近年は商業BLでの大きな流行も無く、読者の好みが細分化していることもあって、絶滅期に上がった設定へのハードルが、また下がっていると思います。
「好かれるようにしたところで、結果が伴うわけじゃないなら自由にやりたい」ということなのでしょう。
 このように考えていても、もちろんすべての作家に自由な設定構成が許されるでわけはありません。
 どういう作品を出しても売り上げが取れると分かっているか、変わった設定を作ることに定評があると編集部側が把握していれば却下されにくいと思います。作家やレーベルのイメージチェンジを考えているときにも通りやすくなるでしょう。
 あとは、担当編集がその趣向を理解していることが前提です。
 中には自分の好みを押し付けて「言うとおりにやってください」と言うタイプの編集もいるので、そこは運次第としか言えません。
 それが当たるならいいですけど、強制しておいて外したときにはどうするんでしょうね……。

 こんな感じで簡単な「縛り」のようなものが商業BLにはあります。
 レーベルの傾向による違い以外に、漫画と小説でもその中身は異なります。そもそも性質が違うので当然です。
 個人的には漫画のほうが自由度が高い印象です。多少の無茶や遊びは許容範囲内といった感じでしょうか。
 小説の場合は「全編攻め視点はやめてほしい」とか「エッチシーンは○回以上入れる」などの要素が加わるレーベルもあります。
 数年前よりは決まりごととしての効力が薄れている気もしますが、漫画より頑なであることに変わりはないと思います。
 確かに200ページ読むのに好みではない設定では厳しいものがあるので、より作品に安心感を求めてしまうのかもしれません。
 それだけでなく、漫画と小説の違いは読者の年齢層や書籍刊行までの過程などがあります。
 読者の平均年齢には約10歳は開きがあると考えられています。10歳も差があると好むものにも違いが出てきます。そうなると対象を絞りすぎた場合に片方には受け入れられても、もう片方の趣味とは噛み合わなくなります。
 さらに、漫画はまず誌面に掲載するのに対し、ほとんどの小説が1冊分を書き下ろしなので、刊行への判断が厳しいと言われる現状では大きな勝負に出にくいと考えられます。
 逆に漫画で小説と同じだけエピソードやストーリーを掘り下げるためには、連載にならないと厳しいので、それはそれで難しいこともあります。
 漫画にできて小説にできないことがあり、小説にできて漫画にできないことはひっそりと区別されています。
 ただ、結局は売れ行き次第です。
 これまでは避けられていたような設定や展開の作品に人気が出れば、その勢いに便乗しようとよく似た系統の作品が増えます。
 男性向けラノベのように堂々と二番煎じをやれば面白いですが、「パクリ」と言われては大変なので、あからさまにならないよう匙加減をしつつしれっとした顔で乗っかります。
 それが増えていくと、マイナーだったものもメジャーに転向していきます。
 こうして設定のパターンが増えていき、定番に浸透していくのが最近の特徴と言えます。
 それでも鉄板王道に敵うはずは無く、全体的に売り上げが地を這っていると言われている現状で、できれば手堅くみんなに好かれるものを出していきたいという考えは当然でしょう。
 これまでにも「受けは初物でなければ」とか「30歳を過ぎたらオッサン」と言われていたことがあるので、今は避けられている設定もいつか普通になる日が来るのかもしれません。

 しかし、こういうことを考えながら書店に行くと、とても楽しくないです。
 コラムを書くようになって、改めて市場調査も兼ねて売り場を見るようになりましたが、変に知っている事実があるだけに複雑な気持ちになります。
 それでもあえて書くのは、読者が何を考えて本を選んでいるのか知りたいからです。
 自分が一読み手に戻った今、的はずれなことをされているような気がしてしまうのは、好みが偏っているからなのか。それとも他に同じことを感じている人がいるのかを純粋に知りたいのです。
 友人に意見を訊いても、自分と感覚が似ているから友人なのであって、あまり参考にはならないと感じています。
 とことん追求してみたいので、思うところがある人は教えてください。

 ご意見・ご感想はコメント欄かツイッターアカウント@misaki_dxまでお寄せ下さい。

紹介者プロフィール
ミサキ
ヲタ女子で腐女子の残念な元編集関係者。欲望の赴くままに業界に足を突っ込むも、根気の無さと面倒くさがりが遺憾なく発揮され現在フェードアウト中。「好きなこと=できること」にするのを目標に、目下自分探しの旅を(二次元のなかで)繰り広げている。座右の銘は「世の中やっぱ金と欲」。
近況:そろそろ花粉が飛び始めているというのは本当なのでしょうか? 備え始めなければ……。
このコラムに寄せられた感想
2013年08月04日 匿名さん
No Title
でも…それって要するに変化がないってことなのでは…?
売り上げは必要だけど、クリエーターって常に新しいものを追い求める姿勢が必要なのではと思うんですけど。
ジャンプみたいに。

なんか、最近BL漫画って2次創作のほうが面白いんじゃない?って感じてしまうんです。2次には常に流行の絵柄やcpがあり、新しい萌があるんですよ。画力も高い人が多いし、キャラも個性的。
商業はなんかありきたりな漫画ばかりで…絵柄や展開が古いなって感じてしまう。商業BLと2次BLでは読者層が違うんだよって言われたらそれまでですけど…
外国設定、オッサン受け、ファンタジー、バッドエンド、エロなし大好きなんですけどね…2次にはたくさんあるのに…もったいない


2013年02月09日 匿名さん
No Title
つまりは面白ければ何も問題なかったんでしょうけどね。

わたしはこのコラムがそれほど「デリカシーがない暴露バナシ」だとは感じませんでした。そこまで行っていません。
そもそもこんな公の場で、仮にも(実名ではなくとも)「もとBL編集」を名乗って内幕暴露をするのはモラルに反すると思っています。その点でだけは非常識な方ではないのでしょう。

このコラムがなぜここまで反感を買うのか。それはいくつか前の方が言われていることを勝手ながら引用させていただくと
>元編集者としてひとつ、おまえらが知らない苦労を教えてやろう……以下愚痴!
わたしはこのコラムを表すのにこれ以上的確な表現はないと思いました。

コラムより、コメントの方に納得させられるのが一番の問題ではないですか?

もう一つ、これもずっと下の方のコメントで触れられてますが、なぜコメント返しがないのでしょう。耳に痛い意見を無視するのは勝手にすればいいですが、真摯な質問や問いかけにはお返事なさってはいかがですか。


2013年02月09日 匿名さん
ついに本人降臨ですか!?
↓ 本人が来ちゃったみたいですよ~。

 一字空けやめても改行がクセっぽいよ。もっとうまく隠しなよ


2013年02月09日
クレーマーの常套文句だね
ついにはちるちるが悪いと言い出したね(笑)
完全にクレーマーの類と一緒だね。

自分が気に入らない事があったら誰かを槍玉に上げないと気が済まない人、いるよね~。
それも「私は良い意見を言ってるの!」って大義名分を振りかざして、相手を攻撃。
人として間違ってるよね。そんなに自分が正しいって誇示したいの?

あ~おかしい!
たかがコラムでこんなに騒いでいる人初めて見た(笑)

葡萄爪さんのような大人な書き込みをする人が増えてくれると嬉しいな。


2013年02月09日 匿名さん
ちるちるの見識を疑う
このコラムの内容もさることながら、普段世話になってる編集部や作家・漫画家を結果的にこき下ろすようなコラムを平然と載せる、ちるちる(及び芳林堂)の見識を疑いました。
各編集部や作家や漫画家は、こういうコラムを載せるような書店には協力したくないと思いますよ。
ユーザーとしても、夢をぶちこわすようなところでは買い物をしたくないと思いました。


2013年02月08日 匿名さん
終了なのですね
Twitterアカウントを見たらコラム終了のお知らせが。

筆者さんの自己都合だそうですが。


2013年02月08日 匿名さん
No Title
面白く書く方法なんていっぱいあるのに残念です。
ネガティブな思考から面白いものなんて生まれないんです。
プロフィールにしても、自己紹介するときに
私は残念な人で、根気もなく面倒くさがりでお金が好きです・・・って言います?
これが企業面接だったら落ちますし、
合コンだったら次から呼ばれなくなります。
編集者とはいってもコラムニストや作家じゃないから
それほどすごいものは期待していませんでしたが、
あまりに読み手に対する緊張感がないから叩かれるんです。
いままでコラムを書かれている素人レビュアーさんが叩かれることなんてあまりないじゃないですか。
読み手を意識して、言葉が足らなくてもみなさん一生懸命面白く書こうとしているのがわかるからですよ。
元編集者としてひとつ、おまえらが知らない苦労を教えてやろう……以下愚痴!だから反発を食らうんじゃないですか?
無理に「元編集者として」たいそうなBL論かまさなくても、内情暴露というほどのことをしなくても面白く書くことなんてできますよね?編集者時代の毎日の24時間スケジュールや、休日に何してたか書いたっていいわけですよね。編集は大変なんだぞ!と言うよりはるかに雄弁です。
アマチュアの投稿作品読む機会あるでしょう。
だったら、自分はどういう基準で○や×つけてきたのか、自分にとって悩ましいボーダーとはどういうものか、応援したい投稿作とはどういうものか、
作家さんとお電話していてどんな気持ちで接したか、どんな気持ちで作品を送り出していたのか、エピソードなんていくらでもあるじゃないですか。
そこが軽く1行ぐらいで終わっていて、一般論とネガティブな結果ばかり書いてるからつまらないんです。

老婆心ながらこの人の将来を心配してしまいました。


2013年02月08日 匿名さん
No Title
>白熱してますねの方
やっちゃいけないとは言ってなくて、デリカシーがないって言ってますね。
出版社や作家さんにお願いしてこちらの書店独自の特典や企画を書き下ろしてもらってるんでしょうに、ネガティブな内事情を暴露しちゃうのがすごいと思います。


2013年02月08日
白熱してますね
いろんな意見があって、レスを読んでいるほうがおもしろかった!ということで私もひとつ。一介の書店が作家と編集にうんぬんという件、ホントにやっちゃダメなんですかね?立場の固定化は、あぶないと思うんですけど。ちょっとくらいはみ出したっていいんじゃないでしょうか。


2013年02月08日 匿名さん
No Title
興味深く拝見してはいますが、一介の書店さんがなぜ我が物顔で「作家と編集」を題材にしたコラムを掲載してるのかな?とは思ってます。業界は確かに近いんでしょうが、決して同じフィールドじゃありません。なんというか…他社の内情を暴露するデリカシーのない企画ですよね。
このコラムを読んで「勉強になってる」人もいるようですが、これって隣近所のおばさん達が隣人のウワサ話してるのを聞いているのと似たようなものだと思います。

それより自フィールドの「BL書店の裏話」をしたらいいのに…。


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